2014年02月03日

障害者いじめの一つの「形」ー「聲の形」から(1)

もうこのブログでも繰り返しとりあげていますが、いま「聲の形」というまんがが話題になっています。


聲の形 第1巻・第2巻
大今良時
講談社 少年マガジンKC

現在週刊少年マガジンに連載中のまんがで、単行本は現時点で2冊出ており、3月17日には第3巻が発売される予定になっています。

このまんがは、様々なとらえかたができる懐の深さをもっていて、特に最近の連載部分では主人公をめぐる三角関係を中核にしたラブコメとしての要素が強まっている部分もありますが(それはそれで非常に濃密に描かれていて面白いのですが)、今回はあえて、このまんがが最初に注目された要素である「障害者に対するいじめ」という観点から少し考察していきたいと思います。

このまんがにおける「障害者といじめ」という問題は、単行本の第1巻に特に集中して描かれています。

以下、ネタバレになりますので未読でネタバレを読みたくないという方はご注意ください。

続きがあります・・・
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2014年01月20日

聲の形 第2巻(まんがレビュー)

いよいよ出ましたね。


聲の形 第2巻
大今良時
講談社 少年マガジンKC

障害者に対するいじめを残酷なまでに詳細に描いていることで話題となったまんがの、連載単行本の第2巻になります。



↑お店によっては特典がついてましたが、もうそろそろなくなったようですね。

このまんがに対するさまざまな角度からの考察は、すでにこの第2巻の内容まで含めて、第1巻発売時にシリーズ記事としてレビューしていますので、それを繰り返すことはしないでおこうと思います。


聲の形 第1巻

簡単にまとめると、小学校時代、普通校に転校してきて過酷ないじめの被害者となり、去っていくしかなかった聴覚障害の少女・西宮硝子と、その硝子を無邪気にいじめ、やがてそれが原因で孤立し、逆にいじめの被害者に転落していった少年・石田将也とが、5年の歳月をへて、高校3年生で再会するところまでが第1巻、その出会いをかきまわす「結弦」というキャラクターと、石田に中学以降初めてできた友だち「永束君」を軸に、将也と硝子との間に新たな物語が生まれ始めるまでを描いているのが第2巻、ということになります。

まあ率直にいって、第1巻だけだと「長い長い前ふり」というか、この連載作品のもととなったオリジナルの読みきり版のエンディングにすらわずかに到達していないところまでで終わりになってしまいます。
読みきりにあったエンディングのカタルシスすら与えられずに「次号に続く」になってしまうので、小学校編の執拗ないじめ描写ばかりが印象に残って、非常に後味の悪い読後感になってしまっていたと思います。
今回第2巻が出て、ようやくそのカタルシスも与えられて、この先の展開を楽しみにできるところまでストーリーが進んだので、ある意味「安心しておすすめできる」作品になりました。

障害といじめ、という問題に強く意識をもちながら読むのであれば、硝子、将也をとりまく人間関係(クラスメイトだけでなく、親や先生も)、さらにはそれらの人がとった決断(例えば、なぜ硝子の親は硝子を普通校に転校させ、そしてまた転校させていったのか、といったことも含めて)などをあわせて考えながら、この「いじめの構図」はどのような要素で構成されているのか、といったことをじっくり考えていくことを受け止めるだけの存在感をまちがいなくもった、「社会派」と呼んで差し支えないクオリティのまんがであると思います。

いっぽう、そんな肩肘はった読み方をしなくても、ピュアで胸が痛くなるような切ないボーイミーツガールの青春ストーリーとしても(少なくとも第1巻だけでなく2巻まで揃えれば)存分に楽しむことができる作品でもあると思います。

ところで、週刊少年マガジンのこの作品の連載は既に21話に到達していて、コミックでいうと第3巻が終わったくらいまできていると思います。
連載を読んでいる方はご存じのとおり、かなりドラマチックで意表をつく展開となっており、この先どう物語が進んでいくのかまったく読めません。
ただいえることは、鋭い人なら気づくであろう、第2巻での石田の(一見美しい)行動原理に対する「違和感」をちゃんと掘り起こして、「ああ、この作者はここまで描ききる覚悟ができているんだな」という展開になっている、ということです。

いずれにしても、「障害と差別・いじめ」という問題と、本質的・普遍的な意味での「コミュニケーションというもののもつ難しさ」という問題と、少年誌のまんがらしい、切なくピュアな「ボーイミーツガールのラブストーリー」というプロットと、これまた少年誌らしい「少年が自我を確立し大人になっていくという成長ストーリー」とが絶妙にからみあって、他のまんがには絶対に出せない独特の味わいと面白さを生み出していることは間違いありません。

さらに、マガジン編集部が「天才」と呼ぶほどの画力と構成力でもって、すさまじいまでの伏線がありとあらゆるところに散りばめられています。あらゆるキャラクターのあらゆる言動、あらゆる表情、あらゆる「間」に意味があると言っても過言ではないくらいに。
そういうところを細かく読み解くことを「マイクロリーディング」というそうですが、このまんがはまさにそのマイクロリーディングをやるだけの「画」の描かれたまんがだと確信をもって言えます。

