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2008年09月23日 [ Tue ]

当ブログのベストセラー

当ブログでは、ささやかながらAmazonのアソシエイト・プログラムを活用しています。当ブログのリンクをご利用いただいている皆さん、いつもありがとうございます。
ここで、ふと思いついたので、ここで当ブログでよく売れている商品をランキング形式でご紹介してみたいと思います。(集計期間:2007年9月18日〜2008年9月18日、金額ベース
※ちょっと恥ずかしいので拙著は除きました。もし含めたとすると、一応2冊ともベスト10には入っていました。

第1位


認知発達治療の実践マニュアル―自閉症のStage別発達課題 自閉症治療の到達点2
著:太田 昌孝、永井 洋子
日本文化科学社(レビュー記事


第1位は、実はこれです。高価な本ですが、コンスタントに売れています。金額ベースだけでなく、件数ベースで集計しても第13位に入ってきます。家庭の療育にも活用できる「課題の事典」です。著者が日本人なので翻訳文でなく読みやすい、というのもポイントかもしれません。


第2位
続きがあります・・・

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2008年08月13日 [ Wed ]

TEACCHと行動主義

TEACCHと行動療法、ではなくて、TEACCHと「行動主義」です。

このブログでは、TEACCHに共感的な記事を割と多く書いていて、逆に行動療法には批判的な記事も少なからず書いているので、恐らく私はTEACCH派で行動療法に批判的だと受け止めていらっしゃる方が多いんじゃないかと思います。
それはある程度事実ではあるのですが、でも私は、行動療法の前提となっている「行動主義」という考えかたには非常に強い共感を持っています。

もっとはっきり書くなら、私は、行動主義者です。

とはいえ、行動主義というのは、「行動療法が一番いいと考えること」ではありません
続きがあります・・・

posted by そらパパ at 21:52 はてなブックマーク | コメント(4) | トラックバック(0) | 療育一般

2008年07月29日 [ Tue ]

TEACCHプログラムによる日本の自閉症療育(ショートレビュー)

※ブックレビューがかなりたまっています。しばらくブックレビュー中心の記事更新になりますが、ご容赦ください。

書こう書こうと思いつつ、なかなか時間が取れないので、取り急ぎショートレビューを。


TEACCHプログラムによる日本の自閉症療育
著:佐々木 正美、編:小林 信篤
学研のヒューマンケアブックス

総論 TEACCHプログラムの原理と日本の今
第1章 幼児期の診断と支援
第2章 学齢期の支援
第3章 医療現場での取り組み
第4章 早期からの地域と家庭における支援
第5章 自立を目ざす青年期の支援
第6章 支援者育成の最新情報

これ、なかなかすごい本です。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 19:43 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2008年07月21日 [ Mon ]

キレーションの話題

興味深い記事を発見したので、ブックマークしておきます。

http://blackshadow.seesaa.net/article/102896143.html
キレート療法の心臓病臨床試験が炎上中:幻影随想

この記事によると、過去4回も「効果なし」という結果がすでに得られているキレーション療法について、なぜかアメリカのNIH(National Institutes of Health)が治験に3000万ドルもの大金を計上したということで、論争が起こっているようです。

当ブログでは、過去に何度かキレーションを取り上げています(1, 2, 3, 4, 5)。私自身、キレーションの効果自体についても懐疑的ではありますが、基本的に、「効果があるかないか」については、こういった医学的・疫学的な研究に譲り、少なくとも危険性があることだけは間違いないという前提から、主に倫理面から意見を多く書いています。

もちろん、こうやって有効性を検証する(そして、結果として有効性を否定する)研究が積み重なっていくことはとても重要なことなのですが、それが結果として、キレーションを研究している人間の懐を潤して、キレーションを続ける原資と言質を与えてしまう結果になるのは残念なことだと思います。

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2008年07月14日 [ Mon ]

療育は、花を育てるように

先週の記事「療育と『万能感の錯覚』」には、予想していた以上の反響をいただきました。

もともとこの記事は、療育についてのある一つの「意見が対立する問題」について、私が特定の一方の立場に立っていることを宣言する内容だと自覚していたので、コメントがあるとしても賛否両論になると思っていました。
ですから、結果として肯定的なコメントが多くいただけたことは嬉しかったですし、また、反対の意見をいただいたことも、議論としてはとても健全なことでよかったと思います。

先週の記事へのたくさんのコメントへを読ませていただき、またレスを書いている過程で、改めていろいろなことを考えたので、その辺りについて、先週の記事のまとめ・補足といった意味もこめて、改めて書いていきたいと思います。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 21:36 はてなブックマーク | コメント(16) | トラックバック(0) | 療育一般

2008年07月07日 [ Mon ]

