2019年02月04日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(204)

このシリーズ記事の最後として、ビルダーとの最終確定図面を掲載しています。(なお、以前も書いたと思いますが、「契約上」の最終確定であり、実際にはその後もビルダー都合だったり「建ててみたら都合が悪いところがあった」みたいな事情で変更された部分が多々あるため、実際に建った家とは違う部分が多いです)

前回は仕様の一覧でしたが、続いては各階の平面図です。(実際にはこの間に上下水道やガスなどの地下の「配管図」がありますが、いったん飛ばします。それらについては最後に掲載予定)

IE_PLAN_007.jpgIE_PLAN_008.jpgIE_PLAN_009.jpg

平面図についていえば、これまでに間取りについて様々なことを書いてきましたので、興味のある方はそれらの内容と照らし合わせて確認いただければと思います。
図面をぱっと見て気づくことについて軽くコメントしておくと、

・天井はあえてあまり高くとっていません。低層地域でグルニエの天井高をとるためにそうする必要がありましたし、全体の高さを高くして台風に弱い建物にしたくないという思いがありました。

・できるだけ真四角な建物にしようと思いましたが、療育的こだわりで「広い浴室」にしたかったため、浴室部分がふくらんでいます。それ以外は柱(と耐力壁)の配置も含めて保守的に組んでいて耐震性を高めています。

・グルニエが12畳あり、実はこの家の中でいちばん広い部屋です(笑)。前の家での不満をふまえ、天井も外断熱にし、両端に窓をとって空気がとおるようにしているため、夏も暑くならず湿気もこもらず快適・衛生的な明るいグルニエです。


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2018年08月06日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(179)

さて、新しい家を建て、外構工事もすませ、引っ越しを終わらせ、これまでの家を売却して、住宅ローンの調整も終わって、建て替え・住み替えの際にどうしても必要な各種手続きはひととおり終わりました。

でも、まだ1つ、やっておかなければならないことがあります。
それは、

確定申告

です。

今回の住み替えの場合、それに関連する確定申告は2年がかりになりました。

まず、住宅ローンを借りて新居の引き渡しを受けた年(新居を建てた年)の分(つまり、確定申告はその翌年の春)として、住宅ローン減税の申告が必要になります。
まあ、こちらはそんなに難しいものではなく、ローンを契約している銀行から送られてくる書類に基づいて、情報を転記して申告すればいいだけです。
むしろ重要なことは、減税額の計算の対象となる「ローン残高」および減税の各種適用条件が、ピンポイントに「年末」となっている点です。以前も書いたとおり、建物の引き渡し(=ローンの執行)と引っ越しのスタートを年末までに終わらせることにこだわったのは、この点があったからです。

そして、元の家を売った年(新居を建てた翌年)の分(つまり、確定申告はさらにその翌年の春)として、住居の売却に伴う確定申告が必要になります。
今回の売却では、元の家の地価が購入後に上がったこともあって、10年も住んだ建売を売った割には損失は大きくなかったですが、それでも仲介手数料を含めれば、数百万円程度の「売却損」が発生しました。
そのため、「居住用住居の買い替え特例」を使うことで、住居を売却したことによる損失を、サラリーマンとしての収益と損益通算することができるようになります。もっと分かりやすくいえば、住居の売却による損失金額分だけ、所得額を減らして減税を受けることができるのです。

ただ、こちらについては、計算方法は複雑だし、必要な資料が山のようにあるし(10年前に買った家のさまざまな領収書のコピーとか、売却時のさまざな書類とか、構造がわかる書類とか、とにかくたくさん必要でした)、やり方が解説してある本とかサイトも乏しいし、よほど税理士にお願いしようかと思いましたが、なんとか独力で処理できました。

今回、この2つの減税の合計額で、軽自動車を新車で買えるくらいのお金が戻ってきましたので、ちゃんと税金の仕組みを知って確定申告を戦略的に活用しきることはとても大切だと改めて感じた次第です。
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2018年07月23日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(177)

3度にわたる価格改定の結果、結局「最初から考えていたターゲット価格」になってしまった(それなら最初からその値段でよかったんじゃないか、という気もしますが、それはまあ結果論です)我が家ですが、最後の50万円の値下げが思った以上に効果的でした。
見学者は値下げ前よりもさらに増え、週に5〜6件レベルになったのです。

そしてようやく、値下げ後2週目の週末になって、見学をした若い夫婦から、購入の申込みが入りました。
旦那さんが都心勤務、奥さんの方はこの家から徒歩圏内のとある施設勤務(夜のシフトあり)ということで、「特に奥さんにとって非常に利便性が高かった」というのが決め手になったということです。
逆に言えば、それくらいドンピシャなニーズに当てはまらなければ売れなかったということで、やはり(間取りがやや狭いなど)我が家の物件としての魅力は、若干厳しいものがあったのかな、と改めて思いました。

