2012年06月11日

ライブ・自閉症の認知システム (25)

このシリーズ記事は、かつて石川にて行なわせていただいた講演の内容を、ダイジェストかつ再構成してお届けするものです。

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Slide 25 : 療育を支える「科学の目」(続き)

このような「科学の目」を通して療育を進めていくことは、単に療育をうまくやっていく、ということだけじゃなくて、内面を語ってくれないことが多い、自閉症の子どもが生きる世界を理解するためにも役に立つはずです。

子どもが不可解な行動をする瞬間というのは、「子どもの世界」と「私たちの世界」とのズレが表面化した瞬間でもあるわけです。
ですから逆説的な言い方になりますけども、子どもの「理解できない行動」はそのまま、子どもの世界を「理解する大きなヒント」にもなるわけですね
そのヒントから仮説を導き、検証していくことで、私たちにも、子どもが生きている世界を少しずつ理解できるようになっていくはずです。

続きがあります・・・
posted by そらパパ at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | そらまめ式 | 更新情報をチェックする
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