療育と「万能感の錯覚」

療育に対する親としての意識、スタンスに関連して私が最近思うことに、「万能感の錯覚」というのがあります。
この話題は、実は「適応という視点」のシリーズ記事とも若干関連性があるのですが、話題としては独立していると感じたので、独立した記事として書いてみることにしました。

このことを考えるようになった直接のきっかけは、かなり前にレビューした「発達障害だって大丈夫―自閉症の子を育てる幸せ」を、たまたま書店で久しぶりに目にして、レビュー記事のコメントのやりとりで、「なぜこの本の著者の堀田あけみさんは心理学の専門家なのに、療育に対してすごく醒めているように見えるのだろうか」といった議論があったことを思い出したことだったりします。



かくいう我が家も、家族で取り組んでいる療育の「量」は決して多くないです。我が家の毎日の子どもへの接しかたを誰かが見たとすると、おそらくそれは「熱心に療育に取り組んでいる」姿には見えないんじゃないか、と思います。

私が堀田さんのエッセイに共感したのは、この辺りの「療育に対するちょっと醒めた距離感」が、自分とけっこう近いように感じたからだ、ということもあります。レビュー記事の表現で言えば、「親としての肩の力の抜きかた」が近い、という言い方もできるかもしれません。
少なくとも、堀田さんも私(我が家)も、「心理学を勉強している」のに、「ものすごく熱心な療育をやっているわけではない」という共通項がある(と私は感じている)わけですが、これは実は接続詞が間違っていると思います。つまり、

「心理学を勉強している」からこそ、「肩の力を抜いた療育をするようになった」

のではないか、と思うわけです。
そう考える理由を今から書いてみたいと思います。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 21:45 はてなブックマーク | コメント(50) | トラックバック(2) | 療育一般

2008年05月12日 [ Mon ]

それはTEACCHじゃない!(3)

これまで2回にわたって、妻から聞いた話をきっかけに、「何がTEACCHであって何がTEACCHでないのか」について、少し突っ込んだ議論をしてきました。

前回も書きましたが、これはあくまで「聞いた話」であって実際の姿を詳細に検証したわけでもありませんし、そもそも今回話題にしたサービスがTEACCHを標榜していたわけでは必ずしもないと思いますから、今回の議論は、「このサービスはいい・悪い」という話ではなく、また、「TEACCHがいい・悪い」という話でもなく、ただ「もしこんな状況が仮にあったとしたら、それはTEACCHではなく、違った療育である」ということを言っている(それ以上でも以下でもない)のだ、ということをご理解いただきたいと思います。

・・・長い能書きを書いてしまいましたが、それをふまえて、さらに議論を呼びそうな、よりデリケートな話題について最後に触れておきたいと思います。

続きがあります・・・

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2008年05月05日 [ Mon ]

それはTEACCHじゃない!(2)

前回は、TEACCHというのは「理念」まで含めて初めてTEACCHなのであって、構造化やスケジュールなどの視覚化をはじめとする「技法」だけを取り入れても、それはTEACCHとは呼べない、ということを書きました。

つまり、課題の難易度がその子どもの発達段階やその伸びのペースを無視して勝手に上がっていくなんていうのは全然「個別化」されているとは言えませんし、「その子が待てる限界を超えて順番待ちをさせてパニックさせてしまう」などということが毎回繰り返されるとしたら、それはもうおよそTEACCHとは似ても似つかない別のなにかでしかないわけです。

これは、グループで療育することを否定するわけではないのです。

続きがあります・・・

posted by そらパパ at 21:32 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | 療育一般

2008年04月28日 [ Mon ]

それはTEACCHじゃない!(1)

これは妻から聞いた話ですが、プライバシーの問題もあるかもしれないので、細部についてあえてぼやかして書いている部分があることをご了承ください。

妻がこれまでの療育等を通じて知り合った「ママ友」のなかの一人の話だということですが、そのママ友さんは、自分の子ども(療育ニーズのあるお子さんです)をある療育サービスに通わせていました。

実はその療育サービスは、我が家でも検討したことがあったところでした。
検討の時点で私が聞いていた情報では、「部屋が構造化してあったり、絵カードとかスケジュールがあったりして、TEACCHをベースにしたグループ療育がされている」とのことだったので、それはなかなか魅力的だな、できることなら娘も入れてやりたいな、と思っていたわけです。それを検討していた時点では、我が家が受けているTEACCHの療育サービスが継続されるかどうかも不透明だったので、TEACCH的な療育を継続したいと考えていた我が家にとっては、「TEACCH的なグループ療育」というのはかなり魅力的でした。

ただ残念ながら、いろいろ条件が厳しくて、結局我が家は参加できませんでした。(見学にも行く機会がありませんでした)
幸い、もともと通わせていたTEACCHの療育を継続して受けられることになったので、我が家の療育体制はどうにか維持できました。

