子どもが自閉症かもしれない!どうしよう!という親御さんへのアドバイスはこちら
孫が自閉症らしい、どうしたら?という祖父母の方へのアドバイスはこちら

fortop.gif当ブログの全体像を知るには、こちらをご覧ください。
←時間の構造化に役立つ電子タイマー製作キットです。
PECS等に使える絵カード用テンプレートを公開しています。
自閉症関連のブックレビューも多数掲載しています。

花風社・浅見淳子社長との経緯についてはこちらでまとめています。

2016年02月22日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(56)

このような形でパートナー探しを続け、最終選考の少し手前くらいの段階で残っていた業者は、以下の4つでした。

業者H
 カウンターで紹介された業者。ユニークな基礎構造をもち、基礎を使った床暖房が標準装備。それ以外のスペックは建売同等。

業者Y
 カウンターで紹介された業者。外断熱で面構造を採用するなど、建売より高スペックになっているにもかかわらず、坪単価が割安なのが魅力の業者。

業者I
 飛び込みで話を聞いた近所の業者。建材に集成材ではなく国産杉を使うという変わった建材チョイスと、パワービルダーより安いくらいの超低コストが売りの業者。スペックは建売同等。

業者B
 飛び込みで話を聞いた近所の業者。代表が一級建築士の小さな工務店で、限りなく設計事務所に近いにも関わらず、ローコスト工務店のコストで建てられるのが魅力。プラン的にも自由度が高く、ここからは面白いものがいろいろ出てきました。

この段階で工務店のなかでの候補探しはだいたい終了、最後に「いちおう他のカテゴリの業者も1つずつくらいは見ておくことにしよう」と思い、

・建築設計事務所
・住宅展示場(ハウスメーカー)


についても、それぞれ1業者だけは見ることにしました。

最初に、自転車でいける距離にあった近所の設計事務所(ここはHPで安い家も建てますとアピールしていたので)で話を聞きました。
結果的に、やはりコスト的にはローコスト工務店の1.5倍くらいかかるのは避けられないことが分かったので、家づくりを依頼することは断念しました(間取りプランを作ってもらう時点で費用が発生するので、結果的に雑談のみ)が、他のビルダーでプランがまとまったときに「セカンドオピニオン」をもらうことで話がまとまりました。

そして最後に、ハウスメーカーです。
どうせハウスメーカーを見るなら、多少なりとも契約する可能性のあるところを見よう、ということで、ハウスメーカーのなかで坪単価の安いところはどこだろうという視点でネットで調べてみることにしました。

その結果、予想外のことが分かったのです。

posted by そらパパ at 20:43 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2016年02月15日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(55)

家づくりのパートナー探しで、不動産業者の紹介、ネットでの資料請求の次に利用したのは、某大手住宅情報誌が運営している、住まいの相談カウンターでした。

これは、無料で利用できるサービスで、カウンターに行って希望する条件を伝えると、その条件に合致した工務店を紹介してくれて、かつその業者との顔合わせ・初期の打ち合わせをそのカウンターで行なうことができる、という、なかなか便利なサービスです。

自宅から電車を使って30分くらいのところに最寄りのカウンターがあったので、そこに行って相談して、ローコスト系の工務店を5業者ほど紹介してもらいました。
そして各業者とのアポもカウンターのほうで調整してもらって、その翌週くらいに顔合わせをすることになりました。
土地の図面や希望条件などは最初にカウンターに行ったときに渡してあり、それをカウンターのほうで各業者に転送してもらっていたので、最初の顔合わせの時点ではすでにそれぞれの業者が具体的な提案を持ってきてくれていました。
しかも、同じカウンターで時間をずらして順に話を聞くことができるようにアポが調整されていたので(1業者あたりの時間は30分に制限されていますが)、移動することなく1日でまとめて全業者の話を聞けたので、助かりました。

実際、ここで紹介された工務店のうち、2業者が「最終選考」まで残りました。(カウンターで打ち合わせをするのは最初の2回くらいまでで、それ以降は個別の打ち合わせに移行します)

それ以外に、自宅の近所にいくつか希望に近そうが業者があったので、それらについては一部は事前にアポをとり、一部はいきなり飛び込みに近い形で事務所に伺って、話を聞いてもらいました。
この形で会ったのは、工務店が3業者、あと建築事務所が一か所でした。
そして、工務店については実際に見積もりを取ったら最初の話と違って異常に高かった1業者を除き2業者が「最終選考」に残り、建築事務所については家づくりそのものはコスト高のため依頼できませんでしたが、「セカンドオピニオン」をもらうことになりました(この部分については、後で改めて書きたいと思います)。

さらに、土地を買った不動産業者のほうで、土地の契約後に改めて紹介してくれた工務店が3つほどあり、そこからも具体的な提案ももらったりしていたのですが、結局そちらについてはコストが合わなかったり、なぜかアポをすっぽかされたりして縁がなく、最終選考に残った業者はありませんでした。

posted by そらパパ at 23:12 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2016年02月08日 [ Mon ]

セカンドハウスを手放しました。

以前、当ブログにてシリーズ記事として連載させていただき、比較的反響の大きかった話題として、娘の療育を目的としてセカンドハウスを購入した、というものがありました。

自閉症児をもつ家族のためのセカンドハウス 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19, 20, 21



具体的には、初めての場所ではパニックを起こしやすい娘とでも安心して遠出ができ、外泊などの練習ができるよう(そして、家族の側も少しでも気分転換ができるよう)、観光地エリアにある、いわゆる「リゾートマンション」の一室をセカンドハウスとして購入し、週末に遠出して外泊するなどして活用してきました。

そのマンションの部屋を、今回、売却しました。
2006年の年末に購入し、2016年の2月で手放したので、ざっと9年強の期間、保有してきたことになります。

今回、セカンドハウスを手放すことにした最大の理由は、「当初の目的を果たすことができたから」ということになります。
セカンドハウス購入の目的は、娘の「慣れない新しい場所でうまく過ごせない」という問題、そしてそこから派生する「家族が新しい場所に安心して外出するのが難しくなる」という問題に対処するためでした。
その後年月がたち、娘は外泊にもすっかり慣れ、新しい場所でも落ち着いて過ごすことができるようになり、学校その他で企画される外泊や旅行の企画でもパニックすることなく楽しんでこれるようになりました。
また、「(娘が)外出しないときの余暇の過ごし方」というもう1つのテーマについては、タブレットを活用した音楽鑑賞ができるようになったことに加え、「特になにもせず、のんびり過ごす」こともできるようになったので、こちらも大きく改善しました。
一方で、セカンドハウスは維持しているだけで相応のコストが発生するため、徐々に「コストをかけてセカンドハウスを維持すること」よりも「そのコストをカットし、別の旅行などに回すこと」のほうがメリットがある状態に移行していったわけです。

家族で話し合って売却を決め、リゾートマンション専門の不動産仲介業者に依頼して、セカンドハウスを売りに出しました。
これが、昨年12月の中旬ごろのことになります。
その後、業者に対して数件の問い合わせがあり、その中の一人の方から正式に購入の申込みがあり、先日、正式に売買契約ならびに物件の引き渡しを完了させました。

