現在は、ABA以外の療育法について書かれた本をご紹介しています。
発達の遅れが気になる子どものためのムーブメントプログラム177(レビュー記事)
こちらで紹介されている「ムーブメント」というのは、さまざまな道具を使い、身体の動きを通じて、感覚・運動・認知といった領域に働きかける療育法です。
そのままでは反応性が弱く、うまくかかわりにくい自閉症のお子さんに対して、道具をうまく使ってかかわりのきっかけを作り、そこから療育に進んでいくというのはとても合理的な考え方だと思います。
ですから、道具(しかも、家庭でも用意できるような比較的小道具的な道具)を使った療育のアイデアが満載のこの本は、子どもとのかかわりのきっかけ作りに最適な本だと思います。
この本については、つい1か月ほど前にご紹介したばかりですので、より詳しいレビューについてはそちらをご覧いただければと思います。
<おすすめできるその他の本>
さて、ABA系以外の(どちらかというと「TEACCH系」の)本で、殿堂入りしているものはこれだけになりますが、殿堂入りしていない本のなかでも、比較的おすすめできる本を、ここで一旦まとめておきたいと思います。
続きがあります・・・