2018年02月26日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(156)

さて、そんなわけで、外構工事の「全体プラン」をようやく決めることができました。

1)駐車(駐輪)スペースの舗装
  スタンプコンクリート舗装とする。

2)玄関までのアプローチの舗装
  インターロッキング舗装とする。

3)駐車スペース・玄関アプローチ以外の舗装
  防草シートと砂利石による舗装とする。

4)上記1)〜3)の結果としての余剰土砂の廃棄
  信頼できる外構業者に任せる。

5)敷地境界へのフェンス・門塀等の設置
  オープン外構とし、必要最小限の隣地境界へのシンプルなフェンスとする。

6)門柱・表札・インターホン・ポスト等の設置
  玄関アプローチ入口にスリム型の機能門柱を設置する。

7)植栽
  庭スペースは設けず(全面舗装)、ブラシノキ1本を鉢植えで設置する。

8)物置等の設置
  敷地内に物置を設置し、ベランダと駐車スペースの一部に屋根を設置する。

あとは、これらの工事を実際に請け負ってもらう外構業者の選定です。

上記の各種外構仕様のうち、もっとも「業者を選ぶ」ものが、駐車スペースへの「スタンプコンクリート」による舗装です。
このスタンプコンクリートの工事を(孫請けに出さずに)自前でできて、かつ事業用だけではなく個人宅に対してもスタンプコンクリートの施行実績のある外構工事業者を探すところから、業者探しがスタートしました。
実は、スタンプコンクリートというのはショッピングモールや駅前通りなどの通路や、店舗の周囲の舗装などでよく採用されていて、個人宅での採用はそれと比べると多くないので、事業者向けの工事の実績だけがある業者も少なくないのです。

この条件に合致していて(Webページ上で「スタンプコンクリートできます」と明記されていて、かつ実際に個人宅に対するスタンプコンクリートの工事実績も掲載されていて)、業者の拠点が新居からそれほど遠くなく、工事に来てくれそうな業者はかなり限られていて、少なくともネット上では5業者くらいしか見つかりませんでした。

そこで、見つかったそれぞれの業者に連絡をとり、こちらの希望する外構工事をざっくりと伝え、それらの外構工事がすべてできるか、新居の所在地が工事対象エリアとなっているか、工事するならいつ頃から着手できて、費用の見積はどの程度にになるか、といったことを問い合わることにしました。
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2018年02月19日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(155)

「庭」スペースはなくしたものの、以前から新居を作るならぜひ植えたいと思っていた、一種憧れの「ブラシノキ」をぜひ取り入れたい、と考えた私は、当然にこう考えました。

鉢植えにして設置しよう

とはいえ、ブラシノキは小さくても1.5mくらい、成長すれば(剪定したとしても)2mを超えるくらいのサイズには普通になってしまう小さくない木です。
そんな大きな木を鉢植えで育てられるのかどうか、分からないならプロに聞いてみよう、ということで、新居に近い植栽業者を見つけ、実際に訪問して、ブラシノキを扱っているかどうか、扱っているなら、できるだけ大きな鉢に植えて、そのまま鉢植えで育てられるかどうかを聞いてみました。

その店には実際にブラシノキがあり、オーナーは鉢植えでも十分育てられるだろう、と言ってくれました。
そこで、その店でブラシノキとその店で扱っている一番大きな鉢を買い、新居まで持ってきてもらうようにお願いしました

ちなみに、このとき持ってきてもらったブラシノキは、路地植えから鉢に移すのに(業者が)失敗したようで、届いた時点で既に元気がなく、そのままどんなに水を上げてもそれを吸うことなく、1か月もすると完全に枯れてしまいました。
なすすべもなく枯れてしまったブラシノキを業者に見てもらったところ、これは確かに業者側の問題だということで、代わりの苗(といっても1m以上の巨大なものですが)を提供してもらいました。
そちらの苗は無事に根付いてしっかり成長し、季節になるととても珍しい花を咲かせてくれるようになりました。
(ただ、高さが2mくらいまで成長した今年になって葉が枯れるようになったので調べてみると、根が伸びすぎて根づまりを起こしているらしいことがわかりました。でも、これ以上大きな鉢がないので植え替えもできないため、思い切って木の大きさが半分くらいになるまで剪定したところ、見事に復活しました。いま、直径55cmくらいの鉢を使っていますが、この大きさの鉢では、せいぜい1.2mくらいの高さを維持しないといけないようです)

というわけで、植栽についてもプランニングが終わりました。
あとは、

8)物置等の設置

です。

物置については、必要なものが収納できて、かつ隣の家などに圧迫感を感じさせない範囲のサイズということで、高さ1.5m、幅1m程度のものを設置することにしました。

また、ベランダには洗濯物が濡れないように雨よけの庇を追加しました。
こちらは、やはりベランダが狭くならないようにと、支柱を立てるタイプではなく壁面に直接固定する支柱レスのものを選ぶといった工夫を施しています。

さらに、駐車スペースの一部にカーポート屋根を設置することにしました。
ただ、これは実際にはマイカー用ではなく自転車置き場として使う前提です。
メーカーのグレード設定をみると、ベーシックグレードから数万円を追加すると、雨や雪に対して20%くらい強度がプラスされるタイプが選べることがわかったので、そちらを選ぶことにしました。

…ということで、これで外構についてのプランニングはすべてまとまりました。
あとは、これらの外構工事を任せられる、外構業者を選ぶプロセスに入っていくことにいなります。
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2018年02月12日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(154)

建物の工事とは別に設計・発注しなければならない、「外構工事」について書いています。

さて、機能門柱の検討も終わったので、残るは、

7)植栽
8)物置等の設置


あたりになります。

まず、植栽についてですが、今回は妻の強い要望もあって、

土がむき出しの部分はゼロ

にしました。

それまでの、建売で買った家は、家の前面の駐車スペース・玄関アプローチ以外はすべて土がむき出しで、かつ南側のスペースは「庭」扱いでハナミズキ・ツツジ✕2・キンモクセイという4本の木が最初から植えられていました。
ただ、そのままでは雨が降った後などは家の周囲が水浸しになって歩くこともできなかったので、外構リフォームを入れて、もともとの木の周囲は庭として整備し、それ以外の部分には砂利を敷いていました。
ただ、それでも「庭」の整備はなかなか大変で、夏になると蚊も出ますし、また砂利敷きの部分も防草シートを敷いていなかったことから雑草が生え放題でした。

