例えば、PECS用のマジックテープやバインダー、台紙などはここで揃えることでコストが大幅に浮き、本当に助かっています。
さて、そんなわけでよく顔を出す会社の近所の大きなダ○ソーで、木工コーナーに「時計の自作キット」なるものが売っているのを発見しました。

↑左から、時計の機械、針、本体です。
このキットは、機械部分、本体、針、文字を別々に買って組み合わせるという仕様になっています。
100円でお手軽だと見せかけて実は400円かかるというなかなか巧妙な仕掛けですが(笑)、うまくやれば、今までよりもずっといいPECSスケジュール用の時計が作れるんじゃないかということで、工作を楽しむ目的も兼ねて買ってみました。
(文字は自分で紙で作るつもりだったので、機械と針と本体で315円でした。)
工作自体は極めて簡単なものですが、文字盤は紙に印刷したものを貼り付けることにしました。(分かりやすそうなデザインをゼロから描いてみたかったので)

↑完成した時計。本体に紙で作った「文字盤」を貼り付け、そこに時計の機械と時針のみを取り付けてあります。
横に置いてあるのは大きさ確認用の単三電池です。
さっそく、これまでの時計と交換です。

時計のサイズが大幅に小さくなったことで、PECSスケジュール表のすぐ隣に設置することができるようになりました。
これまでは、スケジュール表とはかなり違う場所に時計があったので(これまでご紹介していた写真では、実は真ん中がカットしてありました。今回の写真が本来の位置関係になります。)、子どもが「見ている」とはとてもいえない状況でしたが、これだったらもしかすると見てくれるかもしれません。
逆に、問題になりそうなのは、針がむき出しだということですね。
子どもがいじったり、危険があるようなら、少し場所を変えるか元の時計に戻すことも考えなければなりませんが、特にそういった問題がなければ、しばらくこの状態でやってみたいと思います。
ちなみに、このスケジュール表の改造にやたらとこだわっているのは、この表がとても効果がありそうだということがだんだん分かってきたからです。
娘は最近、この表にスケジュールを張り出すと食い入るように内容を見つめています。

このスケジュール表については、さらなる改造ももくろんでいます。それについては、また日を改めて書こうと思っています。
実際の時計と、スケジュール表の時計が全く同じ文字盤というのは「同じものだ。」ということが、一目でわかるのでとても良いですね。
学校ではチャイムが鳴りますが、何時というより、あとこのくらいの「時間」という見通しが持てるようになるといいなとおもって、日課表の隣に、文字盤を加えたいと思いつつ、お尻
が重くて、2時間続きなどで時間が長く途中に適宜休憩の入る授業のときのみ、スチールの文字盤の時計に、板マグネットを扇型に切り、「今がここで、ここまで活動したら休憩だよ。」と伝えることで、代用してます。
私の作りたい文字盤といっても教室の時計は白地に黒数字なので、円を書いて、その内側に数字を入れるだけなんです。。。お尻が重いなんていってられませんね。頑張ります。
コメントありがとうございます。
工作は、最初に始めるときにエネルギーがいりますね。そこを越えてしまえば楽になるんですが(^^;)
今回の時計作りは、教材作りでもありますが、自分の楽しみとして工作したという面も強いので、特に面倒だとは思いませんでした。
いろいろ工夫をしてくれる先生というのは頼もしいですね。期待しています。