さて、前回のエントリでは、娘が夕食後、家族が家事を始めると機嫌が悪くなることが多い、という現象に対して、問題解決のために最初に「(遊んでほしいサインを出しているので)遊んでもらいたがっているのではないか」という仮説を立ててみた、ということを書きました。
そして、実際にその仮説に基づいて「夕食後、しばらく娘と遊んでみる」という働きかけに取り組んでみたわけですが、遊んでいる間は少し喜ぶものの、その後家事に戻ると結局同じように崩れてしまうため、抜本的な解決にはならなかったわけです。
働きかけがうまくいかなかったときは、その働きかけの前提となっている仮説が間違っているか、その仮説は正しいものの、選択した働きかけが必ずしも適切でないか、どちらかということになります。
今回の問題については、確かに一緒に遊ぶとその間は崩れることはないので、その部分では働きかけとしてまったく間違っているわけではないようですが、比較的長い時間(20分程度)遊んでも、その後家事を始めると結局同じように崩れてしまうことから、「より重要なもの」に対して働きかけることができていないように思われました。
ですから、そういう意味ではやはり「機嫌が悪くなるのは遊んでもらい足りないから(だから、もっと遊んであげればいい)」というシンプルな仮説では十分でないことは間違いなさそうです。
そこで着目したのが、「娘の機嫌が悪くなるタイミングと、回復するタイミング」です。
続きがあります・・・