最近、メインのPCを更新し、Core 2 DuoからCore i5 750に、OSもVistaからWindows7にアップグレードしました。
私は、DOS/Vマシンが日本に入ったころからずっとPCは自作していますので、自作歴は20年ほどになります。(最後に買ったメーカーPCは、NECのPC9801 VX21でした。)
ですので、PCは自作するのが自分的には当たり前になっているのですが、この辺りの話をTwitterでつぶやいていたところ、その反応から、自作PCに関心はあってもハードルが高いと感じてらっしゃる方が結構いるのかな、と感じました。
実は、自作PCの「難易度」は時代を追うごとに変わります(基本的にはだんだん易しくなってきていますが、たまに、発熱問題や信号のタイミングなどで難易度が上がったりします)。
現在は、CPUも比較的低発熱・省電力になり、自作PCが作りやすい時代だと言えます。LANとかUSBとかオーディオ機能などの基本機能がマザーボード上に実装されるようになったので、PCを自作するのに最低限必要なパーツが非常に少なくて済むようになりました。
PCを組みなおして最近の自作事情も少し分かったので、PC自作について、簡単にまとめてみようと思います。
いろいろな選択肢がありえますが、あえて決めうちでパーツを選んでみます。
コンセプトは「簡単」に「最新のPC」を作ることです。
(以下、PCパーツの話題が延々と続きます。ご興味のある方だけどうぞ。)
1.ショップブランドという選択
で、「自作」とは書いたんですが、最初から完全自作はハードルが高いという方は、パソコン専門店の「ショップブランドPC」を選ぶという選択があります。
ショップブランドPCとは、簡単にいえば「お店が自作したPC」ということです。
PCとして動作することが保証されていて、かつ「自作」なのですべての部品が後で追加・交換可能です。「メーカー製PCから自作PCに移行するための1台」としては悪くない選択です。
ショップブランドPCを選ぶ最大のポイントは、実は「ケース」です。
スリムタイプやキューブタイプといった「小型ケース」を選ぶと、中に入れられるパーツが大きく制限されますので、「自作PCの強み」がなくなります。「メインで使う自作PCはタワー型」というのが鉄則中の鉄則です。(どうしても小さいPCがいいという方は、メーカー製を選ぶのが無難でしょう)
タワー型の中では、「フルタワー(高さ・奥行きが50cmくらい)」「ミドルタワー(高さ・奥行きが45cmくらい)」「ミニタワー(高さ・奥行きが40cm程度)」という3つのタイプがありますが、好みで選んで大丈夫です。私はコンパクトな「ミニタワー」が好きですが、ゲームをばりばりやりたい方は「ミドルタワー」以上が必要です。
↑ミニタワーでWindows7が入ったお手ごろなショップPC。右のはモニタ付き。
2.PC自作に必要なパーツ
さて、ショップブランドを選ばず、PCをゼロから組む場合、最小限必要なパーツは、以下のとおりです。
(1) 電源内蔵のPCケース
(2) マザーボード
(3) CPU
(4) メモリ
(5) ハードディスク
(6) 光学ドライブ(DVDマルチドライブまたはブルーレイドライブ)
(7) キーボード、マウス
(8) モニタ
(9) Windows
それぞれ、おすすめのパーツと一緒にご紹介していきます。
ちなみに、PCを1台組むときは、モニタやキーボード・マウスなどを除く一式のパーツを同じ店で買うようにすると、動作不具合があったときのサポートが受けやすくなります。
(1) PCケース
既に1.で書いたとおり、自作する際にはタワー型のケースを選ぶのが基本です。
ただ、そうは言っても大きいタワー型は邪魔になるので、タワー型の中では一番小さい「ミニタワー型」のケース(高さが40cm以下、奥行きが40cm前後、幅が16cm以上20cm以下)をおすすめしておきます。電源が最初から付属しているものを選ぶと、コスト的に安くつきます。
↑電源内蔵ミニタワー型ケース
(2) マザーボード
コンピュータの「本体」にあたる基盤です。選ぶ際の最重要ポイントは「サイズ」と「対応CPU」です。
大きさについては、ミニタワー型ケースに入るマザーボードは基本的に「MicroATXサイズ」です。
対応CPUもマザーボードごとに異なるので注意が必要ですが、今回はインテルの新しい「グラフィック内蔵CPU」を採用するので、それに対応するマザーボードを選びます。
↑左のはインテル純正のもの、右はBIOSTAR社のものです。
(3) CPU
