2017年10月23日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(139)

家づくりそのものよりは大変でも複雑でもないけれど、家づくりのついでで済むほどには簡単ではなく(家づくりの2〜3割くらいの負担感?)、しかも家全体の印象に与える影響は家そのものと同じかそれ以上に大きいのが外構工事です。

実際、私は小さな分譲地のいち区画を早めに購入したので、私が買ったあとも周囲の土地には少しずつ家が建っていったわけですが、家本体が完成してから、外構工事が始まるまでに何ヶ月も間があいてしまうような家が何軒もありました。
そういったお宅は、もしかすると家が完成してから外構工事の見積もりをとってデザインを考えて、みたいな流れで進めていたのかもしれません。

外構工事も家づくりと同じで、いくつかの業者から見積もりをとって、業者を選択して、デザインを考えて、打ち合わせをして細部を詰めていって仕様を最終化して、工事の日程をきめて実際に工事をする、という手順を踏んでいかないと完成しませんし、やはりそこまでたどり着くにはどんなに頑張っても1か月や2か月で済むということはないと思います。
(そして、外構工事が完了しないと、大抵駐車スペースにはいくつかのマンホールがにょきにょきと生えていて進入の邪魔をしていますから、自分の敷地であるにもかかわらず、車を停めることさえできない日々が続いてしまったりするわけです。)
なので、家が完成したあと、すぐに外構工事にとりかかるためには、家の工事と並行して外構工事の準備も進めていく必要があるわけです。

ちなみに私は、土地を買って、家の間取りをざっくり決めたくらいの段階ですぐに外構工事業者にアプローチを始めました。
でも、さすがにこのタイミングではあまりに早すぎて、「そこまでまだ何も決まっていない段階ではお話を受けられないので、少なくとも建物の配置が完全に決まってから連絡ください」と断られてしまいました(笑)。
その反省をふまえ(?)、本格的に業者の方に連絡をとって(業者の方にもちゃんと相手をしてもらえて)、外構工事の準備を始めたのは、建物の仕様を決め、最終図面もビルダーから交付してもらって、建物の工事が着工されて以降、実際には上棟が終わって家が本格的に建ち始めた秋頃でした。

そして、どうやって業者を探したのか、という点ですが、これについては結果的に割とはっきりとした流れができました。
もちろん、具体的ややり方としてはインターネットで業者を探して連絡をとって、という形なのですが、「そもそも候補として連絡をとる業者をどこにするか」を決める段階で、最初からかなり絞り込みをかけることになったからです。

というのも、私は駐車スペースの舗装に強いこだわりがあったため、「私の希望」をかなえてくれそうな業者は数が少なかったからなのです。
posted by そらパパ at 20:00| Comment(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする
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