非常に完成度の高かった読みきり版から、連載化されるにあたって失敗を危惧する声もありましたが、現時点ではそれはまったくの杞憂だったと思います。

いや、要はほんとに面白いんですよ。
まんがを好きなかたも、それほどでもないかたも、このレビューを読んだのも何かの縁かもしれないので、ぜひ一読されてはいかがでしょう。

そして、このまんがだけでなく、作者である大今先生に興味をもたれた方は、プロデビュー作である「マルドゥック・スクランブル」もぜひ。
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2014年01月05日

新春特別企画・わが家のカレーのレシピ

一部の方からリクエストがあったので悪ノリしてエントリ書きました(´・ω・`)。

大学から上京して一人暮らしを始めて、カレー作りを楽しむようになってから既に25年近く。
市販のカレールーを使うごくベーシックな「家庭のカレー」ですけど、まあ家族には好評なので、そのレシピをまとめておくことにしました。
コンセプトは、療育と同じで「簡単で無駄がなくてそこそこおいしい」です(笑)。

写真も載せますが、長く使ってるキッチンの写真とかも写ってしまってるので、お見苦しい点はご容赦ください。

1.材料(家族3人分・おかわりあり)
 バター 10g
 にんにく 1~2切れ
 玉ねぎ 大1.5個
 にんじん 大1本
 ひき肉 150g
 じゃがいも 中3個
 ローリエの葉 1~2枚
 ガラムマサラ 少々
 黒こしょう 少々
 カレールー 3かけ

2.使う器具
 フライパン
 圧力鍋
 まな板
 包丁
 皮むき器
 菜箸
 お玉
 味噌汁茶碗 

3.作りかた
1) まず、あたためたフライパンでバターを溶かします。


2) バターが溶けていく間にすばやくにんにくをみじん切り。

3) みじん切りにしたにんにく投入。中火にしてバターで炒めます。


4) にんにくを炒めている間に、すばやく玉ねぎを切ります。玉ねぎは、「半分に切って輪切り」(千切り風)にします。以前はみじん切りにしていましたが、この切り方が、切る所要時間が短くて、切る目的(フライパンで手早くばらばらにして全体を飴色に炒める)に適うやり方だと分かったので、こうしています。


5) にんにくが飴色になるのを待ちます。(だいたい玉ねぎを切り終えるとちょうどいいくらい)


6) 玉ねぎを投入し、菜箸でかきまぜてばらばらにします。


7) フライパンを返して、バターとにんにくと玉ねぎをなじませます。いったん強火にして、玉ねぎで冷えたフライパンが再び元の温度に戻ってきたら中火~弱火にします。


8) 玉ねぎを炒めている間に、今度はにんじんを切ります。皮むき器で表面をそいで頭を切り落とし、一口大の乱切りにします。


9) 玉ねぎは、飴色になるまでフライパンを返しながらしっかり炒めていきます。火力が強すぎるとこげてしまうので注意が必要です。


10) 玉ねぎが飴色になったら、にんじんを投入します。


11) ここでひき肉が登場です。今回はちょっと量が多めです。


12) ひき肉をそのまま投入します。ひき肉を使うといいところはここで、切る必要がないのでまな板が肉で汚れず、準備も後片付けもラクになります。また、にんじんは煮込めばいいので、ここではにんじんに火が通るのは待っていません。ひき肉が用意できたらすぐ投入してしまいます。


13) ひき肉をほぐしながらフライパンを返して火を通していきます。全体的に赤い部分がだいたいなくなるくらいで炒め作業は終了。これでフライパンの出番は終わりです。


14) フライパンの中身を圧力鍋に移し、水を入れます。水は、いったんフライパンに注いで、圧力鍋に移すようにして、フライパンに残った肉汁などのうまみを逃さないようにします。


15) ローリエの葉とガラムマサラを入れます。ローリエの葉は、折れ目を何箇所かに入れて使うと香りが強く出て効果的です。


16) 圧力鍋のフタを開けたまま、強火にかけます。

17) ここでスープが沸くまでの間を使って、じゃがいもを切っていきます。じゃがいもも、皮むき器を使えば簡単に皮がむけますね(当たり前)。


18) じゃがいもは、もっとも厚みが薄くなる方向に2つに切ります。


19) そうこうしている間に、鍋が沸騰してきます。アクがたくさん出てきます。


20) アクをお玉ですくって取り除きます。


21) アクを取り除いたら、圧力鍋のフタを閉めます。ここではまだじゃがいもを入れていないことに注意してください。


22) 圧力鍋の圧力が規定値に到達したら、火を弱火にしてキッチンタイマーを作動させます。


23) 先ほど切ったじゃがいもは、味噌汁茶碗に入れて待機させます。この味噌汁茶碗に菜箸とお玉もひっかけて待機させておきます。できるだけ洗うものを増やさない形で。


24) この時点で、これまでに使った調理器具、まな板1枚(の1面だけ)、包丁、皮むき器、フライパンが用済みになるので、圧力鍋で煮込んでいる間にさっさと洗って片付けてしまいます。(よく手順を読めば気づかれると思いますが、まな板の上には常に1つの具材しか載っておらず、それらもすべてまな板から直接フライパンに投入できる流れにしているので、これら以外の皿やボウル等は一切使いません。)