そして残念ながらというか当然ながらというか、やはりここでも売値からのさらなる値下げ交渉が入り、こちらとしてそれを受け入れたので、最終的な売却価格は、私が当初想定していた「ターゲット価格」よりも50万円ほど下になりました
うーん、ちょっと残念。

とはいえ、値下げの条件として、当初はすぐにでもと求められていた引渡しの日程をこちらの都合に合わせる(家族全員が引っ越した後にする)というのを飲んでもらったので、引き渡しに伴う(荷物の一時預かりなどの)余計なコストは回避できたので、全体としてみれば、まずまずの結果だったと思います。

後日、不動産屋のオフィスで売買契約をすませ、家族の引っ越しも終わらせて、引き渡しも無事終了し、「家の売却」というもう一つの大イベントも無事終了・・・なんですが、引き渡しの後もしばらくの間は、1つだけ心配が続くことがあります
posted by そらパパ at 20:58| Comment(0) | そらまめ式 | 更新情報をチェックする

2018年07月16日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(176)

私が当初から想定していた、価格競争力が十分にあると思われる「ターゲット価格」にまで価格を下げたことで、不動産物件としての我が家は一気に動き出しました。

見学者が毎週複数現れるような状況になったので、これでおそらく2〜3週間もすれば売れる(少なくとも申し込みが入ってくる)と思ったのですが、今回は少し勝手が違いました。
この状況になってからさらに1か月あまり、「申込み」がかからない状態が続いてしまったのです。

これは、けっこうまずい状況です。
平日に問い合わせをして休日に見学にくる、というのは、見学客自体もわざわざ時間をとっているわけですし、加えて、営業マンや売り主である私たちにも一定の負担をかけることでもあるわけですから、客の側もそれなりに本気でなければやりません。
そういう「本気」の人がたくさん来て、それでも誰も申し込みにいたらないということは、端的にいうと「見学をしてみたら本気度が下がった」ということ、つまり「物件に魅力を感じてもらえていない」ということになるからです。

戸建としてはやや狭い間取りなどがネックになったのかもしれませんが、「見学して、その結果として申込みをしない」という展開が繰り返されるのはちょっと切ないところもありますね(笑)。見学後の営業マンからの電話で、「印象は悪くなかったみたいですが、今回は別の物件を選ぶことにされました」みたいな報告を何度も聞くことになるので。

仕方がないので、ちょっと不本意ではありましたが、3度目の価格改定をして、「値下げ分の余力」として確保しておいた分、50万円を実価格の値下げとして吐き出しました
これで完全に「ターゲット価格そのもの」になってしまいましたから、私としても、よほどのことがなければこれ以上は値下げしないつもりの「最終価格」です。
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2018年07月09日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(175)

今回の家の売却では、本来の(私の感覚の)値段イメージよりも高いまま、1回値下げしただけの金額で年を越すことになりました。

まだ時間が少しあるということで、本来(私のいつもの戦術)なら「もう一声値下げすべき」という状態(反応のレベル)のまま、ちょっと欲を出して年を越してみたわけですが、やはりそんなにおいしい話はありませんでした。
年明けもしばらく様子を見ていましたが、結局、この金額では、購入の申込みどころか、物件の見学にきてくれる人も一人も現れなかったのです。

私の新居へのパーシャル引っ越しも終わって、家族全員の引っ越しも見えてくるくらいの時期になっても、見学者ひとり現れない状況に、さすがにちょっとのんびりしすぎたと悟りました。
改めて不動産屋に相談して2回目の価格改定を行い、さらに150万円ほど値下げし、私が当初想定していた「ターゲット価格」プラスアルファくらいの水準にしました

「プラスアルファ」分を残すのは私の常套手段で、必ずある「申込み時の値下げ交渉」で値下げするための余地をあらかじめ価格に残しておくわけです。
不動産屋の営業マンにもその部分は種明かしをしておいて、「○○万円までは下げる用意がありますから、見込み客の人にそれを仄めかしてもいいですよ」と伝えておきます。
そうすると、営業マンはそれを武器にして、「売主さんはぎりぎりまで値下げされてますけど、私が頑張ってさらに○○万まで下げてもらえるように交渉できます」とか言うことで、「最後の決断」を促すことができるというわけです。

