続いて考慮すべきなのが、
4.各舗装工事の結果としての余剰土砂の廃棄
です。
舗装工事というのは、基本的に地面に土以外のものを入れる工事になるので、舗装資材を入れた分だけ、土を取り除くことになります。
この「土の廃棄」ですが、市町村がやっている通常のごみ処理サービスでは引き取ってもらえないのが一般的ですから、もしもこれら舗装作業をDIYでやったとしたら、専用の廃棄業者を探して、処理を個別に依頼する必要があります。
ただ、今回は外構工事業者に依頼するので、余った土の処理は当然に工事に含まれるので特に気にすることはありません。
(見積をみれば、ちゃんと処理費用が計上されていることがわかります。費用はだいたい数万円のレベルです。)
そして、次なる大物といえるのが、
5.敷地境界へのフェンス・門塀等の設置
になります。
フェンス・門塀については大きく2つの観点があります。
1つめは、隣地との敷地境界を区切ったり防犯性能を高めたりといった「機能」の側面です。
そしてもう1つは、建物の外観を美しく整えたり豪華さを演出したりといった「美観」の側面です。
実際に外構工事の見積をとってみると分かりますが、このフェンス・門塀工事というのは駐車スペースや玄関アプローチの舗装工事と同等か、それ以上の費用がかかる、非常に金食い虫の工事です。
一般的に、舗装工事の費用が単価に舗装面積(m2)を乗じることで算出されるのに似て、フェンス・門塀工事の費用は単価にフェンス等の長さ(m)を乗じることで算出されます。
そして、その長さというのが意外と長いんですよね。
例えば、120m2の土地で、条件のいい整形地で間口が10m、奥行きが12mだったとすると、この土地を1周全部囲うためには、44mのフェンス工事が必要です。
これに対して工事単価ですが、最も安価な化粧のないただのコンクリートブロックを最低限の高さ(2〜3段)だけ積み、その上に最も安価な高さ80cm程度のスチールメッシュのフェンスを取り付けるという、見るからに安っぽくて、フェンス全体の高さも1m程度しか確保できないフェンスであっても、1mあたり15000円でやってくれる業者は少ないと思います。
つまり、最も安価なフェンス工事であっても、家のまわりをぐるりと取り囲むものを作ろうと思うと、50万円とか60万円は平気でかかることを覚悟しなければならないわけです。
当然、フェンスではなくすべてブロック積みの塀にしたり、そのブロックをきれいな化粧ブロックにしたり、表面を塗装したり、木製やアルミ製のフェンスを選択したり、フェンスに穴を入れたりし始めると、どんどんどんどん単価は高くなっていきます。
名前の通った石なんか積んだ日には、門塀工事だけで数百万円の世界になるでしょう。