以前も書きましたが、リゾート物件というのは非常に流動性の悪い不動産で、売りに出しても何年も売れ残ってしまうのが当たり前の世界なのですが、今回は年末年始をはさみ、かつ売れにくいオフシーズンである真冬に売り出したにも関わらず1か月ちょっとで売れたということで、やはり「売れる物件を最初から選ぶ」ということがいかに大切かを改めて実感しました。

ちなみに、そんな「売りやすい物件」だった、我が家がもっていたセカンドハウスとは、具体的には、富士五湖河口湖エリアにある「プロティオン河口湖でした。
もう築24年になりますが、市街地に隣接した利便性の高い場所にあり、物件のすぐ隣にホームセンター、徒歩圏にスーパー、コンビニ、ドラッグストアがあり、富士急ハイランドまで徒歩6分、居住者のうち定住者が3割以上、大浴場や室内プールもいまだにキレイな状態で稼働中で、管理組合も機能していて大規模修繕もちゃんと実施されているという、ベストに近いコンディションで管理されている素晴らしいマンションでした。
山中湖エリアも含む富士五湖エリアではナンバーワンの物件だと確信していますし、他に私が見た熱海・伊東エリア、箱根エリア、石和エリアなどを含めてもこの物件以上のものは私は見つけられなかったので、これからセカンドハウスを検討される方にはかなり自信をもっておすすめできると思っています。

もう一点参考情報として、この9年間、セカンドハウスを利用することでかかったコストを概算してみました。

1.購入と売却:285万円
 購入額と売却額の差(売却差損):130万円
 購入時のコスト:80万円(仲介手数料、ローン諸費用、登記費用、不動産取得税、火災保険など)
 寝具・家電・家具など:15万円
 ローン金利・繰上返済手数料:30万円
 売却時のコスト:30万円(仲介手数料、登記費用、ゴミ処分費等)

2.維持費:470.5万円(年52万円)
 管理費・修繕積立金:年32万円×9年=288万円
 電気・下水道代:年5万円×9年=45万円
 (オール電化なのでガス代なし、井戸水だったので水道代なし)
 固定資産税:年7万円×9年=63万円
 住民税:年5000円×9年=4.5万円
 (住んでいなくても物件を持っているだけで課税されるのです)
 リフォーム費用:70万円(トイレ便座交換、エアコン交換、照明交換、壁紙交換、24時間換気導入を行なっています)

3.総合計:755.5万円(1年あたり:約84万円)

うーん、やっぱりお金はかかってますね(^^;)。

ホテルとかに泊まるのと比べて「元をとる」のは無理だと最初からわかっていました。実際月あたりに換算して7万円ですから、毎月1泊旅行に行くのをかなり上回るコストがかかった計算になります。もちろんこれ以外にガソリン代・高速代・観光費用などもかかっています。

でも、それを分かったうえで考えるなら、我が家にとっては意味のある「投資」だったと思っています。
この9年間、当初1〜2年は毎週のように、そしてその後も安定して月に2回程度はこのセカンドハウスを利用し、富士五湖エリアのさまざまな観光資源を思う存分楽しむことができました。
夏のブルーベリー狩りや富士急ハイランドでの「グレートザブーン」、冬のそり遊びや冬花火、樹海ハイキングや洞窟巡りなど、娘のお気に入りのアクティビティもたくさんできました。
そして泊まるたびにマンションの大浴場を利用していたことで、他の旅館での大浴場も平気になりましたし、昼や夜にサービスエリアやレストランで外食するのも大好きになり、落ち着いていられるようになりました。
こういった経験をたくさん重ねることができ、娘は新しい場所への抵抗がなくなり、セカンドハウス以外の旅行も楽しめるようになり、また家族と離れた学校等での外泊イベントでも落ち着いて過ごせるようになりました。
もちろん、そうやって娘が安定し、旅行を楽しめるようになったことで、娘以外の家族も大いに助けられたことも言うまでもありません。
また、富士山が大好きだった、関西に住む私の実家の両親もこのセカンドハウスを非常に気に入って、毎年のように2度、3度と遠路はるばるやってきては、1週間単位で利用して富士山観光を楽しんでいました。盆正月に実家に帰ると、セカンドハウスを使った富士五湖・箱根観光での楽しい経験を話してくれたりして、実家の両親に「リゾート滞在型」というちょっと贅沢な観光環境をプレゼントできたのは、ある意味想定外のメリットだったかなとも思っています。

そんな、楽しい思い出がいっぱい詰まったセカンドハウスを手放すと決めたとき、そして実際に買い手が見つかり売却の契約を結ぶとき、さすがに一抹の寂しさを禁じえませんでした。
でも逆に、手放すときにこんな気持ちになれるような物件と出会えたことを喜ぶべきだ、と思い直しました。

ともあれ、これで我が家の「セカンドハウスの物語」はようやく完結です。
以前のシリーズ記事でも書いたように、セカンドハウスというのは永遠に所有し続けられるものでもないので、いちど手に入れて、存分に利用して、そのうえでスムーズに手放すことができて初めて完結する、と当初から考えていたので、無事に迅速に手放すことができて本当に良かったと思います。

これからは、これまでセカンドハウス維持に使っていた費用を活用して、これまで以上にいろいろな場所に家族ででかけ、新しい体験を重ねていければ、と思っています。
さっそく、暖かくなったころにどこか行きたいですね。(^^)

posted by そらパパ at 20:38 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2016年02月02日 [ Tue ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(54)

前エントリでは、業者選びの大きな流れを書きましたが、今回はその流れのなかで、実際にどんな業者とのやりとりがあったかを書きたいと思います。

最初に提案をもらったのは、まだ土地購入の契約をする前に、不動産業者が参考プランとして手配してくれた建売系のパワービルダーの提案でした。
この提案はあくまでもパワービルダーのおまけサービスみたいなもので(こちらから正式に依頼したものですらないので)、間取りとかも「4LDKで広いグルニエあり」程度の非常に大雑把な希望しか伝えていなかったので、出てきた提案もあまりこちらの希望にマッチしたものではありませんでしたが、やはりコストはかなり安く、このとき出てきた提案を「家づくりにかかる費用の最低ライン」として参考にすることになりました。

ただ、このときも思ったことは、決まった建材を使うことなどでベースとなるプランを安くしている業者は、そこから外れたカスタマイズを行なうと、あっという間にどんどん割高になっていく、ということでした。
ですから、安く家を建てようと思った場合、ベースとなるプランが自分の希望に近いスペックを持っていることが、非常に重要になってきます。そうすれば、仮にベースプランの坪単価が多少高めであっても、カスタマイズする部分が少なくなり、結果的に最終コストを安く抑えることができるのです。

