子どもが自閉症かもしれない!どうしよう!という親御さんへのアドバイスはこちら
孫が自閉症らしい、どうしたら?という祖父母の方へのアドバイスはこちら

fortop.gif当ブログの全体像を知るには、こちらをご覧ください。
←時間の構造化に役立つ電子タイマー製作キットです。
PECS等に使える絵カード用テンプレートを公開しています。
自閉症関連のブックレビューも多数掲載しています。

花風社・浅見淳子社長との経緯についてはこちらでまとめています。

2016年10月24日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(88)

さて、間取りについての話題がひととおり終わりましたので、今度は「仕様」について書いていきたいと思います。

仕様、というのは、どういった性能や特性をもった素材や構造や特定の商品で家を構成していくか、といったことで、設計図面でいうと、部屋の形や配置がどうなっているかというのが「間取り」で、その間取りの中に書き込まれる「ここの壁にはこの商品を使って…」とか、図面の外側に表で記載される「外壁:○○、屋根:○○」みたいなのが「仕様」といえるでしょうか。

そんな「仕様」のなかの最たるものは「木造か、鉄骨造か、鉄筋コンクリート造か」というものでしょう。
これについては、コスト面を考えれば、ほとんど木造一択です
地下室と屋上を作るとか、5階建以上を作るとか、そういった特殊な目的がなければ、個人の小さな家で鉄筋コンクリートというのはほとんどありえません。
軽量鉄骨造については、コスト的にはぎりぎりないこともないレベルですが、これもまた普通の2階建ての家を建てるのであればあえて選択するメリットがあまりありません。

ということで「木造」というのはほぼ自動的に決まるのですが、こんどはその木造のなかで大きく二つの構造タイプに分かれます。
それが、「在来工法(軸組工法)」と「ツーバイフォー工法」です。

このあたりの細かいところは家づくりの本などを見ていただいた方が早いと思いますが、簡単にいうと、柱をいっぱい立てて、壁はその柱と柱の間に筋交いを入れて作るのが在来工法、柱というよりは壁を設置するための「枠」を作って、その枠に合板を張った「パネル」を作り、そのパネル状の壁がそのまま耐震構造になるのがツーバイフォー工法です。

家づくりの勉強を始めたりすると、だいたい最初に入ってくるのが「ツーバイフォーのほうが地震に強い」「ツーバイフォーのほうが断熱性が高い」といった、ツーバイフォーの優位性を強調するような世間的な評判です。

私の場合もそうだったので、家を建てることに決めた当初は「うちはぜひツーバイフォーで建てよう」と思い、ツーバイフォーに強い工務店を探したりしていました。

でも途中からは、ツーバイフォーのビルダーとは縁遠くなり、いわゆる在来工法のビルダーばかりが残っていったのです。

posted by そらパパ at 23:26 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | そらまめ式

2015年09月21日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(36)

今回、長女の今後の生活を意識して土地探しをしたわけですが、何より強く意識したのが、「徒歩圏の利便性と安全性」でした。

どこに住むにしても、私たちは住む家そのものだけでなく、その家の周囲にあるさまざまな施設や社会的リソースを利用して暮らしています。
家の周囲でどのような社会的リソースにアクセスできるかということが、その土地に住む価値を決定づけると言っていいと思います。

この「周囲の生活圏」、通常は最寄り駅からどんなターミナル駅にどのくらいの時間で行けるかとか、自転車や車でどんな店に行けるかといったことが「評価の基準」になり、実際、私や妻にとってはそのとおりなのですが、こと長女については状況が大幅に異なります。

長女にとっては、「徒歩で安全に行ける範囲」だけが自分自身の意思で利用できる可能性のある主たる「生活圏」であり、その外側は「介助があって初めて利用できる生活圏」となり、利用価値は一段も二段も落ちると考えられます。

例えば、「歩いて安全に行ける範囲」にコンビニがあれば、娘が大人になったとき、通所施設などに行った帰りに、歩いてコンビニに寄って好きなものを買って帰る、という「楽しみ」を、娘の人生に加えることができるかもしれません。
さらに「歩いて安全にいける範囲」にフードコート形式で利用できるレストランがあれば、やはり将来、そこに歩いて立ち寄って、好物を食べながらフードコートのテーブルでタブレットでも楽しんで時間をつぶす、そんなこともできるようになるかもしれません。少なくとも、週1回とか定期的に、ヘルパーさん等の(もしくは私たち親の)支援を受けて、(可能な限り自力で)フードコートに遊びにいく、というイベントを、安全に作り出すことは可能になるだろうと思います。