この値段にしたことで、状況が一気に変わりました。
毎週3件程度の見学の申込みが入るようになり、週末は毎日のように見学者に対応するようになったのです。
通常、この状況になれば、だいたい2〜3週もあれば(見学者が10件にも満たない程度で)購入の申込みがあり、話がまとまるケースがほとんどだと思います。

ところが・・・
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2018年06月25日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(173)

営業マンの強気のトークに乗せられ?て、思い切って元々の予定よりも高い価格で売り出した我が家でしたが、やはり予想どおりというか、その値段は強気すぎたようでした。

私は不動産を売るときには、市場の反応を見て、反応が悪いときには物件の魅力と価格が高い釣り合っていないと判断してすぐに競争力が出てくるところまで値下げをするというスタイルをとっています。
言い方を変えると、「自分が売りたい価格」にはこだわらず、「市場が反応する価格=売れる価格」を探って、できるだけ早くその価格に合わせに行く、という考え方です。

ちなみに、ここで「反応が悪い」というのは、「検索されない」「お気に入り・資料請求されない」「不動産屋に問い合わせが入らない」「見学の申込みが入らない」というそれぞれのレベルをすべて含んでいます。

「市場の反応がいい価格」とは、少なくとも週に1件程度は実際の見学の申込みがあるくらいの価格を想定しています。
そして、「1件の見学」の後ろには、その数倍の不動産屋への問い合わせ、さらにその10倍とかそれ以上の資料請求やお気に入りがありますから、それらの数字についても参考にして、「まだ見学の申し込みはないけど、資料請求はそれなりにあるから、あと少しだけ値下げしよう」とか、「まだ資料請求すらほとんどないから、思い切って大幅に値下げしないと」といった判断をしていくわけです。

私が「早めの売却」にこだわるのは、そのほうが結果的にいい条件で売れるということを肌感覚で知っているからです。

まず、不動産屋も売り出してすぐはいろいろな広告を打ってくれるので多くの人の目に止まります
またネットでも、「新着物件」というのはそれだけで注目されやすくなります。

物件それ自体も、人が住まなくなって時間が経つと、あっという間に劣化が進んでいってみすぼらしくなっていきます。
使わない物件に税金を払い続けなければいけないというデメリットもあります。

長い時間をかけてのんびり売ることのメリットは、「後から登場する『もっと高く買ってくれる人』に売れるかもしれないから」ということになるかと思いますが、実際にはどのタイミングで登場する人も希望する買値はほとんど変わらないですし、むしろ「探し始めたばかりの人」は実態相場よりも安い買値をイメージしている人が多いくらいですから、そんなに都合よくはいかないものです。

というわけで、市場の反応が悪いのが分かった私たちは、すぐに値下げにむけて動き出しました。
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2018年06月18日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(172)

自宅の売却について、私なりにある程度アグレッシブ(強気)の値段設定のつもりで「買ったのと同額で売り出しスタート」と申し出たのに対して、担当の営業マンの答えは、

「もっといい値段で売れる可能性があるので、思い切って強気の価格設定にしましょう」

というものでした。

具体的には、買ったときよりも300万円ほど上という金額です。
つまり、築10年がたって大幅に価値が下がった建物の減価分を大幅に上回る土地の(この10年間での)価格のアップを織り込んだ価格設定にしましょう、ということです。

これは相当に強気だな、とは思ったのですが、私の試算でも、最も強気に土地代・建物代を計算するとそのくらいの金額もありうるかもと考えていたのと、まだ時間的には余裕があったので「売れなければ値下げすればいいか」とも思ったので、営業マンの提案を受け入れ、買った価格+300万円で売りに出すことにしたのです。

今回、媒介契約を結んだ不動産仲介業者は、いわゆる昔からやってる大手の1つで、主な販売ルートは自社サイトや提携ポータルサイトでの検索→資料請求→お店からアプローチ→来店・見学→申し込み、というものです。
そして、売り出している物件についての情報は毎週メールで送られてきます。具体的には、

・広告活動
・自社サイトでの物件の閲覧回数
・自社サイトでの物件の「お気に入り」に入れられた件数
・自社サイトからの資料請求数
・電話での問い合わせ・見学申込数


といった情報が、営業マンのコメントとともに送られてきます。
(ちなみに「広告活動」というのは、サイトでの掲載以外の、新聞チラシやポスティング広告への掲載などがあった場合に、教えてもらえます)

さて、強気の値段設定で売り出した我が家の、滑り出しの反響はどうだったでしょうか?
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2018年06月11日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(171)