そういった手間を避けたいという要望は、まあ正当なものだと思ったので(また、今回は庭になりうる南側が駐車スペースになるため、敷地の配置的に庭をとりにくいということもありました)、庭は設けず、すべて防草シート敷きの砂利舗装としました。

ただ、私自身はもともとどうしても新居に植えたい木があったのです。
それは、

ブラシの木(カリスモテン)

です。

以前、花の写真を撮るのにはまっていたとき、様々な花と出会いましたが、その中でも特に強い印象を受けたのがこの木でした。

調べてみると、虫がつきやすいといった問題もなく、比較的育てやすい木だということもわかったので、新居のイメージツリーとしてぜひ植えたい、と思っていたのです。
実際、私が新居の間取りと外構を設計するときには、いつも「ブラシノキの植え場所」を設定しながら外構を設計していたくらいだったのです。

ところが、「庭」スペースの設定がなくなってしまったので、どうしたものかと考えました。
posted by そらパパ at 20:44| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2018年02月05日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(153)

そんなわけで、検討項目の多い「機能門柱」についても、設備に関連するすべての事項を決めることができました。

最後に決めなければならないのは、

そもそも、この機能門柱をどこに設置するか?

という、根本的な問題です。

今回、機能門柱を設置できそうなポイントとしては、

・駐車スペース角
・玄関ドアのすぐ横
・玄関アプローチの入口(隣地境界側)
・玄関アプローチの入口(自宅建物側)


といったものがあげられます。

このうち、駐車スペースの角というのは、せっかくの駐車スペースに柱状のものを立ててしまって、スペース利用の柔軟性を削ぐことになってしまうので最初にボツになりました。

次に、玄関ドアの横というのは、玄関アプローチを通って、我が家の敷地内に数m入ってこないとたどりつけない場所になりますので、防犯上もよろしくない(泥棒が侵入してきて、誰かに見られてもポストに物を入れるふりなどでごまかせてしまう)ので、こちらも却下。

残るは、玄関アプローチの入口で、隣地側か建物側か、見た目でいうと玄関アプローチ通路の左か右か、という二択になります。

この二択のうち、最初は、「自宅建物側」で考えていました。
玄関アプローチにはエアコンの室外機を1つ置く可能性があり、それは当然「建物に寄せた位置」にとりつけられます。
だとすれば、機能門柱も自宅建物側に寄せておけば、室外機を置いてもそれが理由でアプローチの幅が余計に狭くなるということをある程度避けることができると考えたからです。

でも、この案は途中で破棄することになりました。
なぜなら、

泥棒の足がかりになる恐れが強いから。

です。
機能門柱は大人の背の高さくらいありますから、建物のすぐ脇に立ててしまうと、それを足場にして、2階に登りやすくなってしまうのです。
特に、建物の玄関アプローチの入口部分には雨樋もあり、さらにその上にベランダがあるので、「機能門柱→雨樋→ベランダ」と伝っていくことで、2階に登れてしまうリスクが大きく高まってしまうと予想されました。

そこで、機能門柱は建物からは離して、隣地との境界に近い側に立てることに決めました。
posted by そらパパ at 21:37| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2018年01月29日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(152)

さて、機能門柱と組み合わせる設備、ポスト、照明ときて次にくるのは「表札」です。

機能門柱の表札というのは、まず「ベース」というのがあって(アルミの板などです)、これを機能門柱に固定するところまでが基本の外構工事になります。
そのうえで、別途(通常は外構工事とは別に)表札を購入し、そのベースに、ボルトや両面テープなどで固定することになるわけです。

表札は、凝り始めるといくらでもコストがかかるものです。
有名な彫刻家に御影石とか銘木とかを彫ってもらう、みたいなものだと数十万円かかるでしょうし、ホームセンターのサービスカウンターなどでもよく表札制作サービスが案内されていますが、これも結構割高で、シンプルなものを選んでも数万円が当たり前です。(同じようなものはネットでずっと安く頼めますので、表札をホームセンター等で依頼するのはあまりおすすめできません。)

逆に、最もコストがかからない方法は、「ベース」におまけでついているアルファベットのシールを「S U Z U K I」みたいな感じで貼って済ませてしまうことで、これだと(追加でかかる)コストはゼロです。

ちなみに我が家では、表札は最初は「自作しました」(笑)。
具体的には、パソコンのプリンタ用の「屋外用透明シール紙」を購入し(500円くらい)、そこに自分でデザインした表札の文字をPCで印刷、印刷面を用紙付属のシールでコートし、それを表札ベースに貼り付けました。
シンプルなシールながら、凝ったデザインにしたので制作当初はなかなか見栄えも良かったのですが、みるみるうちに退色して色が薄くなっていき、わずか2か月程度でほとんど読めなくなってしまいました。シール自体はびくともしなかったのですが、インクが太陽光に耐えられなかったようです。

やむを得ず、改めてネットでアルミ風のアクリル板に希望する文字列を入れて表札を作ってくれるサービスを利用して、2000円程度で表札を作り、それを両面テープで表札ベースに貼り付けることになりました。
こちらは文字がレーザー刻印されて消えないようになっていたこともあり、取り付けてから2年半たった現在でもまったく問題なく使えています。

(ちなみに、元の建売の家では、購入時に建売ビルダーが連れてきたオプション屋から買った、立派なスチール製の表札を使っていたのですが、数年たったあたりで接着剤がはがれてベースごと落ちてしまい、かなり重いものだったので本来の位置に再度貼り付けることができず、ポストのスリットの上の出っ張り部分に「乗せる」形でなんとか固定して使っていました。)
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2018年01月22日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(151)

