2017年07月24日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(126)

同じ分譲地の隣接する区画で「柱状改良」という本格的な(コストのかかる)地盤改良工事が行われているなか、私たちの区画に対して実施された正式な地盤調査の結果は…

「改良工事の必要なし」

でした。

この結果にはほっと一安心です。
これで、地盤改良工事のコストが発生しないことが確定したので、今回、家を建てるために必要な費用がほぼ確定しました。

あと、費用が大きくかかるものとして残っているのは「外構工事」になりますが、こちらについてはビルダーに紹介してもらうのではなく自分で手配するつもりでしたので、いったん切り離して考えることにします。(あとでまとめて記事を書く予定です。)

地盤調査が終わると、地縄といって家の形に縄を張り、さらに希望する場合は「地鎮祭」を行なう、という流れに入っていきますが、家族で話し合った結果、地鎮祭は行わないことにしました。
妻が出産前後で慌ただしく、体調も万全である保証もないことに加え、長女にとってはわけのわからないイベントなので混乱してパニックを起こしてしまうかもしれない(結果として、満足のいく地鎮祭にならないリスクがかなり高い)、と判断したからです。

そんなわけで、地鎮祭はなしで、私がひとりで「地縄確認」というのだけを行ないました。

この地縄確認の目的は、簡単にいうなら、敷地の中における建物の位置を最終確定させることです。
いちおう、図面上は建物の位置は確定しているのですが、実際に家を建てる際には、「思ったよりもこちらの方向に寄りすぎている」とか「通路にするつもりだったこの部分が通れない」といったことが起こるので、この段階で最終確認し、場合によっては若干建物の位置をずらすといったことを行ないます。(大きく動かすと建築確認のとりなおしになる場合もあるので、動かすといっても10cmとかそういったレベルです)

我が家の場合、地縄の位置を確認したところ、建物の裏側にあたる北の敷地が、エコキュートを置くとまったく通行できなくなるくらい狭くなることが分かったので、建物全体を南側に10cm程度ずらすことになりました。

地縄確認で建物の位置も決まったら、いよいよ着工です。

が、その前に、また1つ小さなトラブルが発生してしまいました
posted by そらパパ at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年07月17日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(125)

地盤調査にセカンドオピニオンを使わせてほしい、という私の要望は、ビルダーからはあまり歓迎される申し出ではありません。
なぜなら、ビルダーは建った家について、10年程度の地盤の保証をしなければならず、ビルダー自身が委託した以外のところで調査した結果でをもってその保証をするというのはリスクがあるからです。

ただ、これについても解決策がありました。
それは、地盤調査のセカンドオピニオンのサービスを実施している業者の保証を受けるという選択肢です。

あえて具体名は出しませんが、地盤調査のセカンドオピニオンでネット検索すると、もうここしかないというくらい有名な業者がヒットするはずです。
そして、そこでセカンドオピニオンのサービスを受け、地盤改良工事の必要なしと判断された場合、その業者がビルダーに代わって10年間の地盤保証をしてくれるのです。
もちろん費用はかかりますが、地盤改良工事の費用よりはずっと安く済みます。

これであれば、ビルダーもリスクをとらなくていいですし、建てる側はセカンドオピニオンを採用したとしても地盤の保証が受けられるということで、どちらも丸く収まります。

というわけで、私の方からは、ビルダーに次のように申し出ることになりました。

・最初の地盤調査は、ビルダー指定の業者で普通に実施する。

・その結果、地盤改良工事の必要なしと判断されれば、そのまま工事着工。

・最初の地盤調査で改良工事要と判断された場合、セカンドオピニオンサービスを利用する。

・セカンドオピニオンでも改良工事要と判断された場合、最初の地盤調査の結果をベースに工事に着工。地盤保証もビルダー側の保証を利用。

・セカンドオピニオンで改良工事不要と判断された場合、セカンドオピニオンの結果をベースに工事に着工。地盤保証はセカンドオピニオン業者のものを利用。


この申し出に対して、ビルダーからは、「ああ、あそこの業者さんならよく知ってますし、通常の地盤調査を依頼したこともありますから、それで大丈夫ですよ」という色いい返答がもらえました。

そんなわけで、最初の(ビルダー側の業者による)地盤調査を実施しました。

その結果は…
posted by そらパパ at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年07月10日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(124)

今回買った土地の地盤については、わざわざ数万円のコストをかけて購入前に簡易調査を行ない、「たぶん地盤改良は不要」という評価を受けていたのですが、実際に正式な調査を実施するこの段階では、まったく安心できない状況になっていたのです。

というのも、今回買った土地は10区画あまりの小規模な分譲地で、そのなかで若干条件の悪い区画については先行して建売住宅が建てられていたのですが、それらの建売住宅の一部で地盤改良工事が行われたということを、土地を購入した不動産業者から情報として聞かされていたからです。

特に、我が家が購入した土地に隣接する区画に建てられた建売住宅で地盤改良工事が発生し、しかもその工事の内容が、そこそこ本格的でコストのかかる「柱状改良」だったと聞かされては、心穏やかでいられるはずがありません。

そして地盤調査については、シンプルに自分の土地の地盤は強いのか弱いのかという問題以外に、もう1つの構造的な問題があると思っていたので、私はビルダーに1つのお願いをしました。

それは、

「地盤調査にセカンドオピニオンを使わせてほしい」

ということです。

地盤調査および地盤改良工事は、ビルダーの「保証」と関係しています。
つまり、ビルダーは、家の建築後10年間、建物の不同沈下などの地盤の問題について保証をする必要があります。
そうなると、ビルダーとしては、「できるだけしっかりした地盤改良工事をして、万一の地盤の問題発生を避けたい」というインセンティブが働きます。
さらに、地盤改良工事を請け負うことで、売上や利益を増やすこともできてしまいます。こちらも工事をする方向へのインセンティブになります。

こういったことから一般的に地盤改良工事は「過剰工事」になりやすいインセンティブ構造をもっており、それが我が家の購入区画に隣接する建売区画で地盤改良工事が続発した理由なのではないか、と疑っていたのです。
ビルダーを信用していないわけではなかったのですが、地盤調査だけは、ビルダーに任せるのはリスクが高すぎる、と思ったのですね。

なので、「地盤調査セカンドオピニオンを使わせてほしい」と申し出たのです。
posted by そらパパ at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年07月03日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(123)

さて、建物の仕様がすべて決まり、ビルダーとの契約金額も決まり、これで建築予算はほぼ確定…となればいいのですが、実はまだ費用的にはまだ片付いていない、そこそこの「大物」が残っています。

それは、

「地盤調査」

です。

ご存知の方も多いと思いますが、日本の土地は地盤が弱いところが多いので、家を建てる時には必ず事前に地盤調査をして、あまり地盤が強くないと分かった場合には地盤改良工事を行なって初めて家が建てられるようになります