今回、自宅を売却するまでに、時間としては今までになく長期間、5か月近くをかけてしまいました。
具体的には、新居が予定どおり建つ見込みが立った11月ごろに売却を開始し、実際に買い手がついたのは翌年、家族全員が引っ越しする直前の3月でした。

ここまで時間がかかった理由は、なんと言っても、先の記事で書いたマイルール(状況を把握してスピード感をもって決断する)を自分で守れなかったこと、これに尽きると思います。

加えて、「売出し価格」「ターゲット価格」についても、自分なりに研究して想定していた相場観があったにもかかわらず、担当の不動産営業マンの話にちょっと乗せられてしまって、必要以上に強気の設定にしてしまったことも大きな原因になりました。

とはいえ、「(3月の)引越し後に引き渡す」というスケジュールではあったので、結果的には3月に決まった(買った方は我々が引っ越した後すぐに引っ越されたようです)のは、タイミングとしては悪くなかったです。

そんなわけで、私が不動産屋さんに自宅売却の相談をしたのは、新居がかなり完成に近づいてきた11月のことでした。
もちろん相談先は、土地の購入からローンの斡旋までずっとお世話になってきたお店の営業マンです。さすがに、ここまでの一連の流れでいろいろ無理も言ってお世話になったこともあり、売却だけ別のところに行くというのはちょっと考えられないところでもありましたし、これまでの仕事の印象も悪くなかったので、特段迷うことはありませんでした。

営業マンに話をする前に私がざっくり想定していた「売り出し価格」は、10年ほど前にこの家を買ったときの金額と同程度、そして「ターゲット価格」はそこから200万円ほど下げたあたりでした。
実は、私がこの家を買ったのはちょうど東京の地価が底値になっていた頃で、しかも買った当時は周囲に老朽化した家が多く若干環境が悪く見えたこともあって、建ってから1年近く売れ残っていた家を大幅に値引きされて安く買ったという経緯がありました。
その頃と比べると、周囲の家も軒並み建て替えられて新しいきれいな家ばかりになり、また地価も当時より上がっている状況があり、土地代だけで、保守的にみても当時買った総額マイナス500万くらい、多少アグレッシブに見ると総額と同額程度にはなっていました。
ですから、保守的にみた土地代+建物の価値500万円で「買ったのと同額」となり、保守的にみた土地代+建物の価値300万円で「買った金額マイナス200万円」となるわけです。なので、これを売り出し価格とターゲット価格とおいていました。

ところが私のこの提示に対して、営業マンのリアクションは違っていました
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2018年05月21日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(168)

家の売却中に、関心のあるお客さんが見学にくる際に注意すべきことをまとめています。

臭い、明るさときて、次に注意したいことは、やはり、

水回りの衛生感

でしょう。

まあ、これは誰でも思いつくポイントだと思いますので難しい話ではないと思いますが、家を売却すると決めたら、まず一度キッチン、お風呂、洗面所、トイレといった水回りを、徹底的に大掃除しましょう。
素人でも分解できるところは分解して、汚いところにも手を突っ込んで、とにかく徹底的にきれいにするのです。
お風呂やトイレなどについては、普段はキズがつかないよう、柔らかいスポンジやソフトブラシを使って掃除していることも多いと思いますが、「売るための徹底的な掃除」の際は、見た目の汚れを取り除くことを優先して、より硬いブラシなどを使うこともやむを得ないと思います。(結局入居後すぐリフォームされる可能性も高いので、逆に売る際は見た目重視が正解だと思っています。)
また、意外に見落としがちなのが「鏡が汚い」というケースです。水回りにある鏡もしっかり事前に水アカを取るなどの掃除をしておきましょう。

そうやって大掃除したうえで、見学客が来る前に改めて、不衛生に見えないように掃除をします。
キッチンやお風呂の排水口を見る人も意外に多い(私も見ます)ので、面倒でもお風呂や洗面の排水口の髪の毛やキッチンの排水口および三角コーナーの生ゴミなどは完全に取り除いておきましょう。
また、水滴がいっぱいついているのも不衛生に見えますから、掃除したあとはペーパータオルなどで目立った水滴を拭き取っておきます。

もう1つは、こちらも当たり前ですが、

ものをできるだけ減らす、整頓する

ということです。

ものがたくさんあって家が狭く見えるのはそれだけで売却にマイナスですし、ましてやそれが汚く散らかっているようでは、売れる物件も売れなくなってしまうと思います。
もともと引っ越しをするわけですから、家の中のいらないものはあらかじめどんどん処分してものを減らしていけばいいと思いますし、一部のものは引っ越し用のダンボールに詰めて、あまり使わない部屋に積んでおくのもいいと思います。(引っ越し用のダンボールが積み上がっているのは見学客からみても違和感がないので、ただ雑然と散らかっているよりはずっとマシだと思います。)
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2018年04月09日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(162)