機能門柱の話題を続けています。
機能門柱でコストがかかる部分がいくつかありますが、そのなかの1つが、

照明

です。

機能門柱は玄関アプローチの最初の部分にあることが一般的ですから、夜間の常夜灯として照明をつけるのが一般的です。(それに、表札も機能門柱についていますから、照明がないと、夜間、表札も見えなくなってしまいます。)

機能門柱用の照明も、同じメーカーの複数の機能門柱に対応はしているものの、基本的には「専用品」ですから、価格が割高に設定されている傾向があります。
特に、最近流行りのLED照明などは、数万円レベルの価格設定がされていることがほとんどです。
逆に、蛍光灯や白熱電球に対応した照明は比較的安価なのですが、常夜灯として長時間点灯することになりますから、電気代を考えるとLED照明のほうに優位性があります。

…というわけで、多少知識のある方なら結論はお分かりだと思いますが、我が家の選択は、

白熱電球対応型の照明を選んで、別途購入したLED電球をとりつける。

というものになりました。

こう書くと当たり前すぎる結論ではあるのですが、それでも若干注意しなければならないポイントはあります。

まず、機能門柱の照明は割とコンパクトにできていることが多いため、サイズが通常の白熱電球よりも大きいLED電球がちゃんと入るのかどうかを確認する(要は、あまりにスペースが小さすぎる照明は選ばない)ということ。

もう1つは、機能門柱の照明は雨を避けるために防水型で密閉されるため、熱が非常にこもりやすい環境となります。そのため、LED電球は「密閉型照明対応型」のものを選ぶ必要がありますし、また、熱を下げるため(と電気代節約のため)ワット数をできるだけ下げたものを選ぶのがベターです。

今回選んだ機能門柱用照明は、白熱電球対応で、ソケットはやや小さめのE17のものでした。そこで、E17サイズで密閉型対応、ワット数も4.4W(白熱電球40W相当)と控えめのものを購入し、取り付けました
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2018年01月15日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(150)

機能門柱、横幅が細いという条件に加えて、我が家がどうしてもこだわりたかったもう1つのポイント。
それは、

ポストのサイズ

でした。
機能門柱用のポストというのは、取り付けボルトの位置などをある程度共通化させて、1つのポストが複数の機能門柱に取り付け出来るようになっている(もちろんメーカーは機能門柱とポストで同じにしなければなりません)のですが、それでも対応・非対応はあって、概ね、

大きなポストは大きな機能門柱にしかつけられない。
小さな機能門柱に取り付けられるポストは、ラインナップのうちサイズが小さいものに限られる。


といった傾向があります。
まあ、当たり前ではあります。

でも、我が家は比較的荷物がたくさん届くほうなので、ポストの大きさにはこだわりたかったのです。

基準となるのは、建売で買った元の家についていたポスト。差し入れ口のスリットが上下方向となる「縦型」で、ポスト本体の横幅(厚み方向)が20cm程度あり、A4で厚み2〜3cm程度の封筒なら、3つや4つは楽々入り、かつその状態で「スリットから封筒がはみ出している」みたいな状況にはなりません。

それに対して、狭小住宅向けのポストは、ポスト本体の厚みが8〜12cm程度しかないものが多く、厚めのカタログのようなものが届いたらそれだけでポストがいっぱいになり、そこにさらにもう1通なにかが届いたらポストからはみ出す、みたいなサイズ感のものがほとんどでした。

まあ、機能門柱自体の横幅を25cm程度で探しているので、横幅20cmクラスのポストをつけるのは多少無理がある(元の家の場合、機能門柱の横幅が30cm以上あった)のですが、それにしても、カタログ1冊で一杯になるようなポストではきっと役に立たないと思っていたので、少しでも大きなポストを選びたかったのです。

結局、最も大きなポストがつけられる機能門柱を探して、横幅25cmの機能門柱に横幅約18cmのポスト、という組み合わせに落ち着きました
posted by そらパパ at 22:31| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2018年01月08日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(149)

機能門柱の話の続きです。

外構工事のなかで、機能門柱もそれなりにコストがかかるものの1つです。

門柱それ自体も、言ってみればただの棒(柱)ではありますが、長期間雨ざらしになっても劣化しないだけの素材と品質が求められますし、内部にインターホンや照明用のケーブルを引き回す(地面の下から上部にまでケーブルを通す)ことも必要です。
そういう「構造体」としては、けっこう大きなものでもありますから、ある程度値段が張ってくるのは仕方ないことでしょう。
そして、そういう大きな構造体ですから、設置にあたっては当然基礎工事が必要になります

また、門柱本体以外にも、門柱に取り付けるポストや照明、インターホンや表札を取り付けるベースも別途選んで購入しなければなりません

今回、我が家で機能門柱を選ぶにあたってこだわったのは、「細さ」でした。
機能門柱を家の敷地のどこに設置するか、いくつかの場所を検討したのですが、やはり玄関アプローチの入口(道路と玄関アプローチの境界部分)に設置するのが無難だろうという結論になりました。
そうなると、機能門柱は玄関アプローチの横幅を(設置部分だけ)狭くする形で設置することになります。
玄関アプローチの通路部分の横幅は設計時点で135cm程度、実際には建物の外断熱の外壁がかなり張り出してくるので110〜115cm程度になると推測されます。
通路の横幅というのは、半間(90cm)あればぎりぎり狭さを感じず、圧迫感なく通ることができます。(一般的な日本家屋の廊下の幅は半間ー壁の厚さで80cmくらい)
そう考えると、機能門柱の横幅を20〜25cm程度におさえないと、その場所を通るときに狭さを感じてしまうことになると考えられます。
それに、玄関アプローチに狭い部分を作ってしまうと、大きな家具などを買ったときに搬入できなくなるかもしれません。

というわけで、機能門柱の選択条件として、「横幅25cm程度以下」という条件をまず設定しました。

実は、この条件を満たす「だけ」であれば、けっこう多くの機能門柱がヒットします。
各社が出している機能門柱のうち7〜8割くらいは、横幅40cmくらいある重厚なタイプですが、残り2〜3割は都市型の狭小住宅向けで、小さくて横幅も狭いものがあるのです。