25) 火を入れた煮込み時間が14分経過したら火を止めて、さらに余熱で煮込みを続けます。


26) 圧力鍋の圧力が完全に抜けたら、フタを開けます。おいしそうに煮込めてきました。


27) ここでじゃがいも投入です。最初から入れると完全に溶けてしまうので、時間差で入れるわけです。


28) すぐフタをして再度強火にかけます。


29) 再度規定の圧力に達したら、また弱火にしてタイマーで時間をはかります。今度は火をかけている時間は「2分」と短いので場を離れずに見守っています。2分たったら火を止めて余熱で煮込みを続けます。


30) 圧力鍋の圧力が抜けたらフタをあけ、一旦じゃがいもを味噌汁茶碗に引き上げます。こうしないとカレーを混ぜている間にやっぱり溶けてしまうので。


31) ここで風味を調整するため、ガラムマサラと黒こしょうを少々投入。ガラムマサラ投入は2回目。


32) 圧力鍋にカレールーを投入し、お玉と菜箸で溶かしていきます。


33) カレールーが溶けたら中火~弱火でひと煮込み(5分程度)します。よくかきまぜてカレーをこがさないように。


34) 「ほぼ完成」というところまできたら、先ほど引き上げておいたじゃがいもを再投入します。じゃがいもが崩れてしまわないように、投入後は軽くかき混ぜる程度にとどめます。


35) さらに1~2分だけ煮込んだら完成!所要時間はだいたい70~80分程度です。じゃがいも待機場所として使っていた味噌汁茶碗は、そのままカレーをよそうお玉の待機場所になります。(菜箸は洗ってしまいます)


36) いただきます! 今日もなかなかおいしくできましたよ。


37) 家族であっという間に平らげてしまいました。ごちそうさまでした! ちなみに、このタイミングで調理器具で残っている洗い物が、圧力鍋、お玉、味噌汁茶碗しかない、というのもポイントです。


いかがだったでしょうか。
いくばくかの参考になれば幸いです。
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2013年12月30日

聲の形 第1巻(まんがレビュー)(6)

「障害者へのいじめ」というデリケートなテーマを扱った、気鋭の漫画家大今良時氏の話題作、「聲の形」のレビュー(単行本1巻および連載中の内容までを含んでいます)記事です。

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聲の形 第1巻
大今良時
講談社 少年マガジンKC
(上が楽天BOOKS、下がAmazon)

※連載中の内容まで含む、ネタバレの内容を含んでいますので、未読の方はご注意下さい。

さて、ここまでで、「聲の形」の読み解きは、いったん終わります。
(1月17日に単行本の2巻が出ますので、そのときに改めて少しレビューしたいと思っています)


聲の形 2
2014年1月17日発売予定(予約実施中)

この物語は、ほんとうにさまざまな読み方ができる懐の深さをもっていると思います。
それはまず何より、ヒロインの硝子の言動の「理由」がいまだ完全に「謎」であることによるものだと思います。

いじめの先頭に立っていた将也に対して「友達になりたい」と手話で伝えようとした硝子。
いじめの加害者から被害者に転落した将也に対して、(被害者であったにも関わらず)最後までただ一人支えようとした硝子。
そんな硝子の行動を「偽善だ」と切り捨てた将也に対して、ただ一回、感情をあらわにぶつけて取っ組み合いのけんかをした硝子。
そして、5年ぶりの将也との再会に対して、複雑な表情を見せた後、走って逃げていってしまおうとする硝子(これが単行本1巻のクライマックス)。


まあ、ぶっちゃけ「聖人」なわけですよ。
そして、ここで「謎」といっているのは、その「聖人」性というのが、単純に、硝子がとても性格のいい天使のような人格者だということで片付けられるのか、それとも、それは自分が障害を持っていて、社会に受け入れてもらうためにまとった「殻」なのか、あるいはそのどちらでもない何かなのか、ということになるわけですね。

続きがあります・・・
posted by そらパパ at 20:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑記 | 更新情報をチェックする

2013年12月16日

聲の形 第1巻(まんがレビュー)(5)

「障害者へのいじめ」というデリケートなテーマを扱った、気鋭の漫画家大今良時氏の話題作、「聲の形」のレビュー(単行本1巻および連載中の内容までを含んでいます)記事、今回でシリーズ記事として5回目になります。

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聲の形 第1巻
大今良時
講談社 少年マガジンKC
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※連載中の内容まで含む、ネタバレの内容を含んでいますので、未読の方はご注意下さい。

