3.「玄関を出てすぐ」の動線を車などの通る道路から離す。
これは、土地だけでなく間取りとも関係しますが、とにかく絶対に避けたいと思ったのは、
玄関から、ドアを開けて、そのまま飛び出したすぐ先が道路になっていない
ということです。
簡単にいえば、玄関のドアを開けてそのまま正面方向に5歩歩いたら車道の上、みたいな配置の土地・家は買わない、ということになります。
これについては、今回買った土地は、小さな分譲地の奥のほうで、家の前の道路は分譲地内で行き止まりになっており(いわゆるクルドサック構造)、そもそも道路に飛び出したとしても分譲地内の車両(と宅配などの車)以外は走っておらず、走っていたとしても速度も極めて遅いという、安全性の高い土地でした。
加えて、間取りについても、玄関を道路から10mほど離し、さらに道路から玄関へのアプローチの側面に玄関ドアを設置する(つまり、玄関ドアを開けた正面は隣地との境界で、そこから90度向きを変えて、さらに10m進まないと道路に出ない)という設計にすることで、安全度を高めました。
これらの配慮により、子どもが玄関を出るときに、交通の安全でハラハラしたり、実際に危険な目にあったりするということはまったくなくなりました。
玄関を出てからアプローチを歩き、さらにクルドサックになっている分譲地内の道路を歩いて、ようやく一般車両の通る道路になるわけですが、そこもまだ近隣の人しか通らない生活道路なので車両の通行は少なく、さらに数10m歩いてようやく信号機のあるような道路に出る感じです。
ですから、この点については思ったとおりの安全効果があり満足しています。
ただ、やや予想外?だったことは、自宅前道路がクルドサック構造で安全であるため、分譲地内の他の家の子ども(とその友達)が道路で遊びまくってます(笑)。いっときはサッカーや野球までやっていたので驚きましたが、これは誰かが注意したのか最近はあまり見なくなりましたね。