↑印刷した「トイレ手順絵カード」はこちら。
↑こんな風に、トイレの横に貼り付けてみました。
娘の場合、まだ手順表をめくったり、文字を読んだりというのはできないので、単純にたてに並べて壁に貼り付けてあるだけです。
まったく見向きもしないと思っていたのですが、意外と興味をもってときどき見てくれるようです。
現在、トイレトレーニングについては退行してしまっているので、またこういったことがきっかけになってこっち方面も前進が見られるといいなあ、と思います。
今日は、ごく日常の療育の話題を書いてみました。
子どもが自閉症かもしれない!どうしよう!という親御さんへのアドバイスはこちら 孫が自閉症らしい、どうしたら?という祖父母の方へのアドバイスはこちら |
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←時間の構造化に役立つ電子タイマー製作キットです。 | |
PECS等に使える絵カード用テンプレートを公開しています。 | |
自閉症関連のブックレビューも多数掲載しています。 |
花風社・浅見淳子社長との経緯についてはこちらでまとめています。 |
そしてどうやら自閉症らしいと思い、あわてて保健センターに連絡しました。
3月末に行政の保健センターで心理士の先生の発達検査をうけ、発達の遅れ具合がわかりました。(自閉症ということばはありませんでした)
その後こちらのブログや他のブログで色々勉強し、異常がないように見えた娘もどうやらおかしい、というのに気づき、昨日娘の検査もしていただき、やはり自閉症スペクトラムということでした。
この1ヶ月半ほどでいろんな葛藤がありましたが、そらぱぱさんの冷静かつ暖かい視点での記事に、ずいぶん励まされました。
息子の発達は1歳過ぎとのことで、精神遅滞をともなっていると思われます。娘の方はIQ上の遅れはないとのことでした。今度二人とも正式な診断&療育をうける予定です。
息子用に作ってみた絵カードを娘も欲しがり、保育園でおもらしをしたときのためのカードを作ってやると、喜んで保育園に持っていくなど、言語発達に問題がなさそうな娘にもPECSは役に立つようです。
二人ともニコニコとよく笑い、息子はことばは遅いながらも、自分でサインを考え出したりして一所懸命コミュニケーションをしようとします。
私はフルタイムの仕事を持っているので、一番の課題は構造化(=家の整理整頓)なのですが、こちらのブログを参考にさせていただいて、できるところから対処していきたいと思います。最初から長文のコメントになりましたが、まずはご挨拶まで。またおじゃまさせてください。
お子さんの特別なニーズに「気づく」ことは、何よりも最初の出発点として重要だと思います。
ニーズに気づくことができれば、そのニーズに応えることができるからです。
そしてそのニーズに応える方法を考えるということのために、当ブログが少しでもお役に立てればと思います。
絵カードなどを使った「視覚化」は、ことばの遅れの有無を問わず有効だということは、TEACCHやPECSなどでもよく言われていることですね。
家庭での一番シンプルな「空間の構造化」は、スケジュール表を作って、それを廊下などの「普段生活の場として使っていない場所」に掲示することだと思っています。
その場所に行ってスケジュールを確認することが活動の切り替えになるということもあって、スケジュール表を掲示した場所が、ある活動からある活動に移行するための切り替えの場=トランジションエリアの機能を持つようになるわけです。
これからもよろしくお願いします!
うちには3歳の一人息子がいます。
生後数ヶ月からコミュニケーション面で違和感があり、現在も様子見状態です。
以前から、こちらのサイトで自閉症について勉強させて頂いてます。
自分ごときがコメントさせて頂くことは無いと思っていたのですが…トイレ絵カードを見て一つだけ気になったので。
女性の場合、衛生面から小用の際も前から後ろへ拭くほうが望ましいようです。
つまり、お尻の側から手を差し込んで拭きます。小さいお子さんには難しいかもしれませんが…自分は小さい頃から、親に教わってそう拭いています。
大の場合だけ、拭き方を変えるよりも混乱しにくいかとも思います。
ご存知の上での事でしたら、失礼いたしました。
女の子の場合、少なくとも大のほうは後ろから拭かなければならないというのは、確かにそうですね。
ただ、「大も小も同じ拭き方のほうが混乱しにくい」かどうかは、もしかするとそうではないかもしれない、と思っています。
「大も小も後ろから」というのは、汎用性を重視した教え方になると思いますが、自閉症児はこのように同じやりかたを複数の場面で流用する「汎化」が難しい場合もあると思っています。
「小は前から、大は後ろから」のほうが、もしかするとむしろ教えやすいかもしれない、と思ったりもしています。
(まあ、そもそも我が家の場合、トイレトレーニングはそこまで行っていなくて、小の場合に前から拭く「格好だけ」やらせているような段階なので、後ろから手を回して前を拭く、なんていう「高等なワザ」を教えられる状態にはない、ということもあります。)
ピッカリママさん、
スケジュールが最初から活用できるというのは素晴らしいですね。
そういう場合は、家でもスケジュールを使うと、子どももスムーズに理解してくれて、見通しを立てて安心できるようになると思います。
療育は頭を使って試行錯誤していくものだと思っています。これからも応援しています。
イラストはわかりやすくとてもためになります。
子供は家では洋式のトイレでしていますが、学校では立って小はしています。使い分けもできるのですが、発売されている本の絵カードなどでは、男の子は洋式か立ってもお尻を出してしいるものばかりです。学校用やこれからのためにもお尻を出さずにできるように使える絵カードがあればと思います。
ぜひ作ってください。宜しくお願いします。
イラストですが、ここで紹介しているのは、「自閉症の子どもたちの生活を支える―すぐに役立つ絵カード作成用データ集」という本のデータを印刷したものです。(私は画才がないので、こういうイラストは描けないです(^^:))
ちなみに、この本には立っておしっこをするイラストは入っています。ただ、たしかにズボンは下ろしていますね。
でも、画像がパソコン用のデータとして入っていますので、お絵かきソフトで少し工夫すれば、ズボンを上げたままのイラストと、下ろしておしっこをしているイラストのパーツを切り張りして合成すれば、ずぼんをおろさずにおしっこをするイラストを自作することはそんなに難しくないと思います。
(著作権の問題があるので、加工後のイラストを掲載することはできませんが・・・)
おそらく、「ズボンをあげたままおしっこをする」というのは比較的難易度が高いので、絵カードを使うようなニーズの強いお子さんにとってよりニーズが高いと思われる「おろしておしっこ」の画像が採用されているんだろうとは思います。
⑥パンツをはくのではなくあげる
そういった絵カードを印刷したいのですが
ありませんか?
男同様で、
②パンツを脱ぐのではなく、
パンツをさげる。
さげたパンツなので、
⑥パンツをあげる
といったイラストを描いてもらいたいです。
私の娘が自閉で、就学前はズボンだったので、
スカートになってから、脱ごうとするので
困っています。
だから、イラストが上手な人に描いてもらえたら光栄です。
ごめんなさい、記事のリンクなどをたどっていただければ分かると思うのですが、この絵カードは、市販の本のCD-ROMのイラストを活用して作ったものです。
ですので私が描いたものではありません。
また、当該CD-ROMも調べてみましたが、ズボンを脱がずにトイレに行っているイラストは、男の子のものも女の子のものも含まれていないようでした。