でも、実は我が家ではもう1つの「条件」があり、これをあてはめると、選べる機能門柱が極端に少なくなってしまったのです。
posted by そらパパ at 21:17| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年12月25日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(148)

さて、そんなわけで、我が家は門塀に関しては徹底したオープン外構デザインを採用することでコストの圧縮をする選択をとりました。

続いては、

6)門柱・表札・インターホン・ポスト等の設置

です。

これらについては、門塀の設計とも多少からんできます。

もしも、クローズド外構を採用して家の前面を門と塀で囲ってしまった場合、門柱は不要ですし、表札やインターホン、ポストなどは多くの場合は門の周辺の塀の中に埋め込むデザインを採用することになります。

一方、我が家も採用したように、オープン外構として道路面や玄関周辺に門や塀が存在しない場合、これらを別途設置する方法を考えなければならなくなります。

そして、こういった場合に一般的に採用されるのが、

機能門柱

と呼ばれるものです。

機能門柱とは、表札などを掲示する門柱に、インターホンやポスト、夜間の照明などをまとめて埋め込むことができるもので、これ1本立てればすべてがまかなえてしまえるという便利な設備です。
しかも、最初から決まった組み合わせで売られているのではなく、門柱部分、表札部分(台座のみのものもあり)、照明部分、ポスト部分などを自由に組み合わせて、色なども含めて自分なりにこだわった機能門柱を作ることができるようになっています。(もちろん可能な組み合わせには制約がありますが)。

ちなみに、機能門柱をフル機能で動作させるためには、

・AC電源
・インターホンの回線


の2つが、機能門柱を立てる場所に引き込まれている必要がありますので、家を建てる時点で機能門柱の位置を決め、かつインターホンも先行購入して配線の一部の埋め込みをビルダーにお願いしておく必要があります。

我が家の場合、インターホンはビルダーの標準プランのなかに含まれていたので、それをそのまま使うことになりました。(その場合、機能門柱のほうは、そのインターホンが埋め込めるレイアウトになっていることと、埋め込み用のベースを購入することが必要になります。)
posted by そらパパ at 20:00| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年12月18日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(147)

というわけで、門塀・フェンス工事なのですが、我が家の場合にどう設計したかというと、これは以前間取りのプランニングのところでも書きましたが、

徹底してオープン外構

でいくことに決めていました。

つまり、道路に面した境界には一切門塀の類を作らない、ということです。
これによって、道路に面した敷地を最大限駐車スペースに活用でき、かつその使い方を柔軟にいつでも変えられるようにします。

そのために、塀を作らないだけでなく、開閉式のゲートのようなものも作らないことにしました。
例えばゲートを作ると、ゲートを固定するための柱が必要になります。すると、その分敷地の間口が狭まります。狭まる幅はせいぜい柱1本あたり15cmとかその程度かもしれませんが、車をギリギリ入れるときには15cmの差は無視できません。
また、柱は間口の両端だけでは(距離がありすぎて)足りず、途中にも何本か立つことになってしまいますが、これによって間口が分断され、やはりこれも、自由な位置に車を入れることを難しくしてしまいます。
ですからそういったものは一切作らず、駐車スペースと道路の間は、可動式のポールとプラスチックチェーンで仕切ることにしました。

そして、道路に面しない敷地境界についても、高さを抑えた必要最小限のフェンスだけを立てることで、「オープン外構」のコンセプトを徹底します。
具体的には、コンクリートブロックを3段積み(2段でも良かったのですが、敷地に雨を流すための傾斜がついているため、2段だと一番高さが高い部分でフェンスが限りなく高さゼロになってしまうため、やむを得ず3段にしました)、その上に、最も安価な部類に入る80cmほどのスチールフェンスを立てました。

コンクリートブロックとスチールフェンスについては、本当に一番最安値の最低グレードを選んでしまうと、まさに工事現場の仮組みみたいになってしまってあまりにもみすぼらしいので、それよりは1ランクだけ上の、表面を多少立体的にして色をつけたコンクリートブロックと、住宅用として利用される一般的な廉価グレードのスチールフェンスを選択しました。

以上の選択により、道路に面している間口の工事費用はゼロとなり、また、道路に面していない境界3ラインのうち、既に隣家がフェンスを立てていたり、土地の分譲の時点でフェンスが立ててあった部分もあったので、実際に外構工事を行ったのは15m分くらいとなり、こちらもコストをかなり抑えることができました。
既に書いたとおり、門塀工事というのは外構工事のなかでもコストがかさみやすい部分なので、この部分でのコスト圧縮は全体に大きな影響を与えることになります。
posted by そらパパ at 23:53| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年12月11日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(146)

外構工事のうち、フェンス・門塀工事の話題について書いています。

前回も書いたとおり、外構工事のなかでもフェンス・門塀工事というのは非常にコストのかかる工事なのですが、実際にプランを立てていくにあたっては、大きく2つの領域に分けることになると思います。

まず1つめは、道路に面する間口部分「以外」、つまり道路ではなく隣の土地に接している境界に対するフェンスです。
この部分というのは、大雑把にいえば、自宅の建物や他の家などに隠れてあまり目立たないため、それほどコストをかけなくても家全体の外観に大きなマイナスの影響を与えません。
一方で、隣地との境界があいまいなままでは、自転車や物置やゴミ箱といったものを越境して置かれてしまったりといったトラブルのもとになりますから、フェンスを立てずにオープン境界のままにするという選択は基本的にはなく、しっかりフェンスを立てて境界を明確にすることが必要です。

ですから、この「間口以外の境界」については、「機能性」を重視し、シンプルなフェンスを建てることで費用を抑えるのが基本戦略になるでしょう。

一方、道路に面する間口部分については、考え方の方向性がかなり異なります。

まず、間口部分というのは道路に面しているので、フェンス等で囲う必要が必ずしもありません。
それどころか、仮に間口をがっつり塀で囲ってしまったら、駐車スペースを作ることができなくなってしまいますし、玄関から入ることもできなくなってしまいます。
つまり、間口部分に作るべきは完全に囲ってしまう「塀」ではなく、囲ったとしてもそこから(人や車が)出入りできる「門」だ、ということになります。