コンピュータの「頭脳」にあたります。グラフィック機能が内蔵されたインテルのCPUを選ぶことにします。
↑Core i3 530、Core i5 661のどちらかがいいです。省電力(530)か性能(661)かで選んでください。
(4) メモリ
これもいくつかタイプがありますが、今回は「DDR3-1333」タイプのメモリが使えます。
2枚セットで同じものを買いましょう。費用を安く抑えるなら「1GB×2枚」でもいいですが、将来性を考えるなら「2GB×2枚」を強くおすすめします。
↑左が2GB、右が1GBです。2枚セットで購入します。
(5) ハードディスク
SATA接続の3.5インチハードディスクを選びます。大容量ドライブが安くなったので、1TB以上のものを選びましょう。
今回は、(9)の「Windows」もここで一緒に買ってしまうことにします。
↑Windows7 Home Premium 32ビット版つきのハードディスク、1TB(左)と1.5TB(右)です。
(6) 光学ドライブ
安く済ませるならDVDマルチドライブ、ちょっと頑張るならブルーレイドライブを選びます。いずれも「SATA接続」のものを選びます。
↑左はブルーレイドライブ、右はDVDマルチドライブです。
(7) キーボード、マウス
これは完全に好みの問題なので、好きなものを選べばいいと思います。(キーボード売り場 / マウス売り場)
ちなみに、これ以降のパーツはAmazonのほうが安くて品揃え豊富なので、そちらをご紹介します。
(8) モニタ
最近は液晶モニタが非常に安くなりました。フルHDのワイドモニタで、おまけのスピーカーが内蔵されているものが便利です。
(9) Windows
Windowsは、パーツと一緒に「DSP版」を買うと、普通に買うより1万円くらい安くなります。
既に今回は「ハードディスクと一緒に」DSP版を選んでいますので、これで大丈夫です。
以上、全部最初のパーツを選んで、今日現在の価格で予算を組んでみると、こうなります。
(1) PCケース 6,268円
(2) マザーボード 11,518円
(3) CPU 12,262円
(4) メモリ 10,226円
(5) HDD + Windows 20,217円
(6) ブルーレイドライブ 11,518円
(7) キーボード、マウス 3,000円程度
(8) モニタ(スピーカ付) 14,980円
合 計 89,989円
びっくりするほど安くはありませんが、フルHDの液晶モニタ付きでブルーレイが見れて、メモリは4GB、ハードディスクは1TBというのは、メーカー製PCなら上位機種のスペックだと思いますので、9万円でこれが揃うなら結構安いと思います。また、自作PCの強みである将来の拡張性も十分確保されています。
この後は組み立てについて簡単に書いていこうと思ったのですが、思いのほか記事が長くなったので、組み立てなどの続きの話題は次回に回します。
(次回に続きます。)
※PCに詳しい方向け補足
メモリが1GBムダになるというツッコミはなしで。私は64ビット版をインストールしたのですが、動かないハードやソフトが意外に多く、ちょっと後悔しているので、ここでは無難に32ビット版を採用しました。マザボは本当はGIGABYTEをおすすめしたかったのですが、今回のショップで売ってませんでした。
ちなみに、現在の私のPCの構成は、BIOSTAR TH55B HD、Core i5 750+Freezer 7 Pro Rev.2、BULK DDR3-1333 2GB×2、玄人志向 GF9800GT-E512HD/GE、SAMSUNG HD154UI(1.5TB)×2+HGST HDS722020ALA330(2TB)×1、LG GGW-H20N(BD-R Drive)、Iiyama ProLite E2209HDS(Full HD 21.5inch)といった感じです。
しかし、PC9801という名前は懐かしいですね。私の一番思い出に残っているのは、TI-59というプログラム電卓です。これは優れもので、なんと片手に乗る電卓ながら、磁気カードにデータやプログラムが記録できました。帰りがけに、プログラムを走らせると、翌朝、結果が印刷されていました。一晩中、かかって計算するのですが、メモリ(当時はステップと言っていましたが)が足りないので、途中の結果を吐き出して、また新たな計算をするという偉い奴でした。
無駄話はこれぐらいにして、そらパパさん、最近、書籍の紹介が途絶えているような印象を受けますが、ネタ切れなのでしょうか?本も骨董と同じで、自分で探すのは大変なので、目利きの人がいると助かります。
コメントありがとうございます。
