2017年12月30日

今年も1年間、ありがとうございました。

当ブログにアクセスくださっている皆さん、

今年も1年、ご支援をありがとうございました。
もうここ3年ほど、家づくりの話題しか書いていないのですが(^^;)、それでも、過去の記事を中心にアクセスがあり、ときどきコメントくださる方もいらっしゃるのは、本当にありがたいことです。

なお、今年は大きな動きとして、このブログをホストしているseesaaの大幅な仕様変更があり、トップページからは左右のタブを使ってリンクに飛べなくなってしまっています。
実は、この記事でもそうですが、「特定の日の個別記事」(トップページから見える状態ではなく、URLが「soramame-shiki.seesaa.net/article/なんとかかんとか.html」になっているページ)に行けば、リンクが使えるようになりますので、そちらからアクセスいただければと思います。

あとは、当ブログの過去記事を増補改訂した電子書籍をリリースしています。

リゾートマンションで、自閉症児と過ごす休日。: 障害児と家族のリゾマン購入・活用ガイド Kindle版
sora y.d. (著)

以前書いた、リゾートマンションを療育に活用するというシリーズ記事を、大幅に増補改訂したうえで、Kindleで読める電子書籍にしました。
興味のある方は、ぜひご一読いただけると幸いです。

さて、3年ほども引っ張ってきた家づくりのシリーズ記事も、おそらくあと20~30エントリくらいで終わりそうです。(これも何度か書いてる気がしますが、今度こそ本当に終わります)
そうすると、このブログもひと段落ということになりそうです。

ともあれ、2017年、ありがとうございました。
また、2018年もよろしくお願いします。

なお、2018年の更新は、1月第2週の1月8日からを予定しています。
posted by そらパパ at 23:12| Comment(0) | 雑記 | 更新情報をチェックする

2017年12月25日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(148)

さて、そんなわけで、我が家は門塀に関しては徹底したオープン外構デザインを採用することでコストの圧縮をする選択をとりました。

続いては、

6)門柱・表札・インターホン・ポスト等の設置

です。

これらについては、門塀の設計とも多少からんできます。

もしも、クローズド外構を採用して家の前面を門と塀で囲ってしまった場合、門柱は不要ですし、表札やインターホン、ポストなどは多くの場合は門の周辺の塀の中に埋め込むデザインを採用することになります。

一方、我が家も採用したように、オープン外構として道路面や玄関周辺に門や塀が存在しない場合、これらを別途設置する方法を考えなければならなくなります。

そして、こういった場合に一般的に採用されるのが、

機能門柱

と呼ばれるものです。

機能門柱とは、表札などを掲示する門柱に、インターホンやポスト、夜間の照明などをまとめて埋め込むことができるもので、これ1本立てればすべてがまかなえてしまえるという便利な設備です。
しかも、最初から決まった組み合わせで売られているのではなく、門柱部分、表札部分(台座のみのものもあり)、照明部分、ポスト部分などを自由に組み合わせて、色なども含めて自分なりにこだわった機能門柱を作ることができるようになっています。(もちろん可能な組み合わせには制約がありますが)。

ちなみに、機能門柱をフル機能で動作させるためには、

・AC電源
・インターホンの回線


の2つが、機能門柱を立てる場所に引き込まれている必要がありますので、家を建てる時点で機能門柱の位置を決め、かつインターホンも先行購入して配線の一部の埋め込みをビルダーにお願いしておく必要があります。

我が家の場合、インターホンはビルダーの標準プランのなかに含まれていたので、それをそのまま使うことになりました。(その場合、機能門柱のほうは、そのインターホンが埋め込めるレイアウトになっていることと、埋め込み用のベースを購入することが必要になります。)
posted by そらパパ at 20:00| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年12月18日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(147)

というわけで、門塀・フェンス工事なのですが、我が家の場合にどう設計したかというと、これは以前間取りのプランニングのところでも書きましたが、

徹底してオープン外構

でいくことに決めていました。

つまり、道路に面した境界には一切門塀の類を作らない、ということです。
これによって、道路に面した敷地を最大限駐車スペースに活用でき、かつその使い方を柔軟にいつでも変えられるようにします。

そのために、塀を作らないだけでなく、開閉式のゲートのようなものも作らないことにしました。
例えばゲートを作ると、ゲートを固定するための柱が必要になります。すると、その分敷地の間口が狭まります。狭まる幅はせいぜい柱1本あたり15cmとかその程度かもしれませんが、車をギリギリ入れるときには15cmの差は無視できません。
また、柱は間口の両端だけでは(距離がありすぎて)足りず、途中にも何本か立つことになってしまいますが、これによって間口が分断され、やはりこれも、自由な位置に車を入れることを難しくしてしまいます。
ですからそういったものは一切作らず、駐車スペースと道路の間は、可動式のポールとプラスチックチェーンで仕切ることにしました。

そして、道路に面しない敷地境界についても、高さを抑えた必要最小限のフェンスだけを立てることで、「オープン外構」のコンセプトを徹底します。
具体的には、コンクリートブロックを3段積み(2段でも良かったのですが、敷地に雨を流すための傾斜がついているため、2段だと一番高さが高い部分でフェンスが限りなく高さゼロになってしまうため、やむを得ず3段にしました)、その上に、最も安価な部類に入る80cmほどのスチールフェンスを立てました。

コンクリートブロックとスチールフェンスについては、本当に一番最安値の最低グレードを選んでしまうと、まさに工事現場の仮組みみたいになってしまってあまりにもみすぼらしいので、それよりは1ランクだけ上の、表面を多少立体的にして色をつけたコンクリートブロックと、住宅用として利用される一般的な廉価グレードのスチールフェンスを選択しました。

