★ 日時:12月12日 日曜日 10:00~16:00(予定)
★ 場所:電気文化会館 イベントホール(名古屋市中区栄2-2-5)
★ 参加費:無料
★ 主催:発達支援協同研修会実行委員会2010
NPO法人チャレンジド NPO法人にこり NPO法人ソーシャルインクルーシブピープル
企業組合カトレア・サービス NPO法人ニードケアプロデュース
★ 後 援:あいち児童発達支援連絡会 愛知県社会福祉協議会
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今回も正味でお話しする時間が4時間程度、さらにディスカッションや質疑応答にもたっぷりと時間がとられていますので、かなりの長丁場になりそうです。
お話しする内容は、拙著『自閉症の子どもと家族の幸せプロジェクト』をベースにしたもので、障害の受容から自閉症療育の考えかた、家庭の療育の位置づけ、主な療育法の概要のご紹介、「科学の目」をもった療育(インチキ療法にだまされないための療育リテラシー)、ABAや絵カードなどを日々の生活や療育に活用するための具体的なアイデアなど、家庭での親御さんによる自閉症療育全般についてのお話になる予定です。
特に、最近はTwitterで議論したりしていて、統計的(疫学的)知識、あるいはクリティカルシンキングの習慣をもつことが療育を適切にすすめ、インチキ療法にひっかからないためにいかに重要かということを身にしみて感じていますので、その部分の話題を(これまでより)少し多めに話そうかな、と考えています。
たとえば、これもTwitterで少し前に話題になっていましたが、下記の「学校」のトリック、見破れますか?
学校の敷地内の池で生徒をあひるボートに乗せ、厳しいスパルタ指導をすることで有名な「あひるボートスクール」があります。
見学に行くと、校長は「軽度の子は、絶対に教室でおとなしく着席して授業を受けさせるように厳しく指導します。重度の子は、絶対にトイレトレ・着替え等の生活自律がすべてできて教室でおとなしく先生の話が聞けるように厳しく指導します」と熱っぽく語りました。
実際に教室に行ってみると、1年生ではまだ騒いでいる生徒がいたり着替えができない重度の生徒が若干おり、厳しく叱責されていましたが、2年生以上では全員がきっちり静かに授業を受け、重度の子も自律ができており、教室には素晴らしい秩序が生まれていました。
見学に来ていた父兄は一様に、「この学校の指導は素晴らしい、うちの子も1年くらい鍛えてもらえば必ずこうなれるのか」と感動しました。
一応ティーザー的に、答えは講演にて、ということにしておきます(笑)。
(でも、今すぐ答えが知りたい方は、Twitterでの10月8日~10日あたりの私の発言を参照いただくか、直接Twitterでお声をおかけくださればお答えします。)
お近くの方、よろしければお越しください。
主催者中のNPO法人チャレンジドの近くでみんなが遊べるフリースペースを運営している特別支援学校の教員です。そらパパさんのブログや2冊のご本を参考にさせていただいています(でも、実践に生かしきれてはいない・・すみません)。
ちなみに、昨日私は勤務校の子どもたちと社会見学で講演会場と同じビル内の「電気の科学館」に行ってきました。名古屋にはそらパパさんご推薦の名古屋市科学館もありますね。
とにかく、12月12日をクリスマスよりも楽しみにしています。
はじめまして。
コメントありがとうございます。
ご返事が遅くなり申し訳ありません。
おかげさまで、名古屋にて講演をさせていただくことになりました。
名古屋市科学館も、ちょうど前回の三重での講演の際に改築前の最後の姿を見ることができましたし、今回は改築後の姿が見られるはずなので、ぜひ覗いてみたいと思っています。
よろしくお願いいたします!
我が家には4歳の自閉症の男の子がいます
母子園に通ってますが、同じ診断名なのにみんな個性も特性もバラバラで不思議だなぁと思っています
まだ知識が浅い中、ネットを彷徨っていたらこちらにたどり着けました。
名古屋にもいらっしゃった事があると書いてあったのでこちらにコメント残しました。
また名古屋に講演にこられる事があったら是非お話聞きたいな、と思っています!
ちなみにうちの子は数字が大好きで奇数と偶数を分けてカウントして楽しんでいます、会話はマカトンをやってきて、今少しずつ発音する様になってきました
はじめまして。コメントありがとうございます。
名古屋の講演、ずいぶん昔の話ですが、意見を異にする方からの妨害の動きがあり、主催者と検討の末、中止させていただいたという経緯があります。(ですので、名古屋では残念ながら講演はやっておりません。)
ともあれ、子どもの発達はゆっくりでも、ちゃんとその子なりに着実に前に進んでいくものだなと、振り返ると改めて感じます。