これは、建築請負契約締結から約3か月間、何度もモデルハウス内のビルダー事務所に通って、細かい仕様や間取りの詳細を詰め、ビルダーと施主(つまり私)の双方が「もうこれ以上修正しません」とお互いに確約して印鑑をつく最終プランということになります。
プライバシーやセキュリティに関わりそうなところは一部割愛しますが、家づくりのプランについては、ここに掲載するものが書面として残された公式な約束のすべてになります。
実際にはそれ以外に、口頭でお願いしたことや建て始めてから発生した不測の事態による変更も若干ありましたが、口頭での約束については度重なるビルダー側のスタッフ変更(建築請負契約時にいたビルダーのスタッフは、店長も営業担当も打ち合わせの担当も担当建築士も家の工事が始まる頃には全員入れ替わってしまいました)で有耶無耶になってしまったものもありましたし、やはり「書面で残されているもの」が頼りになるすべてだというつもりで最終プランを作り、約束したことはすべて書面に落とし込むということが重要だと思います。
というわけで、最初の書類は仕様に関するものです。
いちおう、セキュリティを考慮して、個人情報的なところは削除してご紹介させていただきます。
こちらを見るとわかるとおり、仕様として決めなければならないことは実に膨大です。少なくとも私が契約したビルダーは、「分からないから任せるので適当に選んで」というのは通用せず、各部位、設備ごとに用意された標準仕様内のいくつかの選択肢からちゃんと一つ一つ選び、色が選べるときはそれも選んでいく必要がありました。
ですから、ここに記載されている項目は基本的にすべて「選んで決めている」ことになります。