地盤改良工事にもいくつかの段階があって、まず地盤が強いと分かった場合、そもそも地盤改良工事そのものが不要になります。
次に、土地の表層部分のみ軟弱で、割とすぐ下に堅い地盤がある場合、表層の土を入れ替えてセメントを混ぜて固める「表層改良」という工事を行ないます。
土地の表層部分だけでなく、軟弱地盤が深さ2m以上続く場合は、「柱状改良」といって、建物の柱が立つ土地の部分をそれぞれ、堅い地盤に到達するまで深く杭状に掘り下げて、そこにセメントを混ぜた改良土を流し込んで固めます。
さらに地盤の軟弱さが深刻で、軟弱地盤が深さ10m以上も続くような場合、今度は「杭基礎」といって、家の柱が立つ部分にセメントを流し込むのではなく鉄骨の杭を打ち込むことになり、これだと鉄筋コンクリートのマンションを建てるのと同レベルの地盤改良ということになります。

そして、本格的な地盤改良工事が必要ということになると、そのコストは相当な額になってきます。

「地盤改良工事なし」なら、当然工事費用はゼロです。

「表層改良工事」だと、50万円程度だと言われています。

「柱状改良工事」だと、その倍、100万円くらいです。

「杭基礎」までいってしまうと、150万円くらいは覚悟しなければなりません。


このように、地盤改良工事というのは工事全体のコストのなかで無視できないボリュームなうえに、不確定要素を含むという問題がありますので、土地を探す時点からそれなりに準備はしてきました。

まず土地を購入する前に、不動産屋にお願いして「事前の簡易地盤調査」というのを実施してもらいました。
これは名前どおり、地面に重りのついた杭を差し込む簡単な調査で、その土地の地盤をざっくり調べてもらうものです。
費用は5万円程度かかりますが、買った後で莫大な改良工事費用がかかると初めて分かるよりはよほどマシということで、自費で実施しました。

その結果、「地盤改良は必要なさそう」という結果が出たのでこの土地を買う決意をしたわけですが、正式な地盤調査に入るにあたって、実はまったく安心できない状況になっていました
posted by そらパパ at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年06月26日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(122)

さて、間取りも決まり、設備系の各種仕様も決まり、追加オプションも決まり、電気・配線関連も決まり、なにを施主支給するかも決まり、いよいよ家づくりのために(建て始める前に)決めなければならないことがすべてひととおり決まりました。

この段階でハウスメーカーとの間でやることが、最終工事決定書面の作成です。

kettei.jpg

ハウスメーカーが提示してくるのは、以下のような書面です。

1)ハウスメーカーの建築士が引いた詳細な図面

a.敷地および建物配置図
b.間取り図3枚(1階、2階、グルニエ)

 こちらには、内装や外装の仕様、設備や追加オプションの仕様や配置が、記載可能な範囲で詳細に記載されています。
c.建物立面図
d.照明スイッチ・コンセント配置図3枚(1階、2階、グルニエ)
e.照明配置図
f.階高調整図
g.グルニエ階段配置立断面図

 グルニエは天井裏スペースを利用するため、階段をうまく配置しないと階段を登っている途中で天井が極端に低くなったりします。
 最初に引いた図面をベースにグルニエ階段の天井高さを調べたところ、部分的に天井高さが80cm!という低さになっているところがあることが判明したため、階段の段数や各段の配置を調整し、最低でも127cmの天井高さがとれるように調整しました。その内容を示した図面になります。
h.玄関シューズクローク立断面図
 1階から2階の階段下スペースを玄関のシューズクロークにしたため、グルニエと同じように、うまく天井高がとれるように調整した図面です。

2)仕様決定書
 A3の用紙5枚に6ポイントくらいの細かい文字でびっしり記載された「仕様決定書」

3)仕様決定追加図面
 2)の仕様決定書に加えて、さらに仕様決定書に収まりきらないキッチンやバスルームのカスタマイズ内容(シンクの位置をずらしたりタオルハンガーの位置を動かして数を増やしたり設備メーカー独自の追加オプションを設定したり)を記載した図面

4)契約時に想定した工事・仕様内容と最終決定した工事・仕様内容を比較して差額を計算したシート

5)その差額に基づいて最終的に確定した工事費用総額が記載された書面


それに対し、私はその内容をチェックし、内容に異議がないことが確認できれば、それらすべての書面に署名捺印し、同意の意思表明を行ないます。

この手続きを行なったのが、5月の末でした。
ちなみにそれまでに、ハウスメーカーとは13回の打ち合わせを行なったことになります(契約前4回、契約1回、契約後の打ち合わせ7回、この書面の確認の打ち合わせ1回)。

いよいよ、これによって工事内容が確定し、ハウスメーカーは実際の部材の発注、大工の手配をスタートします。
また、施主(つまり私)がハウスメーカーに支払わなければならない工事費用もこれで確定するので、この書面をもって改げ銀行にいき、住宅ローンの最終打ち合わせを行なっていくことになります。

以後は、原則として工事内容の変更はできません。
できたとしても、それによって工期が延長されてしまったり、かなりのコストが上乗せされてしまうことを覚悟しなければならなくなるわけです。
posted by そらパパ at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年06月19日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(121)

今回、我が家の家づくりで「施主支給」した部材の続きです。

4)室内干しパイプ

 雨のときなどに便利な「室内干しパイプ」というのがあります。
 普段は天井近くに折りたたまれていて、洗濯物を干したいときには引っ張って下ろし、ハンガーなどをかけることができるパイプのことです。これをつけるには天井補強が必要ですので、設計時点であらかじめ想定しておく必要があるものです。
 この室内干しパイプも、ビルダーでオプションの設定がありました。が、致命的な問題があったのです。
 それは、最大荷重です。オプションで選べるパイプも、それ以外でビルダーが調達できるパイプも、どれも最大荷重が5〜10kg程度で、水に濡れた洗濯物をちょっと多めに干してしまうともしかすると最大荷重をオーバーしてしまうかもしれない、という心もとないものでした。
 こんな弱いパイプは使えない、ということで、私が別途見つけてきた、最大荷重30kgのパイプを施主支給して、そちらを取り付けてもらうことにしたわけです。


↑これです。

5)アンテナ設備、LAN設備、防犯設備一式

 これは電気工事とも関係しているのですが、通常、電気工事業者などにお願いするアンテナ設備工事、LAN設備工事、防犯設備工事に関連する大部分の機材を施主支給しました。
 具体的には、以下のような感じです。

a.アンテナ設備
 地デジアンテナ(平型)、アンテナマスト、ブースター、分配器など、必要な部材は基本的にすべて施主支給しました。
 そのうえで、業者にはアンテナを壁面に立てて室内に引き込むところだけをお願いし、引き込んだテレビ信号をブースターで増幅し、分配器で分配し、家中のアンテナコネクタと接続していく部分については、すべて自分で行ないました。

b.LAN設備
 家の中にLANケーブルを張り巡らせてもらう部分は業者にお願いし、そのうえでNTTの工事で光回線を引き込んでもらいました。
 そして、業務用の16口のスイッチングハブを施主支給し、光ルーターからの信号をこのハブで分配、室内を張り巡らせたLANケーブルをすべてここに接続して家庭内LANネットワークを構築しました。

c.防犯設備
 防犯工事については既に間取りのところでも書きましたが、ビルダーにやってもらったのは、こちらから施主支給した防犯カメラのマウンタ(壁に固定する台)を取り付けてもらうことと、そのマウンタ近くの壁に穴を開け、ジョイントボックス(プラスチック製の箱)を取り付けることで、そこから室内にカメラのケーブルを引き込めるようにしてもらうところと、その防犯カメラを引き込んだ室内の壁面に、カメラを作動させるための電源コンセントと映像信号入力端子をつけてもらうところまででした。
 そのうえで、自分で購入した防犯カメラをマウンタにとりつけ、ケーブルを室内に引き込んで電源と映像端子に接続します。
 すると、映像端子につながれた映像信号はグルニエの「サーバースペース」に全部集まってくるので、そこに防犯カメラ用の録画機(これも施主支給です)を設置し、カメラの映像を24時間録画し続けるようにしたわけです。

