ちょうど今回はプールの療育があり、妻が風邪を引いていて体調があまりよくないこともあったので、私がプールに入れよう、ということになりました。
これまでの話を聞いていると、
・去年はプールはものすごく怖がってつかることもできなかった。
・今年はだいぶ慣れて、むしろ楽しみにしているようだ。
・ただ、前回は浅いところにしか入れず、深いところは怖がって入れられなかった。
ということが分かりました。
当然、私がひそかに(笑)狙っていたこと・・・それは、娘を深いところに入れて、多少怖がってもいいので慣れさせてしまおう、ということでした。
結果は・・・
↑抱きかかえて深いところに入れている様子。
↑さらに慣れて、リラックスして水に浮けるようになった様子。
・・・思ったよりもあっさりと、深いところにも慣れさせることができました。
(写真がピンボケなのはご容赦ください)
今回、私がとった「作戦」はこうです。
プールには、フロート板で浅くなっているところが2箇所あって、その間に2mほどの狭いすきま(水深は深い)がありました。
ですから、娘にフロート板の上を歩かせてその「すきま」の近くに誘導して、おもむろに抱きかかえて「すきま」の向こうのもう1つのフロート板に移してしまうのです。
娘は一瞬緊張しますが、すぐにまた足が付くようになりますから、それほど怖がらずに新しい状況を受け入れます。そうしたら今度はまた反対の(元の)フロート板に戻す、これを何度か繰り返したのです。
そうすると、フロート板に乗っている時間だけでなく、その「すきま」を抱きかかえられて移動している間も、それほど怖くないということが分かってきますので、深い「すきま」を移動中も怖がらなくなってきます。そのタイミングをみて、本格的にプールの真ん中へ入っていきました。(それが1番目の写真です)
もちろん、途中で怖がったらすぐにフロート板に戻して、安心させます。
こんなことを繰り返していると、深いところを抱えられている間もリラックスできるようになってきたので、抱えかたを変えて、あお向けとかうつぶせなどの姿勢で体を水平に持っていって、より「浮いている」状態に近づけるようにしました。(それが2番目の写真です)
最初は、脇だけ抱えて足が宙ぶらりんな状態にして、少し「振り回す」ように水の中を進むことで、遠心力をうまく使って、自然に体が水平になるように工夫してみたりしました。そして、一度「水平」に慣れてしまえば、後は自分からそういう姿勢が取れるようになりました。
時間は20分くらいでしたが、娘は終わった後、もっとプールで遊びたいと泣き出すくらいでしたから、楽しんでくれたのだと思います。
私も、プールに行くこと自体、滅多にないことですから、療育に参加できたことも含めて、貴重な体験ができました。
こんな風に、母親だとちょっと慎重になってしまうところを、いい意味での「大ざっぱさ」で新しい体験をさせていくということも、父親として療育に参加する1つの意義なんじゃないかな、と思っています。
→今朝になって娘が熱を出してしまいました。おさまっていたと思っていた風邪がプールのせいでぶりかえしてしまったのかもしれません。
私のうけたプール療育は 母の肩に子どもの頭を乗せて
ほっぺとほっぺがくっつくような感じにします。
子どもが天井を見る体勢になったところで 母は後ろ向きに進みます。
(もちろん 深いところでです)
すると 子の身体は勝手に水平になって もうすっかりリラックス^^
バタ足はするしゆらゆら揺らしても全然平気でした。
子どもたちはプール遊びが好きなんですね~
プール、深いところに慣れてくれて嬉しかったです。
その翌日から熱を出してしまいましたが、ようやく熱も下がり食欲も出てきたようです。(入れ違いに妻が熱を出してしまいましたが)
プール療育はまだしばらく(秋まで?)あるはずなので、その間にもっともっとプールを楽しんでくれるといいな、と思いますね。