これに対し、家を出て最初に車道を渡る信号が登場し、その信号を渡らなければどこにも出ることができない、という立地があったとしたらどうでしょう。
いくらその先すぐ近くに娘が独力で利用可能なお店や施設があったとしても、それを利用するためには安全のために必ず誰かがついていかなければならなくなり、娘が本当の意味で「自由意志で」外部のリソースを気軽に利用することはできなくなってしまいます。
もちろん、「それを利用したいという意思をいつでも周囲に示せるようになればいい」、というのもそうかもしれませんが、その「ワンクッション」がない形で外部リソースが利用できる(という可能性がちゃんとある)ことが、娘の社会へのかかわりという視点からは、非常に意義深いことであるように思われました。

せっかく土地から探して新しい家をつくるなら、家を出ていきなり信号があるような土地は絶対に選ばずに、逆に大きな信号なしで数分歩けば娘の毎日の楽しみになるような施設にたどりつけるような場所を選びたい、と強く感じたわけです。

でも、この希望は(土地の用途について詳しい方なら想像できると思いますが)、決して簡単にかなうものではありません

posted by そらパパ at 20:28 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | そらまめ式

2014年06月17日 [ Tue ]

聲の形 第4巻(まんがレビュー)

ずっと追いかけているこのまんがですが、いよいよ第4巻が本日発売されました。


聲の形(4)
大今 良時
少年マガジンコミックス

聲の形 第4巻

2巻、3巻は前の巻から2ヶ月間隔で出ていましたが、今回は3ヶ月空きました。
それもあって、連載で追いかけている私としては、4巻の収録範囲はかなり前の話という感じになっているんですが、この第4巻には、大きく分けて2つの大エピソードが含まれます。

※以下、マイルドなネタバレを含みます。ほんの少しのネタバレさえ読みたくない方はここで読むのをやめることをおすすめします。常識的なあらすじ程度なら問題ない、という方はまだ大丈夫です(笑)。

その2つの大エピソードとは、「遊園地編」と「西宮祖母編」になります。

(遊園地編)
前巻(第3巻)の最後で思いきって告白するも伝わらなかった硝子と、なぜ急に走り去ってしまったかわからなかった将也。
二人を含む橋の友人達は、休日に遊園地に遊びに行くことにしたのですが、なぜかそこには小学校時代のクラスメートがずらりと勢揃いし、楽しいはずの遊園地は、将也、硝子、それぞれのトラウマをえぐる残酷な場所に変貌します。

(西宮祖母編)
これまで、硝子との会話で少し出ていただけだった硝子・結絃の祖母が登場し、その祖母を巡る話のなかで、硝子の出生から障害の発覚、それによって人生を翻弄される西宮母、祖母、結絃といった「西宮家の過去の痛み」が描かれます。

どちらの大エピソードも、硝子のもつ障害とそれに対する差別、あるいは障害を持たない側(健常者)から障害当事者に対してぶつけられる「(強者の)論理」といったものをとりあげており、第3巻まででラブコメ色の強まった物語を、改めて社会性・メッセージ性の強いものに引き戻すような巻になっていると思います。

まあその分、第3巻の最後で盛り上がった、硝子の告白と恋心はどうなるんだ?早く二人の関係が盛り上がるところを読みたい!的な読者のニーズには、冷酷なまでにまったく応えていない(笑)ので、大今先生半端ないな(笑)と思ってしまいますが。
唯一の救い?は、巻末に収録された番外編によって、硝子の「告白失敗後」の将也への気持ちがどうなったのか(続いているのか)を確認できるところくらいでしょうか。

さて、ここから、本ブログのテーマに近いところでの感想を少し書いておきたいと思います。

※ここからは本格的なネタバレになりますので注意してください。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 17:41 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | そらまめ式

2014年03月17日 [ Mon ]

聲の形 第3巻(まんがレビュー)

