2018年01月29日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(152)

さて、機能門柱と組み合わせる設備、ポスト、照明ときて次にくるのは「表札」です。

機能門柱の表札というのは、まず「ベース」というのがあって(アルミの板などです)、これを機能門柱に固定するところまでが基本の外構工事になります。
そのうえで、別途(通常は外構工事とは別に)表札を購入し、そのベースに、ボルトや両面テープなどで固定することになるわけです。

表札は、凝り始めるといくらでもコストがかかるものです。
有名な彫刻家に御影石とか銘木とかを彫ってもらう、みたいなものだと数十万円かかるでしょうし、ホームセンターのサービスカウンターなどでもよく表札制作サービスが案内されていますが、これも結構割高で、シンプルなものを選んでも数万円が当たり前です。(同じようなものはネットでずっと安く頼めますので、表札をホームセンター等で依頼するのはあまりおすすめできません。)

逆に、最もコストがかからない方法は、「ベース」におまけでついているアルファベットのシールを「S U Z U K I」みたいな感じで貼って済ませてしまうことで、これだと(追加でかかる)コストはゼロです。

ちなみに我が家では、表札は最初は「自作しました」(笑)。
具体的には、パソコンのプリンタ用の「屋外用透明シール紙」を購入し(500円くらい)、そこに自分でデザインした表札の文字をPCで印刷、印刷面を用紙付属のシールでコートし、それを表札ベースに貼り付けました。
シンプルなシールながら、凝ったデザインにしたので制作当初はなかなか見栄えも良かったのですが、みるみるうちに退色して色が薄くなっていき、わずか2か月程度でほとんど読めなくなってしまいました。シール自体はびくともしなかったのですが、インクが太陽光に耐えられなかったようです。

やむを得ず、改めてネットでアルミ風のアクリル板に希望する文字列を入れて表札を作ってくれるサービスを利用して、2000円程度で表札を作り、それを両面テープで表札ベースに貼り付けることになりました。
こちらは文字がレーザー刻印されて消えないようになっていたこともあり、取り付けてから2年半たった現在でもまったく問題なく使えています。

(ちなみに、元の建売の家では、購入時に建売ビルダーが連れてきたオプション屋から買った、立派なスチール製の表札を使っていたのですが、数年たったあたりで接着剤がはがれてベースごと落ちてしまい、かなり重いものだったので本来の位置に再度貼り付けることができず、ポストのスリットの上の出っ張り部分に「乗せる」形でなんとか固定して使っていました。)


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2018年01月22日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(151)

機能門柱の話題を続けています。
機能門柱でコストがかかる部分がいくつかありますが、そのなかの1つが、

照明

です。

機能門柱は玄関アプローチの最初の部分にあることが一般的ですから、夜間の常夜灯として照明をつけるのが一般的です。(それに、表札も機能門柱についていますから、照明がないと、夜間、表札も見えなくなってしまいます。)

機能門柱用の照明も、同じメーカーの複数の機能門柱に対応はしているものの、基本的には「専用品」ですから、価格が割高に設定されている傾向があります。
特に、最近流行りのLED照明などは、数万円レベルの価格設定がされていることがほとんどです。
逆に、蛍光灯や白熱電球に対応した照明は比較的安価なのですが、常夜灯として長時間点灯することになりますから、電気代を考えるとLED照明のほうに優位性があります。

…というわけで、多少知識のある方なら結論はお分かりだと思いますが、我が家の選択は、

白熱電球対応型の照明を選んで、別途購入したLED電球をとりつける。

というものになりました。

こう書くと当たり前すぎる結論ではあるのですが、それでも若干注意しなければならないポイントはあります。

まず、機能門柱の照明は割とコンパクトにできていることが多いため、サイズが通常の白熱電球よりも大きいLED電球がちゃんと入るのかどうかを確認する(要は、あまりにスペースが小さすぎる照明は選ばない)ということ。

もう1つは、機能門柱の照明は雨を避けるために防水型で密閉されるため、熱が非常にこもりやすい環境となります。そのため、LED電球は「密閉型照明対応型」のものを選ぶ必要がありますし、また、熱を下げるため(と電気代節約のため)ワット数をできるだけ下げたものを選ぶのがベターです。

今回選んだ機能門柱用照明は、白熱電球対応で、ソケットはやや小さめのE17のものでした。そこで、E17サイズで密閉型対応、ワット数も4.4W(白熱電球40W相当)と控えめのものを購入し、取り付けました
posted by そらパパ at 20:03| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2018年01月15日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(150)