さて、前回までのエントリで指摘したように、硝子は将也との「最後の大ゲンカ」の結果として転校せざるを得なくなったという経験から、「自分のありのままの感情を表したら、周囲は拒絶する(だからありのままの感情を表してはいけないんだ)」という、恐らく幼いころから繰り返し叩き込まれてきた「呪い」を改めて学習してしまったのではないか、と考えられます。

そう考えるならば、再転校したあとの硝子は、その「学習」をふまえてさらに強固に「殻」をまとい、その「殻」に守られながら(つまり、自分の本当の気持ちを表さずに「善良な障害者」を演じることによって)生きていくという選択を明確にとることになった(とらざるを得なかった)のだろう、と容易に想像できます。

それはまさに、「健常者に迷惑をかけず、反抗せず、健常者の傘の下で善良な障害者として庇護を受け、誠実に努力している姿を見せることでその庇護を失わないよう振舞う」という、「名誉健常者ロールモデル」を、硝子が明確に選択したのだ、ということを意味します

現時点で、再転校後、将也と出会うまでの間、硝子がどのような人生を歩んでいたのかはまったく描かれておらず、謎に包まれていますが、現時点での私の読解としてはそうなります。

そうやって、「天使のような障害者」としてある意味器用に、要領よく生きることを選択し、その枠のなかで5年間を生きてきた硝子の前に、かつてその殻を揺さぶった将也がふたたび現れたわけです。

ここが、単行本第1巻のクライマックスです。

そして、ここで非常に興味深いのは、

続きがあります・・・
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2013年12月09日

聲の形 第1巻(まんがレビュー)(4)

「障害者へのいじめ」というデリケートなテーマを扱った、気鋭の漫画家大今良時氏の話題作、「聲の形」のレビュー(単行本1巻および連載中の内容までを含んでいます)記事、今回でシリーズ記事として4回目になります。

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聲の形 第1巻
大今良時
講談社 少年マガジンKC
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※連載中の内容まで含む、ネタバレの内容を含んでいますので、未読の方はご注意下さい。

さて、前回のエントリで、ヒロインの硝子がみせている「天使(もしくは聖人)のような振る舞い」は、もしかすると社会で生きていくための「殻」であって、その「殻」を破らない限りは、彼女の本当の気持ちは見えてこない(という構造にこの物語はなっている)のではないだろうか、という問題提起をしました。

そして、他ならない将也こそが、唯一、これまでにその「殻」を揺さぶったことがありました。
それが、硝子が転校するきっかけにもなったであろう、小学校パート最後の二人の大喧嘩のシーンです。



この喧嘩は、いじめ的なものとは対極にあって、硝子にとっては「本当の気持ちをあらわにしてぶつける」という、ある意味とても健全な感情の爆発、吐露だったといえるでしょう。

ところが、これをきっかけに、硝子は転校することになってしまった。
これは、硝子にとって「悲劇」だったというほかないでしょう。

言うまでもなく、その「悲劇」というのは、将也との喧嘩に巻き込まれて(ケガとかをして)しまったといったことではありません

むしろまったく逆で、

続きがあります・・・
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2013年12月02日

聲の形 第1巻(まんがレビュー)(3)

「障害者へのいじめ」というデリケートなテーマを扱った、気鋭の漫画家大今良時氏の話題作、「聲の形」のレビュー(単行本1巻および連載中の内容について)記事、今回でシリーズ記事として3回目になります。

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聲の形 第1巻
大今良時
講談社 少年マガジンKC
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※ネタバレの内容を含んでいますので、未読の方はご注意下さい。

前回、この漫画と「名誉健常者ロールモデル」との関係について少しだけ触れましたが、今回はその話題はいったん横においておいて、先に別のポイントについて触れたいと思います。
(とはいえ、このポイントをあらかじめ整理しておくことは、「聲の形」と「名誉健常者ロールモデル」について考えるためにもとても大事なことだと思っています。)

この「聲の形」という作品ですが、実はいくつものバージョンがあって、「作者がマガジン新人賞をとったオリジナル版」「オリジナル版をリメイクした読みきり版」「さらにそれを膨らませて、週刊少年マガジン上で現在も続いている連載版」という3つが世に出ています。

私が読んだのは「リメイク読みきり版」と「連載版」ですが、この2つの作品で、もっとも根本的に変わった点があります。

それは、

続きがあります・・・
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2013年11月25日

聲の形 第1巻(まんがレビュー)(2)

少年マガジンにて、「大今良時」氏の新人賞受賞作が、「障害者へのいじめ」というデリケートなテーマを扱っていたためになかなか掲載されずに紆余曲折をへて、ついに連載になって大きな反響を巻き起こしている、というのが、今回レビュー記事を書いている「聲の形」です。

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聲の形 第1巻
大今良時
講談社 少年マガジンKC
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さて、前回はほとんど「あらすじ」を書いただけで終わってしまったので(^^;)、今回はちゃんと「レビュー」しようと思います。
なお、ここからのレビューは、単行本1巻の内容にとどまらず、現在連載中の内容(単行本では2巻ないし3巻の初めあたりまでを含むと思われます)にまで言及しているので、その点はご了承願います。