また、そもそも間口部分はまったく門塀で囲わず、オープンにしてしまう「オープン外構」というのも、最近はごく一般的です。
オープン外構は明るく開放的になるのに加え、むしろ防犯面でも周囲の目に晒されるため安全だとも言われてます。

そして、間口を門塀で囲うのであれば、それは家全体の外観イメージに対して決定的な影響を与えます。
安っぽい化粧なしのブロックとスチールフェンスで囲うというのはあまりにもみすぼらしくて考えられません。
建物のテイストにも合致した、それなりにコストをかけた資材を選択することが、間口の門塀工事ではどうしても必要になります
posted by そらパパ at 20:13| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年12月04日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(145)

さて、外構工事で検討すべき項目について、順に見ていっています。

続いて考慮すべきなのが、

4.各舗装工事の結果としての余剰土砂の廃棄

です。

舗装工事というのは、基本的に地面に土以外のものを入れる工事になるので、舗装資材を入れた分だけ、土を取り除くことになります。
この「土の廃棄」ですが、市町村がやっている通常のごみ処理サービスでは引き取ってもらえないのが一般的ですから、もしもこれら舗装作業をDIYでやったとしたら、専用の廃棄業者を探して、処理を個別に依頼する必要があります。

ただ、今回は外構工事業者に依頼するので、余った土の処理は当然に工事に含まれるので特に気にすることはありません。
(見積をみれば、ちゃんと処理費用が計上されていることがわかります。費用はだいたい数万円のレベルです。)

そして、次なる大物といえるのが、

5.敷地境界へのフェンス・門塀等の設置

になります。

フェンス・門塀については大きく2つの観点があります。

1つめは、隣地との敷地境界を区切ったり防犯性能を高めたりといった「機能」の側面です。
そしてもう1つは、建物の外観を美しく整えたり豪華さを演出したりといった「美観」の側面です。

実際に外構工事の見積をとってみると分かりますが、このフェンス・門塀工事というのは駐車スペースや玄関アプローチの舗装工事と同等か、それ以上の費用がかかる、非常に金食い虫の工事です。

一般的に、舗装工事の費用が単価に舗装面積(m2)を乗じることで算出されるのに似て、フェンス・門塀工事の費用は単価にフェンス等の長さ(m)を乗じることで算出されます。
そして、その長さというのが意外と長いんですよね。
例えば、120m2の土地で、条件のいい整形地で間口が10m、奥行きが12mだったとすると、この土地を1周全部囲うためには、44mのフェンス工事が必要です。
これに対して工事単価ですが、最も安価な化粧のないただのコンクリートブロックを最低限の高さ(2〜3段)だけ積み、その上に最も安価な高さ80cm程度のスチールメッシュのフェンスを取り付けるという、見るからに安っぽくて、フェンス全体の高さも1m程度しか確保できないフェンスであっても、1mあたり15000円でやってくれる業者は少ないと思います。
つまり、最も安価なフェンス工事であっても、家のまわりをぐるりと取り囲むものを作ろうと思うと、50万円とか60万円は平気でかかることを覚悟しなければならないわけです。

当然、フェンスではなくすべてブロック積みの塀にしたり、そのブロックをきれいな化粧ブロックにしたり、表面を塗装したり、木製やアルミ製のフェンスを選択したり、フェンスに穴を入れたりし始めると、どんどんどんどん単価は高くなっていきます。
名前の通った石なんか積んだ日には、門塀工事だけで数百万円の世界になるでしょう。

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2017年11月27日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(144)

外構工事の、「駐車スペースの舗装」という最大の要素以外の項目について、それぞれ検討して決めていったことを書いています。

今回は、

2.その他のスペースの舗装

についてです。

「その他」というのは、駐車スペースと玄関アプローチ以外、ということになりますが、これらを除いた敷地については、

・普段は通行しない
・面積は結構広い


ということがポイントになります。

ふだん、理由がない限り通行しないわけですから、通行のしやすさや、耐荷重性などは考慮する必要がありません
一方で、前面以外の敷地をぐるりと囲む範囲がすべて舗装すべき対象となるので、総面積は意外と広く、舗装単価の高低が全体コストにけっこう大きなインパクトを与えます。(舗装工事というのは、基本的に「1平米あたりの単価✕舗装面積」という計算式で工賃が決まります。)

ですから、見た目がそこそこ良くて、舗装単価ができるだけ安い舗装方法を選ぶことが必要になってくるわけです。

というわけで、この部分の舗装の選択肢はほとんど一択、

・砂利敷き

ということになります。

「何もしない(そのまま)」というのも選択肢としてはありえるのですが、最近のモダンな外観の家にむき出しの土を組み合わせると、ものすごく貧乏臭く見えてしまうのが避けられませんし、乾燥して風が強い日は土ぼこりが舞って外壁を茶色く汚し、雨がひどい日は泥水が玄関アプローチなどにも流れ出してアプローチを汚し、そして夏になると雑草がボーボーと生えるので草むしりが大変という、非常にメンテンナンスが面倒な家にもなってしまいます。

ですから、舗装はするわけですが、他のやりかたに比べてコストが非常に安く、その割には見た目が美しい「砂利敷き」を選ぶのが自然ということになります。

ちなみに、砂利を敷くだけならホームセンターで砂利を買ってきて自分で敷いてもできますが、

・必要な砂利の量が意外に多い
・自分でただ敷くだけだと雑草がボーボーと生える


ということから、外構工事をやるなら業者に一緒にやってもらったほうが合理的です。
業者に依頼すれば、砂利の下に雑草を防ぐ防草シートを敷き、そのうえに十分な量の砂利をしっかり敷いてくれますし、砂利の種類も幅広く選べます。資材費(砂利代)以外の施工費も安いです。
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2017年11月20日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(143)

さて、そんなわけで、外構工事の最も重要な構成要素である「駐車スペースの舗装」については、スタンプコンクリートを採用するということでいったん結論が出ました。

それ以外にも外構工事にはいろいろな要素があるのですが、スタンプコンクリート以外は、今回はだいたい一般的なものしか想定しておらず、おそらくどんな業者でもできるものばかりでした。