そして、次に利用したのが、ネットのポータルサイトからの資料請求です。
ローコスト系の業者を選んで、15社くらいに資料請求をしたのですが、実際に資料を送ってきたのはそのうち10社くらいだったと思います。
送られてきたパンフレットを吟味したのですが、ローコストをうたっている工務店で割と共通していたのが、3階建などの狭小住宅での実績をアピールしていたことです。
そういう住宅は延床面積が狭いので見かけ上の建築費が安くなっているのですが、今回建てようと思っている家はそれよりは面積が広くなるので、それをベースにコストを引き直してみると思った以上に割高になる業者が多く、かなりの業者がそれで「落選」しました。
一方、そういう見直しをしたとしてもコストの安い業者は、使っている建材や断熱材が建売と同等の貧弱なものであることが多く、だとしたらパワービルダーで建てたほうが安くなる、ということでこれまた「落選」ということになりました。
そんなわけで、ネットから資料請求した業者で、実際にプランニングをお願いするところまで進んだ業者は、実は1社もありませんでした

posted by そらパパ at 23:29 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2016年01月25日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(53)

そんなわけで、ローコスト系工務店が我が家の家づくりのパートナー候補の本命となっていったのですが、パートナー選びの大きな流れは、だいたいこんな感じになりました。

1.工務店の情報を得て、資料を請求。
 このとき、情報を得る手段として、(1)住まい系のネットポータル、(2)注文住宅系の家づくり雑誌、(3)某大手住宅情報誌が運営している家づくりカウンター、(4)土地を仲介してくれた不動産屋の紹介、という大きく4種類のものを活用しました。

2.資料を見て、気に入った工務店に連絡をとり、買った土地の図面と希望する間取り条件などを伝え、間取りを提案してもらう。
 建築事務所とかだとこの段階ですでに設計料などが発生してきますが、工務店の場合はこの段階はまだ無料です。
 ただ、もちろん相手方にはコストが発生することなので、あまり安易に手を広げず、本当にここだったら条件次第で契約してもいい、と思えた業者に厳選してプランニングの依頼をするようにしました。(とはいえ、依頼した工務店の数としては10業者くらいにはなってしまいましたが…)

3.出てきたプランの間取り、費用見積もりなどを見て、業者を絞り込み。
 この段階で、半分くらいの業者は「見積もりが高すぎ」で落選していきました。
 私の希望する間取りは、グルニエを非常に広くとったり、浴室を大型化したり、断熱材を補強することを求めたりなど、それなりにコストのかかるものになっているため、業者が想定する標準プランからはかなり外れたものになることが多かったです。その「カスタマイズ部分」のコストが高い業者の場合、パンフレットなどで宣伝している坪単価の倍以上になってしまったりすることがあり、そういう業者はこの段階で外しました。
 また、設計のスキルが弱い工務店もあり、そういう工務店の出してくるプランは私が希望する条件が満たされていませんでした。そういう業者も当然外すことになりました。

4.絞り込んだ業者とは実際に会ってみて、さらにプランを詳細化。
 業者が出してきたプランが優秀な場合は、そのプランを前提により細かい希望を出して、見積もりを最終化していきました。
 一方、業者のプランがいまいちだった場合は、私があらかじめ作成した間取りを見せて、こちらをベースにプランを作り直してもらうように依頼することにしました。
 だいたい、業者のプランで進めたケースが半分、私のプランで引き直してもらったケースが半分くらいでした。
 この段階でも、やはり希望する間取りがどうしても入らない業者や、希望を細かく伝えていくとどんどん値段が上がっていく業者があったので、そういったところは外していきました。

5.最終プランが揃ったところで、最終判断。
 この段階まで残った業者は、だいたい3社くらいでした。業者側からもこのあたりで「そろそろ決めてもらわないと、これ以上は無料での提案はできない」といった話が出てくる段階です。
 ここで、最終提案のプランの

(1)スペック(柱や梁の材質、断熱性能、構造、外壁、屋根性能など)
(2)間取りのクオリティ(希望がすべて満たされているか、動線は整理されているか、日照はいいか、無駄な空間はないか等)
(3)コスト(スペックに対して割安感があるか)


 といった要素を総合的に考慮して、家造りのパートナーを絞り込みました。

posted by そらパパ at 20:48 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2016年01月18日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(52)

さて、当初考えていたパワービルダー(建売業者の注文住宅部門)による家づくりですが、

・カスタマイズの余地が少なく、カスタマイズすると割高になる。
・建材や断熱材が建売クオリティで明らかに注文住宅のなかでは劣る。
・そもそもあまり営業活動をやっていないので、話を聞きたいと思ってもなかなかアクセスできない。


といったことがネックになり、結局選ぶことができませんでした。

ここで急浮上してきたのが、「ローコスト工務店」です。
一般的に、ネットなどで「注文住宅」で検索して山のように出てきて、パンフレットとかもたくさん集められるのは、実はこの「ローコスト系工務店」だったりします。

ハウスメーカーについてはネットで検索というよりは「住宅展示場に行く」というのが王道のアクセス方法でしょうし、建築事務所は「まずは会ってお話を」「これまでの作品を気に入っていただけたら、契約を結んで(お金も払って)それからプランニングを」といった流れになることが多く、どちらかというと「指名買い」に近くなると思います。

それに対して、ローコスト系工務店は、だいたいそれぞれの業者が自分たちなりにブランド名をつけて、パッケージ化された家づくりプランを売り込んでおり、それにあわせてパンフレットなどもちゃんと用意されています。そこには、柱やはり、外壁や断熱材にどのようなものを使うのかといった「品質」についてのスペックシートのようなものや、(実はあまり信用できないのですが)坪単価やモデルプランの費用なども明記されていて、複数の業者を比較検討することも可能です。
ネットで資料請求をすれば、そういったパンフレットを簡単にたくさん入手することができるでしょう。

私も、まずはネットを使って、買った土地が施工エリアに入っているローコスト系の工務店の資料をいくつか取り寄せました。
そして、特に気に入った業者にはこちらから連絡をとり、土地の情報や希望間取りなどを送って、面談をしたり見積もりを作ってもらったりという活動を開始しました。

それに加えて、某大手情報誌が運営している住まいの情報カウンターにも顔を出して、話を聞いていくつかの業者を紹介してもらいました。

結局、資料を請求したり検討対象にした工務店は50業者ほど、そのうちこちらから連絡をとったのは15業者ほど、ある程度話に折り合いがついて、間取りを引いてもらったり見積もりを作ってもらったりしたのが10業者ほど(残り5業者ほどは、話を聞いてみるとローコストではなかったり、アポが取れずに話が流れてしまったりした業者)となりました。

posted by そらパパ at 23:07 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2016年01月11日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(51)

さて、ここまで、一般の個人が注文住宅でローコストに家を建てる場合に想定できるパートナーをまとめてきました。

我が家も、だいたいこれらのパートナーに順にあたっていくことになったのですが、実は最終的に選んだのは、ここでご紹介した1)〜4)のどれにも該当しないところでした

そのあたりについても、順を追ってお話ししていきたいと思います。

今回、家を買う予算について、当初の想定からすると予算オーバーを何度も何度も繰り返すことになりました。
もともと安い建売を買うことを想定していたので、土地から買うことにした時点でいちど予算を引き上げていますし、さらに買う土地についても、条件のいい分譲地を選んだことで、さらに予算が上がってしまいました