やっと出ましたね。待望の新刊です。


聲の形 第3巻
大今良時
講談社 少年マガジンKC

当ブログでずっと追いかけているまんがの最新刊です。
これまでのストーリーについては、既に他の記事で何度も触れているので詳しくは繰り返しませんが、耳の聞こえない少女・西宮硝子と、彼女を無邪気にいじめてしまったことで運命が変わってしまった少年、石田将也とをめぐる物語です。
第1巻は将也と硝子の小学生時代の「いじめ」のエピソードが、第2巻では高校3年生になって将也と硝子が再会し、少しずつ新しい絆を作っていくエピソードが語られていました。


聲の形 第1巻・第2巻

第3巻では、将也と硝子以外の、小学校時代のクラスメートとの再会が描かれています。
もう少し具体的にいうと、第3巻は「佐原との再会編」、「植野との再会編」、そして最後に「とんでもない1話」(笑)という構成になっています。


まさに今日が発売日でした。さっそく買ってきましたよ。

なお、以下ネタバレになりますのでご注意下さい。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 21:44 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | そらまめ式

2012年06月11日 [ Mon ]

ライブ・自閉症の認知システム (25)

このシリーズ記事は、かつて石川にて行なわせていただいた講演の内容を、ダイジェストかつ再構成してお届けするものです。

page25.gif
Slide 25 : 療育を支える「科学の目」(続き)

このような「科学の目」を通して療育を進めていくことは、単に療育をうまくやっていく、ということだけじゃなくて、内面を語ってくれないことが多い、自閉症の子どもが生きる世界を理解するためにも役に立つはずです。

子どもが不可解な行動をする瞬間というのは、「子どもの世界」と「私たちの世界」とのズレが表面化した瞬間でもあるわけです。
ですから逆説的な言い方になりますけども、子どもの「理解できない行動」はそのまま、子どもの世界を「理解する大きなヒント」にもなるわけですね
そのヒントから仮説を導き、検証していくことで、私たちにも、子どもが生きている世界を少しずつ理解できるようになっていくはずです。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 22:38 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | そらまめ式

2012年05月07日 [ Mon ]

ライブ・自閉症の認知システム (20)

このシリーズ記事は、かつて石川にて行なわせていただいた講演の内容を、ダイジェストかつ再構成してお届けするものです。


Slide 21 : リソースの最適化としての療育

さて、先ほどから何回か「リソース」ということばが出てきましたが、このリソースっていうのは訳すと「資源」という意味です。
要は、私たちが利用できるヒト・モノ・カネ・サービス全般のことを指しています。

先ほど出てきた「チーム編成」にしても「リンケージ・マネジメント」にしても、要は自分の周りにあるリソースをいかに最大限有効に活用するか、ということが、療育を成功させるためのポイントになるわけです。

これはとても大切なことだと思いますので、もう一度図を見ながら考えてみたいと思います。


Slide 20 : リソースの最適化としての療育(図)

こちらの図をご覧ください。これは、先ほどの図を少し変形したものです。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 21:47 はてなブックマーク | コメント(2) | トラックバック(0) | そらまめ式

2012年04月09日 [ Mon ]

ライブ・自閉症の認知システム (16)

さて、1つ項目が飛びましたのでちょっと戻ります。

リーダーは療育のプロジェクトを任されるわけですから、当然、自閉症について学んでいく必要があります。
自閉症という障害そのものについての知識、さらには基本的なかかわり方、TEACCHやABA、絵カードなどの定評のある療育法の基本的な知識、そして逆に、「いかがわしい」療育法にだまされないような考えかたをマスターすることは、とても大切ですね。

ちなみに、最後の「だまされない考えかた」については、あとで「科学の目」という話題のところで改めてお話しします。

さて、先ほどお話しした「ビジョン」が決まったら、次に、自分たちがいまどういう状況におかれているのかを把握することが大切になってきます。

療育というのは、家庭のなかだけでは完結しません。社会とつながっています。
それは、支援をしてくれる人や組織が外部にも存在する、ということでもありますし、療育そのものの目的が、最終的に、社会に出ていって自立したり、外部のいろいろなサービスを自分で利用したりできるようになるというところにある、ということともつながっています。
残念なことですが、敵対的な外部の一部の人たちや勢力とは、戦わなければいけないことだってあるかもしれません。

では、一般的に療育プロジェクトというのはどんな状況、環境におかれているのか?
次のスライドでその辺りについて少し詳しく見ていきましょう。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 21:13 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | そらまめ式

