1つめ。
http://www.rah-uk.com/case/wforum.cgi?no=2789&reno=no&oya=2789&mode=msgview&list=new
母がある新興宗教にはまっていて正直、身内は困っています。
とある相談コーナーなのですが、内容がすごいです。
この記事の続きで中身を紹介しますが、先にリンク先で「面白さ」を噛みしめたほうが笑えると思います。
母がある新興宗教にはまっていて正直、身内は困っています。(中略)まさに洗脳状態です。こんな母を正気に戻す?レメディを教えていただけませんか。
リンク先のバナー、もしくは「レメディ」のところで気づかれたかと思いますが、これはホメオパシーの掲示板に書かれた相談なのです。
つまり、ホメオパシーにはまっている家族が、新興宗教にはまっている家族(母親)を、ホメオパシーで「正気に戻」そうとしているということになります。
これは、気づいた瞬間に思わず吹き出して、そして・・・だんだんめまいがするような嫌な気分になってしまう記事でした。
参考までに、自閉症とホメオパシーについて、以前コメントでのやりとりのあった当ブログの記事はこちらです。
※おまけ:記事を書いている最中に、またまた笑えるホメオパシーの話題が。
http://transact.seesaa.net/article/122600375.html
渇きを癒すホメオパシー 効果は確実
ちなみに、ここで出てくる「13C希釈」というのはホメオパシー用語で、「原物質の分子が1つも含まれないレベルまで希釈」という意味だそうです。
2つめ。
http://bogusne.ws/article/120141236.html
進むカミソリの進化!ついに「オッカムの剃刀」も5枚刃製品登場!
いつか紹介しようと思っていて、なかなか紹介できなかった記事です。
これは分かる人にしか分からない面白さですが、自閉症について考えるときいつも「オッカムの剃刀」について意識している身としては、心の底から笑わせてもらいました。(特に「トルマリンパワー」のところが最高です。)
※Wikipediaでの「オッカムの剃刀」の解説記事
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%81%AE%E5%89%83%E5%88%80
※もちろんこの記事は「ウソニュース」です。このサイトは皮肉に満ちた面白いウソニュースが満載です。
で、最後に、ですけど、妻のブログに出ていた、先日のプールでの話題にも触れておきたいな、と思います。(ちょっと遅くなってしまいましたが)
先日、1年ぶりに近所の公営温水プールに行きました。
去年は、プールに入るまではいつも怖がっていて、入っているうちに多少慣れてくる(それでも顔に水がかかったり水を飲んでしまうたびに大騒ぎ)という感じだったのですが、今年は去年と違って、自分からプールに私たちを引っ張っていったり、水中に浮いているときに自分で姿勢を変えて楽しんだりと、すっかり慣れて楽しめるようになったようです。
ここ1年ほど、お風呂で顔を洗うときにわざと顔に水がかかるようにしたり、シャンプーしてシャワーですすいだ後、あえて髪を拭かずにシャンプーハットを外してしまったりして、多少の水が目に入ったりしても気にならないように訓練?していたことも効いたのかもしれません。
今回、特に嬉しかったのは、プールに向かう途中の通路にあるシャワー(洗車機のように左右と上からシャワーが出てきて「水の幕」のようになっていて、そこを通らないとプールに行けない)を通るときに、「葛藤していた」ということです。
去年、ここを通るときは、怖がって大騒ぎで本当に大変でした。
今年も、ここに近づいたときに娘の足が止まったんですが、軽く「行くよ」と促すと、身体をこわばらせながらも、自分からちゃんと歩いて(黙々と)シャワーを通り抜けてくれました。そして、シャワーを通り抜けると、目を輝かせながらプールの方に親をぐんぐん引っ張っていきました。
そのときの動きは、外から見て、はっきりと「本当は嫌なんだけど、楽しいことが待っているんだから今は我慢してやりとげよう」という、「今」と「将来」をてんびんにかけて葛藤していることを感じさせるものでした。
もちろん、「去年通れなかったところが通れた」という「具体的な行動の成果」も意義深いわけですが、それよりも大きいのは、娘がある種の「時間」なり「見通し」の認知を新たに獲得した、ということがここには示唆されている、ということです。
「今のちょっと嫌なこと」を乗り越えた結果として「ちょっと将来の楽しいこと」がある、という「時間軸を含んだ見通し」があって、その見通しに基づいて、「今の嫌なこと」を我慢しようと判断する、そして実際に我慢して「嫌なこと」をやりとげる。
一見ささいなことですが、これはとても大きな成長なんじゃないか、と思います。
そんな娘の「成長」を目の当たりにして、この日は私自身もとても楽しく、娘とプールで遊ぶことができました。(娘も楽しんでいましたしね。)
「自分には成長が足りないなあ…」
と、娘さんを見習わなくちゃ、と思ってしまいました。少しずつでも、か。
爆笑です。この親にしてこの子ありを見たような気がしました。本人が自覚していない所が凄いです。
コメントありがとうございます。
私の父親としての1つの大切な仕事は、「とても小さな娘の成長を、ちゃんと見つけてあげること」だと思っています。(^^)
マオママさん、
ホメオパシーは外野から見ている分には笑えますね。
後で追加した「渇きをいやすレメディ」っていうのもメチャクチャですよね。これを真面目な顔をして言える人がいるということが本当に驚きです。(笑)
そらまめちゃん、すごいですね。成長してるって、やっぱり嬉しいですね。
うちの子はまだ、目の前の嫌なことでいっぱいいっぱいな感じですが、少~し先の楽しいことが分かるようになれば、パニックも減るんでしょうか。
家族に、「一生このままなんじゃ…」と言われ落ち込んでいましたが、頑張る気持ちになれました!
ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
そうですね。
うちも、成長はすごくゆっくりで、しっかり見ていないと気づかないような、ほんのちょっとしたとことで、少しずつ少しずつ、いろいろなことができるようになってきたなあ、と感じています。
娘も、まだ日常の99%は、目の前のことでいっぱいいっぱいですよ。
ただ、ごくわずかなときに、少し「先のことを見通しているかも」と感じる瞬間があります。(今回もそれを記事にしています)
そういう「嬉しい1%」に気づくことができれば、残りの99%でちょっとがっかりしても、頑張ることができますよね。(^^)
これからもよろしくお願いします。
透明な浮き輪というのがあって、うちではヒットしました。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000ZN2M1M
浮き輪の向こう側の水や手がクリアに見える、
ただそれだけのアイテムです。
あと、お父さんが一緒の時にしかできないのですが、
浮き輪の穴にお尻を乗せて、コンパクトなボートに
見立てるという遊びが一時流行りました。
(参考画像→ http://mikannneko.seesaa.net/article/122338507.html )
父親に指示を出して自在に操るという部分を
楽しんでいたように記憶しています。
コメントありがとうございます。
記事で書いているプールは浮き輪持ち込み禁止なのですが、他のところで浮き輪OKなところでは、色もない透明なチューブに柄が入っているような浮き輪を使っています。
ちなみに、うちの娘は「体の自由が利きにくい体勢」に対する抵抗が異様に強いので、「浮き輪にお尻を入れる姿勢」は断固拒否するだろうな、と思います(笑)。
そういえば、私が小さいころは、なぜか私の親はトラックのチューブを浮き輪代わりに使わせていました。
大きくてよく浮くのですが、空気入れのところが内側に出っ張っていて痛かったのを覚えています(^^;)。