以前も、グルニエの一角に、さまざまなケーブルが集まる「サーバースペース」を設定したということを書きましたが、実際、このサーバースペースには、

・テレビアンテナの信号
・防犯カメラの信号
・インターネットの信号、LANの配線


がすべて集まってきており、これらを統合的にコントロールすることが可能になっているわけです。
posted by そらパパ at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年06月12日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(120)

というわけで、家づくりの「仕様ぎめ」の最後の段階ともいえる「施主支給」ですが、具体的に我が家で施主支給したものがどういったものだったかを、主なものだけご紹介しておこうと思います。

1)照明器具の一部

 照明器具については、居室の照明については元の家から持ってくる前提で基本的に埋め込みのシーリング金具をつけてもらうことで対応しました。
 それ以外の屋外照明や水回りの照明の一部、天井埋め込み照明などについては、電気・配線関係の打ち合わせの際にビルダーの提携工事業者にお願いすることにしたのですが、選べるメーカーが3種類くらいしかなく、しかもそのうち2メーカーはいわゆる白物家電系のメーカーでどの商品も非常に高額でした。
 そのため、残った(通常の設備工事系の)1メーカーの品揃えの範囲で選べる照明器具については業者にお願いして、それ以外のものはやむを得ず施主支給としました。
 施主支給で購入した照明器具の総額は、たしか10万円程度だったと思います。

2)キッチン食器棚の「下半分」

 キッチンについては、シンク側の上下、シンクの反対側の壁面の上下それぞれに収納・食器棚を設けることで最大限の収納力を確保しましたが、1つ問題がありました。
 それは、シンク反対側の食器棚の下半分に十分なバリエーションがなく、希望していた「オープンラックタイプ」のものが存在しなかったことです。
 我が家のキッチンでは、電子レンジ・炊飯器・ホームベーカリー・オーブントースター・電子ケトルなど大量の電化製品をとっかえひっかえ使うのと、それまで使っていた大きなゴミ箱ペールをそのまま置けるよう、棚の高さを任意に調節可能な、扉のないオープンラックが欲しかったのですが、キッチンのオプションのなかにはそういうものはありませんでした。
 仕方ないので、キッチンについては、シンク側の上下と反対側の「上」だけを買うことにし、反対側の「下」については別途似た色のオープンラックを購入して施主支給という形をとることにしたのです。
 まあ、これについては施主支給とはいってもビルダーに設置をお願いしたわけではなく、組み立て式のラックの配送先を建築中の新居にして、完成後に自分で組み立てただけなので、厳密には施主支給とは言えないかもしれません。

3)カーテンレールとカーテン

 カーテンについては、もともと基本的にビルダーは関与せず、勝手に好きなところでやってください(紹介希望なら紹介します)といったスタンスだったのですが、我が家はカーテンレールについても施主支給としました。
 というのも、カーテンレールをビルダーのオプションで設定すると、1か所あたりいくらという計算でかなり高額になってしまうことがわかったからです。
 我が家はブラインドではなくカーテン派で、扉の代わりにカーテンで代用することにした場所もあり、しかも全部ダブルレールにする必要もあったので、「カーテンレールの本数」でいうと30本を超えていて、ここの単価が高いと全体コストにかなり影響することがわかりました。
 カーテンレールについては、多くのビルダーで使われている高品質な業務仕様のものが通販で安く買えるので、それを購入して施主支給することとしました。
posted by そらパパ at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年06月05日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(119)

さて、家造りについて、建物自体の間取りの話題から、設備や外装・内装の仕様ぎめの話題、そして電気・配線関連の話題と順に書いてきました。

ハウスメーカーと打ち合わせして決める内容としては、だいたいこれで終わりなのですが、最後に、建築コストを下げるためにも、また自分ならではのこだわりの家造りを実現するためにも、どうしても必要になってくるのが、

・施主支給

でしょう。

施主支給というのは、家づくりのための部材を施主(建てる人、つまり私)が自分で買ってきてビルダーに提供し、それを使ってもらうというやり方です。

とはいえ、施主支給はある意味「最後の手段」です。
品質が保証できないことや大工さんがいるタイミングで確実に部材が届く保証がないことなどもあって、ビルダーは施主支給を基本的には歓迎しません。

ですから、できるだけ施主支給にならないように、使用する部材などを決定する際には、次のような段階をふんで検討をすすめていくことになります。

1)ビルダーの標準仕様内の部材・オプションを採用する。

2)ビルダーが提供する「特別仕様」「スペシャルオプション」の部材・オプションを採用する。

3)1)や2)で選択できない部材を、ビルダーから発注して調達してもらう。

4)施主支給


標準仕様のなかで希望する部材やオプションが選べなくても、多少の追加コストの支払いで選べる、特別仕様の設定がある場合があります。
たとえば、屋根材や外壁材などについては、ローコストビルダーの場合は標準仕様では一番下の限られたグレードしか選べない場合も少なくありませんが、オプションで追加コストを支払うことで、同じメーカーの上位グレードの部材を選択できるようになる場合が多いと思います。

そういった特別仕様でも希望する部材が選べない場合は、具体的にメーカーと商品名を指定して、「これが使いたいんですけど」とビルダーに聞いてみることになります。
ある程度メジャーな商品であれば、施主が自分で調達してこなくても、ビルダーが直接発注してその部材を使うことができるはずです。

とはいえ、例えば使いたい部材が特定の中小メーカーが作っている「こだわりの部材」だったり、輸入部材だったり、または普通のメーカー品であってもたままたビルダーが取引のないメーカーのものだったりで、ビルダーが直接発注できない場合も意外と多くあります。
また、発注はできるけれども、見積もりを取ってもらったら非常に高く、これなら普通に通販で買ったほうがずっと安い、というケースもあります。

そういった場合には、やむなく「施主支給」を選択することになるでしょう。
posted by そらパパ at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年05月29日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(118)

さて、電源・配線まわりのもう1つの「失敗」についてですが、これは割と「あるある」ではないかと思いますが、

部屋の灯りをつけるスイッチの位置がおかしい。

という話です。

居室の灯りスイッチというのは、基本的に部屋に入ってすぐのところにつける(トイレや浴室は、その部屋に入るすぐ手前につける)のが普通だと思いますが、その位置について、設計時には大丈夫だと思っていたのに、実際に使ってみると使いにくい場所についているものがいくつかあることに気づいたのです。