ただ、「レビュー」と書きましたが、この話を読み解くのは実はとても難しい。

改めてストーリーを大雑把にまとめると、こんな感じです。
小学校に転校してきた耳の聞こえない少女「西宮硝子」は、学校に溶け込めず、生徒から陰湿ないじめを受けるようになる。ところがやがてそれが校長の耳に入り、いじめの先頭に立っていた「石田将也」は「主犯」とされ、一転、いじめの被害者に転落。そんな将也にいたわりのそぶりを見せる硝子だったが、将也はそれを偽善だとののしって受け入れず、ついに二人は取っ組み合いの喧嘩をして、硝子は転校して去っていった。そんな二人は別々に高校生になり、そして再会する…

この作品の、いちばん「表層的」な読み解きというのは、「自分がいじめられても相手を責めず、それどころか救いの手さえ差し伸べようとする西宮(硝子)さんマジ天使」といったものでしょう。
まあ、そこまで露骨な読み解きでなくても、「硝子の心の美しさがこの物語の救い」みたいなレビューは、既にいくつか読みました。

でもそれでは、この物語の本質を大きく外している、と思います。

続きがあります・・・
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2013年11月18日

聲の形 第1巻(まんがレビュー)(1)

障害といじめを取り扱った話題のコミック、いよいよ第1巻が出ました。

※非常に長くなってしまったので、何回かに分けて書きます。

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聲の形 第1巻
大今良時
講談社 少年マガジンKC
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このまんがは、紆余曲折をへてきた「問題作」だといえます。

この作品は、もともと作者である大今良時氏の少年マガジン新人賞受賞作でした。(2008年)
ところが、通常は受賞作はすぐにマガジン姉妹誌に掲載されるはずのところ、テーマが「聴覚障害者へのいじめ」というデリケートなものであったことから掲載が見送られ、作者はこの「聲の形」ではなく、原作のあるSF作品「マルドゥック・スクランブル」の連載でデビューを果たすことになります。
(この「マルドゥック・スクランブル」も完成度の高いすばらしいマンガになっています。当ブログにてレビュー済み。)

この「マルドゥック・スクランブル」連載での成功を認められ、ようやく受賞作の「聲の形」(新人賞を受賞したオリジナル版)は2年半ぶりに日の目を見ることになったのだそうです。これが2011年の話。

その反響の大きさに力を得た講談社は、マガジン系で最も発行部数の多いメジャー誌である「週刊少年マガジン」への「聲の形」の連載の可能性を模索し始めます。
そのための「前振り」として、オリジナル版「聲の形」をあらためてリメイクした「聲の形」が、今年春の週刊少年マガジンに読み切りとして掲載され、ふたたび大きな反響が。
その反響に自信を得た講談社・少年マガジン編集部は、まさに「満を持して」いよいよ今年の夏から「聲の形」を週刊少年マガジンに連載しはじめたのです。

そして本書は、その「連載バージョン」の聲の形のコミックス第1巻ということになります。

聲の形
↑某ショップでの初回特典である大今先生イラストカードつきの第1巻です。

なお、以下ネタバレです。
ストーリーの核心部分というよりは「あらすじ」になっていますが、これから読むという方でまったくストーリーを知りたくない方はご注意下さい。

続きがあります・・・
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2013年08月27日

マルドゥック・スクランブル(まんがレビュー)

久しぶりに、月曜以外のブログ更新をしたいと思います。

いま、障害をとりあつかった作品として注目されている作品の1つとして、週刊少年マガジン連載中の「聲の形(こえのかたち)」があります。


↑リメイク読みきりで今年春に掲載された「聲の形」。

これは、聴覚障害の少女と、その少女をいじめる少年を描いたコミックで、さまざまな紆余曲折をへて、現在の連載にいたっています。
(その辺りの経緯については、たとえばこちらの記事などを参考にしてください。)

私も、先日の読みきりが話題になって読んで以降、この作品には興味を持っていますが、その流れのなかで、この作品の漫画家にとってこの連載は連載2本目であり、「1作目」の連載作品も非常に高く評価されていることを知りました。

それが、この「マルドゥック・スクランブル」です。すでに完結していて、コミック単行本で全7冊で読めます。


マルドゥック・スクランブル コミック 1-7巻セット
大今 良時
講談社

この作品には原作があり、原作もSF小説として高く評価されているようです。(原作は何度もセルフリメイクされているようですね。下記は最新バージョンです)


マルドゥック・スクランブル 完全版 第1巻~第3巻(原作小説)
冲方 丁
早川書房

この作品、かんたんに言うと、ある組織のトップに殺された少女がサイボーグとなって復活し、復讐のために戦うという、バイオレンス系アクションSFコミックです。

途中からなぜかカジノでトランプ勝負が延々と続くギャンブルまんがになったりするのですが、途中でだれることなく最後まで高いテンションを保って一気に読めます。
青年コミックのSF作品としては、設定を複雑にせずにシンプルで分かりやすいものになっているのも個人的にはとても良かったです(複雑なのは頭がついていかない(^^;)ので)。