以上の選択により、道路に面している間口の工事費用はゼロとなり、また、道路に面していない境界3ラインのうち、既に隣家がフェンスを立てていたり、土地の分譲の時点でフェンスが立ててあった部分もあったので、実際に外構工事を行ったのは15m分くらいとなり、こちらもコストをかなり抑えることができました。
既に書いたとおり、門塀工事というのは外構工事のなかでもコストがかさみやすい部分なので、この部分でのコスト圧縮は全体に大きな影響を与えることになります。
posted by そらパパ at 23:53| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年12月11日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(146)

外構工事のうち、フェンス・門塀工事の話題について書いています。

前回も書いたとおり、外構工事のなかでもフェンス・門塀工事というのは非常にコストのかかる工事なのですが、実際にプランを立てていくにあたっては、大きく2つの領域に分けることになると思います。

まず1つめは、道路に面する間口部分「以外」、つまり道路ではなく隣の土地に接している境界に対するフェンスです。
この部分というのは、大雑把にいえば、自宅の建物や他の家などに隠れてあまり目立たないため、それほどコストをかけなくても家全体の外観に大きなマイナスの影響を与えません。
一方で、隣地との境界があいまいなままでは、自転車や物置やゴミ箱といったものを越境して置かれてしまったりといったトラブルのもとになりますから、フェンスを立てずにオープン境界のままにするという選択は基本的にはなく、しっかりフェンスを立てて境界を明確にすることが必要です。

ですから、この「間口以外の境界」については、「機能性」を重視し、シンプルなフェンスを建てることで費用を抑えるのが基本戦略になるでしょう。

一方、道路に面する間口部分については、考え方の方向性がかなり異なります。

まず、間口部分というのは道路に面しているので、フェンス等で囲う必要が必ずしもありません。
それどころか、仮に間口をがっつり塀で囲ってしまったら、駐車スペースを作ることができなくなってしまいますし、玄関から入ることもできなくなってしまいます。
つまり、間口部分に作るべきは完全に囲ってしまう「塀」ではなく、囲ったとしてもそこから(人や車が)出入りできる「門」だ、ということになります。

また、そもそも間口部分はまったく門塀で囲わず、オープンにしてしまう「オープン外構」というのも、最近はごく一般的です。
オープン外構は明るく開放的になるのに加え、むしろ防犯面でも周囲の目に晒されるため安全だとも言われてます。

そして、間口を門塀で囲うのであれば、それは家全体の外観イメージに対して決定的な影響を与えます。
安っぽい化粧なしのブロックとスチールフェンスで囲うというのはあまりにもみすぼらしくて考えられません。
建物のテイストにも合致した、それなりにコストをかけた資材を選択することが、間口の門塀工事ではどうしても必要になります
posted by そらパパ at 20:13| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする

2017年12月04日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(145)

さて、外構工事で検討すべき項目について、順に見ていっています。

続いて考慮すべきなのが、

4.各舗装工事の結果としての余剰土砂の廃棄

です。

舗装工事というのは、基本的に地面に土以外のものを入れる工事になるので、舗装資材を入れた分だけ、土を取り除くことになります。
この「土の廃棄」ですが、市町村がやっている通常のごみ処理サービスでは引き取ってもらえないのが一般的ですから、もしもこれら舗装作業をDIYでやったとしたら、専用の廃棄業者を探して、処理を個別に依頼する必要があります。

ただ、今回は外構工事業者に依頼するので、余った土の処理は当然に工事に含まれるので特に気にすることはありません。
(見積をみれば、ちゃんと処理費用が計上されていることがわかります。費用はだいたい数万円のレベルです。)

そして、次なる大物といえるのが、

5.敷地境界へのフェンス・門塀等の設置

になります。

フェンス・門塀については大きく2つの観点があります。

1つめは、隣地との敷地境界を区切ったり防犯性能を高めたりといった「機能」の側面です。
そしてもう1つは、建物の外観を美しく整えたり豪華さを演出したりといった「美観」の側面です。

実際に外構工事の見積をとってみると分かりますが、このフェンス・門塀工事というのは駐車スペースや玄関アプローチの舗装工事と同等か、それ以上の費用がかかる、非常に金食い虫の工事です。

一般的に、舗装工事の費用が単価に舗装面積(m2)を乗じることで算出されるのに似て、フェンス・門塀工事の費用は単価にフェンス等の長さ(m)を乗じることで算出されます。
そして、その長さというのが意外と長いんですよね。
例えば、120m2の土地で、条件のいい整形地で間口が10m、奥行きが12mだったとすると、この土地を1周全部囲うためには、44mのフェンス工事が必要です。
これに対して工事単価ですが、最も安価な化粧のないただのコンクリートブロックを最低限の高さ(2〜3段)だけ積み、その上に最も安価な高さ80cm程度のスチールメッシュのフェンスを取り付けるという、見るからに安っぽくて、フェンス全体の高さも1m程度しか確保できないフェンスであっても、1mあたり15000円でやってくれる業者は少ないと思います。
つまり、最も安価なフェンス工事であっても、家のまわりをぐるりと取り囲むものを作ろうと思うと、50万円とか60万円は平気でかかることを覚悟しなければならないわけです。

当然、フェンスではなくすべてブロック積みの塀にしたり、そのブロックをきれいな化粧ブロックにしたり、表面を塗装したり、木製やアルミ製のフェンスを選択したり、フェンスに穴を入れたりし始めると、どんどんどんどん単価は高くなっていきます。
名前の通った石なんか積んだ日には、門塀工事だけで数百万円の世界になるでしょう。

posted by そらパパ at 19:55| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする
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