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2006年10月03日 [ Tue ]

環境知覚障害仮説:まとめページ

「環境知覚障害仮説」は、以前書いた「知覚の恒常性障害仮説」を一部修正・発展させた、「自閉症とはなにか?」に関する仮説です。
シリーズ記事を書いて掲載している最中に、自閉症の謎について、より脳に近いところまで掘り下げることのできる「一般化障害仮説」に到達してしまったため、内容的にやや中途半端になってしまった点は否めませんが、自閉症の現象面に対する考察としては今でも意味のある内容になっていると思っています。

このページは、ブログのトップページのリンクをスリム化し、あわせて読者の方の通読の便宜を高めるための、この仮説に関するまとめページです。ご活用いただければ幸いです。


↑環境との相互作用の難易度の段階を表した図。自閉症児の社会性もこの順で発達してくると思われます。


シリーズ記事

 改めて自閉症の謎に取り組む(1)
  新しい仮説に取り組むことになった経緯、ギブソンのアフォーダンス理論との出会いについて。

 改めて自閉症の謎に取り組む(2)
  自閉症のコミュニケーション障害の本質は、モノとヒトに対して同じ行動をとることにありそうです。

 改めて自閉症の謎に取り組む(3)
  自閉症の3つ組の障害は、モノとヒトとの関わりかたの分化の障害としてとらえることができます。

 改めて自閉症の謎に取り組む(4)
  健常児が母親との関係を出生後すぐ獲得するのに対し、自閉症児は「モノ→ヒト」という特異な関係発達経路をたどります。

 改めて自閉症の謎に取り組む(5)
  アフォーダンス理論によれば、ヒトは環境と相互作用し、直接知覚しています。自閉症児の困難はまさにここにあるのではないでしょうか。

 改めて自閉症の謎に取り組む(6)
  自閉症児が環境と相互作用し、環境を知覚するやり方は健常児とは異なります。自閉症は発達の遅れではなく発達の異常としてとらえるべきでしょう。

 改めて自閉症の謎に取り組む(7)
  ここまでの議論をまとめ、脳内の情報処理については、今後執筆予定の「一般化障害仮説」に譲ります。


シリーズ記事:「内面」はあるのか?−コミュニケーション療育の方法論

 1, 2, 3, 4, 5, 6
  この「環境知覚障害仮説」を仮説としてご紹介する前に、環境との相互作用という意味ではより掘り下げたこのシリーズ記事を書いていました。


関連ブックレビュー

 知性はどこに生まれるか(ブックレビュー)
  アフォーダンス理論の「考え方」を分かりやすく解説した入門書。

 環境に拡がる心
  アフォーダンス理論からヒトの自我や存在について考える、独自の生態学的哲学の書。

 遊びを育てる(ブックレビュー)
  アフォーダンス理論を療育に取り入れている作業療法士の書いた療育本。


その他の関連記事

 犬とふれあい体験
  ヒトとの相互作用の前段階としての「動物とのふれあい」に実際にチャレンジしています。

 プールにて。(水との相互作用)
  プールで探索的に遊ぶことは、水との相互作用を学ぶことに他ならない(だから、ながーい目で見るとコミュニケーション療育ですらある)と思います。

posted by そらパパ at 22:40 はてなブックマーク | コメント(0) | トラックバック(0) | そらまめ式
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