すごいなあ、と思うのは、たいていこういうややライトノベル寄りのSF作品のコミカライズって、まあ言っては悪いですが作画は割とラフな感じで、アクションシーンとかは十分に描ききれずにストーリーを追うことが中心になるか、逆に作画がすごいと言われてる作品は設定も非常に複雑で、とても気軽に読めるものじゃなくなったりする、というのが個人的な印象なのですが(かなり偏見入ってるかも(笑))、この作品は、「ストーリーをどんどん読ませる」タイプでありつつも、作画にも妥協がなく、細かく描き込まれている点です。
特にアクションシーンの躍動感と迫力はかなりのもの。
これがプロとしてのデビュー作とは思えないほどの完成度です。

また、ヒロインの少女には非常に屈折した過去があり、その過去を克服して未来に向かっていく「成長」も作品のなかでしっかり描かれています。


↑「マルドゥック・スクランブル」の1シーン。

私はこの作品を読んで、大今先生の実力について確信しました。
連載中の「聲の形」についても、安易な感動路線やステレオタイプに落ちる路線、お説教路線、キラキラ路線には決してならないだろうと思いますし、より強く期待できる気持ちになりました。

なにか適度にまとまった面白い長編コミックがないかな、という方にもおすすめできます。
よかったら読んでみてください。
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2013年08月19日

プロチチ(3)(マンガレビュー)

マンガとしては面白いです。が…


プロチチ(3)
著:逢坂 みえこ
イブニングKCコミック(講談社)

コミック単行本が発売になって話題になっていたのは少し前でしたが、ちょっと機会を逸して買いそびれていました。
ようやく先日、たまたま書店で見つけて買うことができましたので、さっそくレビューしてみたいと思います。



既にこのシリーズをお読みになっている方はご存知だと思いますが、このマンガは、主人公がアスペルガー症候群の男性で、人生でさまざまな失敗・苦労をしつつも理解ある女性と出会い、結婚して子どもを授かって、仕事をやめて主夫として子育て・家事に打ち込んでいく(その後アルバイトを始めて「兼業」主夫になりますが)、というストーリーの「育児マンガ」です。
タイトルの「プロチチ」というのは「Professional Father」というところからとられています。

もともと、既成の価値観にとらわれない、新しい生き方をずっとマンガで表現してきた「逢坂みえこ」さんが、これまでにない子育てマンガ、障害をモチーフにしたマンガを世に問うたということで、登場以降、発達障害・自閉症療育界隈でも大きな話題となっている作品ですね。
まだ社会的に明確に「認知」されるようになってからそれほど時間がたっているとは言い難い「大人の発達障害」をいちはやく作品に取り入れて、しかもピントがずれたり誤解が混ざったりせずにかなり本質をついた鋭い作品になっているあたり、さすがに実力派である逢坂みえこさんだなあと感じさせる内容になっています。

さて、このコミックシリーズ、第1巻はひたすら、フリーダムにトラブルが起こり続ける「赤ちゃんの子育て」と、決まったパターンからの逸脱やアドリブ的対応がものすごく苦手なアスペルガー症候群の父親とのぶつかり合いが描かれた「100%子育てマンガ」でした。

そして第2巻になると、主人公は「子育て」の経験のなかで自分の存在意義を感じて自信を回復し、改めて(かつて挫折した)外の世界に出て行くことを決意し、子どもを保育所に預けて書店でアルバイトを始めます。そしてそのなかで、子どもも保育所という「外の世界」に出て行くことになります。子どもを保育所に預けながらバイト(パート)で働く、という(母親視点だと割とありきたりな)イベントを、アスペルガー症候群の父親の視点で描いた(もちろんトラブルだらけなわけですが(笑))のが、この第2巻ということになります。

そして、いよいよこの第3巻です。

続きがあります・・・
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2013年04月01日

タブレット・スマホ用「ホワイトボードアプリ」を開発しました!

ここしばらく、ホワイトボードを活用した療育についてシリーズ記事を書いていますが、やはりこのスマホの時代、いつまでもアナログなホワイトボードを使っていては時代に取り残される、ということで、タブレットやスマートフォンで使える、ホワイトボードアプリ「White-Board」を開発してみました


↑タブレット・スマホ用アプリ「White-Board」使用中のイメージ。

このアプリの使い方はとても簡単です。

起動すると、真っ白な画面が表示されます。
画面下にあるマーカーアイコンをタッチして「マーカーモード」に切り替えたら、あとはタブレットやスマホの画面をホワイトボードに見立てて、タッチして文字やイラストを描いていけばいいだけです。


↑ホワイトボードに字やイラストを描いていくイメージ図。

そして、描いた文字やイラストを消したい場合は、イレイザーアイコンをクリックして「イレイザーモード」に切り替えたうえで、同じく画面をなぞって消していくことができます。


↑このように、「イレイザーモード」では、画面の文字やイラストをタッチで消していくことができます。
 (消していくときの「イレイザー感」にはこだわりました。(笑))

なお、描いた画面の状態は常に保存され、次にアプリを起動したときには前回終了時の描画状態が復元されます。
例えばスリープ状態になってしまっても、スリープから復帰させれば元通り表示されますし、別のアプリを操作して戻ってきてももちろん大丈夫です。
ですので、家族で使うタブレットにこのアプリを入れておけば、アナログのホワイトボードと同じように、家族間のメモ代わりにも使えますね。(^^)


…さて、ここまでだと、アナログのホワイトボードをそのままデジタル化しただけで、ちょっと面白みに欠けます。
というわけで、デジタルのホワイトボードアプリならではの機能ももちろん搭載しました!