ですからここは、建物を建てるコストを可能な限り抑えることで、トータル予算をできるだけ圧縮しなければならないわけです。

そんなわけで、パートナーとして当初想定していたのは、言うまでもなく一番安い「パワービルダー」でした。
建売をたくさん建てている業者の、注文住宅部門ということですね。

そこで、情報を集めようとしたのですが、当時、パワービルダー系で広告を出したりパンフ等を作成したりして一般ユーザー向けに広く門戸を開いていたのは、1社程度しかありませんでした。
それ以外は、どちらかというと不動産屋を介して見積もりなどを取ってもらう(そのうえで、気に入ったら不動産屋から紹介してもらう)といった、あまりオープンではないチャネルしかないような感じでした。

そして、唯一の詳しいパンフを作っていた業者については、「屋根の形状が決まっていて、私が希望する広いグルニエが作れない」ということが分かったのでパートナー候補から除外、それ以外の業者については不動産屋を介して出てくる間取り案・見積もりが不明瞭なうえ、やはり「標準仕様」からカスタマイズする部分を増やしていくとあっという間にコストが跳ね上がっていくということが分かり、実は私のイメージするような(いくつかこだわりのある)家を建てる場合、パワービルダーというのはあまり向いていないということがだんだん分かってきました。

いちおう、それでもコストは最低レベルだったので、不動産屋を通じていくつかの業者とのパイプはしばらく維持していたのですが、最終的には別の業者でよりいい提案が出てきたので、パワービルダーに頼むということはやめることにしました。(まあ、これによってさらに当初の想定よりも予算が上がっていく結果にはなってしまったのですが…)

posted by そらパパ at 20:08 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2016年01月04日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(50)

一般の消費者が個人向けの注文住宅を建てる際のパートナーとなるビルダーについて書いています。

4)有名ハウスメーカー

なんとかハウスとかなんとかホームとかなんとか住宅みたいな、テレビコマーシャルを打っていて、全国の住宅展示場にモデルハウスを建てていて、そのモデルハウスに訪問して商談する、といったスタイルで家を建てるパターンです。

注文住宅について特に研究しなくても、こういったモデルハウスに行けば家を建ててもらえることは誰もが知っていますから、家を建てようと思い当たったときに最初にイメージするのが、こういった有名ハウスメーカーでしょう。

有名ハウスメーカーで家を建てる場合、まず住宅展示場に行くところから始まり、建物が気に入ったメーカーの営業マンと話をして見積もりを作ってもらう…といった流れになります
実際に建っている家の外観・内装を見ることができるので、どんな雰囲気の家が建つかのイメージはしやすい一方で、モデルハウスはだいたいそのメーカーが建てる最高級グレードで建てられているため、標準仕様で建ててみたらまったく印象が違った、ということも起こると思います。

ところで、こういった有名どころで家を建てる場合の最大のデメリットですが、他の選択肢と比べ、コスト的にかなり値が張ることがあげられます。
おそらく、3)でご紹介したローコスト系の建築事務所に頼むよりも高くなるでしょう。
また、それでも無理をしてコストをおさえて家を建てようとすると、ハウスメーカーがあらかじめ用意している間取りパターンから間取りを選んで、そこから大きくアレンジできない(アレンジするとコストが上がっていくため)といった事態が起こりがちで、注文住宅で家を建てるメリットがかなり薄くなります。

あえていうなら、各ハウスメーカーが喧伝している独自の工法による品質の高さと、基本的にはなんでもおまかせにしておくことができる安心感がメリットになると思いますが、やはり「ローコストで家を建てる」という視点からは、有名ハウスメーカーはコスト面から脱落せざるを得ないというのが、率直な印象です。

posted by そらパパ at 20:50 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2015年12月28日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(49)

一般の消費者が個人向けの注文住宅を建てる際のパートナーとなるビルダーについて書いています。

3)一部のローコスト系建築士

この話題では、一般消費者が依頼できるビルダーを、建築単価が安い順に並べているわけですが、ここで、「建築士(建築事務所に依頼する)」というコースが出てきます。

一般論からすると、建築士に依頼するコースは「高い」です
パワービルダーのように建材をまとめ買いして安く入手できるわけでもありませんし、ローコスト系工務店のように、ある程度パターン化した家を作ることで周辺コストを下げたりできるわけでもありません。
それらに加えて、100万円単位の「設計料」を別途取られます。

こういったことが重なって、全体としてみると、ローコスト工務店と比較して、同じようなグレードの家を建てたとしても最低でも500万円くらいは総額が高くなる、というのが、私が実際に見積もりをとって比較してみた印象です。

また、建築事務所にもいろいろあって、いま言ったような「ローコスト工務店+500万円くらいの家を喜んで受けてくれる事務所」と、もっと上のランクの豪邸でないと嫌な顔をされてしまう事務所がありますので、注意しましょう。
ネットなどでの過去の実績等を見て、ものすごい豪邸とか商業施設ばかりが載っていて、「普通の家」をあえてまったく載せていないような事務所は、おそらく門前払いです。
逆に、ちょっとこだわりがあるけどごく普通の一般的な家がたくさん載っているところなら、ローコストに家を建てる相談も受けてくれると思います。

もちろん、単価が高い分、建築事務所にもいいところがたくさんあります。

一つは、あらゆる部分にこだわりを盛り込めること。
パワービルダーとか工務店だと、あまりわがままなことをいうと「うちはそういうのやってないんで」とか言われたりします。
でも、建築事務所であれば、「ちゃんと家が建つ」アイデアである限り、コストが許す範囲でやりたいことをどんどん盛り込んでいくことができます。「変な家」も建て放題です(笑)。
また、バスやキッチンをはじめとする設備オプションも、例えば海外のものなども含めて、自由に選ぶことができるでしょう。
また「療育」にこだわって、感覚統合的なアクティビティができる部屋や構造化された部屋を作ったりすることも自由自在です。「療育」と「療育以外」の動線を家のなかで切り分ける、二世帯住宅的なアプローチもできると思います。

そしてもう一つは、建築中の管理業務を、プロとしてやってくれる安心感があること。
基礎がしっかりできているかとか、断熱作業にミスはないかとか、建材を不当に安価なものでごまかしていないかといった管理業務について、ビルダーだと社内の「内輪の人」がやりますから、「ビルダー側の利害に立って細かいところは見逃してしまうんじゃないの?」という疑念もわきますが、建築事務所だと逆にミスがあれば自分の責任になりますから、「自分の側」の利害にたってしっかり見てくれるという安心感があります。

そういったメリットに魅力を感じるのであれば、少なくとも1つくらいは、建築事務所から見積もりをとってもいいと思います。

posted by そらパパ at 21:02 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2015年12月21日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(48)

一般の消費者が個人向けの注文住宅を建てる際のパートナーとなるビルダーについて書いています。

2)ローコスト系工務店

一般的に、「安く家を建てたい」と思ってネット等を検索して出てくるビルダーの大半は、このカテゴリに入ってくるのではないでしょうか。

いまは「工務店」という名前でやっているところは少なく、もっとおしゃれな名前(英語やフランス語であったり、職人・匠風の日本語であったり)がついている場合がほとんどですが、その実態は、家造りを受注し、大工を集めて家を建てる、昔ながらの工務店そのものです。