自作PCについては、確かに「市販のPCより高性能」を求める必然性は今はまったくないですね(3Dゲームとかをするのでないなら)。
どちらかというと、一度自作した後、「安く効率的にアップグレードしていく」ところが現在のPC自作の強みだと思います。一度作ってしまえば、後はだいたい3万くらい出せば十分なパワーアップができるのは、やはり自作ならではでしょう。
ところで、本のご紹介については、紹介自体はそれなりにやっているつもりなのですが、「いい本」のご紹介はちょっと間が開いていますね。
おそらく出版不況も影響していると思いますが、最近は「これは」という本に出会うことが少なくなったように思います。
1冊、素晴らしい本のレビューを温めたままになっています。「代替医療のトリック」http://bit.ly/aBoFHT という本ですが、Amazonで品切れが続いているため、在庫が復活したら記事をアップしようと思っています。
はおりませんが、熱心なそらまめパパさん
にお伝えしたいことがあります。
5才の娘は自閉症です。これまで、いろんな
本や、いろんな人達と意見を伺ってきましたが、先日衝撃的な事がありました。
静岡県磐田市のこども発達支援ホームいわしろの学園長との出会いです。本も出版されました。「自閉傾向は生まれて3ヶ月でわかる」です。先生の考えはなぜ、全国そして世界に広まらないんでしょうか?いろんな先生の研究がすすんでいるようですが、根本的な事がぬけているのではないでしょうか?
一度よんでいただいて、もし、この本が自閉症の人達の役にたてるならと思い、パパさんにお願いしたいんです。納得されましたら、みなさんに紹介していただけませんでしょうか?薬でもなんでもないんです。ただ、成長過程において、わすれてしまった事を取り戻すだけなんです。髪の毛や、キレートなんて興味ありません。一番大切な事、みんな気づかず通っていませんか?
コメントありがとうございます。
たしかに、まったくエントリの内容とは関係ありませんが(^^;)、「こども発達支援ホームいわしろ」というのは、おそらくこちらのことですね。
http://www4.ocn.ne.jp/~iwasiro/
療育には、いろいろなスタイルがあっていいと思います。
ご指摘のとおり、特段危険な代替療法的行為もされていないようですから、実施されている療育を見て、ご自分のお子さんに合っていると感じた方が通われることについては、いいんじゃないでしょうか。
また、「相互作用が重要」「療育は特別なことじゃなくて、粘り強く相互作用を作っていくこと」といった、家庭での療育へのアドバイスは、なかなかいい点を突いているんじゃないかとも思います。
ただ、そういった実践面だけでなく、子どもの発達や自閉症の機序といった理論的な部分まで含めて、ということになると、個人的にはちょっと首をかしげたくなるような記述が多いかな、という印象をもちました。
「考えを広める」ためには、療育の成果をしっかり系統的に整理して、学術論文として発表されることが一番です。
「こうすれば自閉症はよくなる」と主張している人は数え切れないほどいます。そのすべてに目を配れる人はいません。ですから、「効果のある療育」を求めている専門家は、「効果があるというエビデンス」のある療育法に注目します。
エビデンスとは、要は「他の研究者の批判に耐えうる証拠力をもった学術論文」のことです。
そういった論文が出てくれば、他の研究者は競って追試を行ない、そこで結果が追認されれば、その療育法は間違いなく「世界に広まって」いくはずです。
すみませんがそらパパさんが教えてくれたホームページにアクセスしてざっと目を通しました。療育内容については判断は差し控えますが、一つ不思議なことはわたくしの不注意
のせいで見つける事ができないのかも知れませんが療育の「料金表」を発見できないのですが、どうした事でしょうか?推測では盛りだくさんのプログラム、10名の定員と言うこ
とからかなりの高額と思いますが、もし知っていたら教えてくれませんか?それとも何かのボランティアなのでしょうか?もし私の不注意ゆえでしたら重ね重ねおわび申し上げます
以前から夫が長男に「中学生になったら自作パソコンにチャレンジしよう!」と約束をしていて、この春いよいよ中学生になります。
この二年ほどは雑誌やカタログ・ネットなどで調べながら楽しそうに話していたので、このエントリも早速教えました。
過読の長男は、二語文を話したりひらがなを読んだりの前にローマ字入力からパソコンを覚えました。
記号としてわかりやすかったのでしょうね。
(1)ということは、今後も続くのですね?
楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
「その2」以降は組み立てについて書こうと思っています。
ただ、原稿を書いてみているんですが、全部文章で書くとなかなか分かりにくいですね。
でも、もう自分のパソコンは組みあがっているので、改めて「組み立て写真」を撮るのは非常に面倒なので、とりあえず文章だけでも仕方ないかなあ、と思ったりもしています。
世の中のお父さん、そらパパさんが特別ではなく、結構お得にPCを新しくできますよ。
これまでは、15~20万円のノートPCを4年程度で買い替えていました。それを止めるために、年末に24インチ液晶込みで9万円弱でPCを組むました。
http://d.hatena.ne.jp/nokobayashi/20091206/1260097554
> 一度自作した後、「安く効率的にアップグレードしていく」ところが
> 現在のPC自作の強みだと思います。
そのとおりですね。そのために自作に切り替えました。
作るのは難しくないですけど、どんなPCを作りたいかの方針をはっきりさせる事が難しいところですね。(療育と似ていたり?!する!?)
コメントありがとうございます。
設置場所さえあれば、ノートPCよりもデスクトップPCのほうがずっと安くて快適な環境を作れますし、デスクトップPCなら、メーカー製を買うより拡張性のある自作に挑戦する価値がありますよね。
リンク先の自作されたPCのスペックも拝見しました。ケースや電源にお金がかかっていますね(^^)。私とは逆の方向性かもしれません。Core iシリーズではなくCore 2シリーズ(LGA775)にされたのは、費用対効果を重視されたのでしょうか。
LGA775といえば、最近私も下記のマザーボードとケース、地デジチューナーボードで、地デジ視聴用のミニPCを作りました。
http://club.coneco.net/user/14516/review/30984/
http://www.uac.co.jp/top_topix/inwin/bm648/bm648.html
http://www.iodata.jp/product/tv/tidegi/gv-mvphs3/
電源容量が120Wしかないので、省電力化との戦いです。結局、CPUをPentium Dual Core E5200(中古で4500円)、HDDを2.5インチに、光学ドライブもスリムドライブにして、消費電力50~60Wで地デジが見れるマシンに仕上げました。
1つ気がついたのが、今はマザーボードのオンボードグラフィックでアナログRGBで接続されているようですが、お使いのマザーボードのG31というチップセットのグラフィックだと、Windows7で24インチフルHDを描画するには(ゲームをやらなくても)力不足のように思われます。個人的には、ぜひビデオカードを追加したいと感じます。
安く済ませたい→Radeon HD 4350搭載カード(3000~4000円。G31比能力3倍程度。)
価格性能比の高いもの→Radeon HD 4670搭載カード(6000~8000円。私も1つ前はこれでした。能力10倍程度。)
ゲームにも使いたい→Amazonで売っている玄人志向「GF9800GT-E512HD/GE」(8250円。私は今これです。能力15倍程度。)
これらのビデオカードを追加してHDMIかDVIでデジタル接続すると、アナログRGB固有の文字のにじみが消え、快適で高速なAeroデスクトップを構築できるはずです。
また、上記はすべて電力消費的に優等生なカードばかりで、補助電源も不要、上乗せされる消費電力も20~70W程度です。
1)安いこと
2)でかいディスプレイ
3)静か
だったんです。
音の出ないPCにするために、ケースと電源に金がかかっていて、他はそこそこ以下。
そらぱぱさんとは、重視するポイントが逆ですね。
音はケースの近くに耳を持っていかないと聞こえないくらい静かで、机の上のノートPCのファンの音のほうが大きいくらいです。
マザーボードなんかは、3,980円でグラフィック付:-) 後でグレードアップしても、最初が安いので、痛手もないことだし。
>1つ気がついたのが
ここ、教えて下さい。ノートPCからいきなり24インチなので、画面が明るくちょいと目が疲れるのは気になっています。ネットでダウンロードした動画を見ても、ぎこちなさは全く感じない。
「ビデオカードを追加してHDMIかDVIでデジタル接続する」と、普通のデスクトップやブラウザーも奇麗な表示になるのですか?