2011年06月20日 [ Mon ]

殿堂入りおすすめ本・まとめて再レビュー(9)

過去に「殿堂入り」として強くおすすめした本を、現在の視点から改めてレビューしつつ、まとめなおすシリーズ記事の9回目です。
今回も、前回にひきつづき、「ABA(応用行動分析)」に関連する殿堂入り本の続きですが、より「応用・実践」に近いものが登場します。

2.ABA(応用行動分析)・行動療法についての本(続き)

<殿堂入りおすすめ本>(続き)



家庭で無理なく楽しくできる生活・学習課題46(レビュー記事

これから紹介するABAの殿堂入り本は、ABAの「実践」のためのテキストが中心になってきますが、重要なポイントとして指摘しておきたいのは、ABAの「実践」というのは、あくまで実践「例」であって、それ以上でも以下でもない、ということです。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 21:08 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | そらまめ式

2009年07月20日 [ Mon ]

初めていらした方へ

今日は連休中ということもあって、手抜きエントリです(・・・と書きながら、実は普段以上の労力がかかってます(笑))。

当ブログも解説してから3年半以上がたっていて、エントリ数も800を超えています。
これだけの記事があると、最新エントリを読むだけならともかく、特定の目的でエントリを探そうと思うと、ちょっと見通しが悪いのも事実だと思います。

そこで、当ブログに初めていらした方、あるいはいらしてから間がなく、まだ当ブログの全体像が見えてこないという方のために、ナビゲーションのためのエントリを書いてみることにしました

そういうエントリですので、今後もこのエントリは随時更新していくことになります。ご了承ください。

まずはFAQ(というより自己紹介ですね)から。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 21:56 はてなブックマーク | コメント(34) | トラックバック(0) | そらまめ式

2009年06月22日 [ Mon ]

石川での講演について

既にご報告申し上げたとおり、昨日6月21日、石川県金沢市にて、「自閉症の認知システム〜家庭療育のヒント〜」という題目にて、お話をさせていただきました。



以下が、今回、講演で使用した配布資料になります。


↑PDFファイルですので、Adobe Readerを使って開くことができます。

資料からも分かるとおり、今回は、前回までのお話とはかなり趣を変え、私の1冊めの本『自閉症−「からだ」と「せかい」をつなぐ新しい理解と療育』の内容を中心に、心の哲学や心理学の話題について、かなり突っ込んだお話をさせていただきました。

内容的に難しいというか、あまり一般的にはなじみがないようなテーマについてお話しすることになりましたので、今回はスクリプト(話す内容についての原稿)もかなりしっかりとしたものを準備して臨みました。(逆にいうと、今回は配布資料だけでは、実際に話した内容があまり見えてこないようになっていると思います。)

なお、今回用意した「スクリプト」については、2時間半分の分量があり、読み応えもあると考えているので、少し加工して読み物として読みやすくしたうえで、当ブログのシリーズ記事として連載しようかと考えています

ともあれ、こういったタイプの一般講演として「異色のテーマ」だったと思いますが、こういったお話をさせていただく場をご用意くださったいしかわTEACCH研の皆様、そして雨が降ったり暑かったりとめまぐるしく変わる天候のなか、ご足労いただいて講演に参加くださった皆さん(大変たくさんの方にお越しいただいて、感激しました)、本当にありがとうございました。

素人の講演でお聞き苦しいところも多々あったかと思いますが、もしまたご縁がありましたら、よろしくお願いします。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 21:38 はてなブックマーク | コメント(6) | トラックバック(0) | そらまめ式

2009年06月21日 [ Sun ]

石川にて講演を行ないました。

本日、石川県金沢市にて、「自閉症の認知システム〜家庭療育へのヒント〜」というテーマにて、お話をさせていただいてきました。

主催された、いしかわTEACCH研の皆様、本当にお世話になりました。
また、参加くださった皆さん、ありがとうございました。

もう少し詳しいお話や、使用した資料などは、明日、あらためて記事を書いて掲載させていただこうと思っています。

posted by そらパパ at 21:40 はてなブックマーク | コメント(10) | トラックバック(1) | そらまめ式

2009年06月17日 [ Wed ]

石川にて講演を行ないます(再掲)