そういった工務店のなかでも、特にローコストで家を建てることをウリにしているところがたくさんあり、そういったところをここでは「ローコスト系工務店」と呼んでいます。坪単価でいうと50万円より下あたりのゾーンでしょうか。都市部のコンパクトな4LDKで見積もった場合に、標準仕様では1000万円台前半〜中盤くらいの金額が(最初に)出てくるイメージです。

このタイプの工務店は、標準仕様ではパワービルダーと同じような建築部材を使っている割にはパワービルダーよりも単価が割高ですから、もし「建売と同じような家を建てる」のであれば、選ぶメリットがあまりありません
でも、こういったビルダーはたくさんあって、それぞれが独自のこだわりや得意分野を持っています。それは、「地元の無垢木材」だったり、「独自の工法」だったり、「建売よりワンランク上の断熱仕様」だったり、「ユニークな外観デザイン」であったりといろいろです。もしも、そういったビルダーのもつこだわりや得意分野と、自分が建てたい家の志向がうまくマッチした場合、狙い通りの家をリーズナブルに建てることができるでしょう。

後で説明しますが、建てたい家へのこだわりがどんどん強まってくると、最後は「建築士に依頼」に行き着きますが、これだとコストは相当高くなります。
そこまでコストはかけられないけれど、それなりに深くこだわって建てたい、といった場合、内部に設計士を抱えていて、こだわりの仕様を柔軟に受け止めてくれるような工務店がうまく見つかると、あちこちにこだわった自分なりの家を比較的安く建てることができます。
そういった意味で、工務店での家づくりというのは、「こだわり度」という点で、「建売系パワービルダー」と「建築士に依頼」の中間に位置する選択肢だ、といえるんじゃないかと思います。

なお、ローコスト系工務店の場合でも、リーズナブルに建てるコツは、標準仕様からの逸脱を最小限にすることです。一見非常に安いように見えても、標準仕様がショボくて、いろいろグレードアップしていくと非常に割高になっていくパターンも多いです。
ローコスト系ビルダーのパンフや見積もりを見る際には、標準仕様としてどのような部材が使われているか、そしてその仕様で自分は満足できるか(できないなら、もう少し標準仕様のグレードが高いビルダーを探すべきです)ということを最初にチェックするようにしましょう。

posted by そらパパ at 20:38 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2015年12月14日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(47)

さて、我が家の「土地先行」の家づくりですが、購入する土地が決まった(厳密に言うと「決まりそうな状況になった」)ところで、一緒に家を建ててくれるビルダー探しに着手しました。

とはいっても、(当たり前ですが)私はビルダーとのコネクションはまったくありません。
そこで、いろいろな情報源をあたりながら、ビルダーとコンタクトをとっていきました。

ところで、私達のような一般の個人が住宅を建てようとする場合、パートナーになってくれるビルダーとして、大きく分けると次のようなタイプがあります。

以下、一般的に建築コストが安い方から高い方に順に並べていきます。

1)建売系パワービルダー

建売を安価に大量に建てている「パワービルダー」と呼ばれる業者がありますが、そういうパワービルダーにも建売だけでなく注文住宅を受注する部門があり、個人の依頼を受けて注文住宅を建ててくれます。
大量注文で仕入れコストを下げた建売の部材を使って建ててくれるので、建築コストが非常に安く、一番安いグレードで建てれば「建売並み」のコストで注文住宅を建てることも十分可能です。
ただ、実際に調べていくとわかりますが、建売で使われている建築部材というのは、建築基準を満たす最低ラインのものが中心となります。
もちろん、実際にその水準で建売は建てられていて建売を買った人は十分快適に暮らしているわけですから、それで問題がないといえばないのですが、より快適な暮らしを求めていくと、断熱性能や強度などが見劣りします。
そして、そういった部分をよりよいものにしようとして「部材の変更」を行うと、「まとめ買いによる格安部材の利用」というパワービルダーのメリットが一気に失われ、建築価格が跳ね上がります。
パワービルダーで注文住宅を建てる場合には(というより、あらゆるハウスメーカーに言えることなのですが)、「標準仕様」のまま建てて、そこからからの逸脱を避けなければ安さのメリットを受けにくくなります。
ですから、パワービルダーで注文住宅を建てる際のイメージは、「価格を最重要視して、建売と同品質の部材で家を建てることが合理的と考えて家を建てる」という感じです。

これは決して「低クオリティ」と言っているのではなく、実際、安さを売りにしている工務店とかの標準仕様は建売同等か、ヘタするとそれ以下だったりします(しかも建築費はパワービルダー系より高いです)から、「安く合理的に家を建てる」のであれば、パワービルダー系のハウスメーカーは有力な選択肢の筆頭だと思います。

まだまだ続きます。

posted by そらパパ at 20:33 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2015年12月07日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(46)

さて、これまで書いてきたような紆余曲折をへて、ようやく家造りの最初の大きな一歩となる「土地探し」が終わりました。
改めて思い起こしてみると、ただ(と簡単には言えないわけですが)希望に合った土地を見つけるだけで、ここまで苦労することになるとは想像もしていませんでした。
というより、当初は建売の中から希望に合ったものが簡単に見つかるだろうと想像していたわけですから、実態はそこからは遥かに遠かったわけです。

さて、土地が決まったので、いよいよ間取り(プラン)づくりとビルダー探しです。
このように、土地を先に決めて、それからビルダーやプランを決めるやり方を「土地先行」といいます。これに対し、先にビルダーと話を初めて間取りとかも決めて、その間取りが入る土地を探すのを「建物先行」といいますが、今回の物件探しは立地(特別支援学校の学区であったり、周辺環境であったり)を重視していましたし、ビルダー任せにはしたくなかったので、自然と「土地先行」の形になりました。

「土地先行」の場合、土地に対する各種規制(建ぺい率・容積率や用途地域、斜線規制など)を熟知していないと、「土地を買ってしまったあとで、希望するような間取りがどうしても入らないことが分かった」というトラブルが発生するリスクがあります
このようなリスクについては、そういったトラブルが致命的なレベルで(例えば「家が建たない」といったようなレベルで)起こらない程度には個人でも勉強し、また信頼できる不動産仲介業者の方に入ってもらい、また土地購入前に私が入れたプランを見せながら建売系のパワービルダーに粗いプランを入れてもらったり、さらには土地としてリスクの少ない「業者によって整備された分譲地」を選ぶといったことで回避しました。

とはいえ、実は土地を購入して、ビルダーに詳細な間取りを入れてもらった時点で初めて、当初想定していたよりも斜線規制が厳しく、想定していた間取りがそのまま入らないことがわかるという小さなトラブルがありました。
私自身としては相当周到にいろいろなことを考慮して、確実に希望間取りが入る土地を選んだつもりだったのですが、それでもそういったことが起こったわけですので、本エントリのように「土地先行」で家探しをする方は十分に注意されたほうがいいと思います。