簡単にいうと、

ドアノブから遠い場所にスイッチをつけると使いにくい。

ということがわかったのです。

使いにくくなってしまった灯りスイッチの1つが1階のトイレです。

ここは、ドアを引き戸にしたのですが、引き戸のノブ側ではなく戸袋側にスイッチがついています。
ただ、これは仕方ないことで、引き戸のノブ側の場所が部屋のコーナーになっていて、そのコーナーに接しているもう1つの面も開き戸なので、スイッチをつける場所がない(あえてつけるなら、トイレの中につけることになってしまう)ということがあります。

ただ、そうであっても、ドアノブのすぐそばではなく、引き戸のドアノブのない側(=戸袋側)にスイッチがついているので、

1)トイレの灯りのスイッチを入れる→トイレのドアを開ける
2)ドアを開けてトイレから出る→トイレの灯りのスイッチを切る


どちらの動作についても、ほんの少しですが「距離」が生まれます。
これによって何が起こるかというと、特に2)の動作の際、トイレの灯りのスイッチに意識がいかない可能性が高まります。
その結果、「トイレの灯りを消し忘れる」ということが割と(数日に1回くらい)発生してしまうわけです(笑)。

ただ、これは先ほども言ったとおり直しようがない(あえていうと、ドアノブのすぐそばのトイレの中にもスイッチをつけ、ドアの外のスイッチとの組み合わせで自由にON・OFFできる「3路スイッチ」にする、というのが考えられます)ので、意識して忘れないようにするしかありません。

そしてもう1箇所、やはり灯りスイッチの場所がおかしいのが、主に私が使っている洋室です。
ここは開き戸なのですが、そのドアを少し開けて手が入る場所の壁面ではなく、ドアを全開したときのドアノブの先の位置にスイッチがついています
これも実に不便です(笑)。初めて部屋に入ると必ずスイッチが見つからずに手が迷います。
本当なら、ドアを少し開けて手を入れた場所の壁面につけるべきなのですね。

まあ、これも理由があるといえばあって、ドアを開けてすぐの壁面は設計図上は「クローゼットのドア」になっていて、つけられるように見えなかったのです。
でも実際には、ドアを支えるための柱が入っており、うまくやればスイッチがつけられそうだということが(後で)わかりました。
これは、リフォームで直すかもしれません。

というわけで、配線まわりのもう1つの教訓。

部屋の灯りスイッチは、ドアノブのすぐそばにつけるようにする。(ドアを全開にした場所に間違えてつけない)>
posted by そらパパ at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年05月22日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(117)

電気・配線関係に関連して、今回はちょっと番外編的な話です。

注文住宅で家を建てて2年近くがたちましたが、頭の中でイメージして設計した家に実際に住んでみて、予想していたよりははるかに「失敗した!」ということは少ないのですが、それでもやっぱり、「失敗した!」と感じている点は当然いくつかあります。

そんな中でも、電気・配線まわりについては、「失敗した!」というポイントが2つあります
しかもこれは、一般的にどんな家を建てるときにも重要なポイントになりそうだと思いますので、それについて書いておこうかと思います。

まず1点めは、

・掃除機用のコンセントがない

という問題です(笑)。

今回、AC電源のコンセントの数と位置には徹底的にこだわったつもりでした。
そのこわだりをシンプルに表現すると、「この場所には電化製品を置くことになるだろうな」という場所にはすべてコンセントを設置したのです。
結果、通常の建売などの家に比べると、コンセントの数は3倍くらいあるのではないかと思います。

そして、実際に引っ越してきて家具や家電を置いてみると、たしかにコンセントが欲しい場所にはすべてコンセントがあり、かつそれらのコンセントは家具などの裏側にうまく隠れて配線も目立たず美しく仕上がったので、とても満足しました。

ところが、です。
引っ越しの段ボールを少しずつ片付けたりして掃除を始めたところ、掃除機をかけようとした妻に言われまいた。

「ねえ、掃除機のコンセント、どこにあるの?」
「えっ?」


そう言われて、改めて家の中のコンセントを見て、気付きました。
ほとんどすべてのコンセントが家具の後ろに隠れていて、掃除をするときにすぐに使えるオープンなコンセントがどこにも見当たらないことに。

いちおう、掃除のときにコンセントが必要なことは忘れていたわけではなく、それっぽい位置にコンセントは用意していたつもりでした。
でも、いちど設定したコンセントの位置を微調整するときに、「掃除に使う」という用途をつい忘れてしまい、それらのコンセントを「この家具の後ろで、この電化製品用に使う」という目的のために、壁面の端のほうからより中央寄りへ動かしていたのです。

結果、それらのコンセントはだいたい家具の後ろに隠れることになり、いざ掃除機を使おうと思ったときに、すぐにさせるコンセントがなくなってしまったわけです。

仕方がないので、家具の後ろに隠れているコンセントに電源延長コードをさし、それをいつでも使える場所に引き出しておくことで、それを掃除機用に使っています。
せっかくコンセントが家具の後ろに隠れたのに、家具の横から延長コードがぶらぶらはみ出すことになり、非常に残念な感じに。

これについては、いずれリフォームをするときに解決したいと思っています。

電源・配線まわりについてはもう1つの「失敗」があるのですが、これについては次回のエントリで。
posted by そらパパ at 20:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年05月15日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(116)

ここまで、電気・配線系の仕様をまとめてきました。

・コンセントの数・位置
・照明の数・種類・位置、スイッチの位置とロジック
・有線LAN・電話線の数・位置、ネットワーク
・同軸配線の数・位置、ネットワーク


一般的な家づくりにおいては、このあたりにそれほどこだわるということはほとんどないようです。
つまり、

・各居室に適当にコンセントを設置。
・各居室に適当にアンテナ端子を設置。
・施主が希望する1箇所に電話端子を設置。
・アンテナと光回線の引き込み場所を適当に設定。
・各居室や廊下に照明とスイッチの配置を設定。


といったことを、ビルダーの側でざっと決めて、あとは施主がそれを確認して終わり、というのが一般的な流れのようです。

ところが今回、私はこれをすべて自分で決めました。
しかも、同軸ケーブルの配線などは、送信と受信を同じケーブルでまかなうなどかなりマニアックな設定で、ビルダーの担当者では理解できませんでした。
さらに、ここまで複雑なプランだとビルダーの「標準プラン」のなかにまったく収まらないため、ビルダーの側で見積もりをとると、この部分だけで車が1台買えてしまうほどの金額になってしまったのです。

そこで、ビルダーの担当者とも相談した結果、以下のようなやり方でこの問題を乗り切ることになりました。

・ビルダーの標準プラン+オプションの範囲で安く済ませられる範囲は、ビルダーとの契約で施工する。
・それで収まらない範囲は、今回ビルダーが発注する業者と私が直接打ち合わせをして直接契約を結んで施行する。この部分についてはビルダーは責任を負わない。
・さらに照明については、ビルダー経由で発注して安く済むものはビルダー発注とし、それでは高くつくものは施主支給とする。