だとすると買う価値あり!
ビデオカードって、ゲームする人のためのものと思ってました。
おっしゃるような用途でも、グラフィックカードの導入には効果があります。
まず、アナログ接続をデジタル接続に変えると、全然くっきり感が違います。
アナログでフルHD接続すると、どうしてもにじみから逃げられません。デジタル接続だとにじみはなく、まさに「ドットバイドット」の表示になります。
これは、間違いなく確実に体感できると思います。
また、OSがWindows7ですから、デスクトップを含め画面描画はビデオカードの能力に依存して行なわれます。(Aero)
私自身遅い環境でWindows Vistaや7を使ったことがないので分からないのですが、違いは出るんじゃないかと思います。
また、G31はHDCP未対応のはずなので、地デジチューナーを増設しても見ることができません。HD動画再生支援もないはずなので、Blu-RayやYouTubeのHD動画などを再生するとコマ落ちする可能性があります。
そんなところでしょうか。
今回ご紹介したビデオカードは、どれもHDCP対応・HD再生支援あり・デジタル接続OKのものなので、上記の問題はすべて解決します。
(G31というのは、VistaをとおりこしてXP時代のチップセットなので、さすがに最近のWindowsやHD動画に対しては力不足だといえると思います。)
財布にやさしい範囲で、探してみます。
ありがとう。
G31からのアップグレードなら、よほど古いビデオカードを選ばない限り、どれでも幸せになれると思いますので、予算と相談しながらご検討ください。(^^)
子供達が新型インフルエンザにかかってしまい、
なかなか返信できませんでした。
そうですね!もう少し冷静に周りを見ながら考えていきたいです。そらパパさんすごいですね。子供の為を思うと、何が本当によいのかわからなくなります。でも、一ついえるのは、子供を大切に思う気持ちは、きちんと子供に伝わっているということです。
お忙しいのに、HP見てくださって有り難うございました。ちなみに料金は児童サービスの申請をすれば、一日500円程度です。高額ではないようです。少人数で、熱心に指導されているのは確かです。また、御意見お願いいたします。ちなみにスクールカウンセラーの先生も、学園について気になることがあるとおっしゃっていましたが、具体的にはどんなところでしょうか?わかりやすく教えていただけるとありがたいです。
はじめまして。AS当事者で広汎性発達障害児の親です。
ご紹介の療育施設のHPを改めて読ませていただきましたが、途中まで読んだら苦しくなってしまいました。
特にこの部分です(抜粋です)↓
***
序章13.
むすんで開いての指導時に、1)曲を嫌がり泣く、2)指導者の手指の動きに無関心、の場合
1)曲を何回もかけながら指導者が楽しそうに手遊び歌をして、曲に慣れさせます。
嫌で泣いても曲を流し続けます。子供は泣いても曲が流されることがわかると、泣き止みます。(以下略)
2)正面の指導者の手本を見るように、もう一人の指導者が子供を誘導します。すなわち、二人目の指導者が子供の手指を介助して手本と同じように手指を動かします。(以下略)
***
…申し訳ないが聴覚過敏や触覚過敏のあるうちの子にこれをやったら虐待に近いです。
おまけに、おそらく曲や手遊びへの嫌悪が強化され、慣れるどころか部屋に入るのも拒否するようになると思います。
また、1)で泣き止んだのは、子どもが、自分は何をしても環境に働きかけることができない、と諦めて「学習性無力感」に陥ったからかもしれません。
少なくとも、相互作用が起こった(成功した)からとはとても思えませんが?