もし財布と時間が許すなら、契約前に建築士と話をして、希望間取りが入るかどうかのチェックをお願いしてもいいと思います。
また、もう1つのリスクヘッジとしては、あまり「ギリギリ」の間取りを入れようとせずに、多少余裕をもって希望プランを入れられるように土地を選ぶ、ということです。
そうしておけば、万一何か気付かなかった規制で間取りに制約ができても、その「余裕」によって問題が吸収できる可能性が高くなります。

posted by そらパパ at 21:58 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2015年11月30日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(45)

ネットで何百件という物件を検索し、その中から何十件という物件の現場に実際に足を運び、そこから4件の申込み(すべて土地)を行なうことになった今回の家探しですが、ようやく最初のステップで前に進めそうな状況になってきました。

今回も、申込みを決めてから、夜・朝の通勤時間帯・休日など、何度もシチュエーションを変えて現地に足を運び、時間帯によって環境が望ましくない方向に変わらないこと、通勤の負担が重くないことなどをチェックしました。

それと並行して、営業マンが価格と区画変更の交渉を続けてくれていましたが、結局、ある程度の値下げは実現したものの当初の希望には届かず、また区画変更は担当者はOKしてくれたものの売主の本社(今回売主は法人でした)がNGで実現しませんでした。
値下げが希望に届かなかった分については、営業マンからその分仲介手数料をカットするという提案が出てきたので実質的に希望値下げと同額となったため、その条件で契約に進むことを決めました。

これで、ようやく家造りの最初のステップとしての「土地」が決まったわけです…が、物件を買ったらほとんどプロセスが終わる建売と違って、土地からの家造りはむしろここからが本番といってもいいと思います。

実際、これまでエントリで書いてきた、家を探し始めてから土地の契約が成立するまでの期間は、長いように見えますが、実はわずか1か月半ほどにすぎません(その間、毎週土日を使って走り回っていたわけです)。
一方、それから実際に家が建って引き渡しを受けるまでには、1年以上の時間がかかりました

というわけで、今回のエントリの最初の大きなヤマである「土地探し」について、「療育」という視点をどんな風に盛り込んでいたのかを、改めてまとめておきます。

1)送迎も含めた、特別支援学校への通学の便がいいこと。
2)障害児向け学童保育が充実していること。
3)子どもの卒業後の生活拠点をしっかり確保できるよう、長く住み続けられること。
4)家の前がすぐに往来の激しい道路であるような危険のない立地であること。
5)安全な徒歩圏に、将来本人も利用できそうな商業施設や公共交通機関が充実していること。
6)トイレやお風呂について、介助を前提とした広いスペースが確保できる間取りが入れられる土地の広さがあること。
7)車の利用がどうしても多くなるので、家族用+支援サービスや実家用として、2台の駐車スペースが確保できる土地であること。


posted by そらパパ at 20:41 はてなブックマーク | コメント(2) | トラックバック(0) | 療育一般

2015年11月23日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(44)

さて、家探しで巡り巡っていろいろな物件を見て回って、結局最初に見て気に入った土地(と同じ分譲地)に戻ってきました。

この土地は、

・駅に近い。私の足だと徒歩5分。
・閑静な住宅地(低層住宅地域)。
・徒歩かつ大きな交差点を渡らずに大きなショッピング施設に行ける利便性。
・しっかりした分譲地でガス・水道等のインフラも整備済み。


といったメリットがあるのに対して、

・値段が割高。
・1区画あたりの面積がわずかに狭い。


というデメリットがあったのですが、この2つのデメリットについても、

・値段:当初よりはかなり値下げされたうえ、営業マンがさらなる値下げ交渉に積極的。
・面積:私の間取りスキルが上がったのでこの広さでも希望間取りが入りそう+営業マンが区画変更も交渉してくれると約束。


ということで、ほぼほぼ問題が解消できる見通しが立ちました。
一方のメリットのほうは申し分なく、たくさんの土地を回った経験からしても、これほど我が家の希望に見合った土地は簡単には見つからないことははっきりしていたので、今回の営業マンを通じて、この土地に改めて「申込み」を入れることに決めました。

申込みを入れるにあたって悩んだのは、どの区画を買おうか?ということでした。
候補は2区画あり、一方は南向き、もう一方は北向きです。ちょうど分譲地内の道路を挟んで向かい合わせの2区画で、面積もほぼ同じ、土地の形も長方形の一角が欠けたL字型で、道路を挟んで相似形のような形状でした。
もちろん、値段はかなり違います。南向きのほうが北向きよりも坪単価で5%以上高く、面積も南向きの方がわずかに広いこともあって、売値には数百万円の差がありました。

予算的に厳しいこともあって、当初は北向きの区画を検討していたのですが、営業マンを通じて売主と話をしていくなかで、北向きの区画は値下げ余地がほとんどない、南向きなら多少追加値下げに応じられる、という回答が返ってきました。
「北向き」のほうは目玉区画的な値付けなので、これ以上下げたくない、ということのようです。

「南向き」のほうが面積が多少であっても広く、間取りが入りやすいこと、将来的に売りに出したときに北向きより南向きのほうが圧倒的に売りやすいことなども考慮し、最終的に、「南向き」の区画に申し込むことを決めました

posted by そらパパ at 21:05 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2015年11月09日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(43)

土日の空き時間にたまたまアポの取れた不動産屋の営業マンがすすめてきてくれたのは、過去に一度区画の1つに申し込んで、建売が建つことが決まって買えなかった分譲地(の、他の区画)でした。

もちろん、かつてその土地に申し込んだときのパートナーだった仲介業者と、このときに話を聞いた仲介業者は(どちらも大手ですが)別会社です。
聞くと、その分譲地の仲介業者が最近変わり(つまり、売主が契約する業者を変えたということ)、今回話を聞いた業者がその土地を担当することになったのだそうです。

そして、そのタイミングで同時に価格の見直しを行なったのでしょう。各区画の売り出し価格は、私が以前に見た時よりかなり値下がりしていて、当時のような「明らかに予算オーバー」という状態ではなくなっていました
条件のいい分譲地ということで、やはりやや割高であることには変わりなかったのですが、駅からの距離や買い物の利便性、周辺環境などを考慮すると、リーズナブルといえる価格帯に収まってきていたわけです。

あと、この土地についてもう1つあった問題、「土地面積がわずかに狭い」という件ですが、こちらについては業者を通じて区画割りを変更してもらう交渉をお願いはしたものの、実はそれが通らなくてもある程度は「解決」していました。

以前も書きましたが、私は土地探しの途中から、売り出し中の土地に入れてみる家の間取り案(参考プラン)は、ビルダーに作ってもらうのではなく自分で描くようになりました。
毎日のように何プランも間取りを引き直してトレーニング(笑)を続けた結果、間取りのデザイン力がどんどん向上し、この頃にはより狭い敷地面積で希望する間取りを押し込めるようになっていました
その結果、当初は(希望の間取りをいれるなら)最低120m2はほしいと考えていた土地面積が、115m2ほどあれば何とかなると考えられるようになり、今回の分譲地の他の区画も選べるようになっていたというわけです。

