いま、小林多喜二の『蟹工船』がちょっとしたブームになっているそうです。以下のように、主要全国紙が軒並み取り上げる事態となっています。
http://www.asahi.com/culture/update/0513/TKY200805120295.html
今、若者にウケる「蟹工船」 貧困に負けぬ強さが魅力?
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080502-OYT1T00457.htm
「蟹工船」再脚光…格差嘆き若者共感、増刷で売り上げ5倍
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/080514/bks0805140802000-n1.htm
小林多喜二「蟹工船」突然のブーム ワーキングプアの“連帯感”
で、何が「お得」な話題かというと、「多喜二ライブラリー」というサイトで、ブームの火付け役ともなったとされている「マンガ蟹工船」(定価600円)の全文がダウンロードできるようになっているのです。
http://www.takiji-library.jp/announce/2007/20070927.html
記事を見てみると、本来は去年の11月15日までの限定公開だったようですが、先ほどの時点ではまだダウンロードできました。
プロレタリアート文学の代表作と言われていますが、マンガを読んでみると、どぎつい政治色はそんなに感じず、ストーリーで読ませる面白い作品だと思いました。今の時代に読まれているのも、何となく分かる気がします。
そのうちダウンロードできなくなると思われますので、もしご興味があれば早めにダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
※なお、原作小説もWebで読めます。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000156/files/1465_16805.html
こちらは著作権が切れているため、青空文庫ほかあちこちで読むことができますね。
※どうせ療育と関係のない記事ということで、もう1つ今日発見した爆笑動画をはっておきます。「相撲ゲーム」だそうですが・・・
Sumotori Dreams
疲れた心を癒す?お笑い動画としてどうぞ。(死ぬほど笑いました)