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あたし研究2
小道 モコ
クリエイツかもがわ

↑2冊並べてみました。ほとんどの本を自炊してしまった我が家で残っている数少ない「紙の本」でもあります。
前作は、アスペルガー症候群の著者が、毎日の生活で感じている違和感、困難、周囲と異なる自分の認識傾向、そしてそのギャップを乗り越えて毎日を前向きに生きていくための工夫や考え方などを、著者自身の描くイラストと記事で紹介・解説し、さらにそれらとは独立したコラムとして著者の主治医の(より障害特性として一般化した)解説がはさまれる、という、非常にユニークな構成の本でした。
特にポイントは、「著者自身が描くイラスト」というところですね。
こういった、障害当事者自身がその障害について語る、いわゆる「当事者本」は、そこで語られるエピソードを過剰に一般化しないこと、そして当事者以外の第三者がヘタに「解釈」しないこと、この2つがとても重要だと私は考えています。
そのあたりは前作のレビューでも書いたところですが、あらためて簡単にまとめれば、次のようなことです。
続きがあります・・・