家に帰って、家族とも相談しました。
家族からは、「最初にいいと思った土地に、巡り巡ってまた戻ってくるというのは、何か縁があるのかもしれないから、いいと思ったら決めてもいいんじゃないか」という意見ももらいました。
私自身も、いろいろな土地を巡ったうえで、改めてこの分譲地に戻ってきて、この土地の魅力を改めて感じるようになっていました。

ここへきて、気持ちは固まりました。

posted by そらパパ at 20:38 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2015年11月02日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(42)

我が家の家探しは、建売から始めて条件に合う物件が売り出されていないことを知り、土地探しに切り替えて最初に出会った魅力的な土地は既に建売を建てることが決まっていて買えず、そこから「いまの自宅のすぐ近くの土地」、「より郊外の土地」、「二世帯住宅」、ほかには中古の戸建ても見ていましたが、どれも何かしら希望とは合致しない物件ばかりで、だんだんあきらめムードが漂ってきていました。

それでも、ネットで少しは良さそうな土地を見つけては、仲介業者に連絡をとって現場を見る(そしてたいていはがっかりして帰ってくる)、というのを繰り返しているうち、ある「出会い」がありました。

とある土日の休日、たまたま予定があいて午後の時間ができたので、外出のために駅に向かう道すがら、ちょうどそのときに物件情報の照会でメールでやりとりをしていた業者に電話をしてみることにしました。
もともとアポをとっていなかったので、とりあえずダメ元で電話してみて、もし物件案内が可能だったら物件周りをして、もしだめなら買い物でもしてこようと思ったわけです。

結果は、運良く業者の時間が空いていて、すぐあとの時間にアポを取ることができました。
ですのでその店にいって、もともと相談していた土地を見に行くことにした(結局この土地自体はいまいちでした)のですが、そのときに(いつものパターンで)希望する物件の条件を話しているときに業者から言われたのが、

「その条件なら、いまうちが扱っているのでぴったりなのがありますよ」

ということばでした。
そこでさっそくその物件を見せてもらうと…

なんのことはない、最初に申込みをして、実は建売が建つので土地としては買えないと分かって諦めた、あの物件のあった分譲地でした。

ですので私はすぐに、

「ああ、ここは最初に見てまして、この建売として売っている区画を土地で買おうとしたんですが買えなくて諦めたんです。他の区画はちょっと予算オーバーなうえ、希望よりほんの少し狭いので」

と答えたのですが、今回の営業マンは思った以上にアグレッシブでした。

「でしたら、私の方から売主にかけあって値下げ交渉してみます。ご希望に沿うような条件変更もある程度可能だと思いますから、もう一度検討されてはいかがでしょう」

そして、売主と交渉可能だと思われる条件変更の範囲(どの程度なら値下げできるかもしれないか、土地面積の変更はどうか)についても、具体的に話をしてくれたのです。

その話を聞いていくなかで、私の中で「この分譲地に再チャレンジするのもいいのかもしれない」という思いが強くなりました。

posted by そらパパ at 20:48 はてなブックマーク | コメント(2) | トラックバック(0) | 療育一般

2015年10月26日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(41)

めぼしい土地が見つからなくなって、少し毛色を変えた土地探しをしているなかで、もう1つ白羽の矢を立てたのが「二世帯住宅用の土地」でした。

以前も書いたとおり、売れ残っている土地の1つの典型例として「中途半端に広すぎる土地」というのがあります。

これは、例えば低層住宅地域での140m2とか150m2といった土地のことを指します。
150m2くらいだと、半分に割ると狭すぎてまともな家が建たないのでそのまま分割せずに売るしかありませんが、じゃあ適度な広さの100m2の土地の1.5倍で売れるかといえば、絶対に売れません。100m2の土地相場が5000万円だったとして、150m2の土地は7500万円では絶対に売れず、せいぜい6500万円、さらにそういう「広い土地」は古い住宅地の奥まったところにありがちですから、そういう条件の悪さが重なると下手をすると6000万円前後でしか売れないかもしれません。

でも、もしその土地に二世帯住宅を建てようとすると、割安な土地に、大きさぴったりの広めの家を建てることができるかもしれません。これを狙ったわけです。
現在、郊外に住んでいる妻の実家の家族を呼んで、いわゆる分離型の二世帯住宅を建てれば、適度なプライバシーを維持しつつ、娘や妻に何かあったときにはすぐに助けてもらえて、「療育」の観点からもいい協力体制がしけるのではないかと考えたわけです。

その条件(広めで割安)で土地を探してみると、やはり古い住宅地には大量に物件が存在しました。
そして、かなり多くの現場を回って研究したのですが、結論としては、やはりやめておこう、という話になりました
その理由は、

・該当する土地はだいたい古い家の跡地で、撤去に金の掛かりそうな古家や大木、井戸などがあったり、水道などのインフラが入っておらずしかも私道からの引込みで私道所有者の許可が必要だったり、とにかく「面倒そうな土地」のオンパレードだったこと。
・物件が古い住宅地の奥にあることが多く、「徒歩圏の利便性」や「通勤の便」が悪い物件ばかりだったこと。
・最終的に、妻の実家の両親も、実家を引き払って引っ越すことに抵抗感があったこと。


といったことでした。

というわけで、やはりまたもや、土地探しは振り出しに戻ってしまったわけです。
この頃は、探しても探してもいい物件が見つからないことに、だんだん諦めのムードが漂ってきていました。

posted by そらパパ at 21:11 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2015年10月19日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(40)

土地探しが煮詰まってきて、もともとの条件だと既にめぼしい物件が見当たらなくなっていたため、少し方向性を変えて物件探しを続けていきました。

1つめは、「郊外に出ないで市区を変えられる土地を探す」という方向性です。(これは、「より郊外に出る」という選択肢が大失敗だったことの「揺り戻し」みたいな側面もありました。)

このシリーズ記事の最初の方で「さまざまな選択肢」を検討した際に出てきたとおり、学区を変えるための選択肢として、郊外に出るだけでなく隣接する(郊外に出ていかない)市区に移転するという案もあります。
もともと、今より広い家に移りたいという希望もあったため、家を買うという観点からはこの選択肢は予算的に厳しいため除外していたのですが、実際に調べてみると、郊外と変わらないような単価の土地もちらほらあることが分かりました。

そこでそれらの土地を回ってみたのですが、やはり実際に行ってみると、安い土地は傾斜地で擁壁があったり、前面道路が狭すぎて車で入ってくるのが非常に難しかったり、老朽化した違法建築建物に取り囲まれた薄暗い土地だったりして、およそ購入意欲をかきたてられるような物件は存在しませんでした。
ただ、この物件探しの流れのなかで、不動産業者がこちらの条件をあえて外して出してきた物件があり、その物件に強く惹かれました。

それは、いま住んでいる家からわずか100mあまりしか離れておらず、実際歩いても徒歩2分ほど。毎日の通勤で使っている道に面した、よく知っている場所でした。
そこは駐車場として使われていたので売地になっていることには気づかなかったのですが、実際には売りに出ており、売れれば駐車場として使うのをやめて引き渡す、という形になっていたのでした。

