先日、「行動主義的に考える」という記事を書いて、問題の原因を内に求めないで、コントロール可能な「外のこと」にまずは求めて解決していこう、という提案をしましたが、我が家ではちゃんと実践されている?ようです。
というのも、こんなことがあったからです。
先々週のことになりますが、週の中ごろから週末に向けて、私のおなかの調子がかなり悪くなりました。具体的に言うと、いつも胃がもたれていて、軽い食事をとっただけで胃薬が必要になるような状態になってしまったのです。
といっても、胃が痛いとかそういう感じではなく、食べるともたれる、という感じでした。
慢性的な症状っぽい割には、変化がとても急(数日)だったので、これはもしかして胃潰瘍か何かかも、そうでなければもっと深刻な胃の病気か?と思って、妻にそんな話をしていたところ、妻からあっさりと一言、
「ナッツの食べすぎじゃない?」
・・・そう言われてみると、最近の食生活の変化として、ミックスナッツをよく食べるようになった、というのがありました。
それまで、ビールのつまみにスナック菓子を食べていたのですが、夜なのに娘が欲しがって良くない、ということで、娘が欲しがらないナッツに変えていました。
それに加えて、先々週は最初の3日間地方に出張していて、夜ホテルでビールを飲みながらやはりナッツを食べていたので、ほとんど毎晩ナッツを食べる生活をしていたのです。
にもかかわらず、私はナッツが原因かもしれないとはまったく思いつきませんでした。てっきり、「内なる理由」として、何かの病気になったとばかり思っていたのです。そこに、妻から「外の理由」としてナッツの件を指摘され、はっと思ったわけです。
実際、一旦ナッツを食べるのを止めてみたところ、症状はすぐに消えました。確かに原因はナッツの食べすぎだったようです。
正直、「やられた!」と思いました。この件で、妻もけっこう行動主義的に考えているんだな、とちょっと見直し?ましたし、逆に私自身は、行動主義的に考えずに問題をややこしくしているときもあるんだな、と改めて自覚しました。
というわけで、今日は療育とはほとんど関係のない家の出来事の話でした。