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2011年02月17日 [ Thu ]

SIGMA 28-80mm F3.5-5.6 MACROを全域マクロに改造する



療育とはまったく関係のない、カメラの(しかも結構マニアックな)話題です。

先日、Yahooオークションで、「SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6 MACRO ASPHELICAL」というレンズを落札しました。
ジャンクでもない状態での落札額が1200円という、まあはっきり言ってほとんどの人が省みないような「捨て値レンズ」です。


↑ヤフオクでは1000円〜2000円程度で落札できるレンズです。左にあるスイッチに注目。

実際、フィルム時代の廉価ズームということで、特筆すべき描写をするわけでもなく、デジタル一眼の汎用ズームとしては広角側が不足するなど、確かにあまり手に入れるべきレンズではないように見えます。

でも、実はこのレンズには裏技があるのです。
それは、「ズーム全域で相当寄れる、ズームマクロレンズに改造することができる」ということです。
この改造によって、平凡なこのレンズが、最短撮影距離が24cmで実質レンズ前10cmより近くまで寄れ、撮影倍率も最大で1:2までいける、かなり本格的な広角〜中望遠マクロ撮影に使える面白いレンズに早変わりします。

これは結構有名な改造なので、ネットで検索するといくつも見つけることができます。

今回、私もこの改造に挑戦して成功したので、写真つきでご紹介したいと思います。

※言うまでもありませんが、レンズの改造は自己責任で

ポイントとなるのはこの「マクロスイッチ」です。



ノーマル状態では、このマクロスイッチは焦点距離が80mmの場合に限ってオンにすることができます。
まずはこのスイッチをマイナスの精密ドライバーなどでこじって外します。



外れました。
このスイッチの下にある鉄板が、フォーカスリングとズームリングの動きを制限しています。
なので、この鉄板の上部にあるでっぱり部分を無効化してしまえば、動きに制限がなくなり「全域マクロズームレンズ」に改造できるわけです。(簡単ですね!)



スイッチの穴の両脇にあった細いプラ枠を切り落としてしまいます。
後は、中の鉄板の上部の出っ張りを、外側に90度曲げて「ピントリングへの突っかい棒」機能を果たさないようにします(これがなかなか大変!)。



本当は切り落とせればいいんですが、さすがにそれは無理っぽいですね。
スイッチの周辺にだいぶ傷をつけてしまいました。

この状態で、スイッチを上に上げて(NORMALの位置にする)、ピントリングが端から端までスムーズに動くこと、同時にズームリングも28mmから80mmまで自由に動くことを確認します。

うまく動くことが確認できたら、マクロモードスイッチの裏側のでっぱりを一部削って、鉄板を折り曲げたことによる出っ張りと干渉しないようにして、瞬間接着剤で接着すれば完成です。
(改造後は、スイッチはただのダミーです。操作しません。)




さて、それではさっそく完成した「全域マクロズームレンズ」での撮影です。

まず、このレンズで最も大きく撮れる、80mm(35mm換算120mm)マクロモードでの写真です(トリミングなし)。



全長12cmくらいの小ぶりなラジオペンチ(この改造でまさに使っていたもの)を撮影。


次に、35mm(35mm換算52.5mm)で、改造する前の状態で一番寄った写真がこちら。



全然寄れてません。でも、改造後はここまで寄れます。



そして、一番広角側の28mm(35mm換算42mm)でも、ここまで寄れて、遠近感が強調された広角マクロらしいなかなかの写真が撮れます。


↑28mm(35mm換算42mm)の改造マクロモードで撮影した広角マクロによるサボテン。


↑ちなみに「改造前」だと、ここまでしか寄れません。実に平凡ですね。


これはなかなか。
広角マクロズーム(最大撮影倍率1:2)、なんてレンズは、正式には多分どこからも出ていないと思うので、これは面白いですね。

今度、実際に植物公園にでも持ち込んで花のマクロ撮影などにも使ってみたいと思います。


※追記

行ってきました!
あえてこのレンズだけを使って、植物公園で花を撮ってきました。(クリックで拡大します)

















いかがでしょうか。
ちなみに使ってみてわかったこの「改造ズームマクロレンズ」の特徴。

・手が届くような場所にある花のマクロ撮影なら十分すぎるくらい寄れて大満足。
・ズームで構図を調整できるのはやっぱり非常に便利。調整幅も十分。
・AFがけっこう迷う。まあマクロレンズとしては暗いので仕方ない。
・解像度はそれほど高くなく、模様のない花はほんわかと写る。まあそれも味わい。
・ボケははっきり二線ボケの傾向があるので、うまく処理する必要がある。
・全体として、「アナログ的味わいのある、使いでのあるマクロレンズ」という印象。

全体としては、たった1200円で手に入れたものとは思えないほど「使えるマクロレンズ」でした。
コンパクトでスペースもとらないので、カメラバッグに常備する常用レンズに格上げです。


posted by そらパパ at 22:39 はてなブックマーク | コメント(2) | トラックバック(0) | 雑記
この記事へのコメント
先日はツイッターでいろいろと教えていただきありがとうございました。

その後、オークションで見ております^^



実は、以前より、カメラ関連でお聞きしたいことがありまして・・・


そらまめちゃんの生まれた頃ってまだ
デジカメが出てき出したころだったと。

勝手な想像ですが、そのころ、そらまめパパさんは、フィルム一眼を使っておられたのではと・・・

息子がそらまめちゃんと同じ年なので
勝手に想像してます^^;


そこで、お聞きたいことなのですが・・・

フィルム一眼の写真たちのデジタル化って
どうしておられます?



安価にデジタル化したいけど
大量にあるので、いい方法ないかなぁって。

結婚式・新婚旅行・息子の生まれた頃の写真がフィルムのものなのです。

またお手すきの時にでもお返事いただけると
幸いです。


Posted by カトリック at 2011年02月19日 08:58
カトリックさん、

実は私も、入手した28-80がちょっとガタつきの多い、動作に不安の残るレンズなので、もう1つ入手しようかとオークションを眺めています(笑)。

ところで、ご質問の件ですが、私は一眼を手にしたのは今回が初めてで、これまではコンパクトカメラ、コンパクトデジカメばかり使ってきました。

娘が小さい頃は、フジの「ティアラII」というコンパクトフィルムカメラを使っていましたね。
http://www.kiwi-us.com/~mizusawa/penguin/CAMEdata/fuji/specTIARA2.html

で、その頃の写真をどうしたかというと、安物のドキュメントスキャナでひととおり読み込んでしまいました。
今でいうと、こちらみたいな商品ですね。

http://d.hatena.ne.jp/Dance1988/20110118/p1

ちなみに、こういうスキャナは需要が確実にあるので、買って、必要なスキャニングを全部終わらせて、きれいな状態でオークションに出せば、買った値段の半額以上で落札してもらえると思います。
Posted by そらパパ at 2011年02月21日 21:39


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