2017年01月23日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(100)

とうとうこの連載、第100回になりました。
こんなに続くとは思っていなかったのですが、とりあえずまだしばらく続きそうです。

さて、水回りの主要設備であと残るのは、洗面台とトイレです。

この2つについては、どちらもビルダーが設定する選択肢は、LIXILとTOTOの二択でした。そしてどちらも最もベーシックグレードの、ぶっちゃけ最低ランクのものが設定されていました。
まあこれはよくあることで、私もたくさんのビルダーからカタログを取り寄せて、そこには選択可能な設備オプションも書いてあることが多かったですが、ローコスト系のビルダーでは洗面台とトイレにハイグレードなものを設定しているケースはほとんどありませんでしたから。

で、洗面台については元の家ではリフォームで交換していて、そのときに使っていたクリナップの「ファンシオ」がとても気に入っていて、多少コストがかかっても標準の洗面台をキャンセルして「ファンシオ」をつけようと思い、ショールームで見積もりまで取ってきました。
ところが、ビルダーから出てきた見積もりは、ファンシオの定価に若干の値引き、さらに工賃が乗り、そこからわずか5000円程度の「標準オプションからの差額」を引いただけのものでした。
ファンシオ本体も、ホームセンターとかリフォーム業者で買ったほうがもっと安くなるし、これだと「とりあえず標準のものをつけておいて、あとでリフォーム業者で交換したほうが安い」ということになったので、とりあえずは標準のなかで選ぶことにしました。
もともと「ファンシオ」が気に入っていた理由は、赤ちゃんなら洗えるくらいの巨大なボウルと割れにくい樹脂製というところだったので、その仕様に多少でも近い、TOTOの洗面台を選ぶことにしました。

横幅については、ビルダー標準が75cmでした。
洗面室が2畳と必要最低限なので、小さすぎず、また場所を専有しすぎないこのサイズはちょうどいいということでサイズ変更(これはビルダーオプションの範囲内なのでそれほど高くなくできます)はしませんでした。
ちなみに超低価格ビルダーの場合、洗面台の標準がさらにワンサイズ小さい60cmの場合があります。これだと、ワンルームマンションっぽい大きさで、家族で使うにはいかにも小さい感じになります。
また、75cmでは小さいというニーズも多々あるようで、逆にワンサイズ大きい90cmサイズが選べるケースも数多くあります。
我が家も、とりあえずは標準75cmを選びましたが、将来的には90cmにしたくなるかもしれない、ということで、洗面台の横のスペースは空けておいていつでも90cmのものと入れ替えられるように設計しました。洗濯機置き場には固定式の洗濯機パンを設置しましたが、この洗濯機パンが洗面台を入れ替えるときに邪魔にならない位置・大きさになるようにした、ということですね。
そのうえで、75cmの洗面台のあいだはその隙間を収納スペースにするために、細長い洗面室収納を施主支給で入れました。

ちなみに実際に設置してみた結果、ボウルの大きさも十分だし、使い勝手もいいので、壊れるまでは洗面台を入れ替えることはなさそうです。
posted by そらパパ at 23:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

もし『自閉症のぼくが「ありがとう」を言えるまで』という本をお読みになる機会がありましたら、ぜひレビューを書いていただきたいです。
Posted by ハル at 2017年01月30日 13:24
ハルさん、

コメントありがとうございます。

レスが遅くなり申し訳ありません。
ご紹介いただいた本ですが、見かけたことがなかったのでAmazonなどでチェックしてみました。

FCによるコミュニケーションに関係する本のようですので、おそらく批判的なレビューしか書けないと思いますが、もし読む機会があれば、レビューを書かせていただきたいと思います。
Posted by そらパパ at 2017年03月19日 07:30
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