2016年05月02日

自閉症の子どもと暮らす家づくり(66)

というわけで、ようやく、建物の建築請負契約も終わり、残すところは間取りや建物の仕様の最終化、設備の仕様の決定といった、「建てる家の詳細を決めていく」作業になってきました。

間取りや建物の仕様(断熱仕様など)については、請負契約締結までに何度も打ち合わせを重ね、また、契約時の書面にも図面が添付されています(契約金額も、その図面に基づいて決められています)から、ここから先はどちらかというと微調整ということになります。
間取りや建物の仕様について、どんなところにこだわって決めていったかについては、このあとのエントリでも書いていきたいと思っています。

一方、設備の仕様については、この時点では間取りに影響を与えるようなものしか確定的には決まっておらず、大部分は契約締結後に最終化していくことになります。
具体的にいうと、浴室については、標準仕様の1坪サイズから、オプションの1.25坪サイズへのサイズアップは、契約締結までに決めました。当然ですが、浴室を1.25坪で設計して間取りに入れ込んでおかないと、あとで建物や間取りの形を変えなければならなくなってしまうからです。(そしてそれは、契約締結後だと断られてしまう場合もあります)
その一方で、浴室の内装を何色にするかとか、浴槽の形をどうするか、シャワーヘッドをミスト機能付きにするか、タオル掛けの位置をどこにするかといった、建物の構造・設計に影響を及ぼさなない「設備の仕様」については、契約締結後に続く「仕様決定の打ち合わせ」のなかで最終化していくことになるわけです。

そして、設備の仕様を決めるためにやらなければならないことがあります。
それが「ショールーム巡り」なのです。
ショールーム巡りについても、このあと(それ以外のことを先に書く予定なので、だいぶ後になってしまうと思いますが)書いていきたいと思っています。


posted by そらパパ at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 療育一般 | 更新情報をチェックする
子どもが自閉症かもしれない!どうしよう!という親御さんへのアドバイスはこちら
孫が自閉症らしい、どうしたら?という祖父母の方へのアドバイスはこちら

fortop.gif当ブログの全体像を知るには、こちらをご覧ください。
←時間の構造化に役立つ電子タイマー製作キットです。
PECS等に使える絵カード用テンプレートを公開しています。
自閉症関連のブックレビューも多数掲載しています。

花風社・浅見淳子社長との経緯についてはこちらでまとめています。