ところが、今回聞いた話では、そのママ友さんは、子どもをそのサービスに通わせることをやめることにしたそうです。

その理由というのが、

続きがあります・・・

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2008年03月10日 [ Mon ]

図解 よくわかる自閉症(ブックレビュー)

かなり良いです。



図解 よくわかる自閉症
著:榊原 洋一
ナツメ社

第1章 どこか不思議な子どもたち
第2章 自閉症とはどのような病気か
第3章 自閉症の子どもをサポートする
第4章 家庭で自閉症児を支え、育てる
第5章 幼稚園や学校ではこのようにサポートする
第6章 社会生活に向けて、家庭、地域での支援

ここ最近、「よくわかる自閉症」という本が立て続けに2冊出ました。
2冊とも購入しましたので順に紹介していきたいと思いますが、まずはより一般的な内容だと思われるこちらの本から。

こちらの本は、名著「自閉症のすべてがわかる本」と同じ流れをくむ、「自閉症全般についての初心者向け絵解き入門書」です。
何より、あのナツメ社から「自閉症専門の本」が出るというのが驚きで、時代は変わりつつあるなあ、ということを感じさせますね。

それだけでなく、内容も、入門書とはいえなかなか意欲的なものになっていると言っていいと思います。特に、

続きがあります・・・

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2008年02月17日 [ Sun ]

自閉症の子どもたちの生活を支える―すぐに役立つ絵カード作成用データ集(情報)

先日、JKLpapさんから紹介いただいた、「自閉症の子どもたちの生活を支える―すぐに役立つ絵カード作成用データ集」ですが、手に入れることができました。
また、ちょうどタイミングを同じくしてAmazonからDMメールが入り、この本の取り扱いを始めたという連絡がきました。

そんなわけで、ネットから入手可能になっていますので取り急ぎお知らせまで。


↑こちらはAmazon。いま見たところ「4〜5日で発送」になっていました。


↑こちらは楽天ブックスです。私が見たときは、Amazonは「入荷見込なし」になっていたのでこちらで注文しました。だいたい4日ほどで届きました。

編:藤田 理恵子、和田 恵子
エンパワメント研究所

中身をざっと見ましたが、PECS的な、単語1語にカード1枚が対応するような絵カードではなく、例えばトイレや歯医者などで何が起こるかを順番に提示するような、TEACCH的な視覚化を目的とした絵カード集でした。(ですので、ちょっと我が家の娘(重度)にはまだレベルが高そうな感じではあります。)

ともあれ、本書は紹介する価値がある本だと思いますので、改めてレビュー記事にてご紹介する予定です。

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2008年02月11日 [ Mon ]

自閉っ子、えっちらおっちら世を渡る(ブックレビュー)

悪くないです。



自閉っ子、えっちらおっちら世を渡る
著:ニキ リンコ
花風社

目次

品川、北品川、新馬場
「自分にはわからない世界」との和解
大人になってよかった
舞台裏に回ってみよう
自分も使う強調表現
お金は想像を簡略化してくれる
自分を基準にしても、人のことはなかなかわからない
無害なまちがいは楽しくリサイクル
苦手な状況そのものを作らない

最初に「悪くない」と書きましたが、レビューを書くのはちょっと難しかったりします。
というのも、このシリーズ、非常に似た内容のものがたくさん出ているからです。

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2008年01月14日 [ Mon ]

発達障害の子どもたち(ブックレビュー)

一読、痛快!



発達障害の子どもたち
著:杉山 登志郎
講談社現代新書

第1章 発達障害は治るのか
第2章 「生まれつき」か「環境」か
第3章 精神遅滞と境界知能
第4章 自閉症という文化
第5章 アスペルガー問題
第6章 ADHDと学習障害
第7章 子ども虐待という発達障害
第8章 発達障害の早期療育
第9章 どのクラスで学ぶか―特別支援教育を考える
第10章 薬は必要か

冒頭のフレーズは、本書を読んだときの私の偽らざる印象です。

発達障害の本でそういった印象を持つことはあまり適切ではないのかもしれませんが、意見の対立が続いているような発達障害をめぐる難しい諸問題に対して、著者があえてあいまいな表現に逃げず、自信をもって断定的な結論を述べているのを読んでいると、本当にこういう気持ちになってくるのです。

本書は冒頭からアクセル全開です。

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2007年12月31日 [ Mon ]

パニックを考える(17)