以下、具体的に書いていきたいと思います。

1.玄関アプローチの舗装

新居の間取りでは、駐車スペースにあてる道路に面した南側には玄関を設置せず(玄関を設置するとその分「南向き」の部屋を作れるスペースが減ってしまうため)、敷地の脇から少し入った西側に玄関を設定しました。

そのため、敷地の西側に、道路に面した部分から玄関前まで、「玄関アプローチ」が生まれるので、この部分の舗装をどうするか考えなければなりません。

もちろん、この部分もスタンプコンクリートにしてしまってもいいわけですが、玄関アプローチを通るのは歩行者だけ(つまりかかる荷重が駐車スペースとは比較にならないほど軽い)だということと、スタンプコンクリートはどうしても硬質で冷たい感じになりがちだということ、さらに雨が降ったときに滑りやすいということなどから、コストダウンとデザイン性、さらに雨のときの滑りにくさを重視して、「インターロッキング」という舗装方法を採用したいと考えました。

インターロッキングというのは、先にも一度触れましたが、簡単にいうと地面にレンガを並べるだけの舗装です。
まず、地面をレンガの厚み分+下地分だけ掘り下げ、下地を作ってから防草シートを敷いて雑草が生えてくるのを防いだうえで、レンガを並べて敷き詰めていきます。
このとき、レンガとレンガの間には、規則正しく数ミリ程度のすき間をあけて並べていきます。
そしてレンガを並べ終わったら、レンガとレンガのすき間に砂を詰めていき、レンガが動かないように固定します。(砂では固定できない周辺部分だけは、セメントなどで固めたりします)。

これだけで作業は終わりなので、その気になれば個人がDIYででもできるような舗装になります。コストもかなり安く済みます(一番高くつくのはレンガ代かも)し、レンガを自由に選べ、並べ方も工夫できるので、デザイン的にも自由度が高いです。また、レンガも砂も雨を表面に溜め込まないので、よほどの大雨が降らない限り、表面が滑りやすくなることがありません。

弱点としては、重い荷重には耐えられない(不等沈下してしまう)ことと、経年とともに砂が流されて減ってくると不安定になることなどですが、通るのは歩行者だけですし、砂については適宜メンテをすればいいので、我が家の玄関アプローチにはこのインターロッキングがベストだと考えました。
posted by そらパパ at 19:56| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年11月14日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(142)

新しい家の駐車スペースを平凡なコンクリート舗装にしたくなくていろいろ調べてみた結果、実は個人宅の駐車スペースのほとんどにコンクリート舗装が採用されているのには理由があって、それ以外の一般的なアイデア、例えば石張りとかレンガ敷きとかアスファルト舗装というのはどれも個人宅の駐車スペースには向いていないということがわかってきました。

うーん、残念だけど、結局コンクリート舗装にするしかないのか…。

そう思いながらもう少し調べてみた結果、あるユニークな舗装方法にいきつきました。
それが、

スタンプコンクリート

という技法でした。

これは、簡単にいうと「コンクリート舗装」そのものなのですが、通常のコンクリート舗装とは違って、乾燥させて固める前に舗装表面に巨大なスタンプのような板を使って模様をつけ、さらに仕上げとして色を塗るというものになります。
これによって、舗装の強度や安定性についてはコンクリート舗装のメリットを享受しつつ、舗装面の外観は平坦な白いコンクリートむき出しではなく、あたかも石張りやレンガ敷きのように「見える」ように仕上げることができるのです。

そして、その仕上げパターンのなかには、私がやりたかった「石畳のような仕上がり」もありました。そしてその「石畳」に塗る色も自由に選べるのです。

スタンプコンクリートのイメージ(Google画像検索)

これだ、と思いました。
コスト的にも、もちろんただのコンクリート舗装と比べれば相当高くなりますが、車重に負けないような本格的な石張り舗装に比べればずっと安くすみますし、見た目は石でも実際はコンクリートなので、割れてしまったりという心配もありません。(施工業者のサイトによると、ただのコンクリート舗装よりも強度が増すというメリットもあるようです。)

ただ、このスタンプコンクリートという技法、すべての外構工事業者が対応できるわけではなく、業者によっては技術を持っている孫請け業者に丸投げしてしまう(結果として、コストアップになってしまう)ことも少なくないようです。

なので、新居の外構工事業者探しは、まず、Webページで「自社でスタンプコンクリート舗装の施工ができる業者」という条件で絞り込むところから始まりました
これによって、選べそうな業者は一気に少なくなり、ある意味選ぶのは楽になったともいえます。
posted by そらパパ at 21:16| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年11月06日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(141)

外構工事の主要要素の1つで、かつ私がこわだって検討していた「駐車スペースの舗装」の話題の続きです。

駐車スペースの見た目を良くしようと、石を敷き詰めたりすると、車の重さでその石が割れてしまうことが多い、ということを前回書きました。

同じく、駐車スペースにレンガを敷き詰めるようなデザインについても、問題があります。
この場合、生じてくる問題は、

マイカーの車重がかかる部分が重さのために沈下して凸凹になってしまう。

というものです。

外構工事で地面にレンガを敷き詰める場合、通常は「インターロッキング」という工事を行います。
これは、地面の上にレンガを(特に固定したりせずに)お互いにわずかに隙間をあけた状態でびっしりと敷き詰めて、全部並べたあとに最後にレンガとレンガの隙間に砂を詰めて押さえることで固定するという舗装方法です。
ぶっちゃけ、「地面の上にレンガを並べてあるだけ」なので、駐車スペースとしてマイカーを何度も出し入れしていると、その部分が車重で沈下して舗装面がでこぼこになっていきます。
こういうダメな舗装は公共の工事でもたまにあって、歩道としてインターロッキングで舗装してある道路の一部が店舗への自家用車の進入経路になったりして、その部分だけでこぼこになっていたりというのを見かけたりします。

