2006年12月24日

夜のケーキ

また、日々の療育の話題です。

私が通勤に使っている最寄駅がリニューアルされて、小さなケーキ屋ができました。
会社から帰ってくる時間にも開いていて、1個105円から選べるので、気が向いたときとか、何かいいことがあったときとかに買って帰って、傷まないようにその日のうちに(つまり、私の夜ごはんの後のデザートとして)食べていたのですが・・・

どうやらこれが原因で?ちょっとした問題が起こってしまいました

私の場合、平日の夜は家に帰ってすぐに晩ごはんを食べ、ビールを軽く(350ml缶1本)飲んで、それからお風呂に入るのですが、先日、私が食事を終えてビールを飲もうとすると、娘が急に怒り出してパニックするようになりました。

それが2日ほど続いて、このパニックはどうやら私の食事のパターンと関係がありそうだ、と思いを巡らせていて、思い当たる節がありました。それが、例のケーキです。

このお店のケーキ、開店当初はもの珍しさも手伝って毎日のように買っていたのですが、最近は2週間ばかり買わない日が続いていました。で、先日ちょっと久しぶりに買って帰ったのですが、娘のパニックはケーキを買って帰った日の翌日から始まったのです。

つまり、娘は「私の食事のあとにはケーキが出てくる(そして自分も食べられる)」というパターンを学習、記憶してしまったらしくて、その期待が破られることでパニックを起こしているように思われたのです。

妻もたまに買って帰ってくるケーキを楽しみにしていたのですが、パニックの原因がケーキにあるかもしれないということで、話し合った結果、今後は平日の夜にケーキを買って帰るのは「封印」することにしました。

その後、娘も忘れてしまったのか、私の食事のあとにパニックすることはなくなりました。ケーキが原因だったのかは確証は持てませんが、パニック自体を抑えるのではなく、原因を特定して環境の側に働きかけて対応できたのは良かったんじゃないかな、と思っています。

この件に限らず、最近の娘は認知や記憶が発達しつつあることを推測させるような「こだわり行動」やパニックが増えています。例えば、以前はほとんどなかった、人や物の配置にこだわる行動が増えたりしています。
こういう行動は、単に「問題行動」として抑えようとするのではなく、健常児とは異なる発達過程をとおることによる社会・環境との「きしみ」であるととらえて、どうすればその発達を邪魔することなく、社会的に受け入れられる行動を形成していけばいいのか、という視点から働きかけを行なう必要があるんじゃないかな、と考えています。

というわけで、我が家ではケーキはおやつの時間にしか出てこない(考えてみれば当たり前なのですが)ものになりました。
(ちなみに、クリスマスのケーキも、夜ではなくおやつの時間に食べました。)
posted by そらパパ at 22:24
"夜のケーキ"へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
子どもが自閉症かもしれない!どうしよう!という親御さんへのアドバイスはこちら
孫が自閉症らしい、どうしたら?という祖父母の方へのアドバイスはこちら

fortop.gif当ブログの全体像を知るには、こちらをご覧ください。
←時間の構造化に役立つ電子タイマー製作キットです。
PECS等に使える絵カード用テンプレートを公開しています。
自閉症関連のブックレビューも多数掲載しています。

花風社・浅見淳子社長との経緯についてはこちらでまとめています。

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。