2016年12月05日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(94)

さて、家族と家を犯罪から守り、子どもを支える体制を維持するためには不可欠な、高い「防犯性能」を実現するためのアプローチについて、いったん「住宅の仕様」ではない部分から先に書きました。(そちらのほうがむしろ重要だと思っているからです)

そのうえで、「住宅の仕様」として、防犯性能を高めるために選んだものがいくつかありますが、その最たるものが、

・防犯ガラスの採用

です。

ご存知の方も多いと思いますが、住宅用の窓ガラスの一種として、「防犯合わせガラス」というものがあります。
これは、窓ガラスを多層構造にして、ガラスとガラスの間に樹脂フィルムのようなものを挟み込むことで、「叩いても割れない」ガラスにしてしまうというものです。
効果は非常に高いと言われており、泥棒が家に侵入しようとする際の「最初の5分」では破壊できないため、泥棒が侵入を諦める可能性が高くなります。
また、そのような性能をもった防犯ガラスには、その性能の証明として「CP(Crime Prevention)マーク」のステッカーが貼られており、外から見えるようになっています。
これもまた、泥棒に対して強い牽制効果をもつことが期待できます。

ですから、これを家の窓ガラスとして採用することで防犯性能を大幅に高めることができるわけですが、当然ながら、問題はコストです。

普通に積算すると、窓ガラスを防犯合わせガラスに替えるだけで、1窓あたり数万から10数万程度かかってしまいます。

ところが、ここでもA社には魅力的なオプションがあったんですね。
なんと、「すべての窓を防犯合わせガラスにする」というオプションが、個別に入れるよりも遥かに安い価格で選べたのです。

これを使わない手はないということで、このオプションを追加することに決めました。

でも、このオプションには条件があって、「標準仕様の範囲で設置されている窓ガラスだけ」が対象になります。
この条件によって除外されてしまうガラス部分として、

・キッチン出窓(特注なので)
・勝手口ドアのガラス部分(窓ではないので)
・玄関ドアのガラス部分(窓ではないので)


があります。
これらについて、どう対応したかについては次回書きたいと思います。
posted by そらパパ at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする
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