ビルダーのオプションに「マルチメディアコンセント」というのがあり、これを選ぶと、LDKや個室の数だけ、コンセント+LAN+アンテナ端子(同軸)+電話端子という大きなコンセントを配線込みで設置できました。
なのでこれをベースとして、それでもマルチメディアコンセントが足りないので足りない分は直接契約に回し、さらにそれに加えて、オプションにない他のタイプのコンセント(AC電源と同軸端子のみ、AC電源とLANのみといったタイプ)も直接契約しました。
単なる電源コンセントはビルダーオプションで1ついくらでいくつでも安くつけられたので全部ビルダー設定にしました。

照明については、配線とスイッチはすべてビルダーと契約、照明本体については基本はシーリングソケットにしてあとで自分でつける形式、埋め込みになる場合も施主支給でコストダウンといった形をとりました。

結果、契約は非常に複雑になりました。
ビルダーとの契約では契約分の配線のみを描いた「仮図面」で契約し、電気業者とは直接契約分を含めた「本当の図面」を作り、実際の作業はそちらでやり、さらに直接契約分については別途契約書を作り別途打ち合わせをして代金も別で払う形になったわけです。

でも、これらの工夫によって、電気・配線まわりにかかる費用の全体は、「ミドルクラスの新車が買えそうな金額」から「コンパクトカーの中古車を買うくらいの金額」にまで抑えることができたのです。
posted by そらパパ at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年05月08日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(115)

家庭内の配線の話の続きです。
有線LANや電話のモジュラーケーブルの他に、もう1つ、家中を張り巡らせなければならない配線があって、それは、

・映像用同軸ケーブル

です。

要は、テレビのアンテナ配線ですね。
ただ、我が家の場合、利用目的はそれだけではなく、

・防犯カメラの映像の伝達

にもこの同軸配線を使い、かつ、両者(テレビアンテナ信号と防犯カメラ映像信号)を区別しないで同じ配線を使いまわす、というのが、今回のコンセプトになりました。

具体的にいうと、ある部屋に同軸ケーブル用の接続端子があったとして、この端子からテレビのアンテナ信号を「受信して」、テレビを映すこともできれば、逆に防犯カメラの信号線を接続することで映像信号を「送信して」、別の場所にある録画機に映像を録画することもできるようにする、そういうことです。

もちろんこれは、同時にはできません。
これもまた、グルニエの「ネットワークセンター」で接続を切り替えることによって実現するわけです。

その部屋の同軸端子が、「センター」の側でテレビアンテナのブースター出力に接続されていれば、その端子は「テレビを受信するための端子」になりますし、そうではなくて防犯カメラ録画機の映像入力に接続されていれば、その端子は「防犯カメラ用映像入力」になるわけです。
私自身が「センター」の配線をすべてコントロールできるわけですから、この関係は、私が任意に設定およびいつでも変更可能になります。
建物を建てた時点では、とりあえず「この部屋のこの端子はテレビ用」「この端子は防犯カメラ用」という想定は決まっていますが、それを将来いつでも変更できるわけです。

もう少し具体的にいうと、

・テレビアンテナからのテレビ信号:ブースターで増幅後、アンテナ近くの映像同軸端子から同軸ケーブルを経由して「センター」に届く
・センターに届いたテレビ信号:「センター」から屋内に張り巡らされた同軸ケーブルを経由して各居室の映像同軸端子に届く
・防犯カメラからの映像信号:防犯カメラ近くの映像同軸端子から同軸ケーブルを経由して「センター」に届く
・センターに届いた防犯カメラ映像:「センター」に設置した録画機で録画する。録画機はネットに接続し、外部から防犯カメラ映像をモニターできるようにする。


といった形になります。

ちなみに、一般的な防犯カメラの映像出力は、テレビなどにもついている黄色いピン出力、いわゆる「コンポジット映像出力」で、同軸とは異なります。
なので、もしかするとマッチングがうまくいかないかもと心配でしたが、変換端子を介して同軸端子に接続した結果、現在もうまく動いてくれていますから、一安心でした。

このように、電気・配線系としては、

・コンセント
・照明・スイッチ
・有線LAN・電話線
・同軸ケーブル


といったものを決めたわけですが、ここまで複雑なものを実際に「オーダーする」のは、非常に骨の折れる作業でした。

次回は、その辺りについて書きたいと思います。
posted by そらパパ at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年05月01日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(114)

さて、家の中の「配線」の検討の続きです。

実は電源コンセントについては、「配線」の話のなかでは最もシンプルです。
必要な場所に十分な数を用意すればそれで終わりだからです。

より問題が複雑なのは、それ以外の配線についてです。

まずは、有線LANと電話線について。

ふた昔前の家は、リビングだけでなく主要な居室にそれぞれ電話線を引いて、好きな部屋に電話を置いたり、部屋同士の電話機で会話ができたりするように設計するのが一般的でした。

ただ、携帯電話の普及によって固定電話のインフラの重要性がどんどん薄くなり、そもそも固定電話を置かないような家も増えてきた昨今では、固定電話の回線はせいぜいリビングに1本あれば十分ということになり、代わりに各居室などには有線LANを引いて「家庭内LAN」を構築するのが一般的になりました。

まあ、最近はさらに進んで有線LANではなく無線LANが一般的になり、また家庭用のインターネット契約をせずにモバイルネットワーク+モバイルルーターで家庭内の通信もまかってしまうようなスタイルが一般的になりつつあって、家庭内にネットワーク回線を構築することの重要性は弱まっているのですが、私はやはり有線LANの通信の安定性が好きで、モバイル端末以外のネットワーク機器は有線でつなぎたい、と考えているので、家庭内LANをしっかりと構築することにはこだわりたい、と考えました。

ですので、すべての居室に最低1つのLAN端子、LDKなどにはより多くのLAN端子を用意することにしました。
一方、固定の電話線についてはリビングに電話機を1つ置くだけなので、電話機を置く予定の場所1箇所だけに引くことにしました。

さて、ここで話が最初に戻りますが、電源コンセントと違い、LANや電話線の場合は、「引き込み」や「ネットワーク」のことを考える必要があります。
つまり、外部から光回線を引き込み、光モデムで有線LANと電話線(ひかり電話)、さらにはテレビの信号(フレッツテレビ)に分離し、それぞれ必要な場所に信号を配信し、また有線LANについては家庭内LANを構築する必要もあるわけです。

これらの「ネットワーク構築センター」として、グルニエのうち、天井が下がってもっとも使いにくそうな一角をあてることにしました。
その場所にすべての配線が集まるようにし、光モデムや家庭内LAN構築用のギガビットハブ、さらには後述するテレビ信号用の分配器やブースター、防犯カメラの録画機などをすべてこの「センター」に集約することにしたのです。

posted by そらパパ at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年04月24日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(113)

