2018年09月24日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(186)

そんなわけで、我が家の「カビ問題への対策」の工事が行われました。

工事は平日になったので、妻が立会をすることになり、私自身は工事を見ることはできませんでしたが、仕事を終えて家に帰ってから確認してみると、カビが生えていた部分はきれいに清掃され、また排水パイプと排水管の接続部分もパテとテープでしっかりとふさがれていました。また、カビがびっしり生えていたため交換された(洗面台収納スペースの)床板は、純正品がなかったということで現場の職人がベニア板から切り出して自作したものになっていましたが、こちらもきれいに仕上がっており、問題はありませんでした。(ついでに、ときどきこの床板を外して床板下にカビが生えていないか確認しやすいように、この新しい床板は洗面台の排水パイプを外さなくても取り外しできるような加工もしてもらいました。)

これらの対応の結果、(当然ですが)1階水回りのカビ問題はうそのように消えてなくなり、従来感じていた、水回りのある近辺にいくと空気がジトジトしていて何となく気持ち悪い、という嫌な感覚も生じなくなりました

そして、問題が解決してしばらくして、もう一つ気づいたことがありました。
それは、

部屋干しした洗濯物があまり臭わない。

ということです。

梅雨の時期など、洗濯物の部屋干しが続くと、乾いた洗濯物が臭くなるというのはよくあることですが、その臭いの強さが、カビ問題が解決して以降大幅に改善されたのです。

つまりそれまでは、洗濯をしている時点で、同じ水回りに漂っていたカビが、洗ったばかりの洗濯物にたくさんくっついていた、ということですね。改めて考えると、ぞっとする話です。

もちろん、当初の確認どおり、これらのカビ対策は業者の新築時の施工ミスが原因だということで、工事に追加費用がかかるということは一切ありませんでした。

このカビ対策工事を行った「2年め点検」までで、業者の定期メンテナンスは終わり、以後は何かが起こった場合のみ対応するという対応になります(10年目まで)。
幸い、いまのところそれ以後は特段問題は発生しておらず、業者を呼ぶこともありません。
posted by そらパパ at 23:15| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2018年09月17日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(185)

新居に移ってから2年近く、さんざん悩まされていた1階水回りのカビ問題は、排水管からの湿気上がりをふさがずに洗面台を組み上げてしまった、新築時点からの施工ミスだったことが確定したので、さっそく業者に連絡をとり、事情を説明して対応をお願いすることにしました。

ちょうど2年めの定期メンテナンス(実際に業者のひとが来訪するメンテナンスとしては最後)の想定実施日が近づいていたので、連絡の際、「今回の件以外の部分についても確認いただいて、今回来ていただくのを定期メンテナンス扱いにしてもらってもいい」という話をしました。
通常は、定期メンテナンスについては事前に日程の調整が必要で、調整を始めてから実際に来てもらうまでにはだいたい1か月くらいはかかっていましたが、今回については緊急事態なので、「まずは問題の水回りだけでも見てほしい」ということで、電話した直近の週末に業者の方に来てもらうことになりました。

そして、週末に来訪した業者の現場責任者に事情を説明し、実際に洗面台の床下も見てもらい、さらに最初に床板を外したときに撮影しておいた「カビの発生状況とふさがれていなかった排水管」の写真をプリントしたものを渡しました。
そのうえで、「このカビの問題は明らかに当初の工事のミスなので、少なくとも原状復帰というか、カビによって生じている問題が解消するところまでは対応してほしい」とお願いしました。

後日業者から連絡があり、

・洗面台をいちど取り外して、洗面台それ自体はもとより、カビの生えた床や壁、棚など、洗面台で隠れている部分まで徹底的に清掃する。
・カビが裏から表面まで貫通してしまった洗面台の収納スペースの床板については、新しいものに交換する。
・排水管と排水パイプの接続部分について、もちろんしっかりとふさいで湿気が上がってこないように対策する。


という対応方法の提案がありました。

洗面台の交換やクッションフロア・壁紙の張り替えもやってほしいというのが正直なところでしたが、率直に工事の非を認めて対応するという話をいただけたので、上記の工事内容に合意し、日程を決めました。
職人さんが不足していてなかなか集まらない、という状況はすでにこのときにも起こっていたので、日程は平日になってしまいましたが、それは仕方ないということで妻に立会をお願いすることにしました。
posted by そらパパ at 22:42| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2018年09月10日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(184)

新居に移り、1階水回りのカビに悩まされること2年近く、初めて洗面台の床板を外し、その下を覗いた私は、そこに現れたあまりにもおぞましい光景に思わず変な声が出ました(笑)