自分のコメントを読んで、
「では子どもが嫌がることはやらせないで、しつけや療育を放棄するの?」
という誤解を招くかもしれないと思い補足します。
子どもが抵抗を示す事柄でも、たとえば危険防止、衛生面のしつけ(トイレや歯磨きなど)は、子どもが嫌がる嫌がらないにかかわらずしつけることが望ましのは当然ですよね。
おそらくこの「むすんで開いて模倣」の目的は、指示者に注目する、指示を理解する、指示に従う、動作を模倣する、というような、もっと細かい要素が含まれると思います。この細分化した要素ごとに見てみると、療育の内容はABAそのものではないかしら?という感想を抱きました。
従って、(理論の点はさておいて)あとはお子さんと療育方法・療育者の相性や、通いやすさなど、好みの問題かもしれません。
テキストでは変化を感じないですけど、YahooトップページのFlash広告の動画がやたら奇麗ですね。高解像度の動画持っていなので、あとの変化は分からず:-< 人の目は鈍感なのか。アナログに戻して品質劣化させると、差をはっきり感じるのだと思う。でも、もうデジタルから戻さないぞ:-)
自作PCには、友人からパーツをもらう手があるのを知りました。
では、また。
8600GTとはなかなか渋いところをゲットしましたね。
実は、私が今の2つ前に使っていたビデオカードが、ちょうど同じ8600GTだったんですよ。(その後、Radeon HD 4670→GeForce 9800GT/GEと変えてます)
ビデオカードの性能は、こちらのページで大雑把に比較できます。
http://hardware-navi.com/gpu.php
G31のビデオチップは「GMA 3100」ですからスコアは753です。GeForce 8600GTはスコア4819になってますから、まあ6倍強くらいのパワーアップというところですね。
若干消費電力の多いビデオカードですが、いい電源をお持ちですから、まったく問題ないと思います。
にじみですが、確かにアナログ→デジタルのときは違いが分かりにくいかもしれませんね。しばらく使ってみて、改めてアナログに戻ったら、きっと気づくんじゃないかと思います。(地デジに見慣れてからアナログTVを見たり、ブルーレイに慣れてからDVDを見たりするときに近いかもしれませんね。)
パーツをもらったり、ヤフオクなどで安く落札したりできるのも、自作の強みですね。中に入っているのがモジュール化された汎用品ばかりだから、そういうことができるわけです。
そうですね。最初の内容ですが、それは子供にどう影響を与えるのでしょうか。疑問になってしまいました。療育ってなんなのか、最近よくわからなくなりました。いろんな理論がありすぎて、パニック状態!?です。ただ、わが子にとって必要なことを見極めたい。ヘレンケラーのようなすてきなサリバン先生がいたらな、、、。
みなさんのようにあまり知識がありません。
実際、私のように手探り状態の方も多くおられます。毎日、これでいいのかなと考える毎日ですが、子供の少しずつの成長、笑顔でなんとかエネルギー補給してます。
疑問ですが、主従関係ってどうなんでしょうか?本人の意思表示がなくなってしまうことにつながりませんか?情緒の安定がそこなわれてしまう可能性はあるんでしょうか?
コメントありがとうございます。療育に悩むのは私も仲間も同じです。私は地元の親の会に入っていて、情報交換したり不安を話し合ったりしています。
また、そらパパさんのページにはさまざまな療育法に関連するエントリーや、関連本のレビューもたくさん載っているので、おおいに参考にさせていただいてます。
>子供の少しずつの成長、笑顔でなんとかエネルギー補給してます
少しづつの成長をともに喜び、見守るママさんはとても素敵だと思いますよ。私は気が短いので、子どもの主治医にも長い目で見守ってと牽制されます(汗
ところで、このコメント欄は自作PCのコメント欄なので、私のレスはここまでにさせていただきますね。よろしく~