(さと母さんから情報をいただきました。)
自閉症児と絵カードでコミュニケーション -PECSとAAC-
著:アンディ・ボンディ ロリ・フロスト
訳:園山繁樹
二瓶社
2,100円(税込み)
発行 2006年7月28日→遅れて8月上旬
(出版社による紹介文)
自閉症をはじめとした、話し言葉によるコミュニケーションに重度の困難のある子どもや大人の人に対する拡大・代替コミュニケーションシステム(AAC)が、わが国でもその重要度を増しています。本書では、絵カードを使ったPECSトレーニングとその展開の仕方が、わかりやすく解説されています。子どもが絵カードを使ってコミュニケーションができるようになることだけでなく、子どもの生活の変化がどのように起きていったかを説明しています。
今のところ、少し発行が遅れているのか、どこのオンライン書店でも売っていません。
(さるところの情報では、発行が遅れて8月上旬になったそうです)
↓楽天ブックスでは既に扱っているようです。
訳者の園山先生は、「行動変容法入門」の訳でもおなじみの、日本の代表的な行動分析学の研究者の1人です。
これは楽しみですね。もしかすると自閉症児の最初期の(2歳とか3歳の頃の)コミュニケーション療育に革命が起きるかもしれません。
これは大げさな話ではなくて、こういう本が気軽に入手できるようになれば、まだ確定診断をもらっていないお子さんや、診断はもらっても適切な療育メニューが用意されないお子さんにも、家庭で極めて有効なコミュニケーションの療育がすぐにできるようになると考えられるからです。
私も、見つけ次第すぐに入手して、改めて日本語で読んでみたいと思います。
先日PECSマニュアルの時にコメントしました、かまぴーです。
ついに「A Picture's Worth」の日本語訳が発売なのですね!
(実は先日教えて頂きましたマニュアルは、ワークショップ未受講の為、購入できないな~と思っていた所でした(^^;;;)
早速申し込みしようと思っています~。
教えて下さってありがとうございます♪
ところでこちらのブログをご紹介したいのですが、TBさせて頂いても大丈夫でしょうか?
こんにちは。
PECSが日本に本格導入される日はいつ来るのろう、と思っていましたが、この本の登場でそれが大きく加速されることを期待しています。
トラックバックはもちろん歓迎ですので、自由にやってください。
私のほうも、「Visitor's Page」でご紹介させていただきたいと思います。
やっと夜更かし?ができるようになったので、おっとこの本出るのですね・・
洋書かった私はいったい?^^;
私も早速買って勉強しますね。
楽しみです!
少しご無沙汰でした。
この本は今日からいろいろなところで買えるようになったようです。私もあちこち探して見つけました。
個人的な印象ですが、英語の原本のほうが、簡素で論理的な文章で私は好きですね。「アンディ節」はとても魅力的です。
園山先生の訳は非常に丁寧で、ABAの専門用語もきっちり訳されているのですが、そのせいか、少し文章が冗長かな?と感じるところもないではありません。
(それにしても、日本語版が出て読者層が劇的に拡大することは大・大・大歓迎です!)