「パニックを考える」のシリーズ記事、ちょうど大みそかに最後の記事が書けました。

8.まとめ

長い期間にわたって、自閉症児のパニックについてさまざまな角度から考えてきました。
パニックを「正しく」理解するうえで第一に重要なことは、パニックを単なる問題行動としてではなく、ある種の「適応行動」、つまり、自閉症児が彼らなりに獲得した、欲求や混乱を解決するための行動だととらえることだと思います。
自閉症児は、そういった状態を伝えようとしても、ことばやジェスチャーといった健常児が容易に使える方法が(何らかの認知上の困難により)うまく使えないと考えられます。そのために、端的に「泣き叫ぶ」という方法、つまりパニックという「問題行動」が「発達」してしまう、と考えられるのです。

だとすれば、以下のようなパニックへの働きかけは、すべて「望ましくない」ということが理解されるでしょう。


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2007年12月24日 [ Mon ]

パニックを考える(16)

パニックへの対応の1つとしての、「マイルドな罰の適用」について書いています。今回は「レスポンスコスト」です。

4)-c. レスポンスコスト

レスポンスコストというのは、トークンエコノミーという行動コントロールの枠組みの中で実施される「罰」のことです。ですので、レスポンスコストという罰を実施するためには、トークンエコノミーのシステムが適切に導入されている必要があります

トークンエコノミーというのは、簡単にいえば「ポイント交換システム」だといえます。

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2007年12月17日 [ Mon ]

自閉症の人の自立をめざして―ノースカロライナにおけるTEACCHプログラムに学ぶ(ブックレビュー)

読み方が難しい本ですね。



自閉症の人の自立をめざして―ノースカロライナにおけるTEACCHプログラムに学ぶ
著:梅永 雄二
北樹出版

第1章 ノースカロライナ州の自閉症サポートとTEACCHプログラム
第2章 診断・評価
第3章 就学前支援
第4章 学校コンサルテーション
第5章 就労支援
第6章 居住支援
第7章 余暇支援
第8章 研修
第9章 その他
第10章 自閉症の人の支援に関するノースカロライナに学ぶ点

この本ですが、ある特定のニーズに対しては完璧といっていい内容になっていると思います。
それは、「ノースカロライナ州で実施されているTEACCHって、実際にどんなものなんだろう?」ということを知りたい、というニーズです。

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2007年12月10日 [ Mon ]

パニックを考える(15)

あまり楽しい話題ではない、「パニックへの(比較的マイルドな)罰の適用」について書いています。
今回は、実際にやってみようとするとなかなか難しい、「過剰修正法」についてです。


4)-b.過剰修正法

過剰修正法とは、問題行動に対して、その問題行動によって起こった環境の悪化を「過剰に」回復させる、あるいは問題行動に対応する「正しい行動」を「過剰に」練習するような活動を「罰」として強制する働きかけです。

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2007年12月03日 [ Mon ]

パニックを考える(14)

パニックへの対応法として、「タイムアウト」を応用する際に考慮すべき事項について、書いています。

前回書いたとおり、パニックへの対処法としてのタイムアウトには、

@積極的な消去を行なうというよりは、その行為が間違っているということを明示することを主たる目的にする。
A「放置」ではなく、「拘束」の方向性に持っていかざるを得ない。


という2つの方向性があると思います。

前回、@について触れましたので、今回はAの視点について書いていきたいと思います。そして、その視点から、ふたたび「抱っこ法」を取り上げます。

続きがあります・・・

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2007年11月12日 [ Mon ]

パニックを考える(13)

4) マイルドな罰でパニックをコントロールする

最後に、「禁断の一手」、すなわち罰によってパニックを抑制しようという働きかけです。
これまでも繰り返し書いているとおり、罰にはさまざまな副作用がありますので、できれば罰は使わずに、これまで紹介した方法を優先的に使うのがいいでしょう。

それでも、どうしてもパニックを十分にコントロールできないとき、体罰やことばによる、感情的で効果の薄い罰を与えてしまうのではなく、比較的マイルドで効果が高いといわれている罰を必要最小限に活用することは、意味のあることだと言っていいと思います。
(繰り返しになりますが、この記事の趣旨は「罰を奨励する」というものではありません。その点、ご了承下さい。)

続きがあります・・・

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2007年11月05日 [ Mon ]

パニックを考える(12)

3) ストレス自体を軽減する

パニックというのは、欲求がかなえられないとか不安や混乱を感じているとか、子どもが何らかのストレスを受けることをきっかけにして起こっていると考えられますから、そのようなストレスが起こらない、あるいは起こりにくくなるような働きかけをすることができれば、パニックを未然に防いだり減らしたりすることができると考えられます。

このうち、「欲求がかなえられない」という状況を改善するためには、既に説明した「手持ちのカードを増やす」、つまり代替行動分化強化が効果的だと考えられます。

それでは、もう一方のストレス要因である不安や混乱についてはどうでしょうか?

続きがあります・・・

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