http://www.kids-power.net/
この会社をとりあげた日経の記事がこちら。
http://www.nikkei.co.jp/kansai/women/34963.html
こういったベンチャー企業が出てくるのはとても面白いですね。
自閉症児の親としては、選択肢が広がることは大歓迎です。
こうやって民間に療育サービスが解放されていって、その中から親が責任をもって療育メニューを選んで、行政はそれに対して「必要な」援助を与える、というのが、日進月歩の自閉症療育の世界では本来あるべき姿だと思います。
もちろん、実際に見聞したわけではないので、この企業が提供する療育サービスの内容自体についてはコメントできません。この記事は、こういったベンチャー企業が現われたということに注目しているという趣旨であって、ここのサービスをお薦めしたり批判したりといった意味は含まれていないことをご理解ください。
1時間あたり約1万円という費用については、民間のABA訪問サービスの相場という観点からみれば全然高くはないのでしょう。もちろん、それは中身が伴っていることが前提となりますので、実際に検討されている方はそのあたりをじっくり見極めることが必要になりますね。
ABAの実際の療育はある意味「職人芸」でもありますので、個々の「セラピスト」の知識とスキル、経験が最終的には問われると思います。
ともあれ、こういったチャレンジがどんどん全国規模で広がってくることを期待したいと思います。