2017年05月01日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(114)

さて、家の中の「配線」の検討の続きです。

実は電源コンセントについては、「配線」の話のなかでは最もシンプルです。
必要な場所に十分な数を用意すればそれで終わりだからです。

より問題が複雑なのは、それ以外の配線についてです。

まずは、有線LANと電話線について。

ふた昔前の家は、リビングだけでなく主要な居室にそれぞれ電話線を引いて、好きな部屋に電話を置いたり、部屋同士の電話機で会話ができたりするように設計するのが一般的でした。

ただ、携帯電話の普及によって固定電話のインフラの重要性がどんどん薄くなり、そもそも固定電話を置かないような家も増えてきた昨今では、固定電話の回線はせいぜいリビングに1本あれば十分ということになり、代わりに各居室などには有線LANを引いて「家庭内LAN」を構築するのが一般的になりました。

まあ、最近はさらに進んで有線LANではなく無線LANが一般的になり、また家庭用のインターネット契約をせずにモバイルネットワーク+モバイルルーターで家庭内の通信もまかってしまうようなスタイルが一般的になりつつあって、家庭内にネットワーク回線を構築することの重要性は弱まっているのですが、私はやはり有線LANの通信の安定性が好きで、モバイル端末以外のネットワーク機器は有線でつなぎたい、と考えているので、家庭内LANをしっかりと構築することにはこだわりたい、と考えました。

ですので、すべての居室に最低1つのLAN端子、LDKなどにはより多くのLAN端子を用意することにしました。
一方、固定の電話線についてはリビングに電話機を1つ置くだけなので、電話機を置く予定の場所1箇所だけに引くことにしました。

さて、ここで話が最初に戻りますが、電源コンセントと違い、LANや電話線の場合は、「引き込み」や「ネットワーク」のことを考える必要があります。
つまり、外部から光回線を引き込み、光モデムで有線LANと電話線(ひかり電話)、さらにはテレビの信号(フレッツテレビ)に分離し、それぞれ必要な場所に信号を配信し、また有線LANについては家庭内LANを構築する必要もあるわけです。

これらの「ネットワーク構築センター」として、グルニエのうち、天井が下がってもっとも使いにくそうな一角をあてることにしました。
その場所にすべての配線が集まるようにし、光モデムや家庭内LAN構築用のギガビットハブ、さらには後述するテレビ信号用の分配器やブースター、防犯カメラの録画機などをすべてこの「センター」に集約することにしたのです。

posted by そらパパ at 21:15
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