例えば我が家の最近の例でいうと、娘は鼻がかめないので、汚い話ですが娘の鼻がつまっているときは親が見つけて鼻くそそうじをしてあげます。(最近「ほじる」のを覚え始めたようで、いいのか悪いのか考えてしまいますが(笑))
でも、娘はこの「鼻くそそうじ」をとても嫌がります。
まあ、嫌がっていても今は何とか無理やりやってしまうことはできるわけですが、将来力がついてきた後のことを考えれば、「無理やりごまかす」というのはやめるべき方法です。
我が家では、散髪や爪切りや入浴も絵カードを作って、それを見せながら「これから私たちが何をさせようとしているのか」を理解させて見通しを持たせるようにしているので、「鼻くそそうじ」も同じようにカードを作ろうと思いました。
でも、これが難しい。
いつも鼻くそそうじは夫婦二人がかりで娘の身体を押さえてやっているので(そうしないと危ない)、写真を撮る余裕はないし、そもそも嫌がっている写真では絵カードとして使えません。
そんなときに役に立つのが、検索エンジンGoogleのイメージ専用検索「Googleイメージ」です。
http://images.google.co.jp/imghp?hl=ja&q=&tab=wi
ここで、「鼻くそ」と入力して検索してみると・・・

↑Googleイメージで「鼻くそ」を検索した結果。
ありました。イメージに近いのが。
早速リンク先を参照して写真を保存して加工し、絵カードの完成です。

我が家では、自分で撮った写真ではなくて、Googleイメージで見つけた写真・イラストを使った絵カードがけっこうあります。

↑「Googleイメージ」で見つけたイメージで作成した絵カード。
家庭内で個人的に使うのであれば、著作権上も特に問題ないと思います。
ところで、Googleイメージで絵カード用のイメージを探すときには、私が見つけたコツがあります。
それは、「日本語で見つからなかったら英語も試す」というやり方です。
この9枚のカードのうち、左下の「散髪」と「歯医者」は、それぞれ日本語で検索してもあまりいい写真が見つからなかったので、「haircut」「dentist」でそれぞれ検索したところ、イメージに近い写真が見つかりました。
もともと、Googleイメージに保管されているイメージ数が、英語のほうがかなり多いように思います。
意外と使えるテクニックだと思いますので、参考にしてみてください。
ただ英語を試すはやってみたことありませんでした。
このテクニックまた利用してみます(^^ゞ
まあくんも鼻そうじ嫌いで(-"-)、よく動いて鼻血ブーさんになっています・・・^_^;
検索して出てくる写真の数は、明らかに日本語より英語のほうが多いですね。
それと、これはたまたまですが、歯医者と散髪は、海外では「はじめての歯医者」「はじめての散髪」ということで子どものちょっとしたイベントになっているようです。(ですので、子どもの散髪と歯医者は写真がたくさんありました)
鼻そうじは大変ですね。
何かで見ましたが、「鼻をかむ」というのは、非常に教えにくいスキルの1つなんだそうです。確かに、ABAでも教えるのはものすごく難しそうですね。(^^)