その図面も今回で最後です。残ったのは、主に外観に関する図面です。(なお、先のエントリで触れましたが、これらの図面は位置的には「最後」ではなく、他の図面の途中に入っていたものです。)
1つめの図面は、建物配置図、兼、配管図です。
配管については、土地・建物を別々に買ったこともあり、建物自体はオール電化住宅でガスの使用はなく、ガスは建物内に引き込まれてさえいませんが、配管そのものは敷地内まで入ってきています。(ですから、建て替えでガスありの住居を建てるのは簡単です。)
また、この図面はあくまで「仕様確定用」ですので、実際に家を建てるにあたっては、現場での「建物の位置決め(実際の敷地に杭とロープで四角い囲みをつくる、アレです)」の際に、この図面より若干(10〜15cm程度)前に建物を配置することにしたり、隣接する土地を後で買い足したために敷地の形状が若干変わったりといった変更が事後に生じています。
2つめの図面は、立面図ですね。建物の外観図ともいえます。
まあ、この立面図については、窓の高さや外壁のデザインを除けば、平面図からある程度推測できないことはないですが、もちろん仕様確定図面にはこういう立面図も含まれています。
ちなみに、これらは「契約後、数ヶ月をかけて最終化した確定図面」ですが、実際にはこれのプロトタイプとなるような図面は、建築請負契約の締結時にも作成しており、さらに遡れは、まだ契約をする前の交渉段階でも存在していました。
今回契約したビルダーは全国規模で展開している業者のなかでは大手というよりは中堅レベルの業者でしたが、意外にも図面などをちゃんと早くから作るという点ではかなり優秀だったと思います。(その点が、カスタムメイドを志向する私にとって安心材料にもなりました。)