というわけで、持ち家を住み替える場合、通常は(よほどお金が余っているような状況でなければ)必ず通らなければならない、既存の自宅の売却の話です。

不動産の売却の場合、最初に考えなければならないのは業者選定ですが、今回はこちらについてはまったく悩む必要がありませんでした。
新しい家のための土地の購入、さまざまなビルダーの紹介(結局、採用はしませんでしたが)、さらには買った土地の区画の隣の区画の一部分割・追加購入という、業者として儲からない割に特殊で面倒な取引にまで懇意に対応してくれた業者・担当者に、そのままお願いすることにしたからです。
それまでの対応で、この担当者の方が熱心でなかなか有能なことはわかっていたので(それに、今回以外にも、不動産業者のいろいろな担当の方との取引の経験もあるので、それもふまえて)、この方以外の方に話を持ち込んで比較検討するという必要性も特に感じなかったわけです。

よく、不動産売却の際に、複数の業者から査定をとって高いところを選びましょう的なPRをしている比較サイトがあったりしますが、少なくとも不動産売却においては、査定の高い低いはほとんど意味がありません
なぜなら、査定した値段で業者が買ってくれるわけではなく、「その値段で市場に売り出す」というだけのことだからです。
結局、その物件がいくらで実際に売れるかは市場が(買ってくれる人が)決めるので、業者の「査定」にはほとんど意味がないとういうわけです。

ただ、一般に不動産業者は、査定した金額より高い金額で売り出すことにはあまり乗り気にはならないでしょう。なので、万一話をもっていった業者が、ありえないほど低い査定を出してきた場合には、「ああ、この業者はこの取引に関わりたくないんだな」と理解して、他の業者を探したほうが賢明です。

そのパターン以外の場合には、逆に査定が「高すぎる」業者はうさんくさく思うべきです。
そんな値段で売り出しても売れないような相場を無視した査定を出してくる業者は、ほとんどの場合、その高い査定で客に選ばれたいだけ(そういう場合は、実際に売り出してから「売れないので値段を下げましょう」と言ってあとから適正価格に調整してくる魂胆でしょう)か、土地勘が悪くて相場をよく知らないか、どちらかでしかないからです。

ただ、この議論をするためには、そもそも、自分の家(土地+建物)がどのくらいで売れそうかという「相場観」を私たち自身が持っている必要がありますね。(それがないから、比較サイトで査定をとったりする必要が出てくるわけなので)
そのやり方については、次のエントリで簡単にまとめておきたいと思います。
posted by そらパパ at 22:51| Comment(0) | そらまめ式 | 更新情報をチェックする

2016年10月24日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(88)

さて、間取りについての話題がひととおり終わりましたので、今度は「仕様」について書いていきたいと思います。

仕様、というのは、どういった性能や特性をもった素材や構造や特定の商品で家を構成していくか、といったことで、設計図面でいうと、部屋の形や配置がどうなっているかというのが「間取り」で、その間取りの中に書き込まれる「ここの壁にはこの商品を使って…」とか、図面の外側に表で記載される「外壁:○○、屋根:○○」みたいなのが「仕様」といえるでしょうか。

そんな「仕様」のなかの最たるものは「木造か、鉄骨造か、鉄筋コンクリート造か」というものでしょう。
これについては、コスト面を考えれば、ほとんど木造一択です
地下室と屋上を作るとか、5階建以上を作るとか、そういった特殊な目的がなければ、個人の小さな家で鉄筋コンクリートというのはほとんどありえません。
軽量鉄骨造については、コスト的にはぎりぎりないこともないレベルですが、これもまた普通の2階建ての家を建てるのであればあえて選択するメリットがあまりありません。

ということで「木造」というのはほぼ自動的に決まるのですが、こんどはその木造のなかで大きく二つの構造タイプに分かれます。
それが、「在来工法(軸組工法)」と「ツーバイフォー工法」です。

このあたりの細かいところは家づくりの本などを見ていただいた方が早いと思いますが、簡単にいうと、柱をいっぱい立てて、壁はその柱と柱の間に筋交いを入れて作るのが在来工法、柱というよりは壁を設置するための「枠」を作って、その枠に合板を張った「パネル」を作り、そのパネル状の壁がそのまま耐震構造になるのがツーバイフォー工法です。

家づくりの勉強を始めたりすると、だいたい最初に入ってくるのが「ツーバイフォーのほうが地震に強い」「ツーバイフォーのほうが断熱性が高い」といった、ツーバイフォーの優位性を強調するような世間的な評判です。

