2010年03月18日

いちばん簡単なPC自作 番外編(激安マシン)

先日来の記事では、8~10万円くらいの予算で自作PCを組んでいますが、「自作の割に高いんじゃないか」という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

実際、それなりに贅沢な(将来の拡張性などの観点で)パーツを選んでいるのでこの値段になっているのですが、少し視点を変えて、自作PCをとにかく安く組む(ただし将来性もある程度確保)とすれば、どのくらいで組めるか?を考えてみました。
ちなみに、安さを追求する場合はCPUをAMD製にするのが王道なのですが、最近AMDで組んだことがないので、慣れ親しんだIntelで組みます。

1. ケース、電源


とにかく安いのを探せば、5000円くらいで電源つきのものはたくさんあります。

2. マザーボード


安く組むなら1時代前のLGA775ソケットがいいでしょう。Intel G41チップを搭載したマザーボードなら、後からブルーレイや地デジにも対応できます。5000~6000円。

3. CPU

Intel

現行品で一番安い、Celeron E3300を選択。5000円弱。それでもデュアルコアで2.5GHzなので通常使用にまったく問題なし。

4. メモリ

DDR2-800 1GB×2

安く仕上げる場合のメモリ容量は2GBが適当です。1GBのバルクメモリが2枚で約5000円。

5. HDD


いま一番容量あたり単価がお得なのは1.5TBくらいのHDDなのですが、値段重視にするなら、容量を500GBあたりで抑えれば、5000円程度になります。

6. 光学ドライブ


安価なDVDマルチドライブを選べば、3000円強で済むでしょう。

7. OS

Windows7 Home Premium DSP版

Windows7では一番手ごろな、Home PremiumのDSP版を選びます。あまり通販では売っていませんが、うまく探すと15,000円以下で売っています。

8. 液晶モニタ


液晶モニタはAmazonの品揃えと安さが他を圧倒していますね。激安で選んでもフルハイビジョンモニタになってしまいます(笑)。スピーカーつきで約15,000円。

9. キーボード・マウス


一応紹介しておきましたが、この辺りは今使っているものがあれば流用できますし、近所の家電量販店の叩き売り品みたいなのを買ったほうが安いと思います。両方で2000円程度。

以上、合計すると、

ケース    5000円
マザーボード 5000円
CPU      5000円
メモリ    5000円
HDD      5000円
光学ドライブ 3000円
OS     15000円
モニタ   15000円
キーボード類 2000円
--------------------
合計    60000円

となりました。
よく見ると、OSとモニタで半分です。モニタが不要なら45,000円になります。
posted by そらパパ at 22:40| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
仕事でWindowsマシンを使う関係で、家にも「安価で拡張性のある」環境を作りたいと思ってこちらを見つけました。とても参考になりました。
Posted by Poisonous_Radio at 2010年03月22日 18:41
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