おかあさん☆おとうさんのための行動科学
著:石田 淳
フォレスト出版
はじめに
PART1 行動科学ってなんだろう?
人の行動に着目した科学、それが「行動科学」
「きちんとあいさつしなさい」は、言ってもムダ
計測は本当に大事
「ゴール」の重要性
「ほめる」ことの意味
長続きしないのは、どうして?
できる子・できない子の違いとは?
PART2 「とっておきのスキル」編
苦手を克服する技術
行動科学の「叱り方」
「やり方」の教え方
「続け方」のコツ1 「増やしたい行動」「減らしたい行動」
「続け方」のコツ2 環境を整える
ポイントカードが「できる子」をつくる?
おとうさんを育児参加させる法
行動科学と学習
おわりに
この本、書店で見かけた瞬間にレジに持っていってしまいました。
というのも、本書の著者である石田氏には、「短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント」を読んで以降、ずっと注目していたからです。それは、彼が行動科学(ABA)を武器にしてセミナーや企業のコンサルティングを行なっている「行動科学コンサルタント」を名乗っていて、「アカデミックではない方面の人が、本格的なABAを語るという、日本では稀な例」だからです。
ご存知のとおり、ABA(応用行動分析)は、自閉症児の療育に絶対に欠かせない技術で、子どもが自閉症だと知った親御さんがまっさきに学ぶべき知識のひとつです。
ところが、そのような方のための「はじめてのABA」に相当するような本が、いままでなかなかありませんでした。
ABAの正当な入門書としては、当ブログでも殿堂入りしている「行動分析学入門」がありますが、これは大学の研究者が書いたものなので、理論面をかっちり学ぶにはまたとない本なのですが、「やさしい実践の本」とはちょっと違います(ですから、本来は「やさしい本」の次に読む、2冊目の本としてすすめられる本です。)
一方、実践寄りのABA入門書としては、「みんなの自立支援を目指すやさしい応用行動分析学」が好著ですが、ABAの理論面が弱いので、「ABAそのものを知る」という点では若干力不足です。
そんな中で、石田氏が、いかにも易しそうな「ABAで子どものしつけ」という本を書いたことを知り、これは、自閉症児の親のための「やさしいABA」として活用できるんじゃないか、と期待を込めて読みました。
そして、本書はその期待に十分に応えてくれると確信しました。
この本の意図するところは、「はじめに」を読むだけで十分に伝わってきます。そして、それはABAを知っている人間からみると、思わずニヤリとするようなものばかりです。
あなたは知らなかっただけです。
子どもにしつけを教えるときには、とっておきの「教え方」があることを。
この本で紹介する「とっておきの教え方」、それは「行動科学」という考えに基づいたものです。(初版3ページ)
重要なことは「行動に着目する」ということ。これだけです。
「子どもの性格を変えてやろう」
だとか、
「精神を鍛えよう」
ということは、この本では一切触れていません。(初版6ページ)
ところで、この「はじめに」では、石田氏が日本の自閉症児の療育にABAが幅広く活用されていることに触れていて、いきなり驚かされます。
行動科学は、本場アメリカでは、教育の世界では当たり前に行われているものです。
日本では、障害者教育、自閉症児の教育のスキルとして入ってきました。(初版4ページ)
「おわりに」を読むと、実は石田氏は自閉症児の「早期集中介入」の権威である中野良顯氏とかかわりがあるようですので、自閉症療育に詳しいのも納得です。
そして、PART1では「ABAの考えかた」が、PART2では「ABA的な子育ての実践法」が、これまでにない「易しさ」で語られていきます。
「行動」っていうのは、「具体的に、何をすればいいのか?」がわかるものです。実際に何をしたらいいかを考えてしまうものは、行動とはいえません。
子どもに何かをさせるとき、他人に指示をするとき、人は、自分が思っている以上に曖昧な言葉を使うことが多いのです。
たとえば子どもに「きちんとあいさつをしなさい!」と言ったとしても、具体的に、どんなあいさつが「きちんとしたあいさつ」なのかがわからなければ、あいさつのしようもなくなってしまいます。
(中略)こんなふうに言えばいいんです。
「必ず相手の顔を見て/ニコニコしながら/大きな声で/『こんにちは』って言おうね」(初版25、27ページ)
こんな感じで、ずっと子どものしつけと教育のことが書いてあるかと思うと、なぜか最後には「お父さんを家事に参加させるためのABA」が書いてあって、思わず笑ってしまいました。(スモールステップで簡単な家事を用意してあげて、やったらすぐにほめてあげましょう、と書いてあります(笑))
