さて、音楽が大好きな娘に「音楽鑑賞」の趣味・余暇活動を作っていきたいという取り組みですが、「幼児向け音楽モジュールおもちゃ」(成功)、「一般むけ音楽ガジェット」(失敗)、という過程をへて、次に試したのが、「iPod Touch」でした。
iPod Touch
Apple
iPod Touchがどういうガジェットなのかについて、意外と知られていない部分もあると思うので解説したいと思います。
iPod Touchは、言うまでもなくあの「Apple社」が発売している音楽プレイヤーです。
本体に音楽を保存して、ヘッドフォンや内蔵スピーカーで再生して音楽を楽しむことができます。これは当たり前。
それに加えてとても大きなポイントは、「電話機能(とGPSなどの一部機能)を除き、スマートフォンであるiPhoneとほぼ同じことができる」、より具体的には「iPhone用のさまざまなアプリをインストールしてiPhoneと同様に利用することができる」ということです。
このポイントが、意外と分かりにくいですよね。
一般にiPod Touchは「音楽プレイヤー」として認識されているので、実は音楽プレイヤーというよりは「小さなタブレット端末」といったほうが正しい、という点は、私もiPod Touchを実際に使うまで気づかなかったところでした。
価格的にも、iPhoneを電話契約込みで購入するよりはるかに手頃で、買い切りで手離れもいいので、最初に手にするスマート端末としてもとても便利なものだと思います。
・・・さて、前段が長くなってしまいましたが(笑)、我が家ではこのiPod Touchを、大人(私と妻)用のスマートデバイス入門機、かつ、もしかしたら娘が操作できるかもしれないという淡い期待を込めて導入することにしました。
そして、娘用に、いくつか幼児用の知育系アプリや、音楽系アプリを試しに導入し、機会あるごとに試しに使わせたりするようになりました。
実際に使わせてみて、とてもよかったことと難しいな、と思ったことがありました。
もっともよかったことは、こういったスマートデバイスで使われているタッチパネル(静電容量式タッチパネル)は感度が非常によく、娘のように「力を入れずに画面をタッチする」操作でもスムーズに反応してくれる=十分操作できる、ということでした。
昔のタッチパネル(感圧式)は力を入れないと反応しないので、それに比べると雲泥の差です。
また、タッチパネルというのは必要なボタンだけが画面に表示され、そのボタンが何を意味するのかもその都度ビジュアルに表示されることから、娘にとっても「わかりやすい」ケースが多いようだ、というのもいい点でした。
一方、難しいと感じた点は、以下のようなところです。
1.画面が小さく操作が難しい。iPod Touchの液晶は3.5インチしかなく、指先の細かな操作が求められます。これは厳しいです。
2.これは1.とも関係しますが、画面が小さいため、娘の注意を十分に引きにくい傾向がありました。小さい画面を注視する前に、飽きて操作をやめてしまう、そういう素振りを強く感じました。
3.ホームボタンの存在。ハードキーであるホームボタンを押すと、どんな状況でもアプリが終了してしまいます。娘はついついハードキーを押してしまうことが多く、そうなると意味がわからなくなってすぐに放り出してしまいました。
こういった問題があって、iPod Touchを娘の余暇活動にストレートに導入することは、この段階ではまだ難しかったです。
でも、iPod Touchの導入によって、私や妻も、スマートデバイス(とそのアプリ)でどれくらいのことができるのか、といったことについて経験を積むことができましたし、娘にとってのデバイスということでも、もう少し違うアプローチで工夫すれば何とかなりそうだ(=方向性は決して間違っていない)、ということについて、確信めいたものを感じることができました。
そんなわけで、この方向に「可能性」を感じた私たちは、さらにもう一歩進めて、次の挑戦に進んでみることにしたのです。
(次回に続きます。)
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