既にこちらのブログでも一度お知らせしましたが、この週末、日曜日(6月21日)に、いしかわTEACCH研のお招きにより、石川県金沢市にてお話をさせていただくことになりました。

http://teacchishikawa.web.fc2.com/zikai.html
日時  6月21日(日)9:30〜12:30
場所  金沢市教育プラザ富樫 1号館121室
テーマ 自閉症の認知システム〜療育のためのヒント〜
講師  そらパパ

今回は、前回前々回とは異なり、2冊めの本ではなく、1冊めの本の内容を中心に、心の哲学心理学と「こころ」一般化障害仮説、プロジェクトとしての家庭療育、科学の目、といったテーマについてお話しさせていただきます。

当ブログでも、偶然ですが、ここ最近、「療育を科学的に考えていくにはどうしたらいいんだろう?」といったテーマについての議論が多かったように思いますので、そのあたりもふまえながら、他の方が語るのとはちょっと違った「自閉症のお話」ができたらいいな、と思っています。

近隣にお住まいの方で、興味をお持ちいただけた方は、ぜひご参加ください。

posted by そらパパ at 21:38 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | そらまめ式

2009年04月20日 [ Mon ]

画像つきの電子タイマーのご報告をいただきました。

現在、製作キットを頒布させていただいております「電子タイマー」ですが、JKLpapaさん経由で、画像入りのとても分かりやすいご報告をいただきましたので、ご紹介させていただきます。


↑このままでも読めますが、クリックすると少しだけ大きくなります。

私が、こんな風に使ってもらえたらいいなあ、と思っていた、まさにそんなかたちで活用いただいて、しかもうまくいっているとのことで、とても嬉しく思いました。

現在も、製作キットは頒布中です。ご興味をお持ちくださったかたは、こちらの記事もぜひご覧ください。

posted by そらパパ at 22:16 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | そらまめ式

2009年04月06日 [ Mon ]

そらまめ式絵カード療育法 (4)

※最近、やや療育の実践から離れた話題が続いていましたので、今回は久しぶりに「そらまめ式絵カード療育法」のシリーズ記事の続きをアップします。
(このシリーズ記事も、忘れたわけではないのですが、更新がなかなかできずご迷惑をおかけしています。)


3.絵カードを作る

それでは、いよいよ絵カードを実際に作ってみることにしましょう。
このシリーズ記事では、絵カードのサイズについて、パソコンでの作りやすさ、素材の入手性の高さなどから、「55mm四方の正方形」を標準とします。絵カード本体が55mmで、そこにラミネートフィルムの「縁」がつきますので、全体の大きさはおよそ「1辺60mm弱」くらいになります。
ちょっと大きめな感じもしますが、実際に我が家ではほぼ全ての絵カードをこのサイズで運用していますので、それなりに使いやすいサイズになっているのではないかと思います。

ecard.jpg
↑1辺55mmのカードは、大人が持つとこんな感じです。

微細運動(指先の細かな運動)が特に苦手なお子さんに適用する場合は、もっと大きなサイズ(例えば写真L判サイズや、はがきサイズ)も検討してもいいでしょう(ただし、大きすぎると逆に扱いにくいという可能性もありますのでご注意ください)。逆に、慣れてくればもっと小さなサイズにして携帯性を高めることも検討できると思いますが、いきなり小さいものを作るのではなく、まずはこのくらいのサイズから始めることをおすすめします。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 20:28 はてなブックマーク | コメント(2) | トラックバック(0) | そらまめ式

2009年03月01日 [ Sun ]

三重にて講演を行ないました。

本日、三重県自閉症協会のお招きにより、三重県津市にてお話をさせていただくことができました。

mie.jpg

三重県自閉症協会の皆さん、またご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

先ほど帰ってきたばかりで、さすがにちょっと疲れています(^^)ので、少し詳しい記事は後日書かせていただこうと思います。


posted by そらパパ at 22:05 はてなブックマーク | コメント(7) | トラックバック(0) | そらまめ式

2009年02月27日 [ Fri ]

三重県での講演について(再掲)

すでに一度ブログでお知らせさせていただいていますが、この週末、3月1日に、三重県津市にてお話をさせていただく機会をいただきました。

http://www.ztv.ne.jp/tbatuhk3/miejihei/sibugyouji.html
三重県自閉症協会 保護者研修会

日時:平成21年3月1日(日)10時〜15時
場所:小児心療センターあすなろ学園2階会議室
テーマ:「自閉症の子どもと家族の幸せプロジェクト」
    〜サラリーマン“そらパパ”からのメッセージ〜