続きがあります・・・
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2012年04月01日

新ブログへの移行のおしらせ

当ブログにお越しくださっている皆さん、いつもありがとうございます。

さて、本日は重大なお知らせがあります。


このたび、Androidタブレット、デジタルカメラ、電子書籍といったテーマを取り扱う新しいブログ「ガジェット通信(ちょっと療育)」を開設することになりました。

それに伴いまして、こちらのブログは閉鎖させていただきます。

急なお知らせで申し訳ありませんが、当ブログに永らくお付き合いくださいましてありがとうございました。

今後は、「ガジェット通信(ちょっと療育)」ブログのほうをよろしくお願いいたします。

続きがあります・・・
posted by そらパパ at 10:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | 更新情報をチェックする

2011年12月31日

今年も1年ありがとうございました。

早いもので、2011年も残すところあと1日となりました。

今年は、どちらかというとネットよりも普段の生活のほうで変化の大きかった年で、会社での職務も変わりましたし、休日の趣味としてもカメラで花の写真を撮ることに凝ったりもしました。

ブログについては、もう今年は間違いなくネタ切れで途中で終わってしまうだろう、と思っていたのですが、辛うじて(笑)ぎりぎり年内は週1回のペースでの更新を続けることができました。

今年も、多くの方に当ブログにお越しいただきました。
本当にありがとうございます。


ちなみに来年は、さすがに今度こそ途中で本当にネタ切れになると思われます(笑)。

ただ、ネタ切れになって以降は、過去のシリーズ記事などを再整理して改めてシリーズを通して読んでいただけるようにしたり、もし可能なら電子書籍フォーマットに変換してダウンロードして読むこともできるようにしたりと、過去の記事の掘り起こしをやっていきたいと考えています。

ちなみに、来年は1月2日が月曜日ですので、2日に最初の記事をアップする予定です。
そちらは、長文のブックレビュー記事になる予定ですので、ご期待下さい。

それでは皆さん、よいお年を!
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2011年09月21日

旅レコ(GPSロガー)(アイテムレビュー)

今日は、水曜日ということで、カメラ関係のグッズのレビューを書いてみたいと思います。


旅レコ(旅の思い出の足あとを楽しむGPSロガー GPSLOG)
I-O DATA

GPSロガーです。
・・・と言っても、多くの人はこれが何をするものかよく分からないと思いますが、簡単にいうと、「デジカメで撮った写真に、撮った場所(位置)を埋め込んで記録できる機械」です。



GPSロガーには、カーナビなどと同じGPSアンテナが内蔵されており、いまいる場所を測位することができます。そして、その場所を内蔵のメモリに記録していくことができるようになっています。
ですから、このGPSロガーを身に着けて移動すると、その移動したルートをずっと記録できるわけです。
そして、後でデジカメの写真の撮影時刻とGPSロガーに記録されたルートを照らし合わせることで、その写真を撮った場所を写真データに埋め込むことができる
わけです。

以前は非常に高価なもので簡単には手が出ませんでしたが、最近はこんなに安く買えるんですね。

以下で、簡単に使い方をご紹介したいと思います。
用意するものは、普通のデジカメ(どんなのでもいいです。携帯のカメラ機能でも可)と、この「旅レコ」です。

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2011年08月04日

続・SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACROを全域マクロに改造する

またまた、療育とは直接関係のない趣味の話題です。

先日、オークションで安く落札した「SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO」というレンズを全域マクロに改造し、このレンズの性能が非常に高いため常用レンズとして愛用していたのですが、実家に帰省中に使っていてあえなく壊れました。

壊れた原因は改造ではなく、このレンズ特有の弱点である、AFを動かすギアが欠けるという経年劣化によるものです。(このタイプのレンズをたくさん分解して、どういう状況でどんな風に壊れるかをよく知っていたので、壊れた瞬間に「ああ、これは例のアレだ」とすぐ分かってしまいました(^^;))

さて、こうなると、あとは以前に改造した古いレンズ(やや性能が低い)を改めて使うか、あるいは以前に新品で買ってそのままにしてある同じシグマのDG MACROを改造してしまうか、どちらかなのですが、今回は思い切って新品レンズを改造してしまうことにしました。

前回改造したのは、「DG MACRO」の1つ前の型でした。今回は現行品ということでマイナーチェンジが予想されますが、結論から先に言うと、作業そのものはほとんど同じでした。
一応、今回の作業写真をアップしておきますが、やっている作業は前回とほぼ同じです。