機能門柱、横幅が細いという条件に加えて、我が家がどうしてもこだわりたかったもう1つのポイント。
それは、

ポストのサイズ

でした。
機能門柱用のポストというのは、取り付けボルトの位置などをある程度共通化させて、1つのポストが複数の機能門柱に取り付け出来るようになっている(もちろんメーカーは機能門柱とポストで同じにしなければなりません)のですが、それでも対応・非対応はあって、概ね、

大きなポストは大きな機能門柱にしかつけられない。
小さな機能門柱に取り付けられるポストは、ラインナップのうちサイズが小さいものに限られる。


といった傾向があります。
まあ、当たり前ではあります。

でも、我が家は比較的荷物がたくさん届くほうなので、ポストの大きさにはこだわりたかったのです。

基準となるのは、建売で買った元の家についていたポスト。差し入れ口のスリットが上下方向となる「縦型」で、ポスト本体の横幅(厚み方向)が20cm程度あり、A4で厚み2〜3cm程度の封筒なら、3つや4つは楽々入り、かつその状態で「スリットから封筒がはみ出している」みたいな状況にはなりません。

それに対して、狭小住宅向けのポストは、ポスト本体の厚みが8〜12cm程度しかないものが多く、厚めのカタログのようなものが届いたらそれだけでポストがいっぱいになり、そこにさらにもう1通なにかが届いたらポストからはみ出す、みたいなサイズ感のものがほとんどでした。

まあ、機能門柱自体の横幅を25cm程度で探しているので、横幅20cmクラスのポストをつけるのは多少無理がある(元の家の場合、機能門柱の横幅が30cm以上あった)のですが、それにしても、カタログ1冊で一杯になるようなポストではきっと役に立たないと思っていたので、少しでも大きなポストを選びたかったのです。

結局、最も大きなポストがつけられる機能門柱を探して、横幅25cmの機能門柱に横幅約18cmのポスト、という組み合わせに落ち着きました
posted by そらパパ at 22:31| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2018年01月08日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(149)

機能門柱の話の続きです。

外構工事のなかで、機能門柱もそれなりにコストがかかるものの1つです。

門柱それ自体も、言ってみればただの棒(柱)ではありますが、長期間雨ざらしになっても劣化しないだけの素材と品質が求められますし、内部にインターホンや照明用のケーブルを引き回す(地面の下から上部にまでケーブルを通す)ことも必要です。
そういう「構造体」としては、けっこう大きなものでもありますから、ある程度値段が張ってくるのは仕方ないことでしょう。
そして、そういう大きな構造体ですから、設置にあたっては当然基礎工事が必要になります

また、門柱本体以外にも、門柱に取り付けるポストや照明、インターホンや表札を取り付けるベースも別途選んで購入しなければなりません

今回、我が家で機能門柱を選ぶにあたってこだわったのは、「細さ」でした。
機能門柱を家の敷地のどこに設置するか、いくつかの場所を検討したのですが、やはり玄関アプローチの入口(道路と玄関アプローチの境界部分)に設置するのが無難だろうという結論になりました。
そうなると、機能門柱は玄関アプローチの横幅を(設置部分だけ)狭くする形で設置することになります。
玄関アプローチの通路部分の横幅は設計時点で135cm程度、実際には建物の外断熱の外壁がかなり張り出してくるので110〜115cm程度になると推測されます。
通路の横幅というのは、半間(90cm)あればぎりぎり狭さを感じず、圧迫感なく通ることができます。(一般的な日本家屋の廊下の幅は半間ー壁の厚さで80cmくらい)
そう考えると、機能門柱の横幅を20〜25cm程度におさえないと、その場所を通るときに狭さを感じてしまうことになると考えられます。
それに、玄関アプローチに狭い部分を作ってしまうと、大きな家具などを買ったときに搬入できなくなるかもしれません。

というわけで、機能門柱の選択条件として、「横幅25cm程度以下」という条件をまず設定しました。

実は、この条件を満たす「だけ」であれば、けっこう多くの機能門柱がヒットします。
各社が出している機能門柱のうち7〜8割くらいは、横幅40cmくらいある重厚なタイプですが、残り2〜3割は都市型の狭小住宅向けで、小さくて横幅も狭いものがあるのです。

でも、実は我が家ではもう1つの「条件」があり、これをあてはめると、選べる機能門柱が極端に少なくなってしまったのです。
posted by そらパパ at 21:17| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする
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