SMT-i9100
au(SAMSUNG)
↑我が家の療育で使っているAndroidタブレットはこちらです。中古価格がこなれていて、バッテリー持ちが非常にいいことが最大の強み。
さて、音楽が大好きな娘にタブレットを「趣味のツール」として使ってもらおうということで、娘にとってのタブレットは、「音楽の動画が見られる楽しい機械」ということになります。
そして、その目的のために、我が家で使っているAndroidアプリは、公式(Google純正)のYouTubeアプリと、こちらの動画再生アプリです。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mxtech.videoplayer.pro
MX動画プレイヤーPro
この「MX動画プレイヤーPro」が、我が家のタブレット療育の中核を占めるアプリになります。
(「MX」は、タブレットに保存された動画ファイルを再生するアプリです。一方、YouTubeでしか見られない動画は、親が支援しつつ、YouTubeアプリを使って見せています。最近はYouTubeアプリもかなり自力で操作できるようになってきました。)
ところで、「MX動画プレイヤー」というアプリには、広告つきのフリー版と、広告のない、上記のPro版(有償)があります。
両者の機能はほぼ同じですが、フリー版の場合、曲リストの部分にクリック広告が出ます。娘がたまにこの広告をタッチしてしまい、Webブラウザが立ち上がったりして訳がわからなくなるため、このソフトが娘にとって使いやすいことを確認した我が家では、すぐにPro版を購入しました。
Androidの場合、ライセンスを1つ購入すれば、自分の持っている端末すべて(購入したときのGoogleのIDでログインしている端末すべて)でそのアプリが利用でき、スマートフォンとタブレットでもライセンスを共用できます。
このため、1つのライセンスで、家では複数のタブレットに同じ有料アプリを導入して活用し、さらに外出時にはスマートフォンに同じアプリを導入してコンパクトに活用する、といったことも可能です。
ですので、現時点で450円と、Androidアプリとしては決して安くない価格も、利用範囲の広さを考えれば納得できるものです。
加えて、「MX動画プレイヤー」は、対応する動画のフォーマットが非常に幅広く、エラーなどで落ちにくく、再生品質も非常に高い、Androidでは定番中の定番動画再生アプリですから、娘の療育用だけではなく、私自身のスマホでの動画再生にも普通に大活躍してくれます。
そして特筆すべきは、この「MX」は、操作系について非常に細かいところまで設定変更できるため、娘にとって操作が易しくなるよう、また、誤動作した場合にも致命的な結果(ファイルを削除してしまうなど)が起こらず、また自力でのリカバリー(通常の画面に戻ってくること)が可能なように設定を追い込んでいくことができるのです。
↑MX動画プレイヤーProの設定画面の一部。
この設定の柔軟性から得られる利益は、本当に大きいです。
多少おおげさにいうならば、この「MX動画プレイヤーPro」があったからこそ、娘はAndroidタブレットの操作をマスターすることができ、結果として他のアプリの簡単な操作までできるようになってきた、と言っても過言ではないでしょう。
次回は、我が家で実際に設定している、娘が自力でアプリを操作し、失敗するリスクを最小限にまでおさえこむ、「MX動画プレイヤーPro」の設定方法について、具体的に書いていこうと思います。