そこはもう、今まで見たことがないくらいにびっしりとカビの生えた、カビの巣窟になっていたのです。
イメージとしては、ナウシカの腐海みたいなレベルです。すでにカビに厚みが出てきていたので、拭き取るというより削り取るという感じで、床(クッションフロア敷きの本来の床)、洗面台の収納スペースの内壁(床板と床の空間部分)、そして外して上に持ち上げている床板、それぞれをほとんどやけくそになりながらカビ取り掃除をしました。
床板の外周にカビが回っていたのは、床下で繁殖しまくったカビが床板と収納スペースの内壁の隙間を回り込んで外に出てきたもので、床板の中央部分にポツポツとカビが浮かび上がってきていたのは、厚み2mmほどのベニヤ板である床板の厚み分を貫通して、板の裏側からカビが伸ばした根っこが表面に浮かび上がってきていたものだったわけです。

そして、カビ掃除をしている途中で、ここまでカビが大量発生した原因も特定できました。

洗面台から降りてくる排水パイプと、床下に配置してある(下水への)排水管との接続部分が粘土やテープなどでふさがれておらず、開放状態になったままになっていたのでした。(上記の写真からも、それが分かると思います。)
つまり、排水管と洗面台の床板下スペースがつながって、排水管から逆にあがってくる湿気が常に床板下スペースにこもりっぱなしという状態になっていたわけです。
床板が排水パイプを貫通している部分については、粘土とテープでしっかりふさいでいたので、まさかさらにその下で問題が起こっているとは気づかなかったわけです。(さらに、床下にもぐって排水管を見ても、該当部分は見えず問題があることはわからなかったわけです)

可能なかぎりカビを掃除し、開放されていた排水パイプと排水管の接続部分をテープでぐるぐる巻きにする応急処置を施し、さらに少しでも湿気をとるためにカビ大量発生のスペースに水取り剤を大量に置いて床板を元に戻して、とりあえず当座をしのぐことにしました。

そのうえで、業者にクレームの電話を入れました
posted by そらパパ at 21:07| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2018年09月03日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(183)

風通しを徹底的に考えて作ったはずの新居で、どんなに頑張っても1階の水回りのカビ問題がほとんど改善しないという問題に悩まされて、はや2年近くが経過しようとしていました。

その間、浴室の換気を徹底して24時間換気の風量を増やしたり、浴室用の足ふきマットと檜のすのこを捨てて(どちらもカビだらけになってしまったので)プラスチックのすのこと珪藻土マットに交換したり、あちこちカビだらけになった洗面室の棚や壁紙をカビ取り剤をつけた雑巾で拭きまくったり、トイレの窓まで日中は開けるようにしたり、床下にまで潜って漏水やカビの発生がないかをちょうさしたり、考えられるあらゆる手を打っていたのですが、それでも事態は一向に改善していなかたのですが、あるとき、一つのことに気づいたのです。

それは、洗面台の下の収納スペースについてでした。
このスペースもカビが大量に発生したため、中に入れるものは湿気を吸わないボトル類やシャンプー等の交換パックなどだけに限定し、かつ100均のケースなどを使って床に直接置かずに浮かせるようにして通気性を確保するなどしていたのですが、それでも床からカビが発生し続けていました。

そしてある日、また生えてしまった収納スペースの床部分のカビを掃除しようとしたときでした。そのカビの発生の仕方から、1つの可能性に気づいたのです。

床面のカビは、床面の外周部分と、排水管が通っている中央部分の近くに多く発生していました。
そして、外周部分のカビは床板の表面に(外周部分から侵攻されたように)ふつうに生えていて、中央部分のカビは床板の表面にポツポツと発疹のように現れているだけで、カビの実体がない(雑巾で拭き取っても消えない)のです。

この状態から判断できることは、冷静に考えると1つしかありません。

この洗面台の収納スペースの床板の下に、ものすごいカビが生えているんじゃないか。

この床板は洗面台の構成材の一部で、もともと外すことを想定していませんから、外すためにはたくさんの木ねじを外さなければいけません。また、給排水のパイプが板を貫いていますから、木ねじを外しても板が完全に外れるわけではなく、パイプが床板を貫通した状態のまま、板を上の方にずり上げることしかできません。
それでも、下の様子は見ることができるわけですから、やってみることにしました。
そして、実際に木ねじを外して板を持ち上げたとき、そこに現れたのは、壮絶な世界(笑)でした
posted by そらパパ at 19:59| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする
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