私の場合もそうだったので、家を建てることに決めた当初は「うちはぜひツーバイフォーで建てよう」と思い、ツーバイフォーに強い工務店を探したりしていました。

でも途中からは、ツーバイフォーのビルダーとは縁遠くなり、いわゆる在来工法のビルダーばかりが残っていったのです。
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2015年09月21日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(36)

今回、長女の今後の生活を意識して土地探しをしたわけですが、何より強く意識したのが、「徒歩圏の利便性と安全性」でした。

どこに住むにしても、私たちは住む家そのものだけでなく、その家の周囲にあるさまざまな施設や社会的リソースを利用して暮らしています。
家の周囲でどのような社会的リソースにアクセスできるかということが、その土地に住む価値を決定づけると言っていいと思います。

この「周囲の生活圏」、通常は最寄り駅からどんなターミナル駅にどのくらいの時間で行けるかとか、自転車や車でどんな店に行けるかといったことが「評価の基準」になり、実際、私や妻にとってはそのとおりなのですが、こと長女については状況が大幅に異なります。

長女にとっては、「徒歩で安全に行ける範囲」だけが自分自身の意思で利用できる可能性のある主たる「生活圏」であり、その外側は「介助があって初めて利用できる生活圏」となり、利用価値は一段も二段も落ちると考えられます。

例えば、「歩いて安全に行ける範囲」にコンビニがあれば、娘が大人になったとき、通所施設などに行った帰りに、歩いてコンビニに寄って好きなものを買って帰る、という「楽しみ」を、娘の人生に加えることができるかもしれません。
さらに「歩いて安全にいける範囲」にフードコート形式で利用できるレストランがあれば、やはり将来、そこに歩いて立ち寄って、好物を食べながらフードコートのテーブルでタブレットでも楽しんで時間をつぶす、そんなこともできるようになるかもしれません。少なくとも、週1回とか定期的に、ヘルパーさん等の(もしくは私たち親の)支援を受けて、(可能な限り自力で)フードコートに遊びにいく、というイベントを、安全に作り出すことは可能になるだろうと思います。

これに対し、家を出て最初に車道を渡る信号が登場し、その信号を渡らなければどこにも出ることができない、という立地があったとしたらどうでしょう。
いくらその先すぐ近くに娘が独力で利用可能なお店や施設があったとしても、それを利用するためには安全のために必ず誰かがついていかなければならなくなり、娘が本当の意味で「自由意志で」外部のリソースを気軽に利用することはできなくなってしまいます。
もちろん、「それを利用したいという意思をいつでも周囲に示せるようになればいい」、というのもそうかもしれませんが、その「ワンクッション」がない形で外部リソースが利用できる(という可能性がちゃんとある)ことが、娘の社会へのかかわりという視点からは、非常に意義深いことであるように思われました。

せっかく土地から探して新しい家をつくるなら、家を出ていきなり信号があるような土地は絶対に選ばずに、逆に大きな信号なしで数分歩けば娘の毎日の楽しみになるような施設にたどりつけるような場所を選びたい、と強く感じたわけです。

でも、この希望は(土地の用途について詳しい方なら想像できると思いますが)、決して簡単にかなうものではありません
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2014年06月17日

聲の形 第4巻(まんがレビュー)

ずっと追いかけているこのまんがですが、いよいよ第4巻が本日発売されました。


聲の形(4)
大今 良時
少年マガジンコミックス

聲の形 第4巻

2巻、3巻は前の巻から2ヶ月間隔で出ていましたが、今回は3ヶ月空きました。
それもあって、連載で追いかけている私としては、4巻の収録範囲はかなり前の話という感じになっているんですが、この第4巻には、大きく分けて2つの大エピソードが含まれます。

※以下、マイルドなネタバレを含みます。ほんの少しのネタバレさえ読みたくない方はここで読むのをやめることをおすすめします。常識的なあらすじ程度なら問題ない、という方はまだ大丈夫です(笑)。

その2つの大エピソードとは、「遊園地編」と「西宮祖母編」になります。

(遊園地編)
前巻(第3巻)の最後で思いきって告白するも伝わらなかった硝子と、なぜ急に走り去ってしまったかわからなかった将也。
二人を含む橋の友人達は、休日に遊園地に遊びに行くことにしたのですが、なぜかそこには小学校時代のクラスメートがずらりと勢揃いし、楽しいはずの遊園地は、将也、硝子、それぞれのトラウマをえぐる残酷な場所に変貌します。

