↑排尿・排便管理シート
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これは、以前妻のブログでも話題になっていましたが、娘のトイレトレーニングがちょっと退行ぎみなので、親の側がもう一回しっかりと娘のトイレの管理をしなければ、ということで作った、排尿と排便の管理シートです。
A4サイズ1枚で、2週間分の排尿・排便が管理できます。
使い方は簡単です。
① 上の欄に日付を記入する。
② 30分おきにマス目が区切られていますので、排尿・排便があるたびに、該当するマス目に時間を記入していく。(たとえば、13:45に排尿した場合には、13:30の欄に記入します。)
③ 時間の右の小さい枠に、排尿なら「小」、排便なら「大」と記入します。
④ トイレ・おまるが使えた場合はそのまま、粗相してしまった場合は「小」「大」の文字を○で囲みます。(ここは、その時々のトイレトレーニングの目標に応じて、例えば「自分で行った場合は」とか「事前に申告した場合は」とか変えてもOKです。)
⑤ 睡眠は排尿・排便に影響を与えますし、その間は「おもらし」しているかどうかもチェックできないので、寝ている間を斜線で消すことで、いつからいつまで寝ていたのか(昼寝を含む)を表示します。
↑こちらは、我が家で実際に記録したシートです。(先週のものです)
我が家でもそうなのですが、この表だけを単独で使うのではなくて、食事や水分をいつ何をとったかなどの記録を別にとって(例えば、当ブログで紹介している「行動記録ノート」などが使えます)、それと突き合わせて対応関係をみると、例えば水分をとってから30分後におもらしをするとか、そういった関係が見えてくる可能性があります。
また、外部の療育サービスや通園施設などを利用している場合は、家庭でのトイレトレーニングの現状を説明するときに、とても役に立つ資料になるはずです。
よろしければ、活用してください。
行動シートまで作ってるとはすごいですね。記録をつけてる奥様えらいです!!
子どもの何らかの(問題)行動の傾向が知りたかったら、まずは記録をつける、これは療育の基本だと言っていいと思います。
一見面倒なのですが、実はいろいろな問題を解決するための近道になることが多いですよね。(それを一度経験しさえすれば、記録をとることにも抵抗がなくなると思います。)
ちなみに行動シート(ノート)は、今年もつけてもらっています(妻には感謝です)。年末に来年の行動記録用の手帳を買うのも、我が家の恒例行事?になりました。
今年もよろしくお願いします。
私も重度のお子さんを受け持っている時に、おやごさんと協力して記録をとっていました。記録を分析して「今がチャンス!」というときに促して、成功した時はうれしいですよね。そうでないときも「なぜそうだったのか?」「促し方の問題?」などと考える材料にもなりました。
余談になりますが、一度そのお子さんが私の膝の上でお漏らしをした時に、一瞬「ふあっと、あったかくなって」なんだか気持ちよかったです。もちろんその後、冷たくなって「あ~やちゃった~」と2人ともちょっと凹んだ表情になるのですが・・・
今はそのお子さんも成人し作業所で元気にがんばって見えます。
うちの子どもも、まだまだことばをコミュニケーションに使える段階にいたらない「重度」です。
ですので、子どもが伝えられないことを、大人がこういった道具を使って「自ら伝わる」状態に持っていくことが必要なんだと思います。
私はその場でおもらし、という経験はありませんが、妻が外出していて留守番をしていて、子どもをひざに乗せて遊んでいたら、気づいたらうんちをしていた(おむつはしていましたが)という経験はありますね。(笑)
我が家も、なんとかトイレの自立ができるよう、今年も頑張りたいと思います。