2018年09月10日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(184)

新居に移り、1階水回りのカビに悩まされること2年近く、初めて洗面台の床板を外し、その下を覗いた私は、そこに現れたあまりにもおぞましい光景に思わず変な声が出ました(笑)



そこはもう、今まで見たことがないくらいにびっしりとカビの生えた、カビの巣窟になっていたのです。
イメージとしては、ナウシカの腐海みたいなレベルです。すでにカビに厚みが出てきていたので、拭き取るというより削り取るという感じで、床(クッションフロア敷きの本来の床)、洗面台の収納スペースの内壁(床板と床の空間部分)、そして外して上に持ち上げている床板、それぞれをほとんどやけくそになりながらカビ取り掃除をしました。
床板の外周にカビが回っていたのは、床下で繁殖しまくったカビが床板と収納スペースの内壁の隙間を回り込んで外に出てきたもので、床板の中央部分にポツポツとカビが浮かび上がってきていたのは、厚み2mmほどのベニヤ板である床板の厚み分を貫通して、板の裏側からカビが伸ばした根っこが表面に浮かび上がってきていたものだったわけです。

そして、カビ掃除をしている途中で、ここまでカビが大量発生した原因も特定できました。

洗面台から降りてくる排水パイプと、床下に配置してある(下水への)排水管との接続部分が粘土やテープなどでふさがれておらず、開放状態になったままになっていたのでした。(上記の写真からも、それが分かると思います。)
つまり、排水管と洗面台の床板下スペースがつながって、排水管から逆にあがってくる湿気が常に床板下スペースにこもりっぱなしという状態になっていたわけです。
床板が排水パイプを貫通している部分については、粘土とテープでしっかりふさいでいたので、まさかさらにその下で問題が起こっているとは気づかなかったわけです。(さらに、床下にもぐって排水管を見ても、該当部分は見えず問題があることはわからなかったわけです)

可能なかぎりカビを掃除し、開放されていた排水パイプと排水管の接続部分をテープでぐるぐる巻きにする応急処置を施し、さらに少しでも湿気をとるためにカビ大量発生のスペースに水取り剤を大量に置いて床板を元に戻して、とりあえず当座をしのぐことにしました。

そのうえで、業者にクレームの電話を入れました
posted by そらパパ at 21:07| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする
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