※以下、改造方法についての記述が続きますが、レンズの改造はあくまで自己責任でお願いします。


新品で買ったレンズなので、当然箱に入ってます。「α55/33対応」のシールが現行品の証。


↑今回の改造の対象はこちら。ソニーα用レンズです。他のマウント用の場合レンズ内モーターやクリックボールの有無などで違いがあるはず。

続きがあります・・・
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2011年07月27日

シリーズ記事の電子書籍化の試みについて

今後、当ブログで過去に投稿した主要なシリーズ記事を電子書籍化していこうと考えています。

これは、ブログという形態では古い記事の検索性が悪くなり、記事が増えれば増えるほど以前のシリーズ記事などが読みにくくなってしまう問題に何らかの対応が必要だということで、かなり以前(数年前)から検討していたことです。
当初はPDF化を念頭においていたのですが、最近、電子書籍が読める端末も増えつつあり、またePubフォーマットが標準化されてくるなど環境が整ってきているので、新しいことへの挑戦も兼ねて、ePubフォーマットによる電子書籍を制作してみることにしました。

まずは単発の記事を電子書籍化してみましたので、試験的にアップしておきます。
よろしければ電子書籍としてお読みいただいて、ファイルが開けない、文字化けなどの問題があればぜひご報告いただければと思います。


「子どもが自閉症かもしれない!どうしよう!」という親御さんへ(ePubフォーマット)

今後は、より長文のシリーズ記事を電子書籍化してライブラリを作成し、過去の主要なシリーズ記事が簡単に見つけられ、いつでも携帯端末等で読めるような環境を作っていければと思っています。よろしくお願いします。

なお、電子書籍といっても、要はファイルです。
上記ファイルを右クリックで「対象をファイルに保存」するなどしてダウンロード(拡張子 .epub)し、ダウンロードしたファイルを電子ブックリーダーに転送して読む、という形になります。

ePubファイルを読むためには、ePubに対応した閲覧ソフトが必要です。

続きがあります・・・
posted by そらパパ at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | 更新情報をチェックする

2011年07月23日

サイドバーとブックレビューを更新しました。

かなりためこんでしまっていましたが(^^;)、本日、当ブログの左サイドバーにあるナビゲーション用のリンク一覧と、ブックレビュー一覧のページを更新しました。

これにより、今日時点までの過去のほとんどの記事に、これらのリンクから漏れなくアクセスできるようになっているはずです。ぜひご活用ください。

今回、新たにリンクを追加した主な話題は、

・子育ての工夫としてのABA入門(シリーズ記事)
・殿堂入り本まとめて再レビュー
・一眼レンズのマクロ改造の話題


などになります。

※ちなみに、ブックレビューは、各項目ごとに、基本的に上にあるものほど新しくレビューしたものになります。

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2011年07月05日

SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACROを全域マクロに改造する

最近恒例の、月曜以外のカメラネタエントリです。

さて、今回もレンズ改造の話題で、またまたこれまでとそっくりですが(笑)、違うレンズです。
しかも、今回は昔の銀塩レンズではなくて、現行バリバリの(いま買える)レンズの改造です。

それが、このシグマの「70-300mm F4-5.6 DG MACRO」です。



このレンズはこちらで新品を買うこともできます。(リンクはソニー用)



今回は、大胆にもこのレンズを分解、改造し全域マクロ化してしまおうという試みです。
(まあ、実はこのレンズを偶然オークションで安く落札できたのでこんなことができるわけで、そうじゃなければさすがに怖くてチャレンジはしにくかったですね。でも、一度成功したので、今後は自信をもって分解できそうです)

なお、よくみると現行のレンズは「SIGMA DG」という金色のロゴがレンズに入っており、私が分解したものはそれがないので、このレンズはマイナーチェンジしている可能性があります。

また、言うまでもありませんが、レンズの分解は自己責任でお願いします。

続きがあります・・・
posted by そらパパ at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | 更新情報をチェックする

2011年06月08日

SIGMA 70-300mm F4-5.6 DL MACRO SUPERを全域マクロに改造する

またまたこれまでとそっくりですが、微妙にレンズが違います(笑)。

今回全域マクロに改造するのは、こちらのレンズです。


SIGMA 70-300mm F4-5.6 DL MACRO SUPER という古いレンズです。

こちらは、これまで改造してきた「SIGMA 70-300mm F4-5.6 DL MACRO」よりも1世代だけ新しい望遠ズームレンズです。
前玉が取り外せなくなっているなど、改造難易度が上がっているらしいという噂を聞いていたのでこれまで手をつけていませんでしたが、偶然、オークションで安く落札できたので、思い切って改造にチャレンジしてみました。

今回は最初から、マウントを分解していく「本格改造」のほうでいきました。

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posted by そらパパ at 23:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | 更新情報をチェックする
子どもが自閉症かもしれない!どうしよう!という親御さんへのアドバイスはこちら
孫が自閉症らしい、どうしたら?という祖父母の方へのアドバイスはこちら

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