2008年05月16日

歯医者の手順絵カード

妻のブログで話題になっていましたので、今回作った「歯医者の手順絵カード」をご参考までに掲載しておこうと思います。

haisha.jpg

先日レビューした、「自閉症の子どもたちの生活を支える―すぐに役立つ絵カード作成用データ集」のCD-ROMデータと、あわせて公開させていただいている「ラベル屋さんHOME」用のテンプレートを使って、前の日に10分ぐらいで作ったものです。

CD-ROMの歯科治療の手順絵カードデータは10枚以上で構成されていたのですが、今回はその中から一部を抜粋して、横5枚で一覧性があるように印刷してみました。

posted by そらパパ at 20:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 娘の話 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。4/17にご挨拶させていただいたピッカリママです。前回の記事を読んでこの本を買いました。2週間後に娘が脳波をとるので、使ってみようと思います。この本、検査系の解説がたくさんあるのがいいですね。ちょっと自分ではどうやって作っていいかわからないようなネタがたくさんあってお買い得感がありました。

今日は発達神経科のドクターの診断を娘も息子も二人そろって受けてきました。結果は娘はアスペルガータイプ、息子はもっと特徴的な自閉症とのことでした。息子の方は、早ければ夏ぐらいから療育に週1回通うことになりました。娘の方は、心理士との面談&就学相談が当面のプランでした。
ドクターのお話を伺って、私としては見通しがたったのがよかったです。夫婦で行ったので、夫と情報共有できたのもよかったと思います。
そらパパさんのおっしゃる通り、行政の(民間も)サービスは非常に混みあっていて、診断をつけてもらうにも、療育を開始するにも数ヶ月単位の待ち時間ですね。その間をそらパパさんのブログで勉強させてもらいながら、家庭でできる対処を少しづつやっていくというのが現実解ですね。
今日ドクターのお話で大変印象に残ったことばがありましたので、ご紹介さえていただきます。「今はうまくいっている対応も、子供が発達してくると有効ではなくなることがある。子供の発達の段階に応じて、うまくギアチェンジをしていくことが大事です」ということでした。このギアチャンジというのが、私としてはわかりやすかったです。
そらパパさんの「行動療法的な対処」ということばとも、からめて考えています。
2ヶ月前の発達検査で1才前後の発達という結果を伝えたのですが、今日の診断ではもっと伸びそうという言葉をいただいたのをモチベーションに、家庭での療育もコツコツ続けていこうと思います。
この2ヶ月間、そらパパさんの記事を読みつつ、少しずつですがパニックを強化しないように、とか、絵カードでやりたいことを伝えられるようにというところを実践していたのですが、効果があったようでうれしく思いました。またこちらのブログで実践して効果のあったことなど報告させてください。これからもよろしくお願いします。
Posted by ピッカリママ at 2008年05月21日 22:53
ピッカリママさん、こんにちは。

コメントから、とても冷静に取り組みを進められていることを感じ、とても素晴らしいことだと思いました。

自閉症の療育でとても大切なことは「試行錯誤して、検証して、修正する」ことです。
どんな療育法も、絶対でありません。他ならないお子さんのために、細かいところをいろいろカスタマイズしていかなければならないのです。
そういう意味では、当ブログで書いていることも、「一例」であって絶対ではありません。

いろいろなことを考えて、子どもの行動に「仮説」をおいて、そこから考えた対処法を試してみて、結果を「検証」して、うまくいかなかったら「修正」する、この繰り返しです。
記録なども、工夫してとると子どもの変化が分かったりして参考になります。

正解がなく試行錯誤の世界だけに、逆に「クリエイティブだ」ということもあると思います。
応援しています。
Posted by そらパパ at 2008年05月22日 23:12
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