もちろん、レンガを直接地面に置くのではなく、掘り下げた地面をいったんコンクリートで舗装して、その上にレンガを敷けば沈下は防げますが、それだとコンクリートの舗装とインターロッキング舗装の両方をやることと同等になるので、コストが非常にかさむことになります。

次に考えられるのは、コンクリートではなくアスファルトで舗装してしまうというものです。
ところがこれもいろいろ問題があって、

・コストがかなり高い。
・夏場はかなり柔らかくなってタイヤが通るラインに轍ができてしまったり、タイヤにアスファルトがついてしまうことがある。
・そのため定期的に再舗装が必要。
・さらに夏場は石油系の臭いが強く発散され、家の中にまで臭いが侵入してきて気分を悪くさせることがある。
・そもそも外観的にもあまり美しいものではない。


などの理由から、自宅の駐車スペースの舗装には向かないと言われています。

そうやって考えていくと、やっぱりコンクリート舗装しかないのか…という結論に近づいていくのですが、いろいろ調べていくうち、これらの問題を解決するなかなかいい方法があることを知ったのです。
posted by そらパパ at 21:12| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年10月30日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(140)

さて、外構工事で私がこだわりたいと思った筆頭が「駐車スペース」でした。

それまでの家は建売で、買った時点で外構工事まで(当然ですが)済んでいたわけですが、駐車スペースは普通の白いコンクリート舗装でした。
買った時点でも実用性一辺倒で、見た目的に貧相な感じ(そして、言い方は悪いですがいかにも建売的な雰囲気)であまり気に入っていなかったのですが、それが時を減るにつれて汚れていき、表面にまだらに薄く苔が混ざった土がこすりこまれたような鈍い色に変色していきました。
古い雑居ビルの、コンクリートむきだしの非常階段みたいな色といえば分かるでしょうか。
リフォームで直してもよかったのですが、駐車スペースの舗装は土をかなり掘り起こすので意外とコストが高くなります。
また、工事中は車を別の場所に停めなければならないなど、面倒なことが多く、結局そのまま使い続けていました。

そんな思いもあって、新しく家を建てるにあたっては、駐車スペースの舗装には凝りたいと思っていました
少なくとも、普通にコンクリートで舗装するだけ、というパターンだけは絶対に避けたいと思っていたわけです。

とはいえ、実はこれってそんなに簡単な話ではありません。
なぜなら、個人宅の駐車スペースの舗装という前提で考えた場合、

シンプルなコンクリート舗装が圧倒的に実用的で合理的だから

です。

例えば、コンクリート舗装をやめたい、と考えたときにまず思いつくのは、「石畳みたいに表面に石を敷き詰めたい」といったアイデアでしょう。
でも、このアイデアをシンプルに実行に移すと、

駐車する車のタイヤの下やタイヤが通るルート上で敷いた石が割れます。

マイカーというのは、コンパクトカーでも1トン超、ミニバンだと1.5トン、さらに大きなSUVとかになると2トンといった重量があり、その荷重がたった4つのタイヤを通じて地面にかかります。
さらに、発進時や駐車スペース内での切り返しなどでは、単なる上からの荷重ではなくめくれやねじれ方向の力までかかることになります。

そういった非常に大きな荷重を、薄い石のプレートを敷き詰めた程度で受け止めるのは非常に難しく、荷重のかかった部分のプレートが割れてしまうわけですね。

実際、建売で住んでいた家の隣の家が、あるときリフォーム工事をして駐車スペースに石を敷き詰めてオシャレな感じに仕上げていましたが、工事後たった数日で敷いた石があちこち盛大に割れてしまっていました。
特に、敷地境界に近い道路に出る部分の石はバリバリに割れて全部取れて凹んでしまって車の出し入れに支障が出るようになり(さらに石の割れ目が尖っていたためパンクのリスクもあったでしょう)、応急処置で段ボールをしいてしのぎつつ、すぐにまたリフォームをやり直していました。(境界に近い部分は石をやめて単なるコンクリート敷きに戻っていました)

駐車スペースの舗装というのは、意外とデリケートな配慮が必要なところだったりするわけです。
posted by そらパパ at 20:53| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年10月23日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(139)

家づくりそのものよりは大変でも複雑でもないけれど、家づくりのついでで済むほどには簡単ではなく(家づくりの2〜3割くらいの負担感?)、しかも家全体の印象に与える影響は家そのものと同じかそれ以上に大きいのが外構工事です。

実際、私は小さな分譲地のいち区画を早めに購入したので、私が買ったあとも周囲の土地には少しずつ家が建っていったわけですが、家本体が完成してから、外構工事が始まるまでに何ヶ月も間があいてしまうような家が何軒もありました。
そういったお宅は、もしかすると家が完成してから外構工事の見積もりをとってデザインを考えて、みたいな流れで進めていたのかもしれません。

外構工事も家づくりと同じで、いくつかの業者から見積もりをとって、業者を選択して、デザインを考えて、打ち合わせをして細部を詰めていって仕様を最終化して、工事の日程をきめて実際に工事をする、という手順を踏んでいかないと完成しませんし、やはりそこまでたどり着くにはどんなに頑張っても1か月や2か月で済むということはないと思います。
(そして、外構工事が完了しないと、大抵駐車スペースにはいくつかのマンホールがにょきにょきと生えていて進入の邪魔をしていますから、自分の敷地であるにもかかわらず、車を停めることさえできない日々が続いてしまったりするわけです。)
なので、家が完成したあと、すぐに外構工事にとりかかるためには、家の工事と並行して外構工事の準備も進めていく必要があるわけです。

ちなみに私は、土地を買って、家の間取りをざっくり決めたくらいの段階ですぐに外構工事業者にアプローチを始めました。
でも、さすがにこのタイミングではあまりに早すぎて、「そこまでまだ何も決まっていない段階ではお話を受けられないので、少なくとも建物の配置が完全に決まってから連絡ください」と断られてしまいました(笑)。
その反省をふまえ(?)、本格的に業者の方に連絡をとって(業者の方にもちゃんと相手をしてもらえて)、外構工事の準備を始めたのは、建物の仕様を決め、最終図面もビルダーから交付してもらって、建物の工事が着工されて以降、実際には上棟が終わって家が本格的に建ち始めた秋頃でした。

