今回も、申込みを決めてから、夜・朝の通勤時間帯・休日など、何度もシチュエーションを変えて現地に足を運び、時間帯によって環境が望ましくない方向に変わらないこと、通勤の負担が重くないことなどをチェックしました。
それと並行して、営業マンが価格と区画変更の交渉を続けてくれていましたが、結局、ある程度の値下げは実現したものの当初の希望には届かず、また区画変更は担当者はOKしてくれたものの売主の本社(今回売主は法人でした)がNGで実現しませんでした。
値下げが希望に届かなかった分については、営業マンからその分仲介手数料をカットするという提案が出てきたので実質的に希望値下げと同額となったため、その条件で契約に進むことを決めました。
これで、ようやく家造りの最初のステップとしての「土地」が決まったわけです…が、物件を買ったらほとんどプロセスが終わる建売と違って、土地からの家造りはむしろここからが本番といってもいいと思います。
実際、これまでエントリで書いてきた、家を探し始めてから土地の契約が成立するまでの期間は、長いように見えますが、実はわずか1か月半ほどにすぎません(その間、毎週土日を使って走り回っていたわけです)。
一方、それから実際に家が建って引き渡しを受けるまでには、1年以上の時間がかかりました。
というわけで、今回のエントリの最初の大きなヤマである「土地探し」について、「療育」という視点をどんな風に盛り込んでいたのかを、改めてまとめておきます。
1)送迎も含めた、特別支援学校への通学の便がいいこと。
2)障害児向け学童保育が充実していること。
3)子どもの卒業後の生活拠点をしっかり確保できるよう、長く住み続けられること。
4)家の前がすぐに往来の激しい道路であるような危険のない立地であること。
5)安全な徒歩圏に、将来本人も利用できそうな商業施設や公共交通機関が充実していること。
6)トイレやお風呂について、介助を前提とした広いスペースが確保できる間取りが入れられる土地の広さがあること。
7)車の利用がどうしても多くなるので、家族用+支援サービスや実家用として、2台の駐車スペースが確保できる土地であること。