それにしても、以前レビューした「短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント」でも書いたのですが、石田氏は相変わらずトークンエコノミー(本書では「ポイントカード」)が好きですね。
確かにトークンエコノミーは一般には有効な方法だろうとは思いますが、ABAのなかではそれなりに「高度な応用」だと言えますので、本書でABAを初めて学ぶ方は、まずは「ほめ方・叱り方・望ましい行動への誘導法」といった、本書のPART1に含まれるような、より基礎的な取り組みから始めて、ある程度ABA的働きかけに慣れてから「ポイントカード」に進んだほうがいいかもしれません。
ちなみにこの本、ボリュームはかなり少なめです。
目次を含めても141ページ、余白がたっぷりあるレイアウトなので、単行本サイズですが文字が印刷してある領域は文庫本サイズくらいです。読書が速い人なら、確実に1時間以内で読めるでしょう。
内容的にも、ABAの全体を広く浅くカバーしたものですので、少なくともABAを「知っている」と自認している方にとっては、新しい情報は乏しいと思います。
でも、それがいいのです。
本書には、「むずかしいこと」は書いてありません。
ABAには精神論がなく、すべてが目に見える世界のなかで割り切って説明されますから、おそらく本書は「一般的な子育ての本」よりも易しいとさえいえます。石田氏の語り口も絶妙で、あちこちで「なるほど」とうなずきながら、一気に読めてしまうのも魅力です。(ただし、PART2の「続け方のコツ」のところだけは、記述が混乱気味でややこしくなっている気はします。)
それでいて、そこにはABAのエッセンスがぎっしりと詰め込まれています。
本書で内容をABAの用語で整理すると、強化、罰、消去、代替行動分化強化、系統的脱感作、学習性無力感、シェイピング、トークンエコノミーなどが含まれ、「主要なABAの概念」は網羅されています。本書を読めば、ABAの「基本的な考えかた」と「基本的な実践法」がマスターできます。
もちろん、自閉症児、発達障害児の療育にも本書の知識は応用できるでしょう。
ことばが通じる高機能のお子さんなら本書のやりかたの多くがそのまま使えるでしょうし、そうでない場合も、本書を出発点に「子どもへの接しかた」を変え、さらに自閉症児に特化したABAの本(例えばこれ)に入っていくことで、効果的なABA療育を始められるでしょう。
そして、他のABAの本を読む場合も、本書で「ABAの基本的な考えかた」を学んでおけば、専門用語に臆することなく、スムーズに読み進めていけるはずです。
「ABAって良さそうなんだけど、難しそうで手が出ない」と思っている方には、本書が最高の道案内役になってくれることは間違いありません。
また、母親が「療育に参加してくれないお父さん」に読ませるのにも、父親が「本を読んで理論を学んだりすることに興味がないお母さん」に読ませるのにも、ベストチョイスの1冊だと思います。
ABAに関心がある・知りたいと思う、すべての親御さんにおすすめできます。(もちろん、この本を読んで、それで「終わり」ではなく、こちらの本などにぜひ進んでいっていただきたいとは思います。)
ともあれ、「はじめてのABA」という新境地を開いてくれた本書を、久しぶりに、当ブログ「殿堂入り」に認定したいと思います。
※その他のブックレビューはこちら。
おまけ:石田氏はもうすぐ新書も出すようですね。こちらも個人的には楽しみです。(また「トークンエコノミー」がたくさん出てきそうですが(笑))
上司のための戦略的ほめ方・叱り方
宝島社新書
2008/9/9発売予定
さらに追記:石田さん、波動とかには手を出さないほうがいいですよ(^^;)。(ただ、この「ABAでダイエット」という本、「なか見検索」で見ると相当面白そうですが。)
私のブログでも、紹介させてください。
著者の方からコメントをいただけるのは大変光栄です。ありがとうございます。
この本、Amazonで「キーワード:自閉症」のライブリンクを作ると、けっこうよく登場してくるんですよ(ちょうどこのコメントのすぐ右あたりにある「自閉症の本」のボックスです)。不思議ですね。
ともあれ、この本はABAを学びたいと思っている多くの自閉症の親御さんにとって、福音になるものだと思います。
アカデミックなABAについて語れる先生はたくさんいらっしゃいますが、「カジュアルなABA」をどんどん情報発信されている人は、日本にはまだ石田さんくらいしかいないんじゃないか、と思います。
これからもご著作を楽しみにしています。
※ブログで紹介していただけるのは、もちろんとても嬉しいことです。もしそちらからトラックバックしていただければ、すぐに反映させたいと思います。
さっそく読んでみます。
ABAの紹介や子育て教訓には、
私は 『のだめカンタービレ』 もお薦めします。
ABAは物語中ところどころ出てきます。
ex.
野田恵の扱い方 1.とりあえずプリごろ太。...