そして、どうやって業者を探したのか、という点ですが、これについては結果的に割とはっきりとした流れができました。
もちろん、具体的ややり方としてはインターネットで業者を探して連絡をとって、という形なのですが、「そもそも候補として連絡をとる業者をどこにするか」を決める段階で、最初からかなり絞り込みをかけることになったからです。

というのも、私は駐車スペースの舗装に強いこだわりがあったため、「私の希望」をかなえてくれそうな業者は数が少なかったからなのです。
posted by そらパパ at 20:00| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年10月16日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(138)

すでに触れたとおり、家の周囲の敷地を整備する外構工事には、以下のようなものがあります。

1)駐車(駐輪)スペースの舗装
2)玄関までのアプローチの舗装
3)駐車スペース・玄関アプローチ以外の舗装
4)上記1)〜3)の結果としての余剰土砂の廃棄
5)敷地境界へのフェンス・門塀等の設置
6)門柱・表札・インターホン・ポスト等の設置
7)植栽
8)物置等の設置


これら外構工事の費用ですが、意外とかかります。

駐車スペースの舗装、玄関アプローチの舗装と機能門柱の設置、隣地との敷地境界へのフェンスの設置、最低限この3つの工事は必要になると思いますが、どんなに費用を抑えたとしても3つそれぞれに10〜30万円程度はかかると思いますので、外構工事全体では、かなり割り切って安く済ませようと思っても50万円では難しく、どうしても100万円近くはかかるのではないかと思います。

そして、使用する建築資材に少しでも凝り始めると、簡単に100万円を超えて200万、300万というオーダーになってきます。

特に大きなコスト変動要素になるのが「」です。
敷地の境界というのは、たとえば敷地の4方全部を囲うとなると10m✕10mの正方形100平米の敷地でも40mになるわけですから、想像以上にボリュームのある工事になります。
そこに基礎をつくり、ブロックや石、フェンスなどを積み上げていくわけですから、職人の手間賃、積み上げる部材の費用などによりコストが膨れ上がっていきます。

・どうしても必要な隣地との境界だけはフェンスを建てるが、道路に面している部分は何も作らない(オープン外構にする)
・フェンスの地面からの立ち上がりは最低限の段数(2段程度)の、最も安価なコンクリートブロックとする
・そのコンクリートブロック塀の上に、背の低い(80cm程度の)最も安価な既成のスチールフェンスを単純に並べる


というのが、もっとも安くあがる方法ですが、これでもメートルあたり1万円ではできないと思います。
ここからさらに、いかにも安物のコンクリートブロックではなく表面が立体的に加工されているものをつかいたいとか、ある程度の高さまではフェンスではなくブロック塀で囲いたいとか、家の正面をオープン外構ではなく塀で囲いたいとか、玄関の周囲にしっかりした門塀を作りたいとか、さらにそれら素材にコンクリートブロックではなくちゃんとした石材を使いたいとか言い出すと、どんどん費用が膨らんで車が新車で買えるような金額になっていってしまうわけです。

駐車スペースの舗装についても、プレーンなセメント舗装ではなく、表面に石やタイルを敷きたいとか、舗装のすきまにグラウンドカバーの植栽を植えたいとか考え出すと費用が膨らんでいきます。(アスファルト舗装というのも非常に高価です)

植栽についても、立派な庭を作りたいみたいなことを考えればそれはそれだけの費用がかかることは当然ですね。

そんなわけで、外構工事は費用がどんどん膨れ上がっていく傾向が強いので、余裕のある手持ち資金を想定しておくことが重要ですし、また、実際の工事にあたっては、コストをかける部分と抑える部分、優先順位をしっかりつけてコストコントロールする必要があるでしょう。
posted by そらパパ at 22:46| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年10月09日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(137)

注文住宅で家を建てたら、次に進めなければならないのが家の周囲の敷地を整備する、外構工事です。

具体的にいうと、外構工事には次のようなものが含まれます。

1)駐車(駐輪)スペースの舗装
2)玄関までのアプローチの舗装
3)駐車スペース・玄関アプローチ以外の舗装
4)上記1)〜3)の結果としての余剰土砂の廃棄
5)敷地境界へのフェンス・門塀等の設置
6)門柱・表札・インターホン・ポスト等の設置
7)植栽
8)物置等の設置


まず、駐車スペースについてですが、1トン以上もある自家用車が繰り返し出入りしても破損したり沈下したりしないような、しっかりした舗装を施す必要があります。
端的にいうと、「基礎工事を含む舗装」が必要になります。

次に、玄関アプローチの舗装ですが、こちらは基本的には上に乗るのは人だけなので重量による沈下や破損はあまり気にしなくていいですが、雨のときに滑ると非常に危険なので、すべりにくい表面素材を使い、また家の雰囲気を壊さないよう、質感や美観にも気を配る必要のある部分です。

そして、駐車スペースや玄関アプローチ以外の敷地については、通常入らない場所になりますので、できるだけ雑草がはえてこないよう、また放っておいてもあまり汚れていかないように配慮しつつ、(舗装というのは割とコストがかかるものなので)コストダウンも意識してどのように整備するかを決めることになります。

また、これら舗装工事を行うと、通常かなりの量の土が余ります。信頼できる外構工事業者に依頼することで、合法的に廃棄してもらうことができます(当然、費用がかかります)。

敷地を囲うフェンスやブロック塀、ゲートの工事も必要です。
特に敷地正面をどのように囲うか(囲わないか)は、家の外観やイメージを大きく変えるので、デザイン的にも特に重要な部分でしょう。

そして、表札やインターホン、ポストの設置も、外構工事に含まれます。(建物の工事では、電気の配線が外まで引っ張ってあるだけです)
あとで出てきますが、これらの機能を1つにまとめた「機能門柱」というものを設置するのが、一番リーズナブルな選択肢になると思います。

あとは、木や花を植える植栽工事、物置やカーポートの設置などが、外構工事に含まれます。
posted by そらパパ at 20:18| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする
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