2007年02月19日

絵カードスケジュールシートの試作

先日覗いた100円ショップで、こんなものを見つけて、創作意欲ががぜん沸いてきました。

スケジュールシート

フェルトのシートに、1週間×朝・昼・夜の21のポケットがつけられ、一番下に大きなポケットがついています。(最近ダ○ソーで急によく見かけるようになったので、もしかすると新商品なのかもしれません。それとも私が注目するようになっただけ?(笑))

これは、どうやら主たる用途は薬を取り分けて薬の飲み忘れ・飲み誤りを防ぐためのもののようです。
でも、この外観は、私たちの目からはどう見ても「絵カードのスケジュールボード用のシート」にしか見えません。しかも、ポケットのサイズを測ってみると、ちょうど当ブログでも紹介しているPECS絵カードのLサイズがうまく入る大きさです。

「これは、作ってみるしかないな」と思ったので、早速「絵カードスケジュール表」の試作品の製作にとりかかりました。


↑まず、「朝・昼・夜」というカードの裏面を使って、より分かりやすいと思われる表現に書き換えました。



↑いつも使っている、PECS絵カードLサイズの台紙を使って、スケジュール用のカードを作ります。
 ポケットへの出し入れを容易にするため、カードの上部に「つまみ」をつけています。これは、名刺サイズのラミネーションフィルムを使って、普段なら切り落としてしまう「余り」の部分を残すことによって実現しています。
 ちなみに、現試作段階では「余り」を全部残していますが、さすがにこれだと長すぎるので、使いやすさを判断しながら、今後この「つまみ」の長さは調整する(短くする)予定です。



↑自閉症児むけのスケジュール表の工夫としては、「今日はここ」というのを明確にすることがあげられると思います。
 そこで、「今日はここフレーム(仮称)」を作りました。
 これも100円ショップで買った、硬質プラスチックのクリアファイル(紙が1~2枚だけ入る下敷きみたいなプラスチックファイル)から切り出して作っています。
 フレームの上部には、切り出して作ったベロ状のフックがあり、ここをポケットに引っ掛けて使います。


スケジュールシート暫定図1
↑というわけで、とりあえず完成したスケジュールシート。
 こちらは「案1」ということで、何かイベントがあるところにだけカードを入れ、それ以外のところ(家にいるだけの時間)はブランク、という方法です。

スケジュールシート暫定図1
↑こちらは「案2」。「家にいる」というのも含めて、すべてのポケットを埋めてしまうアイデアです。
 普通に見るとこちらはごちゃごちゃして見にくいですが、もしかすると子どもにとってはこちらのほうが分かりやすいかもしれないので、こういうやり方もできるように「おうち」というカードを作っておきました。(この「おうち」というカードだけもっとシンプルなものにするのがいいかもしれません)


まだ現時点では、実際に子どもに見せるところまでは行っていません。子どもが使わない部屋でしばらく「仮運用」しながら、用意したカードで間に合うのか、日々の更新に問題がないかなどを試したうえで、実際に子どもに使ってみようと思っています。
posted by そらパパ at 22:40
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