そして、子育ての教訓にもなる、名セリフ
こちら=> http://angel.ap.teacup.com/tsumiki-niigata/183.html
ABAが広く普及するといいですね。
先日書店で平積みされていたこの本を購入。
ABAがわかりやすく解説されていて、
ひろくみんなに読んでもらいたいと思いました。
ABAは餌付けみたいでいやだという人もいますが、
もっときちんとABAを理解すればこんな有効な療育法はないと思います。
そらパパさんの本を読んでこちらにお伺いしました。
まずはお礼を申し上げます。
「こんな本が欲しかった!ありがとう!」
私は自閉症の息子(9歳)を持つ父親ですが、正直、「療育に参加したい!」でも「何していいのか分からない!」状態で、いつもピントはずれの行動をしてヨメに叱られてばかりでした。
そらパパさんの本を読んで、ショックを受けたり、「そうそう」と頷いたり、なんか、「道を示してもらった」そんな感じです。
で、石田淳さんの本も読んで、「これか!」というひらめき(?)のようなものが感じられました。
そらパパさんの本と石田淳さんの本、セットで読むと効果があるんじゃないでしょうか。
でも、私、この2冊はヨメには暫く見せないでおこうと思います。
「パパ変ったね」と言ってほしいですから(姑息?)
毎日、ちょっとずつですが、著書に書かれたことを実践していきます。
ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
私は「のだめ」は読んだり見たりしたことはないのですが、ABAが出てくるのですか。それは面白いですね。
ちなみに、引用されている「名セリフ」は、私が妻からよく言われるセリフですね。(笑)
ところで余談ですが、上記の「さらに追記」でちょっとだけ紹介している、石田氏が参加しているダイエット本、書店に並んでいたので思わず買ってしまいました。
このダイエット本、石田氏が書いている部分と、「脳ダイエット」なるものを提唱している人が書いている部分と、医学博士とかいう人が書いている部分があるのですが、石田氏が書いている部分はめちゃくちゃ面白いです。ABAをダイエットに応用するとこうなるのか!という感じで、ちょっと目からウロコですね。それ以外のお二方の書いている部分は、残念ながら凡庸なダイエット本でした。
tanx2さん、
先ほど、トラックバック元の記事にコメントさせていただきました。
ABAっていうのは、本来、「オソロシイ」ものでは全然ないですね。むしろ、子どもとの不要な衝突を起こさず、ハッピーな関係を作っていくのに役立つ(自閉症児に限らず)ものだと思います。
この本が、多くの人にとっての「ABAの入り口」になるといいな、と思います。
Steel Heartさん、
はじめまして。コメントありがとうございます。
また、拙著をお読みいただきありがとうございます。
拙著をSteel Heartさんのように読んでいただけるのは、本当に嬉しいことです。
「家族のリーダーになる」ことは、実は意外に難しいことです。理由は拙著の38ページにも書いたとおり、「リーダーという肩書きを持たずに、実力でリーダーという地位を確保しなければならないから」です。これからいろいろな挑戦が待っていると思いますが、応援しています。
また、この本についてですが、「とりあえずABAというのはどんな考えかたなんだろう?」というのを知るにはまたとないものになっています。この本を足がかりに、ぜひABAについてさらに知識を深められることを期待しています。
最近、ぐうたら日記は更新せず
某snsばっかです。。。
おまけの本、うちの旦那に
買ってあげようかなあ。
「おまけ」の本、私も買いました。
石田氏は「行動科学」一本で勝負しているせいか、本の内容は他の本とけっこうかぶっていますが、石田氏のビジネス本を1冊も買ったことがないのであれば、読む価値は大いにあるんじゃないかな、と思います。
冒頭の「行動と呼べないのは?」のクイズも、ちょっとひっかけ的な気がして。
専門用語を使わない分抽象度が上がってしまって、腹落ち感がないというか。
でも、「スモールゴールをいっぱいつくってあげる」とか、行動を伝えるポイントとして「計測できること」「だれがみてもわかること」などは、はっとしました。
それに、わかっていても「何やってるの?!」と怒鳴ってしまう自分を反省も...