さて、電気の配線については、「コンセントをどこに設置するか」というのが指定すべき仕様の1つですが、もう1つ非常に重要なのが、

・照明とスイッチ系統の指定

になります。

コンセント用の電気配線とは別に、家中(勝手口や玄関など、家の外壁側に設置する常夜灯等も含めて)の照明の位置を決め、さらにはそこにどんな照明設備をつけるかまで決めていく必要があります。

さらに、

・それらの照明をON・OFFするスイッチをどこにつけるか

・スイッチ間のロジック

 階段につける照明などの場合、階下でつけたスイッチを階上で消す、といった動作などのこと

・照明間のロジック
 場所によっては複数の照明のスイッチをまとめて、1つのスイッチで全部がON・OFFできるように設定すること。たとえば我が家の場合、グルニエに3つの埋め込み照明を並べましたが、その3つの照明は1つのスイッチでON・OFFできるようにしました。

こういったことまで含めて、全部決めていかなければなりません。

さらにこの部分は、実は建築費用のコストダウンのキモでもあります。
照明のリフォームなどを検討された方ならご存知かと思いますが、住宅用の照明というのは本当に値段がピンキリで、あまり深く検討せずにメーカー推奨のものを無批判に採用していくと、1箇所あたり数万円とか10数万円といったコストが当たり前にかかります。
住宅1軒に設置する照明というのは、だいたい20から30箇所くらいになりますから、そういう安易な道を選択すると、ここだけでコストが100万円単位になってきます。

でも、しっかり吟味して照明を選んでいくと、性能をさほど落とさずに、コストを数分の1にまで下げることが十分に可能です。

まず、メーカーが推奨するような、すべてが統合されたような複雑なLED照明は避け、汎用の白熱電球(E26口金)をスイッチでON・OFFするようなシンプルな照明器具を基本にすえること。
そして実際には、白熱電球ではなくLED電球を使います。

ただしこのやり方は、照明器具がやや大きめになるのと、照明下の明るさに若干のムラができやすいので、照明が出っ張るのが嫌な場合や、均質な明るさがほしい場所には、インバーター式の蛍光灯照明を採用します。

このやり方によって、例えば、先ほども触れたグルニエの埋め込みLED照明は1箇所あたり1万円はかかるところ、埋め込み用の汎用ソケットのみにして1箇所700円程度で済ませました。
ここに別途LED電球を買ってきても、せいぜい+2000円です。

また、照明器具自体のコストダウンのために、ここでは「施主支給」も存分に活用しましたが、施主支給については別途まとめて書くつもりです。
また、「照明用スイッチの場所」についても、結果的に失敗した部分があったのですが、それについても改めて書く予定です。
posted by そらパパ at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年04月17日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(112)

さて、建物を構成する様々な仕様については、前回までのエントリで触れてきたような形で詳細に決めていったわけですが、実はまだ残っているものがあります(笑)。

それは、

電気系統・配線

です。

まあ、配線については、そんなにこだわるつもりがなければ、コンセントの位置をどこにするか、テレビの配線はどこに出すか、電話回線はどこに出すか、その程度を決めれば終わりといえば終わりです。

でも、私はずいぶん以前から、もし次に家を建てるなら、配線には徹底的にこだわりたい、というか配線は全部自分で決めたい、と強く思っていたのです。

それまで住んでいた家は建売で、当然配線は全部できあがった状態で引き渡しを受けたわけですが、実際に住んでみると、さまざまな不満が出てきました。

まず根本的な問題として、

・コンセントが少なすぎる。

というものがありました。

我が家は(私は)パソコンや電化製品が好きなので、いろいろなものがコンセントにつながることになりますが、いつもコンセントがあまりに少なくて、タコ足タコ足のオンパレードになります。

さらに、コンセントの位置の問題もありました。
例えば、部屋の特定の壁側に電化製品を置こうと思ったとき、コンセントが部屋の反対側の壁にしかないと、どうしても電源ケーブルが床を這うことになります。
床ではなく壁際をぐるりと回してケーブルを取り回そうとすれば、ものすごい長さの延長ケーブルを使うことになってしまいます。
また、最寄りのコンセントと電化製品を起きたい場所との間に掃出し窓があった場合は、掃出し窓の下をケーブルが這うという、非常に残念なことが起こってしまいます。

それらの問題は特に、私がふだん使う部屋とキッチンで顕著でした。
ですから、新しく建てる家には、十分な数のコンセントをつけよう、どんな場所に電化製品を置くにしても変な場所(掃き出し窓の下とか)をケーブルが這わないようにしよう、と強く思っていたのです。

ちなみにコンセントに関しては、エアコン用のコンセントも決めなければなりません。
こちらについては、まずエアコンをどの場所に設置する(可能性がある)かを決め(これによってそもそも窓の位置とか大きさを変える必要が出てくる場合もあります)、その(室内機の)場所から無理なく室外機が置けるかを確認し、そのうえで、エアコン用コンセントの位置を決め、さらに室外機と室内機とを接続するホース用の穴の位置を決める、という複合的な判断が求められます。
エアコンについては、現時点で設置する予定の場所に加えて、将来設置する可能性のある場所についても、これらの要素を判断のうえ、コンセントと穴を設置しておくことにしました。
posted by そらパパ at 20:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年04月10日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(111)

さて、先に内装の色の話に触れましたが、「色」ということでいうと、実際に建物の仕様を決める際には、本当にありとあらゆる建材について「色」を決めていく必要がありました

今回、建物の外観は基本的にグレー、内装はナチュラルカラー(室内の建具はダークカラー)というのが「基本カラー」になりましたから、マイナーな建材の色はすべてこの基本カラーに基づいて決めていきました。
以下、耳慣れない建材名も出てきますが、あまり本質ではないので一つ一つ解説しません。ググれば出てくると思いますので、もし興味があれば個別に確認してみてください。

基礎表面のセメント:グレー
土台水切り:シルバー
雨樋:ツートンカラー(屋根の直下の水平部分は白、そこから下の垂直部分はダークグレー)
軒天:ダークベージュ
破風:白
玄関ドア:シルバー
玄関ドア取手:シルバー
玄関タイル:ダークグレー
玄関庇:シルバー
勝手口ドア格子:シルバー
勝手口庇:シルバー
窓サッシ:ツートンカラー(内側ナチュラルウッド、外側シルバー)
面格子:シルバー
バルコニートップ・笠木:シルバー
物干し金物:ステンシルバー
玄関収納(靴箱):ダークブラウン


上記では省略していますが、メーカーや建材の銘柄まで決める必要のあるものも(上記の中には)いくつもあります
また、上記で省略した、もっと細かいものもたくさんありました。(例えば、畳の縁の模様とか色合いとかです。これについても、何十種類もあるデザインの中から、家族にも相談して、1つを決めなければならないわけです。)

こういった細かいものについては、一部はモデルハウスの仕様決めルーム(いろいろな建材のサンプルやカタログがずらりと並んでいて、中央にあるテーブルで担当の人と一緒に建材の仕様を決めている打ち合わせ部屋)でカタログや実物サンプルを見ながら決めていったり、一部は他の大物設備の見学でショールームに行ったときについでに見て確認したりしましたが、それでももちろん全部ではなく、例えば破風の色みたいな超マイナーなものについては、選べる色の種類(白、グレー、クリーム色みたいな)を文字で見ただけで決めるようなものもありました。