(西宮祖母編)
これまで、硝子との会話で少し出ていただけだった硝子・結絃の祖母が登場し、その祖母を巡る話のなかで、硝子の出生から障害の発覚、それによって人生を翻弄される西宮母、祖母、結絃といった「西宮家の過去の痛み」が描かれます。

どちらの大エピソードも、硝子のもつ障害とそれに対する差別、あるいは障害を持たない側(健常者)から障害当事者に対してぶつけられる「(強者の)論理」といったものをとりあげており、第3巻まででラブコメ色の強まった物語を、改めて社会性・メッセージ性の強いものに引き戻すような巻になっていると思います。

まあその分、第3巻の最後で盛り上がった、硝子の告白と恋心はどうなるんだ?早く二人の関係が盛り上がるところを読みたい!的な読者のニーズには、冷酷なまでにまったく応えていない(笑)ので、大今先生半端ないな(笑)と思ってしまいますが。
唯一の救い?は、巻末に収録された番外編によって、硝子の「告白失敗後」の将也への気持ちがどうなったのか(続いているのか)を確認できるところくらいでしょうか。

さて、ここから、本ブログのテーマに近いところでの感想を少し書いておきたいと思います。

※ここからは本格的なネタバレになりますので注意してください。

続きがあります・・・
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2014年03月17日

聲の形 第3巻(まんがレビュー)

やっと出ましたね。待望の新刊です。


聲の形 第3巻
大今良時
講談社 少年マガジンKC

当ブログでずっと追いかけているまんがの最新刊です。
これまでのストーリーについては、既に他の記事で何度も触れているので詳しくは繰り返しませんが、耳の聞こえない少女・西宮硝子と、彼女を無邪気にいじめてしまったことで運命が変わってしまった少年、石田将也とをめぐる物語です。
第1巻は将也と硝子の小学生時代の「いじめ」のエピソードが、第2巻では高校3年生になって将也と硝子が再会し、少しずつ新しい絆を作っていくエピソードが語られていました。


聲の形 第1巻・第2巻

第3巻では、将也と硝子以外の、小学校時代のクラスメートとの再会が描かれています。
もう少し具体的にいうと、第3巻は「佐原との再会編」、「植野との再会編」、そして最後に「とんでもない1話」(笑)という構成になっています。


まさに今日が発売日でした。さっそく買ってきましたよ。

なお、以下ネタバレになりますのでご注意下さい。

続きがあります・・・
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2012年06月11日

ライブ・自閉症の認知システム (25)

このシリーズ記事は、かつて石川にて行なわせていただいた講演の内容を、ダイジェストかつ再構成してお届けするものです。

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Slide 25 : 療育を支える「科学の目」(続き)

このような「科学の目」を通して療育を進めていくことは、単に療育をうまくやっていく、ということだけじゃなくて、内面を語ってくれないことが多い、自閉症の子どもが生きる世界を理解するためにも役に立つはずです。

子どもが不可解な行動をする瞬間というのは、「子どもの世界」と「私たちの世界」とのズレが表面化した瞬間でもあるわけです。
ですから逆説的な言い方になりますけども、子どもの「理解できない行動」はそのまま、子どもの世界を「理解する大きなヒント」にもなるわけですね
そのヒントから仮説を導き、検証していくことで、私たちにも、子どもが生きている世界を少しずつ理解できるようになっていくはずです。

続きがあります・・・
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2012年05月07日

ライブ・自閉症の認知システム (20)

このシリーズ記事は、かつて石川にて行なわせていただいた講演の内容を、ダイジェストかつ再構成してお届けするものです。


Slide 21 : リソースの最適化としての療育

さて、先ほどから何回か「リソース」ということばが出てきましたが、このリソースっていうのは訳すと「資源」という意味です。
要は、私たちが利用できるヒト・モノ・カネ・サービス全般のことを指しています。

先ほど出てきた「チーム編成」にしても「リンケージ・マネジメント」にしても、要は自分の周りにあるリソースをいかに最大限有効に活用するか、ということが、療育を成功させるためのポイントになるわけです。

これはとても大切なことだと思いますので、もう一度図を見ながら考えてみたいと思います。


Slide 20 : リソースの最適化としての療育(図)

こちらの図をご覧ください。これは、先ほどの図を少し変形したものです。

続きがあります・・・
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2012年04月09日

ライブ・自閉症の認知システム (16)

さて、1つ項目が飛びましたのでちょっと戻ります。

リーダーは療育のプロジェクトを任されるわけですから、当然、自閉症について学んでいく必要があります。
自閉症という障害そのものについての知識、さらには基本的なかかわり方、TEACCHやABA、絵カードなどの定評のある療育法の基本的な知識、そして逆に、「いかがわしい」療育法にだまされないような考えかたをマスターすることは、とても大切ですね。

