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2006年11月15日 [ Wed ]

マイコプラズマ肺炎

いまちょっと流行しているらしいですし、妻のブログで話題になっていたので、療育とはあまり関係ありませんが、「マイコプラズマ肺炎」について書こうかと思います。

マイコプラズマというのは「細菌より小さく、ウィルスより小さい」病原体で、飛沫感染による濃厚感染(ある程度密な暴露による感染)によって体内に取り込まれ、肺炎などの症状を引き起こすのだそうです。

私は、ちょうど10年ほどまえにこのマイコプラズマ肺炎に感染し、実は死にかけました。(^^;)
そして、実に3週間以上も入院し、その後の療養も含めると仕事復帰に2か月近くもかかってしまいました。

何かの参考、あるいは警鐘?になるかもしれませんので、そのときの経緯を書いておこうと思います。

かぜのような咳が出るという、最初の症状が出たのは、12月の中旬でした。
ボーナスが出て、そのお金でちょっと奮発して買い物した直後だったので、よく覚えています。
感染源は不明ですが、当時仕事がたてこんでいて疲れがたまっていたので、恐らく免疫力が落ちていたんだと思います。

2、3日咳が出て、熱も7度台になったので、近くの病院で診察を受けました。
そのときの診断が「かぜ」ということで、通常の風邪薬が処方されてしまったので、薬をいくら飲んでも症状が良くならず、日に日にせきとたんがひどくなり、熱も高くなってきました。
最初に病院に行った翌朝の体温が37度、さらにその翌朝の体温が38度、そしてさらにその翌朝、熱にうなされて目がさめて熱を測ったらとうとう39度になってしまったので、朝6時半くらいでしたが自分で近くの救急病院に電話して、自転車でその病院まで自分で行って(笑)診断を受けたところ、こりゃまずいということで即入院となりました。
(でもその当時、一人暮らしで近くに親類もいなかったので、入院初日にいきなり外出許可をもらって銀行でお金をおろしたり入院用品の買出しをしなければなりませんでした。そうして病院に戻ってきたら熱が40度まで上がってしまい、解熱剤の点滴のお世話になってしまいました)

ところが、ここでまた不運というかミスが重なってしまい、マイコプラズマではなく細菌による肺炎という診断になってしまったため、マイコプラズマには効かない抗生剤の点滴治療が1週間くらい続いてしまいました。
当然まったく良くならず、放っておくとすぐに40度になる熱を解熱剤で下げつづけるという毎日が続きました。

一週間後、あまりの状態の悪さに、巡回した医師に「全然良くなっていないけどどうなってるんだ、診断が間違ってるかもしれないからもう一度ちゃんと見てほしい」とクレームをつけ、再度レントゲンをとってみると、入院時右肺の半分くらいだった炎症のかげが右肺全体に広がり、右肺が機能停止していることが分かりました。つまり、既に肺活量はほとんどなく、これで左に転移して広がったら下手すると命にかかわるという状態です。
さすがに医師も慌てたようで、「もっと強力な薬を使いましょう」ということで点滴が変わりました。
すると、なんとその日から熱が下がり始めました。最初からこっちにしてくれよ、と思ったのですが、今度は新しい薬の副作用で全身にじんましんが。そこで、新しい薬に加えて、じんましんを抑える薬まで点滴しなければならなくなり、それまででも1日8時間程度だった点滴時間が15時間以上に延びてしまい、起きている間はほとんどずっと点滴(日によっては寝ている間まで点滴←怖すぎ)を受けつづけるという状態になりました。

とはいえ、薬が効いたおかげで1週間程度で熱は7度台にまで下がり、せきも症状も治まってきました。年末年始をはさんでしまったために入院期間が延び、結局3週間あまりの入院生活を過ごす羽目に(大晦日の一泊だけは外泊許可をとって自分の部屋で過ごしました)。病室が大部屋だったので、最後のほうはほとんど「部屋のヌシ状態」でした。

当時、まだ入院時の医療費負担が1割だったので助かりましたが、この入院でかかった健康保険適用前の医療費は約100万円でした。それでも、大部屋に入れてもらって差額ベッド代がかからないようにお願いしてこの金額だったので、個室などに入らされていたらもっとかかったでしょう。このときほど生保の医療保険が役に立ったことはなかったですね(笑)。

というわけで、マイコプラズマ肺炎はけっこうありふれた病気だとは思いますが、こじらすと結構大変なことになります。
最近特に冷え込んできましたので、お子さんも、そして皆さん自身もご注意ください。

posted by そらパパ at 22:41 はてなブックマーク | コメント(2) | トラックバック(1) | 雑記
この記事へのコメント
こんな病気、初めて知りました。恐ろしい・・・

私も、9月末から風邪をひき、病院に行かずに自力で2週間かけて治った所にまた風邪をひき、今度は熱もあったので、病院に行ったら『風邪』と診断され、風邪薬をもらって飲んでも全く効かず、微熱がずっと続くので、しばらく自力で頑張ったけど微熱が引かないので、1週間もたってから、病院に行ったら、結局『気管支炎』で、抗生物質をもらって飲んで、やっと治りました!

結局、一ヶ月ほど、風邪ひきで苦しみました。しかし、最初に行った病院で、『咳と痰で息苦しい感じがする』と訴えているのに、なんで信じてくれないんでしょうね?あの時抗生物質を出してくれていれば、あんなに苦しまなくても済んだのに・・・

でも、自力で治そうなんて、病気を舐めたらいけませんね。今回つくづく反省しました。自閉症児のいる家庭では、母がダウンしたら終わりですから・・・
Posted by いっくんママ at 2006年11月17日 13:20
いっくんママさん、

マイコプラズマ感染症自体はそれほど珍しい病気ではないと思います。
問題はそれが肺炎にまでなってしまったときですね。この場合は、普通の風邪薬や抗生物質だと効きにくく、マイコプラズマを意識した薬を出してもらわないといけないようです。

(私の場合は、外来のときに間違えられ、入院した後ですら間違えられていたので重症化したのだと思います)

ともあれ、気をつけることに越したことはありません。しつこい咳はしばしばただの風邪以外のときがありますから、注意したほうがいいと思います。
Posted by そらパパ at 2006年11月17日 23:20


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Excerpt: いつもありがとうございます。健康★どっとCome です。私は決まった時期に風邪をひきます。しかし、今年は違う、何かが違う。それは咳がいつまでたっても治まらないことです...
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Tracked: 2006-12-12 20:54

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