これでニューヨークへの出張は3回目、全部足すとトータルの滞在期間は1か月を超えました。
とはいえ、観光で行ってるわけではなく、大体土日で移動して平日は仕事というパターンがほとんどなので、あまり観光ガイドのようなことは書けませんが、自閉症児を持つ親御さんが同じようにニューヨークに行く機会があって、子どものために何か買いたいと思ったときに参考になるような場所を簡単にご紹介したいと思います。
今回、ニューヨークに着いた初日に行ったのが、ユニオンスクエアという場所です。

↑ユニオンスクエアの様子。小さな公園になっています。よく野菜マーケットをやっているのですが、私が行った日曜日はやっていませんでした。(残念!)
ここには、Barnes & Nobleという書店があります。日本でいうと紀伊国屋書店のような感じ?でしょうか。かなり大きな書店です。

↑Barnes & Noble外観です。
店に入って、エスカレーターで2階に上がってすぐ右裏の棚(棚に向かうと今上ってきたエスカレーターが右前に見える位置)に、「Children with special needs」という棚があり、そこに自閉症を含む障害児療育関連の本が並んでいます。

↑エスカレーターに乗って・・・

↑ここが療育本のある棚です。(写真撮ったら注意されました(^^;))
品揃えについてですが、はっきり言って日本のAmazonの方が多いです。ロヴァースやケーゲル、PECS関連の本を買えればと思っていた狙いは見事に外れました。
とはいえ、数的には数10冊の自閉症関連の本があるので、1・2冊試しに買う分には不自由しないでしょう。私もとりあえず10冊くらい買ってみました。

↑今回買った本。
書店関連ではもう1つ。Barnes & Nobleとは公園をはさんで正反対の通り(Virginのロゴが大きく出ているビルの横の道)を1ブロック進むと、STRANDという古本屋があります。赤いひさし?がトレードマークで、店の外に大量の古本がワゴンセールで売られているのですぐ分かります。

↑あまりきれいに写ってませんが、STRANDの外観です。

↑店頭では1ドル以下で大量のペーパーバックが売られてます。
ここのSTRANDは日本ではちょっと見ないような非常に大きな古本屋で(NYでは他にも何か所かにあります)、心理学の本だけでも、地下1階の奥のほうに、本棚5つ分くらいの大量の在庫がありました。
今回は時間がなかったのであまり見られず、結局何も買いませんでしたが、ペーパーバックで小説を読むのが好きな人や、アート関連の洋書を集めているような方にとっては、1日中いても飽きないくらいのボリュームのある店だと思います。
さて、ここに来たもう1つの理由は、トイザらスに行くことでした。前回(2004年)に来たときまではここにあったんですが、今回来てみたらベビーザらスに変わっていました。

↑以前トイザらスだった店がベビーザらスに変わっていました。
とりあえず店に入ってみましたが、日本のベビーザらスと同じく(当たり前ですが)赤ちゃんの子育てグッズばかりで、おもちゃはほとんど売っていませんでした。
ところで、上の写真の左側に「Vitamin Shoppe」という店が写っていますが、ここでも買い物しています。
ニューヨークと日本を比べて、目立ってニューヨークの方が安く買えるものの1つに、サプリメントや薬があります。いたるところにドラッグストアがあり、とりあえず入ってみるとなかなか楽しめます。
ニューヨークのドラッグストアには2種類あって、1つは上記のVitamin ShoppeやGNCのようなサプリメント専門店、もう1つはduane readeやECKERDのような、日用品や食品まで売っているようなコンビニ的なお店です。
本格的なサプリメントやダイエット剤、プロテインのようなものが欲しい場合は、専門店のほうが品揃えが豊富です。私は初めてニューヨークに来たときにこのVitamin Shoppeで買った「Daily VM Caps」というマルチビタミン&ミネラル剤が気に入っていて、来るたびに補充しています。
(念のため書いておきますが、私は自閉症治療としてのキレートには反対です。安全なサプリを健康食品として飲む分には何も問題はないと思いますが。)
ただし、専門店のサプリメントは相場的にはちょっと高めです。安くサプリメントや薬を買いたい場合は、コンビニ的なドラッグストアのほうがいいですね。それこそ10ドル以下でさまざまなサプリがよりどりみどりです。

↑とあるduane readeの外観(これはユニオンスクエアではありません)。
薬も、頭痛薬や胃薬、風邪薬などは日本よりはかなり安いです。アメリカでは医療費も高いので、自分で薬を買って済ませるパターンが日本よりも多いのではないかと思います。
なお、薬を買って日本に持ち帰る場合は、薬事法の規制を受けますので注意してください。
(次回に続きます。)