
↑「いろいろ写真シート」の作成例です。
もうかなり昔になりますが、娘にデジカメ写真をクリアーファイルに入れて「手作り写真絵本」を作ったりしていた頃、身近なものの写真カードにもっと興味を持ってもらおうと、食べ物の写真を6枚ほど並べてテープで貼り付けたものを、台所の近くに掲示しておくことにしました。
それが惰性?でずーっとつけたままになっていて、先日の台所のリフォームの後でもまだそのままになっていて(記事の写真を見るとリフォーム前後のどちらにも写真カードが下がっているのが分かると思います)、早くもう少しマシなものに変えたい、と思っていました。
幸い、PECS用のデジカメ写真もずいぶんたまってきたので、それを活用して、比較的簡単に大量の写真が並ぶ写真シートを作ることができました。(A4サイズで88枚の写真が並んでいます。)
なお、今回も、「ラベル屋さんHOME」用のテンプレートをご用意しましたので、お手持ちのデジカメ写真を使って、ご家庭で同様のシートを作ることができます。

↑「ラベル屋さんHOME」用の「いろいろ写真シート」用テンプレートです。
右クリックで「対象をファイルに保存」するなどしてダウンロードしてください。
使い方は、以前公開した「PECS絵カード用テンプレート」などとほぼ同じです。
「ラベル屋さんHOME」の「リンク機能」を使って、画像ファイルを「イメージ1」「イメージ2」それぞれにドラッグ&ドロップしてファイル名を取得し、さらにそれぞれの画像の名前をセルに手入力で打ち込んでください。
実際にウィンドウの右側に表示される印刷イメージを見ながら入力していけば、やり方は分かってくると思います。
リンク用ワークシートの1行目から44行目までを埋めると、シート1枚分の情報が全部入ったことになります。(写真としては全部埋めるのに88枚必要になります。)
そして、通常のパソコン用のA4用紙(ラベル用紙などである必要はありません)に印刷し、ラミネート加工して完成です。
我が家にはA4がラミネートできるラミネーターがありますが、100円ショップや文房具店にはラミネーターのいらないシール式のA4用ラミネートフィルムが売っていると思いますので、こういったものも活用できます。
最後に、この「いろいろ写真シート」の活用方法ですが、我が家ではこれまでの「キッチン前の写真シート」の置き換えとして使っています。

↑こんな風に子どもの目の高さあたりに貼り付けました。
貼ってから2、3日といったところですが、けっこうよく注目しているようです。写真を見つめて指差したりしているのを見つけたら、その写真の名前を言ってあげたりしています。普段のPECS用絵カードとは写真の大きさが全く違うので、そういう意味では混乱してはいないようです。
それ以外に、もっと課題寄りの使い方としては、親の側が写真を指差して子どもに答えさせる、なんて使い方もできそうですね。(8段×11列あるので、手作りの写真あいうえお表も作ろうと思えば作れます。)
※補足:実はこのシートで、24mm×25mmという小型のPECSカードを作ることも可能です。(同時に88枚も作ることは普通はないと思いますが)
いつもそらパパさんの工夫には感心させられます。デジカメの写真もラベル屋さんも手元にあるのに、アイデアが出てこないところが悔しい限りです。またまたまねっこさせていただきます。がんばってください。私もいつかそらパパさんに使ってもらえるような工夫を考えたいなと思います。(いつのことになるやら・・・)
また、私のブログのタイムタイマーについてのコメント、ありがとうございました。読んでいただけていると知ってとても嬉しかったです。
ひかり
今回のはほんとにちょっと気が向いて作っただけの品ですから、本当は「教材」なんて名前で紹介するほどのものではないものですね。(^^;)
ただ、現在5cm版(名刺の短辺サイズ)のPECSカードを使っていて、ゆくゆくはサイズダウンしたいと思っていますので、そのための導入にはなるかもしれません。
我が家の場合、発達指数から言って言葉を自由に使えるようになる可能性は低いと思いますので、絵カードによるコミュニケーションをゆっくりでもいいので身に付けていってもらいたいと思っています。
※このブログでリンクを貼っているブログには基本的に毎日お邪魔していますよ。(^^)