2019年01月07日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(200)

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さて、療育的な側面を含む我が家の実情から、どうしても駐車スペースが2台必要というところからはじまった土地探しですが、4LDK程度のそれほど大きくない家に広めの駐車スペースを合理的に確保しようとすると、敷地条件が想像以上に厳しいものになります。

そういう観点から、実は「北向き」の土地が非常に選びにくくなったりします
北向きの土地の場合、「南側」は道路と反対、つまり道路からみて建物の裏側になり、通常はそちらにリビングなどを配置します(そうしないと昼間でも薄暗いリビングになってしまいます)。そして、住宅地において1階の南側のリビングに日の光を入れようと思うと、最低でも2m、できれば2.5mくらいは建物の南側を隣地から離さなければなりません。
つまり、土地が「北向き」の場合、建物の裏側(=南側)に2m以上のスペースを確保しなければならなくなり、前回の記事の計算でいうと、

土地の奥行き方向の長さ   13m
土地の南側のスペース     2m+α
建物の奥行き方向の長さ    7m
残り(駐車スペースの奥行き) 4mーα


となり、駐車スペースの奥行き5mが確保できなくなってしまうのです。4mを切ったらコンパクトカーさえ入りません。
これを回避するためには、建物を変なL字型にしたり(そうするとだいたい間取りに無理が生じ、廊下が長くなったりして無駄が増える)、駐車スペースを奥行き方向に2台にする(その場合、奥に入れたほうの車は前の車を移動させないと出られずものすごく不便)といった工夫をしなければなりませんが、いずれにしても大抵は何らかの歪みが生じて暮らしにくい家になります。

この問題は、「西向き」「東向き」でも、北向きほどではないにせよ生じるので、コンパクトな敷地に広めの駐車場をとりたい場合には、多少割高になっても「南向き」の土地を選ぶのがいちばん賢明な選択になる、と言えると思います。

実際、我が家も最終的にたどりついたのは、南向きの土地でした。
そして、駐車スペース兼駐輪スペースとして、奥行き5m強、横幅7m強の敷地を確保することができたので、ふだんは自動車2台と自転車、さらにもう1台車がくるときには自転車を移動させて自動車3台がとめられるようになりました
現在、休日に遠出する際にはミニバンを、平日、妻が子どもたちを特別支援学校と保育園に送り迎えするときには小回りのきく軽を、というマイカー2台体制になっていますが、これも「3台めがきても駐められる」という安心感があってこそできたことです。
そういう意味でも、たっぷりとした駐車スペースが確保できたことは、療育を支える我が家の重要な「インフラ」になっているといえると思います。
posted by そらパパ at 21:15| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする
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