2011年09月05日

自閉症児をもつ家族のためのセカンドハウス (3)

これまであまり前例のない、「自閉症児と家族のためのセカンドハウス」という話題を取り扱ったシリーズ記事の、第3回です。

前回は、今から4年半ほど前、娘が発達するにしたがって旅行が難しくなりつつあった時期に、なんとか旅行を続けるための「家族のための投資」として、観光地に旅の拠点(セカンドハウス)をかまえるというアイデアを検討し始めたことについて書きました。

観光地にセカンドハウスを手に入れる場合、大きく分けると、戸建て別荘を買うプランと、リゾートマンションを買うプランに分かれます。
リゾートクラブ会員権を買う、という選択肢もあるのですが、これは「泊まる場所を固定したい」という当初の目的と合わないので、最初から検討対象外でした。

当初は「まあ無理だろうけど、もしかしたら激安物件とかがあるかもしれないね」くらいの感覚だったのですが、ネットで調べてみると、戸建てではなくマンション(しかも中古)にすれば、物件価格的にも手が出せる範囲内で、維持管理の負担も(物理的・経済的ともに)含めて何とかなるかもしれないと分かり、かぜん情報収集に熱が入ってきました。

そこで、自宅からそれほど遠くなく、気軽に週末に遊びに行けそうなエリアのうち、物件が豊富に供給されている場所をいくつか絞り込んで、現地の不動産業者と連絡をとり、休日に私が一人でクルマを走らせて実際に現地を訪問し、物件を見学して回りました。(そして、ある程度絞り込んでいい物件が決まったところで、娘を妻の実家に預かってもらって夫婦で物件の最終チェックに行く、といった段取りで進めました。)

参考になるかどうか分かりませんが、我が家が検討したエリアと、そのときの評価について書いておきます。
ただし、この評価は、我が家にとっての個人的な感想です。個々のエリアにはそれぞれ魅力があると思いますので、あくまで参考程度にご覧ください

☆湯河原・熱海エリア
 車で行く場合、渋滞が避けられず、一般道も経由する必要がある。物件の値段、税金等が高め。

・伊東エリア
 熱海よりさらに先なので我が家にとっては「遠すぎる」。管理費の高い物件が多い。

・箱根エリア
 自宅から意外と遠く、渋滞も避けられずストレスがたまる。物件の値段ないし管理費が高い物件が多く、値ごろ感のある物件がほとんどない。

・房総エリア
 物件は安いものの、我が家からは都心を経由しなければならず、渋滞も含め交通の便が悪い。

☆石和エリア
 観光資源が他エリアに比して見劣りする。大手業者が扱っていないので物件の流動性に不安がある。

☆富士五湖エリア
 渋滞はするが、高速だけで行けるので便利。自然が多く子どもが遊びまわれる場所が多い。物件も安い。冬は寒い。


事前の検討によって3箇所程度に絞り込んだエリア(上記リストで☆をつけたエリア)について、事前に現地の不動産業者と連絡をとったうえで実際に訪問して物件を見学しました。トータルでは20部屋以上見たと思います。
(ちなみに、見学は「絶対に」したほうがいいです。とんでもないマンションやとんでもない部屋もいっぱいあります。安い部屋には安いなりの理由もあります。)

そして最終的に、富士五湖エリアの比較的賑やかな場所(いかにも別荘地然としたロケーションではなく、街に近くて買い物にも便利な場所)にある物件に決めました。



(次回に続きます。)
posted by そらパパ at 20:44
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