ともあれ、こういった細かい仕様について、3〜4回、毎回半日からまる一日かけて行われた仕様決めの打ち合わせを通じて、1つ1つ決めていったわけです。

・ショールームで見るような大物設備:ショールームで決めた仕様の見積もりが勝手にハウスメーカーに送られていて、打ち合わせの日にはそれを見せてもらいながら最終確認して仕様決定

・それ以外の設備や建材:ハウスメーカーとの打ち合わせの中で1つ1つ確認して決定

posted by そらパパ at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年04月03日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(110)

さて、内装の仕様指定のなかで、「壁紙」について書いていますが、今回決定した壁紙の仕様、

・トイレ以外の全部屋の壁:高耐久、ベージュ系の落ち着いた白、ファブリック系のプレーンな模様ありの壁紙
・トイレの壁:高耐久、小さな花の柄の入った白の壁紙
・天井:コンクリート的な真っ白でやや光沢性のある壁紙(天井の壁紙が破れる・汚れることはほとんどないので、高耐久ではなく、部屋の広さを感じさせてくれる色を選びました)
梁型:木目


のうち、注目は、最後の「梁型」です。

今回の家は、設計上、1階、2階とも天井の一部に梁が露出します。
でも、長期優良住宅、省令準耐火建物とするために、室内で木材を露出することは厳禁で、梁が出る場合にはその梁も石膏ボードで囲わなければなりません。
その結果、梁は、石膏ボードに覆われた「梁型」として天井に出てくることになるわけです。

ここで特に何も指示を出さないと、この梁型は普通に「天井用の壁紙」で囲われてしまいます。
でもそれではつまらないので、今回は、この突き出した梁型の部分にだけ、「木目の壁紙」を貼ることにしたのです。



その結果、梁型が出ている天井を見上げると、まるで木の梁が出ているように見えます。ちょっと、いい感じですよね。(^^)

そして、更に残っているのが「クッションフロア」です。

洗面所やトイレなどの水回りでは、フローリングを敷くと水がかかって木が腐ってしまうことがあるので、大抵の場合は、クッションフロアと呼ばれるビニール製の防水の床材を敷きます。

文字どおり、ちょっとクッション性のある、ビニールマットみたいな質感の床材です。
まあぶっちゃけ、安っぽい質感のため部屋のグレード感は落としてしまう床材なので、人によっては思い切って洗面室やトイレもフローリングにしてしまうケースも多いと思います。

実際、我が家も、キッチンについてはリビングダイニングと同じ無垢フローリングを使うことにしたのですが、さすがにトイレや洗面室については、子どもも含めて水浸しにしてしまう可能性もそれなりにある(特に洗面室は日常的に濡れた足で歩く)ことから、無難にクッションフロアを使うことにしました。

メーカーとブランドについてはビルダーのほうで最初から固定だったので、あとはカタログを見て、床面のデザイン(模様と色)を選ぶだけでした。

まず、洗面室の床については、妻の希望で観光ホテルの大浴場や銭湯の脱衣場のような、竹ラグ風の模様のクッションフロアを選びました。
ちょっと奇抜かと思いましたが、実際に敷いてみると洗面室(当然我が家の浴室の脱衣所も兼ねています)にはぴったりで悪くないデザインでした。

そして、トイレには、白い大理石風のデザインのものを選びました。
妻は、もっと濃い色のものを希望したのですが、私の考えとして、汚れる可能性のある場所は汚れが見える色でないといけない(そうしないと汚れに気づかず放置してしまう)、というのがあるので、多少色味はあっても、トイレの床は白系にするというのは譲れませんでした。

というわけで、床材についても、これでひととおり仕様が決まったことになります。
posted by そらパパ at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年03月27日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(109)

さて、内装の色ということでは、次に残る大物として「壁紙」があります。
壁紙については、建売の家で最初に貼られていた壁紙が安物ですぐにだめになったこともあって2回ほど張り替えていましたし、その後購入したリゾートマンションでも壁紙交換のリフォームをやっていたこともあり、「我が家にとって壁紙に何を求めるのか」というのは割とはっきりとわかっていました。
それは、

・耐久性

です。

いま、壁紙にはさまざまな種別があり、高いお金を払ってもいいのであれば、ラメの入ったキラキラした壁紙や樹脂製のパネルのように見える壁紙、でこぼこした塗り壁のような立体的な壁紙など、強烈な個性を発揮させることも可能です。
ただ、我が家にとって重要なのは、多少こすっても破れたりせず、例えば汚れがついたときに洗剤やアルコール(あるいはただの水拭き)でこすれば汚れが落ちてすぐに壁紙がだめになってしまったりしない、子どもがぶつかったり、パニックでゴンゴンやったりして石膏ボードが割れて壁が凹んでしまったとき、一般的な修復業者が安い値段で修理できて、壁紙交換も修復箇所の周囲だけで住む(壁一面の交換が必要とならない)といった、メンテナンスの容易さです。

壁紙メーカーのカタログを見れば、ビルダーが標準価格で施行してくれる安い壁紙の中でも、1割くらいは「高耐久性壁紙」といった名前がついていて、上記のような希望に合致する強さとメンテの容易さを備えています。
ですから、そういった壁紙の中から選ぶことにしました。

壁紙を選ぶ際、カタログを見ているとどうしても「平凡すぎるものはつまらない」といった意識が働いて、ちょっと色がついていたり、模様が強めに入っていたりするものを選びたくなりますが、実際に住んで以降のことを考えると、そういった凝った壁紙は避けて、シンプルでプレーンなものを選んだほうが飽きがこないと思います。
色についても、余計な色を意識させない、プレーンな白のほうが、部屋に広さを感じさせる効果があると思います。

また、部屋ごとに壁紙を変えてみたい、といった気持ちも出てくると思いますが、たとえば何らの事情(汚れ、凹み、穴開き、エアコンの取り付け等)などで部分的な壁紙の交換が必要になったとき、部屋ごとに壁紙が違うと、それぞれの壁紙を用意しなければならなくなったりしてとても不便です。
メーカーが壁紙のラインナップを入れ替えて、同じデザインの壁紙が手に入らなくなったりということも少なくありません。
なので、部屋ごとに壁紙を変えることも必要最小限にして、かつ、ビルダーに話をつけて、余った壁紙を少し分けてもらって物置などに保管しておくようにするのがいいと思います。

そんなわけで、我が家で最終的に採用した壁紙のラインナップは、だいたいこんな感じになりました。

・トイレ以外の全部屋の壁:高耐久、ベージュ系の落ち着いた白、ファブリック系のプレーンな模様ありの壁紙
・トイレの壁:高耐久、小さな花の柄の入った白の壁紙
・天井:コンクリート的な真っ白でやや光沢性のある壁紙(天井の壁紙が破れる・汚れることはほとんどないので、高耐久ではなく、部屋の広さを感じさせてくれる色を選びました)
・梁型:木目