詳細につきましては、リンク先の三重県自閉症協会のHPをご覧ください。
前回に続き、今回も4時間程度の長めの時間をいただいています。お越しいただく方にとっても長丁場となりますが、意義ある時間となるよう頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。

posted by そらパパ at 21:46 はてなブックマーク | コメント(2) | トラックバック(0) | そらまめ式

2009年02月06日 [ Fri ]

2冊目の本も増刷となりました。

先日、1冊目の拙著『自閉症―「からだ」と「せかい」をつなぐ新しい理解と療育』が増刷されたという御礼を書かせていただきましたが、このたび、おかげさまで、2冊目の本『自閉症の子どもと家族の幸せプロジェクト 〜お父さんもがんばる!「そらまめ式」自閉症療育』も増刷のはこびとなりました。

自閉症の子どもと家族の幸せプロジェクト 〜お父さんもがんばる!「そらまめ式」自閉症療育 増刷

こんな風に、2冊の拙著がほぼ時を同じくして増刷されたことを、本当に嬉しく思います。

ありがとうございました。

なお、これらの本についてのまとめページが、こちらにあります。

posted by そらパパ at 20:22 はてなブックマーク | コメント(6) | トラックバック(0) | そらまめ式

2009年01月19日 [ Mon ]

三重県で講演を行ないます。

先日の奈良での講演に続き、また声をかけていただきましたので、お話をしに三重にお邪魔することになりました。

三重県自閉症協会

平成21年3月:「保護者研修会」開催のお知らせ

日 程:平成21年3月1日(日)10時〜15時
 開会挨拶     10:00〜10:05
 講演(午前の部) 10:05〜12:00
 昼 食      12:00〜12:45
 講演(午後の部) 12:45〜14:30
 質疑応答     14:30〜14:45
 閉会挨拶     14:45〜14:50
場 所:小児心療センターあすなろ学園2階会議室
テーマ:「自閉症の子どもと家族の幸せプロジェクト」〜サラリーマン“そらパパ”からのメッセージ〜

http://www.ztv.ne.jp/tbatuhk3/miejihei/sibugyouji.html

3月〜4月は公私ともどもなかなか忙しい時期ですが、日程が日曜日ということでしたので、なんとかお邪魔できる運びになりました。
内容的には、先日の奈良での講演と基本的には同じ方向性で、時間も同じくトータルで4時間程度となっています。さらに、私自身としても、前回至らなかった点もふまえ、よりよい講演になるよう、資料も一部修正のうえ臨みたいと考えています。

詳細は、三重県自閉症協会のHPをご参照ください。
多くの方の参加をお待ちしています。

posted by そらパパ at 22:31 はてなブックマーク | コメント(5) | トラックバック(0) | そらまめ式

2009年01月12日 [ Mon ]

そらまめ式絵カード療育法 (3)

自閉症児は、何らかの先天的な困難によって、音声言語を理解するのが難しく、また自分で使うのも大変だという状態にあると考えられます。

それは、自閉症という障害がもつ困難そのものという側面もあるわけですから、これは「構造的問題」といっていいでしょう。私たちは、そういった構造的困難をかかえる自閉症児に無理に音声言語の使用を強いるのではなく、より「使うためのコスト」の低い「別の道」を探ることを考える必要があるのではないでしょうか。

このように考えていくと、「自閉症児のコミュニケーションのための特別なツール」としての絵カードの本当の価値が見えてきます。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 22:01 はてなブックマーク | コメント(5) | トラックバック(0) | そらまめ式

2009年01月11日 [ Sun ]

1冊めの本が増刷されました。

読者の皆さんのおかげで、このたび、私の1冊めの本(共著)、『自閉症―「からだ」と「せかい」をつなぐ新しい理解と療育』が増刷のはこびとなりました。

自閉症―「からだ」と「せかい」をつなぐ新しい理解と療育

発売から1年半あまりかかりましたが、単行本というのは「増刷されてやっと一人前」というところがありますので、私としてもとても嬉しく思っています。

ありがとうございました。

posted by そらパパ at 00:16 はてなブックマーク | コメント(5) | トラックバック(0) | そらまめ式

書籍ベストセラー