3Dセンサー搭載歩数計 ブラック FB-720-BK
タニタ(TANITA)
新年ということで、健康維持のために、夫婦2人分の歩数計(万歩計)を買ってみました。
考えてみると、歩数計というのもなかなか選ぶのが難しいアイテムですね。
安いのでいえば100円ショップで売っていたりもするくらいで、どの辺りに目をつけて、どのくらいの値段のものを買えばいいのかがなかなか分かりにくいです。
そんななか、今回選んだFB-720の最大の特長は「3Dセンサー」にあります。
歩数計の基本的な仕組みというのは、歩くときに発生する振動をカウントしていくというものですが、安い歩数計の場合、これを機械的な「バネ」で行ないます。バネが上下の振動を感知し、その揺れが一定以上だとカウンタが回るという仕組みですが、こういった歩数計の欠点は、作動中にカチャカチャといったバネの音がすることと、正しい角度で身体の適切な場所に取り付けなければならないということです。
特に後者の制約によって、「歩数計はベルトにつけましょう」ということになるので、こっそり使うことが難しくなってしまうといった問題も出てきます。
そういった問題を解消する新しいタイプの歩数計が、「センサー内蔵タイプ」です。
センサー内蔵タイプの歩数計は、バネではなく「加速度センサー」によって歩数をカウントしますから、音もしませんし、それほど強くない振動もカウントできるため、ベルトにつけなくても、ポケットやかばんの中でも動作してくれます。
ただし、「センサー搭載」とあっても、1軸や2軸の加速度センサーの場合には「設置する向きの制約」が残りますので、かばんの中で横を向いたりひっくり返ったりするとカウントできないケースが出てきます。
そこで、どんな向きになっても正しくカウントするためには、3軸の加速度センサー=「3Dセンサー」が搭載された歩数計を選ぶ必要があるわけです。3Dセンサーが搭載されていれば、ポケットやかばんのなかでどんな向きになっていても、要は「身につけて」さえいればカウントしてくれるので、普段の生活のなかで意識せずに使うことができます。
「3Dセンサー搭載歩数計」の問題は、値段がけっこう高めなことです。
でも今回、Amazonで、タニタの3Dセンサー搭載歩数計「FB-720」が割安で売られているのを発見したので、これなら健康管理に役立つかもしれないな、と思って、せっかく新年なので夫婦2人分を買ってみたというわけです。
↑タニタの歩数計「FB-720」です。下敷きの1メモリが1cmです。
見て分かるとおり、普通の歩数計とはまったく違う、ちょっと文房具っぽい?デザインです。そもそも、直接ベルトにつけることができません(笑)。ポケットやかばんに入れたり、付属のネックストラップで首から下げたりして使います。本体にストラップ穴もあいていますので、いろいろなものにつけることもできます。
歩数は毎日午前3時に自動的にリセットされ(時計内蔵)、過去7日分のデータが本体内にメモリーされていつでも呼び出せます。
弱い振動でもカウントされる一方、振動が連続しないとカウントを始めない仕組みになっていて、10歩歩くまではカウントゼロ、10歩めでいきなり10歩分がカウントされ、そこから11,12,13・・・とカウントされていきます。ですので、5,6歩歩いて止まるような動きがくり返される場合はカウントされにくくなりますが、これは「運動としての歩行」という観点からは適切なカウント方法でしょう。
この歩数計が届いて以降、毎日身につけて会社に行っていますが、私の場合は普通に生活していても1日7000歩程度は歩いているようですね。仕事はデスクワークですが、通勤・通学でそれなりに歩いているのが効いているようです。
この歩数計が、毎日の健康を意識するためのきっかけとなればいいな、と思っています。
実際につけてみて思ったのですが、1万歩というと非常に大変に思えますが、それなりに歩いて移動するシーンが多い方なら、デスクワーク中心でも十分ふだんの生活で手が届くくらいの歩数なんですね。
ちなみに私はこの1週間で、一番多い日は9000歩を超えました。(もう少しで1万歩でしたが、残念ながら届きませんでした。)
数字を見るとやる気も出るので、意識して歩くかどうかに関わらず、持っていて損はないグッズだなあ、と思っています。