ところで、この本のPART2に書かれているようなことは、私は「構造化」と理解していました。
8月に内山登紀夫先生の主催するセミナーに3日間参加して、そのときに「評価」と「自立課題」のDVD全7巻も買って(笑)、勉強していたのですが、内容にかなり共通点がありました。
この本では、実際の日常の行動を細分化する方法が詳しく説明されています。
これはやってみるとわかるんですけど、日常生活の行動を捉えてしまうと、ステップが多すぎるんですよね。親にとってハードルが高いというか。
自立課題というのは、対象をもっとシンプルにする分(プットインとか)、モデル化されて評価しやすいんですよね。
ステップも小さいので、子供にも達成感が味わいやすいし、よく考えられているなーと改めて思いました。
なかなか毎日続けられないですんけどねー(汗
この「継続できない」ことへの指針は、この本が示してくれていますね(笑)。
ピッカリママさんは、このエントリで書いた「ABAを「知っている」と自認している方」に該当すると思いますので、もうこの本は既に「卒業」されていると思います。
(それでも、「他の人に教える」という観点で読むときに、こういう易しい本は役に立ったりします)
「行動」の定義は、いわゆる「死人テスト」での定義とはちょっと違いますね。石田氏のいう「行動」は、実際には「観察・計測可能な行動」という、さらに狭い概念です。
熱心に勉強・療育を続けられているのですね。
ABAもTEACCHも、広い視野でつきつめていくと、かなり共通点が多くなってくるんじゃないかと思います。(まあ、目指すものが「自閉症児の療育」という同じものですので、当然といえば当然です)
最終的に、行動変容によって「あるべき姿」を目指すという点に重心がおかれるか、自閉症という特性に配慮して「いまある姿」のなかで自立を目指すという点に重心がおかれるかによって、ABA的になるかTEACCH的になるかが決まるのかな、と私は思っています。
本書の著者の石田氏のブログで、この記事がとりあげられました。
http://blog.jun-ishida.com/?eid=1010571
ありがとうございます。
TEACCHの方は、今後もセミナーをいくつか受けていくので、ABAの方も勉強したいと思っています。ABAを勉強したいと思う一番の理由は、日々の親の接し方の細かい注意を知りたいと思うのです。例えば、犬のしつけのレビューに書かれていたような、「嬉しいことをするときは名前を読んで、嫌なことをするときは名前を呼ばない」など、はっとしました。
こういう、具体的な気づきを与えてくれる本で、お勧めの本を教えていただけましたら幸いです。(レビューのリンク集は何度も読ませていただいているのですが、どれから読んだらいいのか決めきれない状態です)
犬のしつけのDVD本は、うちには犬はいませんが買ってみようかなと思いました。(2歳の息子は噛み癖のある仔犬のようなものです。愛嬌があるうちはいいんですけどね,,,)
>熱心に勉強・療育を続けられているのですね。
ありがとうございます。勉強は確かにがんばってますが、療育の方は「続けている」という状態にはちょっと...
「療育的態度」ぐらいにはなっているかもしれませんが(笑)
ただ、息子のパニックと自傷はほとんどなくなり、ことばが驚くほど増えました。(これは98%彼のもともとの伸びる力と思います。)娘はスケジュールの使い方を身につけつつあり、スケジュールを張り替えることによって、やりたい順番や事柄を私と交渉できるようになり、泣くのが減ったように思います。
ABAで、他の本とはちょっと違う気づきを教えてくれる本としては、
・うまくやるための強化の原理
http://soramame-shiki.seesaa.net/article/22523178.html
が割といいですね。あとは、希少本ですが、
・自閉児(梅津耕作 編)
http://soramame-shiki.seesaa.net/article/31368624.html
もすごい本です。それと、「かっちりしたABA」とはかなり趣が異なりますが、
・みんなの自立支援を目指すやさしい応用行動分析学
http://soramame-shiki.seesaa.net/article/19851925.html
は、やはり読んだほうがいい本なんじゃないかな、と思います。
それと、もし読んでいないなら、フリーで手に入る門先生の
・子どもと親
http://soramame-shiki.seesaa.net/article/21307237.html
もとても面白い本ですね。
療育をうまくとり仕切れるようになってくると、逆に、子どもの「自ら伸びる力」を冷静に見守ることができるようになってくると私は思っています。
伸びるのは子どもの力、それを支援するのが親の療育の役回りだ、とそう思っています。
これからもよろしくお願いします。
「自閉児」の方は入手困難そうなので、図書館にあったので、週末に借りにいってみようと思います。ほかにも梅津先生の著書でロバースの翻訳などもあるんですね。
>療育をうまくとり仕切れるようになってくると、逆に、子どもの「自ら伸びる力」を冷静に見守ることができるようになってくると私は思っています。
そうなんでしょうね。わかる気がします。私は「とり仕切れる」まではまだまだかかりそうですが、当面は子供たちにとって「意味ある」「楽しい活動」をなるべくたくさんみつけて、それを「好きなときに好きなだけやらせるのではなく」「時間と場面を設定した中で、一人でできて、終われる」というのを目標にしたいと思います。
こんにちわ。初めてこちらにコメントさせて頂きます。いつも本当に素晴らしい情報をありがとうございます。
海外在住なので子供の療育に関する事学ぶ事プラス、いろんな意味で「ネイティブ並みの英語力を身につける」も必須です。(厳密にはネイティブとは言わないがでもそれに近い英語力)
このおまけの本の最後に書かれているダイエット本はこの英語力の方にも応用できそうな感じですね。ABAを応用して自分で考えたらいいんですが(^^;
コメントありがとうございます。
また、メールもくださいましてありがとうございます。
「ABAでダイエット」については、実は記事も書いています。
http://soramame-shiki.seesaa.net/article/130269313.html
ご参考になれば。