この中では、最後の「梁型」のところに工夫を盛り込んだのですが、それについては次回触れたいと思います。
posted by そらパパ at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年03月20日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(108)

内装仕様の続きです。
建材のメーカー(ブランド)を決めたあと、今度はそのブランド内でのオプション設定を決めていかなければなりません。

その最たるものが「色」になりますが、実はここで若干の夫婦での対立?がありました(笑)。
妻は、建材をダークブラウン系にしたいと考えていました。そのほうが追いついた雰囲気があっていい、ということでした。
一方、私はナチュラルウッド系の明るい茶色にしたいと考えていました。
濃い色はおちたホコリなどの汚れが目立ちやすいということと、視覚的に圧迫感を与えて部屋を狭く見せてしまうということを気にしていたわけです。

そして、いろいろ話し合った結果、間をとって(?)ツートンカラーで行けないだろうか、というところに落ち着きました。
具体的には、フローリングは(ホコリの目立たなさと部屋を広く見せる視覚的効果を期待して)ナチュラルウッド系の色、ドアは雰囲気重視でダークブラウン系の色、という組み合わせにするということです。
それ以外の建材についても、「地面に対して水平な建材はナチュラルウッド系」「地面に対して垂直に立っている建材はダークブラウン系」という基本的な整理をつけて、どちらかの色に振り分けて色を指定することにしました。
ビルダーに聞いてみると、「2色までは複数の色の組み合わせでも無料でできます」ということだったので、この方向でいくことに決めました。

とはいえ、実際に色を指定していこうとすると、このツートンカラーの指定はいくつか苦しい点もありました。

ドアについては、ドア自身はダークブラウンでいいのですが、ドアを囲むドア枠について、開き戸だと床面だけ枠のない三方枠なので全部ダークブラウンでいいのですが、引き戸の場合レールのある下の枠もあります。
これをダークブラウンにしてしまうと、ナチュラルウッドの床材に対して非常に違和感があるので、(本来はできないそうですが)無理をいって下のレールだけナチュラルウッド、残り三方はダークブラウンという色の組み合わせにしました。

また、「窓枠」についてはガラスもセットになったサッシということでノダの建材ではなくLIXILのサッシ扱いで、こちらは複数の色が指定できませんでした。室内側と室外側で別の色が指定できるということで、室外側は外壁にあわせてグレーで簡単に決まったのですが、問題は室内側です。
外断熱のため窓枠の奥行きがかなりあり、全部の窓枠が出窓みたいになっていることもあり、「水平性」が強いという判断から、ダークブラウン系ではなくナチュラル系の色に決めました。

ところが、そうすると今度は、「勝手口ドアがナチュラルウッド」という問題が生じました。
勝手口ドアだけは、内装建材ではなくサッシ扱いだったので、他のドアが全部ダークブラウンなのに、勝手口だけナチュラルウッドになってしまいました。ここはビルダーから「(色の変更は)お金を追加してもらってもちょっと無理」と言われたのでそのままナチュラルウッド系のドアになりましたが、ちょっと失敗したなと思っているポイントではあります。

それ以外では、階段は手すりもふくめてナチュラルウッド、巾木は「垂直」ではあるもののダークブラウンにすると明るい床と白い壁紙の間で主張しすぎるということでナチュラルウッドにしたので、概ね「ドアとドア枠以外はだいたいナチュラルウッド」という色になりました。
一方で、キッチンのシンクや食器棚のパネルの色や、オープンスペースに設置した本棚や収納棚などはすべてダークブラウンで統一したので、「ぱっと周りを見渡したときに感じる色」としては、意外とダークブラウンが強くもなっています。
(ちなみに、この色味の組み合わせで、私も妻もどちらも満足できたので、その点は大成功でした。)
posted by そらパパ at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年03月13日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(107)

内装については、大きく「無垢フローリング(1階)」と「窓枠四方枠と巾木あり」の2点の仕様変更を行なったうえで、それ以外の部分について、ハウスメーカーの指定する範囲で仕様を選んでいきました。

今回、内装一式を選べるメーカー・ブランドは、5つくらいありましたが、まず注目したのはフローリングの材質です。
1階こそ無垢フローリングになりますが、2階とグルニエについては標準仕様のフローリングになります。そして、標準仕様のフローリングというのは合板になりますが、その表面の木の厚みや材質が、建材ブランドによって意外に大きく違ってくるのです。
まずここで外したのが、そもそも表面に木を使っておらず、木繊維を混ぜ込んだ樹脂を使っているもの
実際に実物も見てみましたが、表面の光沢が不自然で人工的で、またネットなどでの評判も悪かったので、まずこのタイプを外しました。

そのうえで、今度はネットで建材カタログを読み込んで、引き戸の価格を調べました。
というのも、室内ドアについては、追加コストなしでつけられるのはプレーンな開き戸のみで、引き戸や折れ戸などそれ以外のドアはすべて追加コストが発生してしまうからです。(しかも、そのコストが意外にも高いのです。)

今回、引き戸は3か所に使うことにしました。
1つは、1階のトイレです。
こちらは療育に関係があり、介助の際にドアが邪魔にならず、おおきく開口部を作るために、引き戸を採用することは必須でした
もう1つは、こちらも以前子育ての方針を踏まえた間取り、というところで触れた、子ども部屋と親の寝室となる和室との間を仕切る間仕切り壁がわりの扉です。
これも扉の性格上、引き戸しかありえません。しかも1.5間分を間仕切る、かなり大きな(それだけ高価な)引き戸になります。
あともう1つは、ウォークインクローゼットの扉です(これを開き戸にすると著しく収納力が落ちるため)。

これを調べた結果、メーカー・ブランドによっては、引き戸の価格(特に2階に設定しようとしている巨大な引き戸)がびっくりするほど高かったり、あるいは希望するような構成の引き戸がそもそもなかったりして、検討対象から外れていきました。

そして最後に、フローリングに使われている合板の表面の木の厚みができるだけ厚いもの、室内ドアの外観の好みといったものを考慮して、メーカーを絞り込みました。
ちなみに最終的に選んだのは、ノダのビノイエになりました。
今回使おうと思っている引き戸の価格が比較的安かったこと、フリーリングの表面材の材質の印象が良かったこと、標準仕様のドアのつくりが他のブランドに比べて立体的で重厚感があったこと、開き戸のつなぎに蝶番ではなくピボットが選べたことなどが主な理由です。
浅草橋のノダのショールームにも複数回足を運んで、ドアやフローリングの材質感を確認したり、色味のオプションを決めたりしました。

posted by そらパパ at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする
子どもが自閉症かもしれない!どうしよう!という親御さんへのアドバイスはこちら
孫が自閉症らしい、どうしたら?という祖父母の方へのアドバイスはこちら

fortop.gif当ブログの全体像を知るには、こちらをご覧ください。
←時間の構造化に役立つ電子タイマー製作キットです。
PECS等に使える絵カード用テンプレートを公開しています。
自閉症関連のブックレビューも多数掲載しています。

花風社・浅見淳子社長との経緯についてはこちらでまとめています。