この土地は非常に条件がよく、東向きの完全な整形地、土地面積もちょうどいい大きさで、周囲も比較的最近建て直されたきれいな家ばかりで、もちろん私の最寄り駅も通勤時間も変わらず、娘の学区だけが変わります。

ただ、問題はやはり値段でした。売り出し価格が、予算に対し1000万円近く高かったのです(だから私の希望に合った物件としては出てこなかったわけです)。
ただ、この設定価格は相場と比べても高かったので、相場に合わせた価格で申込みをしました。申込価格は、設定価格よりも300万円ほど低い値段だったように思います。それでも大幅に予算オーバーですが、資産価値がそのぶん見込めるのでやむを得ないと判断しました。

でも、結局この土地は、金額で折り合いませんでした。
売主が自身の設定価格に非常にこだわっていて、不動産業者の営業マンが相当頑張ってくれても、確か30万円ほどしか下がらなかったと記憶しています。
その金額では、予算オーバーに加えて相場よりはるかに高い高値掴みになってしまうので、この物件も最終的に断念せざるを得ませんでした。(ちなみにこの土地ですが、それから1年半ほどたった現在でも売り出し中です。値段も100万円ほどしか下がっておらず、まだ超割高です。駐車場として使われていますし、あまり売る気がないんでしょうね。)

posted by そらパパ at 20:05 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2015年10月12日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(39)

さて、当初検討エリアよりも「さらにもう1段郊外」の土地について、正式に申込みに進む前に、私としてはどうしてもやっておきたいことがありました。

それは、「条件を変えて何度もその土地に足を運ぶ」ということです。

実際、この土地については、「最終的な決断」をするまでに、4回足を運んでいます。

1回目は、不動産業者の営業カーに乗って物件めぐりをしていたなかの1件として。

2回目は、同じ日、不動産業者の営業店を出た後、自分の足で駅から物件まで歩いて。

3回目は、翌日(日曜日)、夜の雰囲気を確認するために、夜に駅から物件まで歩いて。

そして4回目は、さらにその翌日(月曜)、早朝に物件の最寄り駅まで移動したうえで、あらためて会社に向かう電車に乗り、「通勤のイメージ」をつかむために。


そして、「最終的な決断」を下すのに決定的な要因になったのは、この「4回目」でした。
実際に朝の通勤電車に乗ってみて、朝の通勤の負担が予想以上に大きいことに気づいたのです。
この物件の最寄り駅は、ターミナル駅で特急も止まるため、朝の通勤時間帯以外での電車の所要時間は、各駅しかとまらない元の住所の最寄り駅と比べても10分も違いません。
ところが、朝は電車がつかえてノロノロ運転になってしまうため、この「差」が大幅に拡大し、しかも各駅でない電車に乗るために混雑がものすごく電車の中で何もできず、倒れないように立っているだけで体力を消耗するような状態が続きました。

実際、会社に着いてみて、これから仕事なのにすでに疲れている自分に気づき、「これはわざわざ大金を払って引っ越すべき場所じゃない」と確信したわけです。

すぐに不動産業者には断りの電話を入れました。
時間がたてばたつほど売主にも迷惑をかけてしまうからです。

こんなわけで、またもや物件探しは振り出しに戻ってしまいました。
朝の通勤時間帯のノロノロ運転と各駅以外の電車の今沙汰うが予想以上だったので、これ以降、エリアを当初の希望以上に郊外側に広げるのもやめることにしました。
そうなってくると、もう元の希望エリアではめぼしい物件はあらかた見尽くしてしまっていたので、改めて物件探しの「ベクトルを変える」ために、次のような2つの方向性を考えることにしました。

1つは、「郊外に出ないで市区を変えられる土地を探す」という方向性、
もう1つは、「二世帯住宅を前提により広い土地を探す」という方向性です。


posted by そらパパ at 21:07 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2015年10月05日 [ Mon ]

自閉症の子どもと暮らす家づくり(38)

さて、前エントリで、「商業施設に近い低層住居地域」というのが、実はかなり難しい条件だということを書いたわけですが、物件探しをしていて、この条件を満たす土地が、実は1箇所目の前にありました

それが、少し前のエントリで触れた、「土地だと思って申し込んだら既に建売りになることが決まっていた」分譲地でした。
この土地は、低層住宅地域にある分譲地でありながら、徒歩10分以内でその地域随一のショッピングモール(もちろんフードコートもあります)に行け、かつその経路で大きな信号を横断する必要がない、希望に合致した立地でした
ただそれだけに、買い逃した区画以外はかなり割高で、しかも土地の面積が希望にわずかに届かず狭かったこと、申し込んだ区画でトラブったことからその分譲地担当の不動産業者と微妙な雰囲気になったことなどから縁遠くなり、別の物件を探すことになったわけです。

そんな流れの中で、次に目をつけたのが、「さらにもう1段郊外のエリア」でした。
東京の西エリアに詳しい方ならすぐ分かるかもしれませんが、東京の西エリアでは、23区に隣接した一連の市区(武蔵野市、三鷹市、調布市、狛江市など)と、さらにそのもう1段外側の市区(小金井市、府中市、稲城市など)で、かなり環境が変わります。(ちなみに、もう少し北の西東京市や清瀬市、南側の川崎市などもありますが、今回は中央道へのアクセスや妻の実家へのアクセスを考え、それらのエリアはアクセスが悪いということで検討対象から外しました。)

当初検討エリアでの土地探しがやや煮詰まってしまったことから、少し足を伸ばして、1段外側のエリアの不動産屋に顔を出して、そちらでも土地を探してみたところ、なかなかいい物件が見つかったのです。
その土地は、その市区最大のターミナル駅からほぼまっすぐに徒歩10分程度のところにあり、駅前まで出ればショッピングモールも含め、買い物に困ることはなさそうでした。このあたりまでくると、「都心に出て買い物」というよりターミナル駅周辺で完結する感じになり、ベッドタウンというよりは地方都市的な雰囲気が強くなってくる印象です。
また、学区の特別支援学校はかなり近くなり、そちらの利便性も悪くないうえ、普通校の小中学校へのアクセスも良好でした。

土地自体は北向きという弱点がありましたが、整形地で建物プランはやりやすそうで、かつ建ぺい率が40%ではなく50%となっていたため、土地の広さの割に広い家が建てられます。
何より、もともとの検討エリアよりも地価がぐっと安くなるため、希望よりも広い家を建てても、資金プラン的には相当余裕が出てくるというメリットもありました。

家に帰ってから、この土地について真剣に検討したいという意思を業者に電話で伝えたところ、とりあえずでいいので申し込んで欲しいと返されたので、まだ実際には意思は固まっていなかったのですが、申込みを行うことにしました。そんな感じだったので、この時点では電話で口頭で伝えただけです。

その後、すぐに業者から印刷用の申込書がメールで届いたりしはじめましたが(まあ、向こうは商売なので当たり前ですね)、私としてはその前にやらなければならないことがありました。

posted by そらパパ at 21:24 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

書籍ベストセラー