ちなみに、最後の「だまされない考えかた」については、あとで「科学の目」という話題のところで改めてお話しします。

さて、先ほどお話しした「ビジョン」が決まったら、次に、自分たちがいまどういう状況におかれているのかを把握することが大切になってきます。

療育というのは、家庭のなかだけでは完結しません。社会とつながっています。
それは、支援をしてくれる人や組織が外部にも存在する、ということでもありますし、療育そのものの目的が、最終的に、社会に出ていって自立したり、外部のいろいろなサービスを自分で利用したりできるようになるというところにある、ということともつながっています。
残念なことですが、敵対的な外部の一部の人たちや勢力とは、戦わなければいけないことだってあるかもしれません。

では、一般的に療育プロジェクトというのはどんな状況、環境におかれているのか?
次のスライドでその辺りについて少し詳しく見ていきましょう。

続きがあります・・・
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2011年06月20日

殿堂入りおすすめ本・まとめて再レビュー(9)

過去に「殿堂入り」として強くおすすめした本を、現在の視点から改めてレビューしつつ、まとめなおすシリーズ記事の9回目です。
今回も、前回にひきつづき、「ABA(応用行動分析)」に関連する殿堂入り本の続きですが、より「応用・実践」に近いものが登場します。

2.ABA(応用行動分析)・行動療法についての本(続き)

<殿堂入りおすすめ本>(続き)



家庭で無理なく楽しくできる生活・学習課題46(レビュー記事

これから紹介するABAの殿堂入り本は、ABAの「実践」のためのテキストが中心になってきますが、重要なポイントとして指摘しておきたいのは、ABAの「実践」というのは、あくまで実践「例」であって、それ以上でも以下でもない、ということです。

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2009年07月20日

初めていらした方へ

今日は連休中ということもあって、手抜きエントリです(・・・と書きながら、実は普段以上の労力がかかってます(笑))。

当ブログも解説してから3年半以上がたっていて、エントリ数も800を超えています。
これだけの記事があると、最新エントリを読むだけならともかく、特定の目的でエントリを探そうと思うと、ちょっと見通しが悪いのも事実だと思います。

そこで、当ブログに初めていらした方、あるいはいらしてから間がなく、まだ当ブログの全体像が見えてこないという方のために、ナビゲーションのためのエントリを書いてみることにしました

そういうエントリですので、今後もこのエントリは随時更新していくことになります。ご了承ください。

まずはFAQ(というより自己紹介ですね)から。

続きがあります・・・
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2009年06月22日

石川での講演について

既にご報告申し上げたとおり、昨日6月21日、石川県金沢市にて、「自閉症の認知システム~家庭療育のヒント~」という題目にて、お話をさせていただきました。



以下が、今回、講演で使用した配布資料になります。


↑PDFファイルですので、Adobe Readerを使って開くことができます。

資料からも分かるとおり、今回は、前回までのお話とはかなり趣を変え、私の1冊めの本『自閉症-「からだ」と「せかい」をつなぐ新しい理解と療育』の内容を中心に、心の哲学や心理学の話題について、かなり突っ込んだお話をさせていただきました。

内容的に難しいというか、あまり一般的にはなじみがないようなテーマについてお話しすることになりましたので、今回はスクリプト(話す内容についての原稿)もかなりしっかりとしたものを準備して臨みました。(逆にいうと、今回は配布資料だけでは、実際に話した内容があまり見えてこないようになっていると思います。)

なお、今回用意した「スクリプト」については、2時間半分の分量があり、読み応えもあると考えているので、少し加工して読み物として読みやすくしたうえで、当ブログのシリーズ記事として連載しようかと考えています

ともあれ、こういったタイプの一般講演として「異色のテーマ」だったと思いますが、こういったお話をさせていただく場をご用意くださったいしかわTEACCH研の皆様、そして雨が降ったり暑かったりとめまぐるしく変わる天候のなか、ご足労いただいて講演に参加くださった皆さん(大変たくさんの方にお越しいただいて、感激しました)、本当にありがとうございました。

素人の講演でお聞き苦しいところも多々あったかと思いますが、もしまたご縁がありましたら、よろしくお願いします。

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posted by そらパパ at 21:38| Comment(6) | TrackBack(0) | そらまめ式 | 更新情報をチェックする
子どもが自閉症かもしれない!どうしよう!という親御さんへのアドバイスはこちら
孫が自閉症らしい、どうしたら?という祖父母の方へのアドバイスはこちら

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